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2022-06-14 11:38

#230 陸上を捨てて、また海に戻るスナメリの進化

2022.6.13収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、スナメリについてお話しました。
それではまた。

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00:25
はいみなさんこんばんは、こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。 ちょぼ先生の教室、2022年6月13日月曜日のホームルームの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということで、 月曜日ですね、今週も頑張っていきましょうという感じでしょうか。
先週ですね、何気なくラジオを聞いておりまして、 そうしたらですね、地元のニュースみたいなね、そういったあのコーナーがありまして、
その中で、 鳥羽水族館でスナメリの赤ちゃん誕生みたいなね、お話をしたんですよ。
スナメリの赤ちゃん誕生したのかと思って、 ニュースの内容を読み上げてたんですけども、その時に
スナメリの母、あの、ちょぼが赤ちゃんを見ましたみたいな。 え、ちょぼっていう名前なんと思ってね。
鳥羽水族館のスナメリですね、ちょぼっていうね、 名前のスナメリがいるみたいですね。
そのちょぼがですね、6月1日かなに赤ちゃんを産んだってことで、 その前でね、5月20日かなにも、スナメリのイチゴっていうね、
メスの母スナメリが赤ちゃんを産んだってことでね、 ちょっと出産らしいということで、そういったニュースを見たんですけど、
あ、ちょぼって言うんや、と。 初めてね、ちょぼっていう名前がついている
動物に会いましたね。 人でちょぼって言う人なかなかいないと思うんですけど、 スナメリなんやと思ったんですけど、
で、スナメリって
どんな生き物なんかなって、ちょぼ発信でね、 ちょっと思って、今日はちょっとスナメリの話でもね、しようかなと思います。
スナメリについてね、詳しく 語れる人は少ないと思うんですけど、スナメリって何なんかなと思った時に、
クジラの仲間なんですね。 クジラです。ゲイ類ね。
クジラってね、めちゃめちゃでかいクジラいるじゃないですか。
シロナガスクジラ。一番地球上ででかい生物、動物とかね、いうふうに言われておりますけど、体長30メートルで、
体重が100トン以上にもなるシロナガスクジラで、
そんなでかいクジラもいれば、小さいクジラもいるわけで、最も小さい種の一つとされるのが、このスナメリなんですね。
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生体でも体長が2メートル足らずで、体重はわずか4から50キロぐらいしかない、
スナメリとかね、あとコビトイルカとかもいるけどね、最も小さい種類のうちの一つというふうに言われております。
私は三重県に住んでるんで、伊勢湾とかですね、内湾とかですね、中国の方とかですかね、沿岸もね、結構いますしね。
以前ですね、伊勢湾の方にボートを出してサワラを狙ってたんですけど、春とかに。
春にね、春先5月ぐらいかな。でもスナメリ見ました。結構ね、釣りしててね、ウミガメとかね、スナメリとかイルカ系は結構ね、見かけたりするんですけど、
スナメリは真っ白でね、結構綺麗だったんですけども、結構広角類とか魚類とか結構ね、食べる肉食のクジラなんですけども。
で、そのスナメリについて色々調べたいなと思ってね、そのチョボケーキでね。
そう思った時に、その動物とか調べる時に必ず僕が調べるのは、祖先どんな生き物だったのかなっていうのを、結構その気になった動物とか植物とかの時調べる時に、
祖先どんな生き物だったのかなっていうことを調べるんですけど、この祖先何って調べてた時に、皆さんクジラってね、哺乳類じゃないですか。
スナメリも哺乳類でございますよ。で、海の中で一生過ごしますよね。生まれてから死ぬまで海の中にずっといるわけですけども、
なんかこう考えた時に、もともと海から微生物誕生して、我々の祖先はね、バクテリアですから、細菌ですから、海から誕生して、その頃ね、最初の原始地球なんてね、もう紫外線はフルワでね、公漁としてるしね、植物もなかったし、陸上に住むことなんかできなかったんですよ。
だから海からスタートして、涙ながら、もう血の汗握るような努力を重ねて陸上進出していったわけですけど、クジラってもうずっと海の中にいるから、その海の中にずっといる魚類からね、そのまま進化したんから、みたいなこと思うじゃないですか。
私もちらっとそう思ってたんですけど、これよく調べてみるとね、クジラの祖先もね、もともと陸上にいたんですよ。これ結構面白くないですか。魚類から両生類、爬虫類、哺乳類とね、そういう風にした進化の流れがあるわけじゃないですか。
で、6500万年前に、その当時地球上の陸上を制覇してたですね、動物といえば爬虫類、恐竜ですね。それが隕石の消毒とかいろいろ言われておりますけども、6500万年前にパタッといなくなって絶滅して、6500万年前からですね、やっと哺乳類の時代になるわけですよ。
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で、今目にしている動物、哺乳類の祖先っていうのは、だいたい5500万年前、要は6500万年から5500万年なんで、1000万年かけてですね、多くの哺乳類を生み出して、今見ている哺乳類の祖先っていうのはだいたいすべて5500万年前に誕生してるんですね。
それが一気に増えたわけですけども、この面白いことに、クジラの祖先も5500万年前に誕生してるわけなんですけども、その祖先っていうのがですね、メソニクス類っていうので、ラクダとかウシとかの祖先なんですね。
ラクダとかウシの共通の祖先から派生してるんですよ、クジラって。だから、一回陸に上がってきてるんですよ。で、海生存強度が強かったとかね、あって、そういった海を捨てて、すごい努力で陸上に適応してきたのに、もう一回海に戻ってるんですよ。
これ結構面白くないですか?あれほど海から上がってきて、陸上支援して、よっしゃ、やったるで!っていう時に、もう一回海に戻るって、なかなかおもろくないですか、これ。すごいことというかね。
多分、弱い存在だったんかなと思うんですよね。そのメソニクスの祖先の中でね。だって陸上で最強で、もう肩で風切るぐらいね。俺も最強だね、みたいな。で、もう旬風満帆だったら、もう一回海に戻るっていう選択肢はないはずじゃないですか。
そのまま陸上におればいいやん、強いんやで。でもその中でも多分、弱い存在で、もう海に逃げ込むしかなかった。で、一回陸上に進出して、せっかく陸上に進出するような進化をしたのに、今度はまた海に適応するための進化をして、このクジラ類というのは誕生してるんですよ。これ、なかなかおもろしくないですか?
で、同じような、陸上に進出して、もう一回海に進出して、今度はもう海で一生泳ぐわけでしょ。だから、一回陸上に適応したのに、もう一回海に適応するために、完全に海の中で生活するように進化してるってこともすごいんですよね。
魚と間違える人いるじゃないですか。イルカは魚みたいなね。だからもう、海にしっかり泳げるように適応して、早く泳げるために、いろんな胸びれとかね、尾びれとかね、そういったものをまた進化してね、泳ぎに特化するようになってるということなんですね。
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で、同じく海の中で一生泳げて、一回陸上に進出したのに、もう一回海に戻っていったっていうのはね、カイギュウ類だけですよ。ジュゴンとかマナティとかね、カイギュウ目のやつたちも、これももともとゾウとかハイラックスとかっていう共通の祖先から、また海に戻っていった。
なので、クジラとかカイギュウ目っていうのは、一回陸上に上がったのに、もう一回海に戻ってんすよね。で、もともと草食動物だったっていう名残から、ジュゴンとかマナティとかは草食なんですよね。海藻を食べてとかしてます。でも、クジラとかは草食の動物だったんですよ。もともと共通の祖先のラクダとか牛じゃんね。
そこから泳ぎも特化させるように進化したし、肉食という特徴も取り入れて、今ではもう覇者ですよね。哺乳類の中では、海の中での哺乳類の肉食系の覇者になったわけですよ。
たぶん弱い立場だったけど、もう一回陸を捨てて海に行って敵をして、今では海の中の哺乳類の頂点にいるということで、クジラってすごいなぁと思うわけなんですね。
オットセイとかアシカっていうのも半分水半分陸みたいな感じじゃないですか。たぶんこれも進化の途中なのかな。共通の祖先がいて、陸に進出したんだけど、やっぱり弱い立場で追陸、療養みたいなものを取り入れて、そこの覇者になってるわけなんで。
歴史とか進化を調べていくと面白いなぁと思いますからね。皆さんも何か気になる動物とか植物とかいたら、そいつの祖先なんなんやろうなということと、どういう戦略を持って今を生活しているのかっていうのを考えてみると面白いですよ。
一回海を捨てて陸上進出したのに何かあったんでしょうね。そこの何かあったのかってまだまだ解明されてないんですけども、それが解明されるとなんか面白いかなと思います。そういったねバックボーンというか歴史進化を調べると面白いですよというお話でございました。ということで今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆様さようならバイバイ
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