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皆さん、こんばんは。元高校教員のちょぼ先生です。
今日も夜のホームルーム始まります。よろしくお願いします。
今、車を運転しておりまして、雑音等が入ってしまうかもしれません。
お聞き苦しいところもあると思いますが、ホームルームは始まります。よろしくお願いします。
今日のお話は、生物雑学のお話にしたいと思います。
お話は、鮭についてお話したいと思います。
鮭は、真秋くらいに川で生まれ、海に下り、海で3、4年過ごした後、自分の生まれ故郷の川に戻ってきます。
そこで皆さんに質問なんですが、考えてほしいのですが、必ず生まれた川に戻ってくるんですね。
では、何を頼りに鮭は川に戻ってくると思いますか?
実はですね、生まれた時に、生まれたその自分の場所の川の匂いを覚えて、川に戻ってくるんですね。
匂いを覚える。全然匂いなんかしないような感じがします。
生まれたその時の川の匂いを覚えて、海に下って、大きくなって、育って、その匂いを頼りに戻ってくるんですね。
匂いもそうですけど、自分が今どうやって泳いでいるのかというのも分かって、
太陽の位置を確認しながら、自分の方向を確認し、自分で育った故郷の川の匂いを思い出し、覚えておいて、登場していくわけですね。
これすごいですよね。そういった能力があるんですよね。
鮭はとてつもないぐらい、尾びれの形が非常に大きくて、付け根も太いので、とんでもない速いんですよね。
淡水魚の中でもトップクラスぐらいの泳ぎます。
私は外学時代に魚を泳がせて、魚の遊泳能力、魚の遊泳速度を測る研究をしていたので、
魚の泳ぐスピードにすごく興味があって、いろいろ調べていたんですけど、論文とかで。
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そうすると、やっぱり淡水魚の一番速い論文で必ず出てくるのが鮭か魚類なんですね。
あと紅鮭とか白鮭なんかは、一瞬のスピードはだいたい秒速4メートルとか5メートルぐらいで泳ぎます。
自分の体長の10倍ぐらいのスピードで泳ぐことができるんですね。
どれぐらいかというと、持続に表すとだいたい18キロぐらい、20キロぐらい、10ノットぐらいなので、タンカーぐらいのスピードで泳ぐことができるんですね。
鮭、すごい泳ぎます。
さらに、水産資源としても非常に有用で、皆さんよく食べると思います。
2016年から2018年の水産庁の調べによりますと、日本人が一番よく食べる魚は鮭なんですね。
ずっとマグロでしたけど、最近は海天寿司のサーモンだったりとか、かなり身近になりまして、缶詰とか、朝食の定番といえば鮭の塩焼きですね。
そういった家庭にかなり根付きましたので、マグロよりも安くてお手軽ということで、養殖業も盛んなので、わりと供給量も多いということで、
今一番食べられているのは鮭なんですよね。
国民的な魚がありました。昔はマイワシだったりニシンだったりしましたけども、安定的に供給できるということで、
たくさんの輸入をされてますし、北海道では渋谷ホールとかもしてますので、非常に資源も豊富で、たくさん食べているというような身近な魚の鮭についてお話してきました。
たくさん食べているし、面白い特性もあるし、めちゃくちゃ早く泳ぐということで、奥が深いんですけども、
そういった鮭なんですけども、今後魚について色々、魚の研究もしておりましたので、そういった発信とか等も増やしていきたいと思っております。
ということで、まだまだ色んな魅力がありますから、鮭は故郷に戻ってくるのは臭いを覚えて戻ってくるということでした。
あとめちゃくちゃ早く泳ぐ。さらに皆さんいっぱい食べてますということで、そんな身近な鮭について今日は話していきました。
ということで、これで今日の夜のホームルーム終わります。皆さん元気で明日も頑張りましょう。
それでは、おやすみなさい。バイバイ。