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はい、みなさんこんばんは。元高校理科教員のちょぼ先生です。 今日も夜のホームルームの時間帯になりました。皆様よろしくお願いします。
このチャンネルでは、朝の時間帯のホームルームでは、時事問題や自己啓発系のお話をしております。 夜のホームルームでは、生物のこと、サイエンスのこと、教育問題について主にお話をしております。
ランダムな気まぐれ放送ですので、1日朝だけとか、夜だけとか、1日朝晩2回ともやったりとか、1日何人もないとかね、基本的に日曜日は配信しておりませんので、
気まぐれなランダム放送なんですけども、ぜひレスポンス等をいただけたら非常に嬉しいですので、気軽にコメントもね、ください。ということで、
今日のですね、夜のホームルームのお話はですね、人類進化についてね、ちょっとお話したいかなと思います。進化について。
我々人類ですけども、いろいろ世界中に人がいるわけですけども、アメリカ人とかアルゼンチンとかインド人とか韓国人とか言いますけど、
すべて同じ種類なんですね。すべてホモサピエンスという種です。皆さん、染色体が46本持っているホモサピエンスです。
その人類、同じ種類なんですけども、今では70億超えて、もうそろそろ80億人口、めちゃくちゃ増えてますけども、
我々ホモサピエンスだけが持っている特徴がありましてですね、何かご存知ですかね、皆さんね、普段何気なくしていることですけども、
直立で二足歩行。直立二足歩行する生物は、実は我々だけなんですよ。あれ?と思った人もいると思いますけども、カンガルーとかペンギンも二足歩行はするんですけども、
大腿骨、足の太もも付近にあるしっかりした骨ですけど、大腿骨を脊椎に対して垂直に立てることができませんので、直立というか二足歩行ですね。
あとクマとかも襲うときに立ち上がっている絵が浮かぶと思いますけども、あれも二足立てるけど直立して二足歩行を常にしてません。
走るときは四歩の足を使いますし、チンパンジーやオラウンタンやゴリラでさえ移動するときは四つの手足を使って移動してますので、直立で常に二足で歩いているわけではないですし、
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それをしているのは人間だけなんですね。その証拠に、上半身の内臓とかを下半身の足だけで支えてますので我々は骨盤とかが非常に大きいんですけど、
クマは非常に人間よりも骨盤が小さいんですね。それだけ支えることができない。さらに頭骨、頭の骨の底で脳と脊椎がつながる部分の穴が開いているんですけども、
それが下を向いている。つまり背骨の上にほぼ垂直に頭が乗っかっている証拠ですので、直立二足歩行をしている生物は頭骨、頭の骨の底がまっすぐ脊椎とつながっているということと、非常に骨盤が大きいという証拠から直立二足歩行ということができるということを骨からでも考えることができる。
その特徴を持った骨が見つかれば、猿か人かって区別することができるわけなんですね。
チンパンジーとかオラウータンだと骨盤がそこまで大きくないですし、頭骨の底が垂直に脊椎とつながっている穴が開いておりませんので、それで出動した骨からこれは人類の祖先なのか猿なのかっていう区別ができるわけなんですね。
人類がいつ誕生したのかということですけれども、ホモサピエンスは20万年前にアフリカで誕生したと言われています。
ホモサピエンスがどんな人類で進化してきたのかたどっていくと、人類の祖先はだいたい700万年前に誕生していると言われています。
チンパンジーから進化したみたいな感じで思いの方もいらっしゃると思いますけれども、猿から猫手でかがまった猿から人になっていくみたいな進化の図みたいなの見たことありますかね。
あれ結構嘘で、チンパンジーから我々になったみたいな感じですけど、実はチンパンジーの共通の祖先から枝分かれして人類が誕生しているので、チンパンジーが進化して我々になったわけではありません。
700万年前にサヘラントロプスチャデンシスという初期の猿みたいな人が誕生したのが人類の最初と言われています。
まだまだ分からないところもあるので、今後もっとクリアになっていくかと思いますけども、このサヘラントロプスチャデンシスとか、あと400万年前に誕生して出土したラミダスエンジンの骨を調べてみると、
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やはり頭骨の底が真っ直ぐ、脊髄がつながっていた様子だとか、骨盤が大きいというところから、700万年前、400万年前に存在していた初期のエンジン、我々の祖先も直立二足歩行していたのではないかという証明になったわけです。
直立二足歩行している生物は我々だけじゃないですか。我々が特別だから、我々が優れているから、そうなったという感じはするかもしれませんけども、生存する上で、
直立二足歩行が有利であれば、もっと他の動物も直立二足歩行しているはずですよね。それが生存戦略とかに有利であれば二足歩行しているはずなのに、ほとんどの生物は四足歩行という感じで、
直立二足歩行で歩いていないんですよ。虎とかライオンとか。生きる上で直立二足歩行というのは非常に不利なんですよ、と言われています。なのになぜ我々が直立二足歩行を選んだのかという話になってくるんですけども、
直立二足歩行だと、我々はアフリカで誕生しましたから、アフリカの森の中で暮らしていたんだけど、ヒマラヤ山脈ができて、空気の流れが遮られて、非常に乾燥した空気がアフリカに流れることになって、アフリカではいっぱい森林があったんだけど、どんどん乾燥して、
草原とかサバンナとか砂漠化していったわけなんですよ。そうすると森を追われて、草原、高原に出ていかなければならなかった、我々の祖先は。そうすると、森だったら目立たないし、木の上登ったりとか木登りとかして、樹上で生活していたんだけど、森がなくなっていったから、草原に出るしかないみたいな感じになったんですよ。
草原は仕方なく出ていたわけですよ。その時に、我々の祖先は700万年前、400万年前から直立二足を歩行しているから、直立二足歩行ですよね。そうするとですね、目立つんですよ。今までは森林だから、木があったからばれなかったんだけど、草原ってそこまで背の高い木とか砂漠とか砂漠があったんですよ。
そうするとですね、目立つんですよ。今までは森林だから、木があったからばれなかったんだけど、草原ってそこまで背の高い木とか生えていませんから、めっちゃ目立つんですよ。
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あ、あそこに人おるやん、みたいな。うわー、やったれー、みたいなサーベルタイガーに襲われた、頭骨がサーベルタイガーの牙に襲われた証拠があるとか、結構弱い立場だったんですよ。直立二足歩行だから、めちゃめちゃ目立つし、すぐ捕食者に食べられていたわけなんですね。
我々見てもらったらわかるように牙もないじゃないですか。犬歯と呼ばれるチンパンジーはあるけど牙もないし、特に握力が400キロ500キロとかゴリラとか1トンあるって言われてますし、チンパンジーも握力300キロあるんですよ。
チンパンジーの大人は簡単に我々人を投げ飛ばすぐらい握力があるんですね。でも握力はせいぜい超マッチョでも80キロとか100キロくらいじゃないですか。正確な数字はわかんないんですけど、一般成人男性で40キロくらいしかないですもんね。
力も弱いし、直立二足歩行でバレるし、直立二足歩行は遅いんですよ。走るのが。だから他の動物は四足歩行をやってるんですけど、二足で走るよりも四足で走る方が絶対早いんですよね。
なのに我々はわざわざ足が遅くなる二足歩行を選び、バレバレ、隠れにくい。立っているからその分高さが出ちゃうからバレバレなんですよ。隠れられない。
走るのも遅いし、バレバレやし、力も弱いし、牙も発達しないのに、我々多分弱い存在だったんですね。すぐ捕食者に食べられるしっていう存在だったんだけど、なぜこの直立二足歩行を選んだのか。
っていうことですね。ここまで進化に不利だし、生存に不利なんだけど、でも正直結論から言うとですね、まだ何で二足歩行してるのかっていうのは全然わかってないみたいなんですね。なぜこんだけ生存に不利なやつを選んだのかっていうのはわかってはないんだけど、人類はもう700万年前に誕生して、その時から直立二足歩行なんだけど、詳しいのはわかってないんだけども、ある仮説があるわけなんですね。
仮説を一応言います。まだ確定はしてませんけども、ラブジョイ博士という方がですね、仮説を立てました。なぜ我々は直立二足歩行なのか。
というとですね、直立二足歩行だと手が空きますよね。他の生物は4本足で歩くから、すべてを使って移動するわけですよ。でも我々は直立二足歩行だから、足2本で歩けばいいから、その分手が空いてますよね。
その手を使ってですね、果実とか食べるものを手に持つことができる。さらにその手で、空いた手で果実とか持ったものをメスに届けるため、要は頻繁に特定のメス。
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自分が行為を寄せている特定のメスに頻繁にプレゼントをするために、直立二足歩行を発達させたんじゃないかと言われているわけなんですよ。
先ほど言ったように、ケント州立大学のオウェン・ラブジョイ博士が出した説なんですけども、それが植物供給仮説ということに提案しているんですね。
メスは、いっぱいプレゼントをくれるオスを性的に受け入れるという関係ができて、その結果メスが生み育てる子どもを自分の子どもと認識するようになってですね、小さなコミュニティを作って、どんどん子孫を増やしていったというわけですね。
優しくていっぱい持ってきてくれる、化石が良い、いわゆる果実をいっぱい持ってきてくれることが、今で言うと化石が良いことなんですけど、化石が良いことになったオスが選ばれて子孫を繁栄できたんじゃないかということで、手が空いてるから、メスにプレゼントするために直立二足歩行を祖先の人類を発達させるんじゃないかと言われていますね。
すごいロマンチストですよね。オスがプレゼントを渡すために手が空いてたから渡すという、素晴らしいですよね。
今でもそんなとこありますからね。プレゼントを届けるみたいな、ギブアンドテイクじゃなくてギブギブギブギブですよね、男性の場合は。それが今でもプレゼント渡すから、その人類の進化に刻まれたDNAが今も現世に刻まれてるんですかね。
弱い存在だったのに、めちゃめちゃ目立つし走るの遅いし、犬歯もない、牙もない。チンパジーはありますからね。争い事をあまりしなかったんじゃないかと言われてるんですよね、牙がないということは。
なのにここまで生き残ったのは、めちゃめちゃ数多いんじゃないかと言われてます。プレゼントを届けて子孫を繁栄させて、ここまで増えたのはめちゃくちゃ数多い。やっぱりやられていっぱい食べられたけど、その分母数がめちゃめちゃ多かったんじゃないかと言われてます。
なので直立臨測方向、我々しかしてないけども、その理由はまだ確定はしてないし、どんどん研究が進んでいって、この食料供給仮説も仮説なので全然違いは分からないですけど、今言われてるのは、手が空いてたから果実を取ってメスにプレゼントしてた。愛情豊かなDNAがそもそも刻まれてたんじゃないかと言われております。
皆さんどうでしょうか。皆さんもパートナー以外、お母さんお父さんおじいちゃんおばあちゃん、あとは友達、あとは気になる女性、そういった方にプレゼントはしてるでしょうか。我々はプレゼントするためにこの直立臨測方向になったのか知りませんから。
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そういった人類の進化がありますので、ぜひ皆さんね、父の日、母の日、誕生日、クリスマス、ハロウィン、ヴァレンタイン、ホワイトデー、めちゃめちゃあるプレゼントする機会。そもそもプレゼントするのが好きなのかな。
なので皆さんもう何かね、我々が直立臨測方向になったのはプレゼントするために手が空いてるかもしれませんので、その手を使って優しさを満たしていきましょうというロマンチックな話でありました。
ということで皆さんね、私も何かプレゼントしようかなということで、これで今日の夜のホームルームの方終わります。このホームルーム聞いたよっていう人は、いいねしていただけるとそれを出席ということにしますので、ぜひ気軽にですね、いいねの方もよろしくお願いいたします。
それでは皆様、今日はこれで終わります。バイバイ、おやすみなさい。