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2024-07-10 07:26

#737 赤ちゃんの離乳食には、なぜ赤身魚が使われないのか?

2024.7.10配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、離乳食と赤身魚についてお話しました。
それではまた。

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00:14
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、今ですね、
ユーロ2024が絶賛熱戦中ということで、何かと言いますと、サッカーのヨーロッパナンバーワンを決める大会が4年に1回行われておりますが、絶賛熱戦中ということで、
昨日、気づき変わって、今日ですけども、フランス対スペインの一戦が事実上の決勝戦とも言うべくですね、行われておりまして、私も目覚ましをセットしてね、大体8時間くらい実際あるんですけど、ドイツで今やってるんですけども、
4時に起きようと、28時キックオフなので、28時だと日本時間の朝方4時ですよね。4時前に目覚ましをセットしてね、フランス対スペインなんて見たいじゃないですか、エムバペが何点決めるのかなという感じでね、注目してたので、4時前に起きて目覚ましかけて起きたんですよ。
目覚めが非常に良くて、これは見れるわということで、起きようと思ったんですけど、次の瞬間、次起きた時、6時でしたね。完全に二度寝、二度寝なのかな、よくわからないけど、寝れませんでした。
朝ね、アベマが全試合無料でやってるし、見逃し配信もしてるから、見れるんですよね。録画みたいな形で、朝方早送りしながら見たんですけども、フランス負けちゃいましたね。エムバペがいまいち本大会、あまり震わずという感じで、スペインが決勝進出ということでね、今日も日付変わって明日になるんですが、
オランダ戦が控えておりますので、また目覚ましを一応セットしようかなと思ってます。ということでね、今日のお話はですね、赤ちゃんの離乳食には、なぜ赤身魚が使われないのかっていうお話をしたいと思います。
離乳食ですけども、魚を使った離乳食、白身魚のドリア、カレーと大根の煮付け、タラと野菜のみぞれ煮、ひらめのクリームシチュー。
これね、離乳食なんですよ。離乳食とは思えないメニューが並んでおりますし、パック売りで、私の子供よく食べてましたけど、パック売りでパウチになってて、そのまま蓋開けたら食べれるみたいなやつでも、白身魚ばっかなんですよ。
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ほとんど白身の魚が多くて、サンマとかブリなどの赤身魚というのはあまり使われておりませんよね。なんでかというと、脂質、油の含有量に関係しているんですね。
カレーの脂質含量は、下食部100gあたり1.3gなんですね。同様にタラ、マダラとかは0.2g、ひらめは2gぐらいなんですね。これに対してサンマは24.6g、ブリは17.6gと、赤身魚の脂質含量はとても多いんですよね。
東京海洋大学の鈴木武教授によりますと、脂質は糖質やタンパク質に比べて消化吸収のプロセスが複雑で時間もかかるんですね。私たちが脂っこいものを食べると、腹持ちが良いのはそのためらしいんですね。
離乳期の赤ちゃんは、消化のメカニズムがまだ完全に出来上がっていないので、いきなり脂質の多い食べ物を与えると、消化危険に負担がかかるんですね。そのため、特に離乳初期の食事には赤身魚が使われないというところなんですね。
赤ちゃんは、生まれてから数ヶ月は母乳や粉ミルクだけを栄養源としていますよね。そして、生後4ヶ月から5ヶ月頃から、野菜や果物を裏ごししたものやすり下ろしたもの、生後7ヶ月頃から野菜や果物に加えて、脂質が少なく消化吸収の良い白身の魚や鶏肉の刺身などというふうに、成長に合わせて徐々に色々なものを食べ物を与えて、体を慣らしていく必要があるということですね。
脂質の多いものは、消化吸収のプロセスがまだ整っていないから、だから赤身魚が使われないというところなんですね。脂肪が多いからね。さらに赤身魚を使わない理由は、もう一つあるんですね。赤身魚にはヒスチジンというアミノ酸が有利状態でふわふわしているんですね。
ヒスチジンというアミノ酸が有利状態でたくさん存在していて、これが微生物によって分解されるとヒスタミンが生成されるんですね。ヒスタミンはアレルギーの食中毒を引き起こす原因物質の一つになっているんですね。
赤ちゃんは抵抗力がまだ弱いですから、消化吸収のプロセスも整っていないので、離乳食の段階で赤身魚を食べさせると、そういったアレルギー性の食中毒になってしまう可能性があるので控えているということなんですね。
赤身魚は消化吸収のプロセスが整っていないので、脂肪の多いものは消化しにくくなっちゃうから使えないということと、ヒスタミンが分解されるとヒスタミンが出るので、アレルギー性の食中毒にもなってしまう可能性があるので控えている。だから赤身魚は使われていないというところなんですね。
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大人の場合も赤ちゃんに限らず、我々もお腹の調子が悪い時とか、風邪を引いて抵抗力が弱まっている時に赤身魚を食べると消化吸収が結構時間がかかりますから、風邪を引いている時とか白身魚を食べた方がいいよというのは大人も含めてそういったことが言えるというところなんですね。
赤ちゃんはいろんなものを食べて慣れていきますから、やはりこの負担のかかるもの、消化吸収の負担のかかるものは控えた方がいいから、だから離乳食には赤身魚が使われないよと言ったところなんですね。
我々もそういった風にして消化吸収プロセスが確立されてきて、いろんなものを食べるようになりますからねということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
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