1. ちょぼっとサイエンス
  2. #214 ウツボに化ける魚〜おも..
2022-05-22 08:07

#214 ウツボに化ける魚〜おもしろい擬態の世界〜

2022.5.19収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、擬態についてお話しました。
生き物っておもしろいですね。
それではまた。

○人気の過去放送○
「はい、あなたオミクロンね。」もうなんでもありなコロナ対策
https://stand.fm/episodes/61eaa4350a0d5e0006b7bae9

野菜を〇〇〇食べた方が、がんの予防効果あり
https://stand.fm/episodes/6259457118ce030006c688f4

■note
ちょぼ先生@note学校
https://note.com/chobosensei86

#はじめまして 
#ホームルーム #学校 #先生 #学校つくりたい #科学的思考力 #科学 #サイエンス #生物 #理科 
#知的好奇心
#雑学
#擬態
#魚
#生き物
#教室
#レター募集中
#ちょぼ先生
#ちょぼ
#勉強
#学び直し
#カモフラージュ
#ベイツ型擬態
#シモフリタナバタウオ
#ハナビラウツボ
00:25
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年5月19日、木曜日のホームルームの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?ということで、昨日ですね、美輪湖に釣りに行ってですね、
結構歩いたんですよね。 携帯を見ると15,000歩歩いたって出てたんですけども、筋肉痛でございます。ということで、
今日お話しする内容はですね、擬態についてです。 擬態、カモフラージュですね。
皆さん、擬態する生き物と聞いて何を思い浮かべますかね? まあ、カメレオンとかね、背景の体色、背景の色に合わせて体色を変えたりとか、
アマガエルなんかも、暗いところにいると茶色っぽくなったりとかね、しますよね。 あとカレーとかヒラメとかも、砂の中にいたらもうわかんないよね。
待ち伏せて出来た小魚を一気にね、白身魚なんですけども、速い筋肉が発達しているので、パクッと食べたりとかですね。
あとオニンダルマオコゼとかね、すいません、魚が好きなので、魚の研究をしたので、
例に出す生物が魚中心になってしまうんですけども、その辺はご理解していただいて。
あとオニンダルマオコゼとかね、ちょっとマニアックですけど、これもね、岩みたいですからね、もう踏んづけちゃってね。
結構ね、死亡する人、結構じゃないな、数人か猛毒持ってますのでね、死んでしまうぐらい毒持ってるんですけども、
こういう擬態する生き物って聞いた時に、隠れ身の術みたいなね、守りに入るというかデフェンスですよね、空気に溶け込ますみたいな感じのイメージがあると思うんですけども、
今日ご紹介する擬態の中でも、面白い擬態の仕方、要はオフェンス、カモフラージュするのを性的擬態、静かと書いてね。
性的擬態って言うんですけども、オフェンシブ、俺の姿見てくれよっていうね、動的擬態、オフェンスの擬態をする生き物がいるんですね。
これどういうことかというとですね、要はですね、毒や武器を持たない動物が、毒や強力な武器を持つ動物に姿形を見せて、敵の目を欺くもの。
要は、さっきの性的擬態っていうのは隠れててカモフラージュするんだけど、動的擬態は見てよ!見てみて!みたいな感じですね。
03:09
これね、動的擬態のことをですね、詳しく言うとですね、ベイツ的擬態って言いますね。
ベイツ的擬態。ごめんなさい、ベイツ型擬態。ベイツ型擬態。イギリスのですね、ベイツさんがこれを発見したので、ベイツ型擬態って言います。イギリスの方ですね。
熱帯タウリア、アマゾンを旅行というかですね、調査しに行ったときに、毒のない蝶が、白蝶。毒のない蝶が、毒のあるね、毒蝶とかね、タテハ蝶の仲間ですかね、毒のある目立った蝶の模様に見せて、捕食者である鳥から狙われるのを避ける生態を発見したんですね。
ブワーって蝶をめっちゃ集めてきて、似た体色のものがあるから、同種だと思ってたんですけど、実はこれ違うぞみたいな。この毒のない白蝶っていうのは、毒のある、毒の蝶の模様を模して体色をしてるんだっていうのを発見して、別種やったんやっていうことで、これはもう、擬態ですね。
こういった動的擬態をするものを、ベイツ型擬態と言うんですね。要は真似すると。真似される方の動物をモデルと呼ばれて、真似する動物を擬態師と呼んでます。
今日ご紹介する具体的な生物はですね、すいませんがまた魚になるんですけども、シモフリタナバタウオというお魚です。
シモフリタナバタウオ。これね、沖縄が返還されて、沖縄のところを調査したときに、1972年に発見された、比較的新しい新種なんですけども、このシモフリタナバタウオは何に模してるかというとですね、花びらうつぼというね、うつぼに擬態しております。
うつぼってね、知ってます?うつぼ知ってますよね。海の中にいるヘビみたいな、ダイジャンみたいな。泳いでるとき、私もね、潮の岬とか、泳いでたときにね、うつぼを見たときにね、血の毛引きましたもん。うわ!みたいな。めっちゃ怖いですよ。
なんかね、水中だとね、より大きく見えるじゃないですか。うつぼを見たときに、やば!これはやられたと思いましたもんね。もう穴込んだみたいな感じなんですよ。で、我々もびっくりするぐらいレベルですから、海の中にいる生物にとってみればもっとびっくりするんで、うつぼを食べるものなんてほとんどいないし、もう天敵からいないんですよね。みんな怖がってる。うつぼ怖いな。
うつぼ最強なんですよね。海のギャングとか言われてますけども、そのうつぼに擬態できれば最強じゃないですか。もう天敵から全然狙われないじゃないですか。うつぼやんみたいな。やめとこやめとこみたいな。この岩の間にうつぼがおるから、みんな来たらあかんでってなるじゃないですか。
06:03
このシモフリタナバタウオは花びらうつぼにもしてほぼ最強なんですよ。このシモフリタナバタウオと花びらうつぼの岩のところからひょこっと顔を出す様子がもうほんまにそっくり。見分けがつかないんですよね。
シモフリタナバタウオって魚って姿見つけられたらヒレを隠したりとかですね。体を小さく見せようとするんですけど、逆にシモフリタナバタウオは見つけたら全部広げるんですよ。ブワンってヒレとかも。それはうつぼだよってどんどん見てみたいな。
だから私は相当危ないよってみたいなことをしてるんですよね。岩陰から覗いてるところはそっくりなんだけど、シモフリタナバタウオの全体を見るとですね。魚やってなるんですけどね。岩陰から見てる様子だと本当にうつぼそっくりなんですよ。
そうやって毒のあるとか危険な生物に逆に快色を見せることによってですね。オフェンス、攻撃は最大の防御的なことを言いますけども。
そういったふうにして、動的の擬態のことをベイツ型擬態と呼びました。シモフリタナバタウオと花びらうつぼと検索してみてください。そうするとですね、ほんまに一緒ですから。岩陰から覗いてる様子はぜひね検索してみてください。
ということで今日は擬態カモフラージュについてお話をしました。それでは皆様さようならおやすみなさいバイバイ
08:07

コメント

スクロール