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はい、バーニングオヤのアウトプット読書術
本日の一冊は、モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書という一冊を紹介します。
稼ぐために働きたくないというのは、なんか闇が深そうなタイトル気になりますね。
こちらの著者は尾原和啓さんです。
IT批評家、さらに投資古本シニアアドバイザー、1970生まれの53歳ですね。
京都大学大学院工学研究科応用人工知能論講座終了。
長い、長かった。京都大学出身だけでよかった。
この方はマッキンゼ&カンパニー、リクルート、グーグル、楽天などを経て現職、インドネシアバリに在住ということで
オンラインサロンとかもやられてますね、尾原さん。
この一冊はね、簡単に言うと
若い方、稼ぐために働きたくない方の説明書
ゆとり世代って言われてるじゃないですか、若い方ね。そういうふうに切り取られる若い世代は実はすごいんですよ
ということに気づいて、その可能性と育み方について、そんな魅力に気づいていない上の世代に伝えるという一冊になっています。
上の世代の方、段階の世代とも言いますけれども、そういった方はね
これからの日本を良くしていくんだという希望に満ち溢れた未来を開くために、何もないところから事業を起こして活力を持ってやってこられてるんですよ。
そういう方々が作り上げてきた今の現代、若い方はね。
生まれた頃から何もかもが揃っているんですよ。だから頑張れない、上の世代とは違うんですよと。
しかし、そうやってね、仕事がなくなっていく時代だからこそ、この全てが与えられている渇望できない世代、言い換えると乾けない世代という表現をされてますけど、そういった方、若い方の力が大事なんですよねっていうことをね話しされてるんですよ。
この乾けない世代の取扱説明書という一冊になっております。
大きくね、3つのテーマでお話ししたいんですけれども、どういうことなのか、乾けない世代、これから渇望が足りない、やる気のない若い世代、いややる気がないわけじゃないんですよっていうことですね。
まず第一に、偏愛こそが人間の価値というテーマでお話しされてるんですが、偏愛によってしかイノベーション、つまり革命は起こせないっていう話なんですよね。
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これね、偏愛っていうのはもう自分の隙を突き詰めることじゃないですか。今はねもうAI時代って呼ばれていて、ちなみにこの値本が発刊されたのは2017年、もう6年前ですけどこういったことを語り口で語られてますよ。
どんどんどんどん今はね、機械がAIが入ってきてるじゃないですか。人間が、もうモデルがそのAIにとって変わる。伊藤園がね、AIモデルをCMに活用したっていうニュースが流れるような時代ですよ。
今、現存しない人間ですら機械が作れちゃうっていうね、すごい時代ですけども、そういう時代だからこそありきたりな文書作成とか、サラリーマンが普通にやってきていたような仕事っていうのはどんどんどんどんね、淘汰されていくんですよ。
そんな中でこそ何が仕事になっていくのか。非効率なことでいいんですよ。効率的なことはどんどん機械がやっていく。非効率だけど自分はこれで好きでたまらないっていうことが仕事になっていく時代。
例えばアニメとかカラオケとかゲームとかそういったことなんでもいいんですが、効率なんて関係ないんですよ。好きでたまらないこと、それをさらに掘り下げていくんですね。これを一つ例えでおっしゃるんですが、変愛マップっていうのを作ってみましょうっておっしゃってるんですよ。
自分の好きなこと、例えば漫画一つでもいいんですよ。ワンピースね。僕が何が好きかって言ったら、このサンジが仲間になるところが好きで、オーナーゼフね。クソお世話になりましたって土下座をして送り出されるシーンとかがあったりするんですよ。
そういうところを好きやわ、わかるわって細分化したところを共有して共感してもらえたらめっちゃ嬉しいじゃないですか。なんかもうそのエピソードだけで5分ぐらいのトークで親友のような距離感が縮まるってことがあるんですよ。そうやって信頼を得ていくことによっていい仕事ができるとかね。
他の例えで言うなら、自分の取説っていうのを作ってみましょう。自分が120%頑張っちゃうことって何なのかな。僕だったらね、子供の教育の興味があるから本屋さん行ったらね、自分の本よりまず子供のコーナー行ったりするんですよ。
どんな本が興味ありそうなのかなとか、これって時間を忘れてね、自分が追求できることだったりもするんで、そういうところまた自分がこれはダメですよ、苦手ですよっていうこと。僕だったらね、細かい作業とか苦手なんですよ。延々繰り返すようなね、この文章をまとめたりとか、経理みたいな数字を積み上げていくようなことは苦手なんですよね。
だからそういうのは苦手だから、やれる人お願いしますってね、頼れる人と補い合うっていうことが大事ですよね。こうやって自分が好きなこと、得意なこと、逆に苦手なことを共有し合うっていうこと、そして自分が好きなことを突き詰めていく偏愛こそが人間の価値だという話をされています。
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そして2つ目、異なる強みを掛け算する最強チームの作り方。異なるっていうことって、なんかダメなようなイメージがあるじゃないですか。同じであったほうがいいっていう。でもね、本来の価値っていうのは実は、違い×理解から深まるんですよ。
例えばね、肌の色の違いによって黒人差別とかそういう話ありますけど、そこだけにフォーカスするんじゃなくて、本来理解をするってことで言えば、そういった身体的な能力高いっていうのがあるじゃないですか、黒人の方の方が。
その能力を生かしていった方が、よりそのパワーを引き出せるとかね、この組織にあってはすごく価値のある人材だったりするわけじゃないですか。だから違うことは悪いことでは決してなくて、でも違いだけでは生かしきれない。それを理解することが大事なんですよねっていう話ですよ。
じゃあ、理解するためにどうすればいいのか?Yを共有していく。なぜ?なぜあなたはこの組織に属しているの?何が気に入ったからここにいるんですか?好きだからやるのか?なぜやるのか?っていうことを問いただしていくんですよね。
そうすることでね、自分たちが何を目的に進んでいるのか、逆にここは自分の居場所じゃないって気づいた方は別の組織に属するとか、そういった振り分けができるので、なぜYを共有するっていうのは大事なんですよ。
1つね、信頼をするための信頼メソッドっていうやり方を紹介されているんですよ。2人1組になって、背中を向けて、その人の後ろに立つ。前の人は後ろに倒れていくんですよ。めっちゃ不安なんですよ。
でも必ず後ろの人が両手で支えてあげる。これによってすっごい安心感が生まれるんです。これを交代合体にやっていくと倒れることが不安じゃなくなってくる。支えられた瞬間の快感が大きくなってくる。これによってその事業っていうのも信頼が積み重なって新しい事業を踏み出すときにもチャレンジできるようになってくるらしいんですよ。
今の変化の時代、この変化のスピードには信頼でしか追いつけないっていう言葉を出されてますよ。深いなと思いました。そして最後3つ目です。個人の働き方。今の時代って結局すべて満たされてるんですよ。新しい価値を生み出していくっていうのはなかなか難しい。
だからこその、今あるものに付加価値を求める、または違う見方をするっていう捉え方。これも大事な考え方ですよね。
例えば、昔からあるゴジラを捉え方を変えて見てみるとか、君の名は?っていう映画。身体と心が入れ替わるっていうんですか。こういう発想も昔からありましたよね。
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でもこれを今の時代に置き換えた時に、違う視点でこういうふうに捉えることができるんだなっていう新しい解釈の上書きっていうことに価値が出てきますよね。すでにあるものですよ。ちょっと前だったら百均、ダイソーしかなかったようなものが役立つものに価値があったじゃないですか。
でも今は例えば北欧から入ってくるねフライングタイガーっていう雑貨屋さんとか安くでありますよ。でもそこってね価値じゃなくてね意味だったりするんですよね。なんかクスッと笑えるな、かわいいなっていう雑貨に意味があったり、それをねインスタとかでねアップすることによってかわいらしいなが共有されたり、そういうところに意味があったりするんですよね。新しいことを生み出すじゃなくて捉え方を変えてみるっていうの大事ですよと。
結局この一冊をまとめると偏愛こそが人間の価値だ。そうやって個人の働き方っていうのも隙を突き詰めるっていう働き方にシフトしていく。そして異なる強みを掛け算して最強チームを作り上げて価値にね、付加価値を与えていく新しい解釈を上書きしていくっていうことで今の時代を作っていきませんかというお話でございました。
このモチベーション革命、最後にまとめると自分が頑張る意味が持てるものに自分が好きな人たちととことんはまるこれを最重要視していきましょうね。それこそがAIに勝る今の生き方ですよねということでございました。
さあ新しい時代を作っていきましょう。今日も明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう。それではまた明日。