00:05
はい、バーニング大家のアウトプット読書術
本日の一冊は、大島てるが案内人事故物件めぐりをしてきました
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は菅野久美子さん。1982年宮崎県生まれ。
今は亡きアダルト系出版社で、人妻雑誌やSM雑誌の編集者を経て2005年よりフリーライター。
現在はウェブ媒体のアングライベント取材や、ホラー映画イベントのプロデュース、司会なども行われているライターさんですね。
この表紙もなかなかね、驚々しい感じなんですよ。
事故物件をめぐってきました、そんな体験記っていうことですね。
まずもってね、色々説明しておかなきゃなんですけども
大島てるって誰ですか?っていうこと。
もうね、不動産投資やってる方だったら知らない人はいない方なんですよ。
この事故物件工事サイトを運営されている運営者さんですね。
要は、物件にまつわる瑕疵っていうものがあるんですけど、これ基礎知識として3つあるんですと。
その中のまず一つ目が法的瑕疵と呼ばれるもの。
これは例えば、建物が今は建っているんだけれども、解体しちゃったら次は建てられないよ、再建築不可ですよっていうものを告知しなかったり、
あとはもう用途地域が違っていたとかね。これが法的瑕疵。
2つ目、これは物理的瑕疵。建物に傾きがあるとか雨漏りしろありが発生しているにもかかわらずそれを告知しなかったっていうこれね、瑕疵。
瑕疵っていうのは損害とか悪い部分ですね。
それの法的と物理的というのがあります。
この3つ目、これが心理的瑕疵。
これが例えば隣にお墓があるよっていうことを伝えられていなかった。
いやそれ知ってたらここ住まなかったのになっていうこととかもそうですが、
今回主として取り上げるのは、その物件に殺人とか自殺とかそういったものがあったにもかかわらずそれを伝えられてなかったっていう問題。
こういうものですね。これが発生している物件を自己物件。
その自己物件は誰もがこの大島テルさんのサイトには載せることができるんですよ。
だからこれも誰もがまた載せられるし誰でも見ることができるので、
皆さんここの大島テル、自己物件と調べたらここ出てくるんですけど、
その運営サイトの案内に大島テルさんと一緒に物件見に来ましたよっていう実録、こんなドキュメンタリーなんですね。
03:02
そういうの苦手なんですっていう方はちょっとここで閉じてください。
もうすでにちょっといろいろ説明しちゃいましたがこういうことですね。
内閣府による調査では自殺の場所に選ばれるのは自宅が最も多いらしいんです。
その中でも一番手法として多いのは異種、つまり首吊りと呼ばれるものですね。
僕ももともと消防の仕事をしてましたからそういう現場結構たくさん行ってます。
だから人よりもそういう自己物件、だから死亡に対する、その亡骸を見るということに対する心理的価値はすごく僕は低いんですよ。
ハードルが低いんですけどもこれに対してのね自己物件を見抜く方法とかそういうこともいろいろ話しされてるんですよ。
そんな事例を交えて内容を紹介させていただきたいと思います。
まず早速ね今ご紹介しました。自己物件を見抜く方法があると。
これ要は周りの方に知られてなかったらここ大島テルさんのサイトにも載らなかったりするんですよ。
でも実は内々で処理をしていって、自分が住む立場だった時に、なんかいいやん、綺麗やんって思って済んじゃうけど後でもしかしたらね周りの家の方から知ってしまって、
そんなに知ってたら買わなかったのに済まなかったのにっていうことがあったら嫌じゃないですか。
だから基礎知識として持っておきましょう。
3つあるんです。そのポイントね。
まず一つ目。他の部屋はそんなに綺麗なリフォームされてないのに、この部屋だけやたらと全部フルリノベーションかかってるな。
もしくは一部分だけ部屋のこの部屋だけとかお風呂だけがめっちゃ綺麗になってるとかいうのはそこで何かがあった可能性がありますよ。
そして2つ目。物件名を直近で変えているとかですね。
オーナーさんが変わった時にね物件名変えることあるんですけど、それが変わってないにもかかわらず物件名を変えている。
これ何か理由があるかもね。
ニュースとかでそこの物件名ね、いろいろ報道されてたからそれで検索するだけで事故の概要が出てきちゃうこともあったり、そういうのは可能性ありますよ。
さらに前に住んでた人ね、これが何年住まれてたか、3つ目これをねちょっと確認してみましょう。
例えば2年ちょうどで住み換えられたとか、それが定期釈迦って言って期間を定めて2年経ったら絶対出なきゃいけないよ、契約の更新がないよ、再契約するような契約方式あるんです。
これね、そういうのする業者さんが言い張るんですよね。
っていうのも事故物件何かそこで殺人とか自殺とかが発生したら告知をしなきゃいけないんですけども、1人目は言わなきゃいけないけど2人目は言わなくてもいいっていうねルールがあったりするんですよ。
だから業者にお金払って済ませておいて、それで次の人には告知しないっていうことがねあったりするんですよね。
06:00
なのでまあこれ3つが揃ってるから絶対そうとはもちろん言えないですけどもそういう可能性がありますよっていう見抜く方法っていうこともね大島さんのアドバイスでここに掲載されています。
次ね、事例なんですけども事例紹介ね。
これねあの僕たちオーナー側、オーヤさん側からした目線でどこまでこれ入居者さんとか新しく買ってくださる方に告知しなきゃいけないかっていうのはね判例とかいろいろあるんですよね。
それをちょっと紹介されてるんですよ。
これ平成17年の事例です。
2億2千万円でマンションを購入された方がいらっしゃるんですが実は前のオーナーさんの娘さんがそのマンションの最上階の部屋で睡眠薬を飲んでその場では亡くなってないんですよ。
気を失ったって搬送された病院の先で2、3週間後に死亡されたという事例。
皆さんこれ告知されますか?
えっでも家の中で亡くなってないんやったらそれは過失にならないんじゃないっていうことで告知されなかったらしいんです。
ただ結論言います。
これ告知義務違反になったんですね。
えーそうなんですか。
まあこれをね元にそれを知ってたらこのマンション買ってなかったよっていうことで損害賠償として調査義務違反だ説明義務違反だ隠れた過失に当たるっていうことで新しいオーナーさんが
20%売買価格の4400万円の損害賠償を請求された。
でもこれね結局は外で亡くなられたものの睡眠薬飲まれたのはその物件だからここで自殺の原因が発生しているわけだから自殺していないとは言い切れないですよねという裁判所の判断で物件価格の1%の220万円の損害賠償が認められたっていうことがあったんですよ。
他にもいろんなね事例これ書かれてまして例えばね半世紀前50年前に猟奇的殺人があった場所それで建物自体もなくなってるんですよで50年放置されてるんですよでこの土地を買った人ねこれの契約解除隠れた過失が認められたっていう事例もあるんですね。
建物を取り壊しててしかも50年前で今土地のみでしょでもやっぱりその普通の殺人じゃなかった猟奇的な殺人だったっていうことでそこの地元の人の中でも知れ渡っている事実だからこういうのは知ってなきゃ言わなきゃいけないよねそうなんですこういった事例いろいろ話しされている中から汲み取れることはどれだけ時間があっても知っている事実は確実に伝えておくのが無難ですよねっていうことがね読み取れますねはい
他にもねこの実際に自己物件をめぐりましたっていうねこともいろいろ書いてるんですがまぁこんだけ話してきてあれなんですけどそんな霊的なこととか何かその描写というね何かすごく嫌なものがついてるっていうことは書かれてないんですよ本当にこの菅野さんが見られたまんまを適切に話しされてるんですよね
09:12
団地で孤独死があった事例これ0円物件として売りに出てましたこれを20代サラリーマン王やの会の皆さんと一緒に見てきましたっていうこととかこれ東京23区の団地で0円物件なんです
でこれ夏場に1ヶ月経って孤独死で発見されたという事例いやーなかなかね中がも腐っても床もドロドロなってるんですよそれがもうそのまんまで置いてある匂いもすごいんですっていうことがもうこれオーナーさんがもう持ってられないからということで0円で誰か引き取って出たやつそれを皆さんで見てきていや確かにすごいけどこれフルリノベかけてもまあ300万ぐらいじゃないですか
で普通の相場で貸し出したら10万で勝てるよねこういうのを7万とか8万とかで貸せたら全然いいやんっていう話をこうみんなでわきあいやされてたっていう話とかをねこうやって投資の目線で言うと数字が合うっていう事例もあるんだな勉強になりますただそこで死なれた方の思いを汲み取るとねーっていうこととかがねたくさん書かれてるんですよかったらこれ不動産投資されてる方はね勉強になりますよこの反例の事例とかもね
勉強するに値するんじゃないかなと思いましたはいこんなアングラの世界があるということでねこの自己物件に向き合うというのは日本の社会どう未来に向き合っていくのかさらには自分の姿勢感とか今後のライフプランについて考えるきっかけになるそんな一冊じゃないでしょうかというわけでこちら本日は大島てるが案内人自己物件巡りをしてきました
この一冊を紹介させていただきましたさあ明日もワクワクと楽しく元気にいきましょうそれではまた明日