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はい、バーニング公演のアウトプット読書術、本日の一冊は、文系のためのめっちゃやさしい時間
理科が苦手な人でもどんどん楽しく読める、この一冊を紹介します。 文系のためのめっちゃやさしいシリーズ
過去に心理学の話もさせてもらったんですけど、このシリーズ結構僕好きでわかりやすく書かれてるんですよ。面白いですよ。皆さん、時間のことなんて考えたことありますか?
まず著者が吉田直紀さんという方で、東京大学大学院理学系研究科の教授ということで、星とか銀河とかブラックホールの形成についての研究を行っている東大の先生なんですけども
時間ってなぜ過去に向かって流れないんですか? 説明できる方いらっしゃいますか?
考えたこともない。でも言われてみれば確かにそうだな。 一定未来に向かって流れ続けてるんですよ。これを止めることはできないんですよね。
なんでなんや。そもそもね、時間って始まりと終わりあるんですか?
わかりますか?これも考えたことないじゃないですか。普通に生きてたらね。 こういうことを疑問に思って調べる科学者の方とか研究される方って、男のロマンやなって思うんですよ。
宇宙の始まりが時間の始まりじゃないかっていう、そんな説もあったりするらしいんですが、結論、時間の正体ってまだわかってないんですって。
これについてのね、いろいろとわかりやすく書かれていることがあるんですよ。 わからないなりにも確かにこれはそうであろうということはいくつかあるらしいんですよね。
まず、時間とは伸び縮みするゴムのようなもの。
どういうこと? 時間、触れるものなの?それは違う。それは概念の話をしてあるんですよね。
立場によって違うと、時間の流れ方は人によって違ってくるんですよっていう、マジですか?
誰にも時間って平等だって僕教わってきましたけど、お金とか立場とか境遇とか違うけど、与えられる時間は全て24時間365日一緒って聞いてきましたけどって思ったんですがね、違うんですよ。
何が違うか、まず2つの大きな要素。 進むスピード、そして重力、この関係ということでね、この話を押し出すと絶対に切っては切れない方、この方ですよ。
アインシュタイン、特殊相対性理論ね。 ここで説明されるんですよね。1905年に発表された特殊相対性理論。
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光の速さに達すると時間は止まる。 だから速くなればなるほど時間の進み方遅くなるんですってこのね理論を発見されたんですね。
つまりは時速1000kmで飛ぶジェット機乗るじゃないですか。 すると地上で普通に暮らしている人よりも1兆分の1秒遅れるんですって。
めちゃくちゃの誤算。微小な誤算。 そうなんですよ。だから速く進むにつれてどんどん時間のねスピードは遅くなっていく。
そしてそれと同時に重力が強くなればなるほど時間の進みは遅くなるんですよ。 これを実験したっていうのがありまして東京スカイツリーの展望台のてっぺん。
武蔵634メーターじゃないですか。 ここで時計で測って正確な時計でね地上と比べたんですよ。すると
地上界に比べて100兆分の7秒時間は速く進む。 これも極小な誤差ですよね。でも確かにずれるんですよ。
上に行けば行くほど重力が弱いじゃないですか。すると遅く進む。 整理しますよ。
スピードが速いと時間は遅く進む。そして重力が重いと時間は遅く進むんですよ。
という基本原則があるということを覚えておきましょう。 覚えて何になるってことではないんです。これ豆知識ですよね。
そしてですよ。ここからまた興味深い話に入っていくんですが、 タイムトラベルはできるんですか?夢がありますよね。ドラえもんみたいにタイムマシーンに乗って過去や未来を行き来したい。
バックトゥーザフューチャーみたいにね、ゼロリアンに乗って過去と未来を変えたいみたいなね。 夢のある話あるじゃないですか。ただ一つ言えること。
過去には絶対行けません。 そうなの?マジすか。これはね物理の大原則が壊れるんですよ。
その原則とは何か。 因果律というものがあるんですね。
僕は初めて聞きました。なぜなら文系だから知らないです。何ですかそれ。因果律が壊れるから過去へのタイムトラベルはできない。
この因果律って何かって言いますと、 あらゆる現象には時間的に先んじた原因がある。
という原理原則のことなんですよ。 つまりはタイムトラベルをして過去に飛びました。
で今ね現代では僕はじゃあお腹を壊してますと、過去にあの柿屋さんに行って生柿を食ったから腹壊しても今大変なことはもう仕事も飛んでどうしようってなってるから過去に行って自分にあの店に行くなって言うとするじゃないですか。
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そしてあそうなのってなってよし食い止めたぞってなったら 現代のお腹を壊した自分が存在しなくなるじゃないですか。過去のその腹痛を起こした原因を取っ払っちゃったら今が
存在しなくなる。つまり因果律が壊れるんですよ。 タイムパラドックスっていう言い方もねあるんですね。
変えてしまうとその原因を削除してしまうからその止めに行く自分が存在しなくなるというこの矛盾が生じてしまう。
これは科学的に存在し得ないあり得ないんですって。だから過去には行けないんですよ。 そうなんだねー
織田信長には会えないんですよ。 じゃあ未来へは
行ける可能性が多いにある。 マジで未来それはあり得るの?
これはねさっき冒頭でお話しした話に絡むんですよ。 どうでした?スピードが速くなれば時間は遅くなる。
光の速さに一致すれば時間は止まるんですよ。 さらに重い重力が強くなると遅く進むんですよ。
これでね重要なものブラックホール。 これはね太陽と比べ物にならないほどの凄まじ重力なんです。
だからブラックホールに近づけば近づくほど時間の進み遅くなるんですね。 そしてそのブラックホールの表面では時間の流れが完全に止まるということが分かっているらしいんですよ。
だから飲み込まれないギリギリの表面をずっと漂って 地球では100年の時が経っているにも関わらずその宇宙船でね
ブラックホールの表面を回ってから戻ってくるとたった3年しか経っていないっていう 浦島太郎現象が起きるんですね。
ただしブラックホールに飲み込まれてしまったらもう二度と出てこれないという超危険な 賭けではありますが原理としてはそういうことらしいんですよ。
でもう限りなくあとはね光の速さに近づいて進むということが実現できればこれも タイムスリップ未来へ進む
つまり時間の流れが遅くなるから現代に生きている方との時間の誤差が生じる ということは分かっているんですよこれは発見されている
ただ問題はどうやってそれを実現するかというところらしいんですが これについてはね今科学者の方がもうたくさん
研究をされているらしいのでいつかそうやって未来に行くことができるかもねという お話をされてましたね
夢があるんですよトータルしていろんなね事例を交えても時の概念とかね その時間の歪みとかいろんなお話をされてるんですけれどもこれ図面でね
説明をたくさんされているので声だけではなかなか伝えづらい部分があるんですね ワームホールっていうねものその空間の歪みにこう手を入れたらその先の未来へ
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こう手が出てきて未来へはいポンって出てきたみたいなねことも原理としてはあり得る だけど発見されてないとかこういう事例がたくさん紹介されている本当に
文系のためにわかりやすく書かれた時間の本でした いやーこうやってで新しいことを知識を身につけるっていう楽しさもね教えてくれる本で
ございます興味がある方はこのシリーズ一度ご一読されてみてはいかがでしょうか というわけで本日もバクバクと楽しく元気に済んでいきましょう
それではまた明日