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はい、では次は、ちょっと時代が下ります。67代、参上帝、参上天皇です。
976年に生まれて、1017年に亡くなられています。
はい、1000年ぐらいの。
そうですね。
はい、といえば、清少納言や紫支部たちが活躍していた時代です。
なるほど、なるほど。はいはいはい。
彼女たちが仕えていた皇后の夫が一上天皇と言います。その次を継いだ方。
はいはいはい。
これを聞いただけでも、参上帝がどれだけ不遇であったか。
想像に難くないところです。
藤原道長の前世記ってことですかね。
はい、その通りです。
大変な時代ですね。
はい。
先代一上天皇は参上天皇の少し年下のいとこにあたる方です。
病気に倒れてしまった一上の上位により、36歳で即位しています。
妻は全員藤原家から。
それでも、貴上にも自分で政治を取るんだと望んでいました。
というわけで藤原家とは仲が良くなかったわけです。
そういうことですよね。
特に道長とはかなり奸悪でした。
道長の次女が中宮になっていたんですけど、
違う妻を皇后、その上に立てたので、
もうそれだけでも道長さんはカンカンです。
藤原の道長は、本当に何でも自分の自由に思うままにできるぐらいの地位にいた人ですもんね。
まあそれは天皇だから、できないこともあるっちゃあるんだろうけど。
でもね、さっきあがいていった養成帝とかね、
そういう方たちは何もしたくてもできなかったような思いがおそらくあっただろうと思うと、
この方はある意味反骨精神があるというかね。
そうですね。
しかもその道長の次女、中宮が女子しか産めなかったんですね。
ああ、なるほど。
それはそれでちょっとかわいそうかわいそうですけどね。
かわいそうはかわいそうですけれども、
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ということは道長としては他の人に継がせたいわけです。
ああ、なるほど。
女子しかないとなると、その子は天皇にはなれませんから、
自分の自由になる男子の方へ目が向きますよね。
そんな戦う天皇ですが、3年後、眼病を患ってしまいます。
眼病?目の病気?
そうですね。センタンという、中国では不老不死とされている薬を服用直後に視力を失ってしまったようです。
すごいな。
中国では不老不死とされますが、今でいう硫化水銀や硫化ヒ素を大量に含んでいるものでもあります。
なんか、兵馬用とかで水銀の皮を作ったりしてませんでしたっけ?
はい、そうですね。水銀が長寿の薬とも言われていましたので。
それは無謀な話ですよね。
そうですね、今ではそうですよね。
物理的に見て、毒というか危険なものなんですけど、
金属みたいにキラキラしてて、液体で傾ければ流れるみたいなものっていうのは、特別なものに見えたのはわからないでもないですけどね。
そうですね。
中国だけではなく、ヨーロッパでも水銀は長寿のもととされていましたので。
錬金術とかとの関わりも少々ありますね。
ニュートンの髪の毛から水銀がたくさん出てきたという話もあるぐらいですから。
まあでもそれで目を悪くされて。
目をやられてしまいました。それを理由に上位を迫られてしまいます。
なるほど。すごい話だね、しかし。
でもそこまで頑張ったんです、まだ。
翌年、代理が消失してしまいました。
火事が起きたと。住むところもなくなった。
建て直そうにも藤原さんが何も協力してくれない。
というわけで、もう仕方なく。
ただし、自分の子供を皇太子にしてください。立体師させるのを条件に。
一条と紫色部が仕えていた少子の息子、五一条に譲ります。
なるほど。
で、三条帝はその翌年に亡くなってしまいます。
うーん。
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ただし、その立体師させた厚明新郎は、藤原家の圧に耐えられず出家してしまいました。
あらあら。
いやー、大変な世の中で。
そんな上位の際に読んだ歌が百年酒として残っています。
そうなんだ。上位のタイミングの歌なんだ。
はい。
心にも、あらで浮世に流れえば、恋しかるべき夜はの月かな。
うん。
心ならずも、この儚い現世で生きながらえていたならば、きっと恋しく思い出されるに違いない、この夜更けの月が。
うーん。
心にもあらでということで、心ならずも自分の本位ではない、という意味です。
うん。
浮世に流れえばとあるので、本心では早く死んでしまいたい、この世を去りたいと思っていることがわかります。
うーん。
でも、それでも生きながらえているならば、この今日のような夜更けの月が、きっと恋しく思い出されるのではないだろうか。
うーん。
はい。
なるほどね。
はい。
まさにその本位じゃないことをして、天皇の座から降りて、生きながらえて。
そういう意味で言うと、ある意味天皇としては死んだみたいな言い方もできる状況があって。
ええ。
で、実際の生命は生きながらえて。
はい。
で、気持ち的には死にたいと思っていたとしても、実際死ぬことはなくて、結果的に長く生きてしまえば、というところで、今日のこの月を思い出すみたいな感じですよね、言ってみれば。
そうですね。
うーん。
でもちょっと思い出してください。
はい。
目が見えないんです。
あ、そういうことか。
はい。
えー、どういうことなの、そうなると。
目に見えないほどの月を読んだ。目には見えていないけれども、きっとこの月が美しいだろうと読んだ歌にもなってしまいます。
なるほどね、そっかそっか。
そうでしたね。
まあまあ月、実際に目が見えないわけじゃないからちゃんとはわかんないけど、月に照らされてる感みたいなのを感じられてたのかな。
どうでしょうね、完全に失明したかどうかはちょっとわからないので、もしかしたら光は少し感じていたのかもしれません。
そうですね。
はい。
まあだって少なくとも月が出ているであろうことを感じ取ってるっていうことでしょうからね、か、まあ想像なのかもしれないけど。
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そうですね。
はい。
えー。
まあ月は出てますよと周りの方に教えてもらっていたのかもしれませんけどね。
ああ、そうですね、教えないですね。
はい。
えー、まあまあなんかこう頑張って戦って、まあ最終的には負けて散りゆくところみたいな感じのタイミングってことですもんね。
そうですね。
はい。
歌を聴いただけでも切ない歌だなと思っていたんですが、こんな背景を聴いてしまうと何のことをね。
そうですね。
はい。
そうですね、目が見えないとかは事情知ってるか知らないかでだいぶ印象違いますね。
そうですね。
えー、面白いです。ちょっと語弊あるけどでもね、なかなか興味深い歌ですね。
はい。
知名度高いですけどね、三条帝って、なんかずっと、あれは関係ないのか。
久芸の三条氏とは繋がりは別に直接はないのか。
多分ないと思いますね。
あと、時代下って武田信玄の奥さんが三条夫人だけど、それも久芸の方でしょうね、おそらくね。
あー。
そうですね、そちらは奥芸さんの方でしょうね。
ね。
はい。
ただ、あれですけどね、それこそさっきの清和源氏の話じゃないけど、
はい。
そっから、原族じゃないけど、
えーと、家臣になっていくみたいな、
親戚に、親戚効果させた人は、
が、三条っていう姓を名乗ったりするかもしれないななんて気もしなくもないけど、
あー。
どうなんですかね。
そうですね、親戚効果してるという表記がちょっとパッと見に当たらないので、
あー、なるほど。
はい。
はい、なんか適当な想像で話し合いましたけど。
いえいえ、まあね、それがあったかもしれませんよね。
そうですね。
はい。
はい。
はい。
では、その次もとても有名な方です。
はい。
はい。
ストック店のストック院です。
はい。
はい。
待っておりました。
そうですね、落語にもありますね。
はい。
はい。
こちらはじゃあ先にお歌を。
はい。
いきましょう。
背を早見、岩にせかるる滝川の、割れても末にあわんとぞ思う。
はい。
はい。
川の瀬が流れが早くて、岩にせき止められた丘流が二つに分かれる。
しかしまた一つになるように、愛しいあの人と今は別れていても、いつかはきっと再会しようと思っているのだ。
という強烈な恋の歌です。
そうですね。
はい。
落語の方も恋のお話でしたね。
そうですね、まあざっくり言って人目惚れみたいな男女の話で、まあまあいいところの息子さんと娘さんなので、
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真っ赤に明るくて、髪の毛をかわすんだったかな。
で、その歌を頼りに、歌のことなんか知らない方向人みたいな奴らがどっちも相手を探して街中走り回るみたいなお話で、
背を早見、背を早見って言いながら、あっちこっち聞いて回ってみたいなことをして、
で、バッタリ向こうも探してるこっちも探してるがバッタリ出会ってっていうような話ですね。
恋する二人は軟気なもん、まあ軟気なもんってかまあまあ恋煩いみたいな状況なんでしょうけど、
別に実際本人たちは何かをしてるわけではなくて、その恋煩いを解消するために従業員たちがね頑張るっていう話ですね。
ただ、前に話したちはやふると違って、これはちゃんと歌の意味を正しく理解した上での話にはなっていて、
そこはだいぶ同じ落語に出てくる歌でも扱い方が違うなっていうところもありますけどね。
そうですね。そして、取得点の取得状況ですけどね。変なとこで有名ですね。
変なとこ、はい。
変なところ。日本で最大の音量であると。
おお。はい。
はい。1119年に生まれています。
はい。
先ほどもありましたね。早くに即位されていて、3歳7ヶ月で即位。
で、仙台、戸場上校が陰性を行うためにもさっさと即位させたという感じでしょうか。
ああ、なるほどね。
はい。戸場上校はね、また有名な方ですからね。
そうですね。
はい。ずっと戸場上校が実験を握っていて、当時はもう上校、陰性が華やかなりし頃ですので、取得点はずっと実験のないまま過ごしていました。
はい。
1123年に即位して上位を迫られるのが41年。
はい。
20年近く在位していて、ずっと実験がないまま。
はい。
はい。仙台が実験を握りっぱなし、しかもそれがお父さんですからね。
この頃になると藤原家が力がそんなにないんですよね。
そうですね。藤原家は力を落としていて、平家が現れ始めている頃です。
そうですね。武家の時代の始まりといえば始まりみたいな側面がありますよね。
はい。しかも上位を迫られたのが、戸場上校が長愛していた女性に息子が生まれたので、それに譲れと迫られます。
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しょうがない。でもまあね、上位すれば俺の番じゃないかとちょっと思ったわけです。
はいはいはい。
で、じゃあいいやということで、次の小野江天皇に上位をしました。
ところがその上位の文章をよく見ると、普通であれば皇太子に譲ると書かれているところを皇太帝に譲る、弟に譲ると書かれていたわけです。
はい。
これは上位をしても結局実権握っているのはお父さんなんですよ。
はいはいはい。そういうことですね。
自分じゃないわけです。弟だから。で、これがまた怒りの元となりました。
そうですね。なりましたね、そりゃ。
そりゃそうだと。
それでも戸場上皇の威勢を支える存在とはされていましたし、よくお手伝いをしていたそうです。
歌会なんかもよく開いていてね、文化を広めるという意味でも活躍をしていました。
ところがその小野江天皇が病弱で、17歳で亡くなってしまいます。
その後を継いだのが五白川です。この人がまた強いので、ごたごたに巻き込まれます。
はい。
その後戸場上皇が亡くなって、ストックの怒りが大爆発していきます。
はい。
で、五白川が喧嘩売りに行ったんですね。
はい。
で、「お前なんかどっか行っちまえよー!」って五白川に喧嘩を売られ、ちょっと消しかけられて、爆発したのが方言の乱と呼ばれる乱ですね。
ただ、もう向こうのが絶対強いもので、ちょっと立ち上がったと言われていますが、実際にはもう逃げるしかなかったようです。
はい。方言の乱に敗れて、狸に流されてしまいました。
はい。
この時ももう、恨んでやるぐらいの感じで行ったんですが、それでもなんとか歌を作ったり、俺を返してくれと情操したそうです。
なるほど。
ところがそれも却下されてしまいました。
はい。
はい。そこでもう日本全国、恨んでやると。
はいはいはい。
言いながら亡くなったのではないか、というぐらいに言われます。
その最後に出てきた五白川が、今の大河の西田俊樹さんが演じている五白川砲ですよね。
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そうですね。
あれを見るだけでも、なかなか手強い相手だろうとは思いますよ。
そうですね。
それこそ、保元平治の乱って続いて二回大きい戦があって、両方カチューマに乗って地位にいて、その結果一緒に同じ側についていた平の清盛が力をつけていって、その平の清盛と対立する形になっていくというところが五白川砲なので。
はい。
まあそれを相手には大変ですよね。上が戸場で、下が五白川じゃ大変だっただろうなっていう話ですよね。
そうですね。
一生懸命お経を借経して、戦死者の供養と反省の証にといって、その写本を京都の寺に納めてほしいと頂点に差し出したんですが、
五白川が、こんなの樹相が込められてるに決まってるじゃないかと言って、送り返してきたそうで。
まあそういう文化もすごい根強い時代ですもんね。まさに恨みが。
ね。
同じ平でも別系統ですけど、平の清盛の首塚川とか、そういう話も散々あったような時代だから。
はい。
結構本気でね、そういう祟りとか、いわゆる今で有名神って言われるようなものが信じられていた時代。
それこそ清明とかの時代とも、安倍の清明の時代とも、地続きみたいな時代でもあるって言えるのかもしれないですけど。
はい。
これに怒って舌を噛み切って、その地で写本に悪魔になってやると書き込んで、死なくなったとも言われています。
なるほど。
はい。
看護家からは蓋を閉めているのに血が溢れてきたという噂まであるくらいで、アッアッアッってなる。
すごいですね。
そういう感じですね。
その恨みなのかも、その後結構人がなくなって、宮中でもなくなっていて。
はいはいはい。
でもそれでもやっと京都に帰れたのが明治時代。
あー。はいはいはい。
それまでは天皇扱いされてなかったんですけれども、明治天皇が天皇でいいじゃないかということで、母代を弔っています。
まあ割と明治時代ってそういうのいろんなことが生産された時代ではあるんですよね。
そういう不名誉だったものが整理されたりとかが多い時代。
政治体制が大きく変わったので、過去のことは全部過去の奴らが悪いって言い放っていろんなことが改革できた時代だったっていうのもあるんでしょうけどね。
ええええ。
でもまあね、結果的には静岡医院にとってはいいことだったでしょうね、そういう意味ではね。
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そうですね。
でもなんか面白いもんですね。
百人一首に入ってるんだから江戸時代の知識人は普通に知ってたりはするんでしょうけど、ある種だからそれは江戸時代でもいわゆるある意味天皇扱いはされてなかったってことじゃないですか。
そうですね。
だけど百人一首の中にある歌としては親しまれていて、落語にも取り入れられたりするぐらいだから、割と知名度がある。
そうですね。
ちょっとだけ落語の話をすると、落語って今は割と一般人が知らないことを落語家の方が知ってて、それを教養として教えてくれるみたいな側面が多少あるように捉えられがちなんですけど、江戸時代とかは本当に地続きの世の中のことを話してるだけなので、
みんな知ってる百人一首、みんな知ってるストクイーンでその話を進めてるので、おそらく百人一首の歌とかもみんな一軸じゃないにしても聞いたことあるあるぐらいには知ってたんだろうと思うし、その中の一つだった。
みんなが知ってるぐらいに認知度も高い歌だったんじゃないかなって推察できるので、意外と愛されてたんじゃないかなって気もしますよね。
という不幸の時代のお二人のお話でした。
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