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英国ドラマタイムへようこそ。この番組は、イギリスの歴史ドラマの世界が大好きな私がその魅力を語る番組です。
おすすめのドラマや映画の紹介、見た感想、ロケ地や時代のことなどを話しています。
今日は、映画公開までずっとダウントン・アビーの木曜日です。
来年に第3弾の新しい映画が公開されるまで、物語をもう一度振り返ろうという企画です。
事件の発端
今日はシーズン1の第3話ですね。
ドラマの中でトップクラスに入るくらいの大事件が起こった日です。
伯爵令嬢のメアリーのベットで突然死するトルコの外交官。
このエピソードって、元になっている実話があるそうです。
それが100年以上前に、ある女性の日記に書かれていたこと。
この女性は、ドラマのプロデューサーのジュリアン・フェローズの友人の祖祖母だそうです。
日記に書かれていた事件は、秘密はずっと守られたそうなんですが、
ドラマの中では、この出来事は明るみになってしまって、
そのためにメアリーは何度も木々に立たされちゃいます。
この日何が起こったのか、事件の秘密を見ていきましょう。
この日は、ダウントアビーで狐狩りが行われていました。
広い敷地内をたくさんの馬と狩りを一緒にする犬が駆け抜けていきます。
狐狩りがね、家の敷地で出来てしまうくらいすごく広いんです。
この狐狩りにやってきたのが、トルコの外交官のパヌークです。
普段はすごくクールなメアリーが、彼の登場でいきなり目を輝かせる場面がね、
本当に面白かったです。
まあそれも当然なんですよね。
この外交官パヌーク、むちゃくちゃイケメンなんです。
演じていたのは俳優のテオ・ジェームス。
残念ながらこの回だけの登場だったんですよね。
でもこの衝撃的な事件と、男前ぶりに後々まですごく印象に残った人物でした。
狩りが終わって、その日のディナーの席では、
メアリーとパヌークはもうすっかり打ち解けて、すごい良い雰囲気です。
食事が終わって、お酒とお喋りタイムがあるんですけど、
そこでパヌークはメアリーを隣の部屋へ呼び寄せて、いきなりキスをするという大胆な行動にも出ます。
そして物語はクライマックスへ。
夜になるとパヌークはメアリーの部屋に突然やってきます。
慌てながらも、メアリーはもう彼に恋してるんでね、もうこのまま行っちゃえと。
でもパヌークは心臓発作で亡くなってしまうんです。
パニックになって、慌ててメイドを起こしに行って、
自分の母も起こして、呆然とする3人が決めたのは、遺体を彼の部屋へ運ぶことです。
これは大変な罪なんだけど、でも朝になって誰かが彼の遺体を発見して、
自分の部屋で亡くなったように見せるためですね。
この時代上流階級の女性にとっては、こんな出来事は、
家族全体の名誉を傷つける大問題だったからなんです。
母は娘のメアリーの恥を隠して、家族へのダメージを最小限に抑えるために、
この子とは墓場まで持っていく覚悟で決めた行動だったようです。
しかしね、この3人の姿を遠くから目撃していた人物がいるんです。
お屋敷で一番早起きの人物。
でも彼女はその時、まだ自分が何を見たのか、あまりよくわかってないんですよね。
このことが後々、いろんな波紋を起こしていきます。
今日はダウントハビーの第3話、白石霊場の寝室で起きた事件の秘密をお送りしました。
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