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2024-09-05 16:58

【読書ラジオ】シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家

いつも聴いていただきありがとうございます。

⭐︎本紹介
シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと
花田菜々子
https://amzn.asia/d/2Sk78jv
(配信の冒頭部分は本の説明文・あらすじを読み上げています。)

⭐︎自己紹介
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#読書 #読書感想 #読書ラジオ
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こんばんは、ゆうこです。このチャンネルでは、私の読書ログや日々の学びを音声配信しています。
今日は、花田七子さんのシングルファーザーの年下彼氏の子ども二人と格闘しまくって考えた家族とは何なのか問題のこと、という方について話してみようと思います。
七子、38歳。職業、書店員。×1、5、出会い系サイトで実際に会った70人に、その人に合いそうな本を勧めまくって、今は独身。
そんなある日、勤め先の本屋で出会った新しい年下の彼氏は、小学生男子二人の子持ち。
付き合うって何?結婚する意味ってあるの?私はお母さんになるべきなの。
血がつながっていなくても家族になれるのか。悩み、ぶつかりながらも、人と共に生きることの自分なりの答えを手探りで探し出す。心温まる実録詩小説ということで。
花田七子さんの本は、2作とも読んでますが、タイトルに惹かれますね。
70人に、マッチングアプリで出会った70人に、本を勧めまくったっていうお話と、今回はシングルファーザーの年下彼氏の子供二人と格闘しまくった。
家族とは何なのか問題。ステップファミリーになろうとするお話なのかなと思って手に取ったんですけど、
やっぱりそこは花田七子さんで、まずプロローグお守りのような人って始まるんですけれども、この1行目がですね、えへって思いますね。
なんて書いてあるかというと、すごく何年ぶりかに恋愛の相手ではない男の人を家に泊めた。しかもほとんど初対面の人。
大丈夫かいっていう感じの始まり方ですけど。
花田七子さんってどうなんすかね。こういう人ってなんかいるよなって思うんだけど、怖くないのかなとか思っちゃう。
でもなんかその反面、すぐ恋愛対象の人が泊まりに来ると思ったら、すぐそういうことを想像しちゃう。
自分ってなんか恋愛体質なのかな。いやそんなこともないよなとかね。
なんかこれぐらい気さくで、なんというか風通しのいい人はいいですよね。
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ちょっと憧れる気持ちがあるなと思いながら読んでましたけどね。
でこの花田七子さんが恋愛相手ではない男の人を家に泊めたというこの人がですね、年下彼氏ではないんですね。
なんでこの話から始まるのかちょっとよくわからないんですけど。
この人も花田七子さんも異性だからって恋愛を意識しなくてもいいじゃないっていう2人なんですよね。
異性だからって2人で飲んだって、2人で同じ部屋に泊まったって別にそういうことしなくていいじゃない。
恋愛がどうとか、そんなこと言わなくていいじゃない。
ただ楽しいから一緒にいるってダメなの?みたいな、そんな人なんですね。
でもそれを周りに理解されないと。
理解し合える2人で友達の友人関係をつなげて続けているっていうことなんですよね。
このプロローグで花田七子さんの人間感というか恋愛感みたいな人に対する認識みたいなものが垣間見えるわけですね。
そして本編に入っていきます。
シングルファーザーの年下彼氏の子供2人と格闘しまくって考えた家族とは何なのか問題。
これはですね、花田七子さんが出会い系サイトで本を進めまくった後のお話なんですよね。
この方、ヴィレッジバンガードという会社で12年くらい働いていた後、ヴィレッジバンガードを辞めて本屋さんをやってた人ですね。
店長さんですね。自分のお店を作ったり、オーナーがいて店長をやるとか、そんな働き方をされていた方で。
一度結婚して離婚されてるんですけれど、その後ですね、結婚というものに興味がなくなった。適性もなかったんだなぁと噛み締めたと。
約束っていう約束のある関係性にも興味がなかった。将来の保障のために今を我慢することや、相手を思いやってたった一人のパートナーとして死ぬまで一緒にいるために、
関係を維持・強化していく努力を1ミリもしなかった。嫌になったら離ればいいだけと思って、実際に離婚する時もそうしたんだったっていうね。
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いや、わかるなぁと思いましたね。私もそうだなぁ。
だからね、これが書いてあるの22ページなんですけどね、ここでガッツリ共感してしまったんですね、私はね。
嫌になったら離れればいいだけとかね、将来の保障のために今を我慢する。
もうたった一人、もうこの人しかいないと思って添い遂げるみたいなことにね、憧れたことがないっていうね。
結婚する時もダメなら離婚すればいいやと思ってましたね。それは子供がいてもいなくても。
だからよく似てるかもしれないと思いました。
花田七子さん、離婚後、結婚していて子供がいる男の人と仲良くなって付き合うかというところまで行ったそうなんですが、家庭があるのでどうするとなって結局この恋愛がうまくいかなかったという、そんな経験もされていると思うんですね。
で、そんなこんなで、花田さんが勤めていた本屋さんの常連の一人、年下の方から仲良くなって、二人で店員とお客さんという関係を越えてですね、飲みに行ったりするようになって、
で、そんな仲良くなった頃、付き合ってくださいと言われたんですよね。
で、花田さんはちょっとこじらしてんのかなこの人って思ったんですけど、付き合うってどういうことですかって聞いちゃうっていうね。
で、あの、一対一っていう約束することだったら私苦手かもしれないですって言ったら、えっと、そういうことじゃなくて、結婚とか再婚とかそういうことじゃなくて、えっと、一緒にね、飲んだり、時々家に遊びに行ったり、そういうのが当たり前っていうことで続いたらいいなと思うんだけど、
そういうわけですって言われて、じゃあ付き合うことでいいと思いますと言って付き合うっていうね。
あらほー、あらほーでもそんな感じなんだなぁ。
で、そのシングルファーザーの小学生二人がいる家に行ったりして、子供たちとも仲良くなるっていうお話なんですが、
ただ、小学生の男子二人って、なんというか、いきなり現れた女性に対して母親のように懐くかといったらそうではないですよね。
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かといって全く社会性がないわけではないので、パパの知り合い、友達、彼女として付き合うわけですよ、子供たちも。
そういった、ある意味微妙な関係が始まっていくわけです。
で、花田さん自身も、母親ではないけど、一人の大人として子供たちを注意した方がいいのかなとか、変なことに悩んだり、
あとは、四人で外出している時に、やっぱり子供二人がいて、大人の男女がいたら家族と見られて、お母さんなんて言われてしまう。
私はお母さんになりたいと思っているのかなんて、こういろいろ考えてしまう。
そんな中、自分にも変化があって、新しく始めた本屋さん、起動に乗ったところで、また新しいコンセプトの本屋をやってみました。
どうしようかな、また大変な日々が始まるな、と思い悩んだりもする。
そんな迷いの日々が書かれているんですけど、やっぱりそこは花田さんなので、すごく明るいし、あっきらかんとしていて、
ただすごく内製される部分もあって、深い内面がセキュララに描かれている。
本当に共感する部分が多くて、わかるな、わかるな、と思いながら、
あとは、あんまり深刻に考えないっていうところも、読みやすさの一つだったなと思いますね。
真剣に考えているようで、なすがそれの流れに乗ってみるみたいな、そんな感じで過ごされているせいか、話のテンポというか流れがすごく心地いいですね。
いろんなことがあっても、はははと笑ってみたり、まあまあまあまあ、それはそうかと思いながら、もう少し続けてみようかと思って続けてみたり、
葛藤もありつつ、緩やかに生活を止めずに生活していくっていう花田さんのスタンスが、とても心地いい本だったなと思います。
この、ある意味ステップファミリーになろうとするのかどうなるのかっていう答えは書かれてなかったりするんですけれども、
エピローグはですね、またプロローグで出てきた、好きでもない伊勢を家に泊めたという、
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あの彼がですね、久しぶりにLINEが来たということで、またその彼のエピソードでエピローグが締められていくということで、
やっぱりこう、この人が出てくる意味っていうのがあるんですよね。
花田さんの恋愛感というか、世界の一般常識とはちょっとずれているようで、
でも全く一人じゃない同士はいる、みたいなところに帰っていく物語の構成もすごく安心感があるというか、
ああ、なんか一人じゃなくてよかったなって、この人たちが一人じゃないってことは、私も一人じゃないんだなみたいなふうに思えましたね。
途中でですね、本編とはそこまで関係ない部分ではあるんですけれども、
花田さんの詩小説にはですね、たくさん本が紹介されるんですね、曖昧曖昧ね。
その中でとても印象に残ったのが、岡本太郎さんの自分の中に毒を持てという本が紹介されているくだりでした。
これはですね、花田さんがその新しい本屋さんをやりませんかと言われて悩んでいる時に思い出した本なんですね。
岡本太郎っていうのは芸術家ですね、あの爆発だとかって言った人ですね。
なんだっけ、芸術は爆発だでしたっけ、太陽の塔とかを作った人ですね。
そんな彼の妥協のない激しい生き方が尚未知に詰まった人生論のような本、それが自分の中に毒を持てという本です。
でその中にはですね、二択で迷った時には必ずこうしろという言葉が書いてあったそうです。
それは何かというと、あえて危険な方、怖いと思う方、恐ろしいと思う方、
というメッセージ。ワクワクする方を選べとか、やりたいことを選べとか、そういうことじゃなくて、怖い方を選べっていうことですね。
それがずっと花田さんの骨の髄まで、奥まで染み付いていて、それがね、自分のこの決断する時に怖い方を選べということですね。
心の声となって、自分の決断をね、左右するというね、そんな効能もあった本ということで紹介されていました。
怖い方を選ぶってなかなかできないことですよね。
でもそれって、自分の中に毒を持てる人生論のような本です。
できればそういう状態でありたいなと私は思ったりするので、今少しずつね、いらないものを捨てていったりしてます。
で、何か自分の、自分の中には入っているものを、やっぱりやっぱりね、やっぱり自分の中には入っているものをやっぱり、やっぱりね、やっぱりね、
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で、できればそういう状態でありたいなと私は思ったりするので
今少しずつね、いらないものを捨てていったりしてます
そんな中で捨てられずに残るものもあると思うんですけど
これからの私の人生の中で
いつかね、この言葉を思い出して怖い方を選ぶ
岡本太郎が言ったあのメッセージがふとあの蘇って
その二択の選択の時に怖い方を選ぶっていうことができたら面白いなぁなんて思いながら読んでましたね
ということで単なるねステップファミリーのお話ではなかった
ただその中には羽田さん自身が葛藤したそのステップファミリーになるのかそもそもみたいな
大人の恋愛って結婚とか家族のことを考えないといけないのかとか
そもそも恋愛をしてないとダメなのか
恋愛してない男女は一緒にいたらおかしいのかみたいな
そんなたくさんの問いとね向き合った
でも軽やかなとても面白い詩小説だったなと思います
ぜひ読んでみてほしいなと思います
ということで今日は羽田七子さんのシングルファーザーの年下彼氏の子供2人と格闘しまくって考えた
家族とは何なのか問題のことという本について話してみました
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今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました
ではでは
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