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MAYO
Beside the Seaside プロデューサー兼 家業アトツギの永野 真代です。
MISAKI
アートディレクター兼デザイナーの 髙橋 美沙紀です。
MAYO
東京と茨城の海沿いの街との 二拠点生活をしている私たちが、
人生のA面、B面、C面について あれこれと語る言語化雑談番組です。
今日は、「4つのING」っていう。
MISAKI
さて、INGっていうのは、INGってことで?
MAYO
最近、ミサキさんのお話を聞くようになって、
どういう心持ちで聞くと、ミサキさんが話しやすいかなって思ってて。
MISAKI
そんなことを考えてくれてるの?
ありがとう。
MAYO
探してるうちに、いい記事をネットで見つけたと思って、
今日はそれについてお話したいと思います。
題は、カウンセリング、コーチング、ティーチング、コンサルティングの違いについて。
で、佐藤さんっていう産業医の方が書いた記事です。
多分産業医なんで、相談ことをたくさん受ける方なんだと思うんですが、
その中にも4つの違いをINGって表していて、
こういう違いが相談を受けるにあたってあるよっていうのを解説してくれている記事です。
紹介するね。
まずカウンセリング。
カウンセリングは、癒しと回復を目指す。
なので、その相談者が精神的に落ち込んだ状態から健康な状態へ戻すことが目的です。
コーチングは、意識や行動変容を促すもので、
答えはその相談者さんが持っているっていう考えのもと、
聞いてる側は、コーチ側は質問と承認を繰り返して、相談者さんの意識を引き出すように関わるやり方。
ティーチングは、解決に必要な知識を教えるもの。
学校とか社内研修とかが代表例で、
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MAYO
知識を持たない学習者さんに対して指導者が教授するというやり方だよね。
最後、コンサルティングは、解決に必要な方法を提案する。
専門家が有する知識と経験をもとに、相談者の問題解決策を提案し、ともに実行していくこと。
ティーチングとの違いは、ティーチングって指導者と学習者には上下関係が決まっているのに対して、
コンサルティングは、対等な関係で問題解決にあたるよっていうものです。
全部、INGがついていることで、相談を受ける側として、また相談したい側がどっちを求めているのかとか、
それに合わせて相談を受ける側はどの4つのモードでいたらいいのかっていうのを考える軸になるかなと思って紹介してみました。
MISAKI
なるほど。
MAYO
前にポッドキャストで話したときに、あまり男女の別はつけたくないんだけれども、
よく相談している体で、解決策が欲しいのかなと思って言うと、いやいやただただ愚痴を聞いて欲しいだけなんだよ、モードの時があるみたいな。
ずれが発生しちゃうがゆえに、どっちもお幸せじゃないみたいな。
かみ合わなかったぞ、みたいなのがあるじゃないですか。
だから、これをお互いが握っておくと、もしくは自分の得意ってその4つのうちのどれかなっていうのとかを意識しておくと、
かみ合ったり、もしくはお話を聞いて欲しい人を選べたりするかなと思って紹介してみました。
MISAKI
確かにね、それはそうで。
でも何だろうな。
これこの前も言ったかもしれないけど、私が話すときって、自分でもまだ自分の中にどうして欲しいのかっていう答えが見つかってないときに話し始めちゃうことが多くって。
結局、向こうの相手方としては、この人なんかアドバイスが欲しいのかなっていうので話してくれるんだけど、実は紐解いていくと愚痴になってたとか。
MAYO
よくあるね。
MISAKI
あるあるある。あるよね。
MAYO
みさきさんはよくあるね。
だから、たぶんそれは、ミサキさんは単にティーチングとかコーチング、コンサルティングを求めてるんじゃなくて、カウンセリングを求めてるのかなっていうふうに思ってる。
06:08
MAYO
どっちかっていうと、ただただ傾聴、とにかく傾聴みたいな。寄り添うみたいな。
のが結構傾向としては強いのかなと思って。
で、一方で結構男性経営者でバリバリやってる人が、それに相対すると、何々コンサル?みたいな。何々ティーチング?みたいな風に来ちゃうから、意味は違うよっていう風になっちゃうのかなと思って。
MISAKI
そうかもっていう、今ちょっとパッとうまく言えないんだけど、本当にこのポッドキャストをやるようになってから、あれ、私、求めてたのって、
セラピーというか、それこそカウンセリング、これはカウンセリングなの?って思ったことが多々あって。でもね、私、そんな人間だと思わなかったのよ。正直。
MAYO
そうなんだ?
MISAKI
うん、これやるまで。やっぱそういうことを話すときって、アドバイスが欲しい側の人間だと思ってたの。
で、そういう、やっぱ会話しないと建設的じゃないよね、メリットないよね、お互いにっていう風に思ってたんだけど、実際やってみると、それはカウンセリングを求めていてというか、
ちょっと最初の話に戻っちゃうけど、本人も、なんだろう、そのつもりがないというか、想定してないっていうことが結構起こって、結構ね、最近、ぐちゃぐちゃ、私の内面ってひも解いてみると、結構ぐちゃぐちゃしてんだなって思ったりとかしてる。
MAYO
それは今までの自己認識と違ったんだね。
MISAKI
全然違った。
MAYO
面白いね。
MISAKI
なんか私、だから人から相談されるときは、どっちかというと答えを提示しちゃいがちだし、そういう発想のほうの人間だと思ってたから、それは傾聴を求めてるんだよねって言われると、そんな人間じゃないと思ってた。
MAYO
でも最近は、そうかもとも思っている。
MISAKI
思ってる。
MAYO
あー、面白いね。
新たな自分を見つけた感じ?
MISAKI
そう、クライシス。
MAYO
そっかー。
そうだね、なんかきっと多面体だからさ、みんな人って。
違うミサキさんもいるんだろうけど、少なくとも2人でこうやっておしゃべりしてるときのミサキさんは、カウンセリングしてくれっていう面が強いかも。
今まで聞いてきて。
MAYO
私もそれがわからないこともあって、コーチングかな?どう思う?って言うから、じゃあティーチングかな?カウンセリングかな?ってすごいそれで悩んで、どう相対すると2人ともハッピーなのかな?と思って調べて見つけたんです、これを。
09:17
MISAKI
へー。
MAYO
たぶんね、今自分がどれを求めてるかっていうのも整理できるだろうし、4つだと簡単じゃないですか。
今ざっくりカウンセリングよりのコーチングかな?とか、そこはけっこうどんなきついアドバイスも受け入れる体制にあるから、ぜひコンサルティーチングしてくれなのか、
自分でなんとなく4象限に分かれてると、分かりやすいかな?と思ったのと、
MISAKI
たしかに。
MAYO
あと、どれが一番得意かな?っていうのも、分かるかな?っていうのがあって、
たぶんね、器用な人は全部、この人は今これを求めてるのかな?って思ったら、それにスッとできる器用な人もいるだろうし、
いやいや、昭和の頑固親父だから、ティーチングオンリーです、みたいな人もいるだろうし、
そこが握れてたり、自分もそういう、あの人はティーチングの人、少なくとも自分にとってはティーチングの人、
あの人は少なくとも私にとってはカウンセリングの人、みたいに決めとくと、
ちょっと今、私はカウンセリングを求めてるから、あの人にお話聞いてもらおう、とか、
私も、カウンセリングだったらできるからいいよ、いつでも言って、みたいな風に、
お互いがハッピーなコミュニケーションが、相談とか愚痴とか有難なコミュニケーションが円滑にいくのかな?なんて思って。
MISAKI
そうだね。なんか、どれか一つってことはないんだよね、結構ね。
2つの要素が結構絡まってて、とかっていうのもあるし。
面白いね、あのね、本当、よくね、マヨさんどう思う?って聞くんだけど、
それは結構自分の意見を補完したいがための、ために聞くっていうことが結構多いかもしれない。
でもそれって、もしかすると、コンサルとかティーチングっていうことではなくて、
それもカウンセリングの一、なんだろう、カウンセリングの結構範疇だったりするのかな?
MAYO
だと思う。
MISAKI
ね、そうだね。
MAYO
っていうさ、ね、なんか、どう思う?って言うから、ついつい付き合って日が浅い人とかだと、何々ティーチング?みたいな、なっちゃうけど、
私も何度かこう、ミサキさんとコミュニケーションとっていて、
どう思う?って言うから聞かれたけど、うーんって納得してない時とか、それじゃねえみたいな時があって、
あ、そっか、なんか、一見二択で悩んでるように見えて、実はもう答えは決まってて、
12:06
MAYO
こっちの私をよしよししてって言ってるんだっていうのに、途中で気が付くっていう場面が何回かあって、
だから、つまりカウンセリングを求めてるのかって、ここまでね、コミュニケーションが取れてお互いちゃんと思い合ってる関係だったらそれがわかるんだけど、
そういう関係でもなければ、自分がどういうモードで人に今これを話してるのかも、さえも自己認識もふわっとしてると、悲しい出来事が起きるのかなと思って。
MISAKI
いや、ほんとそうだよね。今回のことで思ったのが、結構クライシスだったから、かなり落ち込んだ瞬間もあって、一週間くらいかな。
でもそれって普通の関係性の中だと、もう離れて終わっちゃうんだけど、このポッドキャストがつなぎ止めてくれたよねっていう、
MAYO
ほんとだね。
MISAKI
のをすごく最近思ったかな、年明け。
MAYO
そうだね。言いたかったことは、自分のこの知り合いの中で、誰がカウンセリングに向いていて、誰がコーチング、ティーチング、コンサルティングに向いてるかっていう風に、
自分で相談先をクリアにしとくっていうのもあるけど、自分自身が表明するとか、認識しておくっていうのも大事なんじゃないかっていう、お互い様ですっていうところを言いたかった。
MISAKI
お互い様ね。
MAYO
です。
はい。
参考になれば嬉しいです。
MISAKI
はい。
MAYO
それでは、皆様からもお悩みやエピソード、トークテーマを募集しています。
メールアドレス、bcside2@gmail.com です。
MISAKI
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回。