【テーマ】
仕事で高い業績を上げていても、「もう続けられない…」と感じたことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか?
どのようなことが要因になっているのか。
リスナーさんからいただいたおたよりをもとに考えます。
【内容】
・会社を辞める(離職)理由について。
→一生懸命業務に取り組んでいても、期待と合致していない。
→満足感がない、正当に評価をされていないと感じる。
・人間は、自分に対する正当な評価を期待するもの。
→実際にもらえた評価が全然違った→「期待が裏切られた」ということに。
・管理者は期待をうまく扱わなければ、部下は積極的に「行為したくない」という気持ちにまでなってしまう。
・インセンティブシステムで部下を動かそうとするよりも、管理者は部下から信頼されることが重要ではないか?
・管理者(会社)は、期待にいつも答えられるわけではないし、期待を全て把握できているわけではない。
→期待に応え続け、中長期的な信頼を築くのが管理者の仕事。
・日頃から、チームのメンバーへ必要なことを説明できているかが大切。
(部下にとってみれば、わかるように言われているか。)
→納得していないメンバーも、そのことを発言できる環境であるか。
・「誘意性」→部下が満足できる条件を示せているか。
メンバーがどんな人なのかよく見て、理解しなくてはならない。
【深堀り】
・知的にビジネスを行うことの重要性について。
・人を扱うことについて無神経な組織や管理者が多いのではないか。
→経験則で仕事をしているから無神経になってしまう可能性。
→感情論ではなく、理論に合わせて上手なやり方を考えればよい。
*関連エピソード 使える経営学#11 期待理論とは
【出演】
佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)
いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)
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