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私がパソコンだったりデジタルだったりが好きで得意なことの原点は、
中学生の時に買ってもらったシャープのMZ80Bというパソコンだという話を何度かしてきました。
じゃあ、なんでパソコンに興味を持ったかというと、ゲームなんですが、
パソコンを買うより以前にゲームセンターでゲームをしたとかいうことはほとんどないんですね。
いや、ほとんどじゃなくてゼロですね。
母親と一緒に出かけたデパートでスペースインベーダーを1回やらせてもらったとか、
それぐらいの記憶しかありません。
そんな私がゲームに興味を持つきっかけとなったのは、ゲームセンター嵐という漫画だなと最近ふと思い出しました。
ゲームセンター嵐が私のデジタルの原点になっているんだと思います。
ゲームセンター嵐はコロコロコミックに連載されていた漫画です。
菅谷光さんが作者ですね。
この漫画が連載スタートした時のことをよく覚えていて、
字号から連載開始ゲームセンター嵐と書いてあるのを見て、何の漫画なんだろうなと思ったんですね。
当時まだゲームセンターという言葉も一般的じゃなかったんですよ。
なのでまずゲームセンターってなんだろうっていうことですよね。
センターって入ってるから野球の漫画かなとか思って、
でも野球漫画でセンターの守備の人が主役の漫画なんてなかなかないですよね。
なんでセンターにスポットを当てるんだろう。
野球漫画はだいたい主人公はピッチャーですもんね。
ゲームセンター嵐の主人公の嵐は帽子をかぶってるんですけど、
それがまあ野球帽みたいなもんなんでちょっとかぶり方が違いますが、
そこも野球を連想しちゃった理由の一つかもしれないですね。
ともあれゲームセンター嵐の連載がスタートしまして、
当時コロコロコミックを毎号私読んでたんですね。
最初の頃のゲームセンター嵐はゲームの紹介がスペースインベーダーとか平安京エイリアンとか、
ゲームの遊び方を紹介しつつ攻略法的なものを嵐が実際にやるわけですね。
ゲーム紹介&攻略法を軽く教えてくれる漫画みたいな感じだったんですよ最初は。
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その後どんどん必殺技とかそういう路線に行くんですが、最初の頃はそういう漫画でした。
そしてそれを見て私はすごく面白いと思ったんですね。
ゲームセンター嵐の漫画もそうですが、ゲームの世界がってことですね。
今更ですけどここで言ってるのはテレビゲームと言われている、
海外ではビデオゲームと言われているデジタルのスペースインベーダーとか、
ドラクエとかファイナルファンタジーとかそういうゲームのことですね。
最初から自分でゲームを遊ぶのではなくて、
ゲームセンター嵐を通してこのゲームはこういうルールで、
こういう攻略法があってといった情報から入っていったことが、
遊ぶことよりもその裏側に興味を持った、
自分で作ってみたいと思うようになったきっかけなんでしょうね。
昔のゲームはいわゆるドット絵、
ドットでシンプルに描かれているキャラクターが出てくるわけですが、
そういうドット絵も新鮮な感じで好きでしたね。
最初の頃は真面目にゲームをやっていたゲームセンター嵐の主人公の嵐なんですが、
ギャラクシーウォーズというゲームをやった時に必殺技を編み出すんですね。
ギャラクシーウォーズというゲームはミサイルを操って移動できるのは左右だけで、
自動的にロケット放射で上に上がっていくんですが、
左右に動きながら隕石が右から左から流れてきているのを避けつつ、
上に流れているUFOを撃つ、UFOにミサイルを当てるというゲームです。
ロケットが上に移動する時の噴射は噴射を出すか止めるかをボタンでコントロールできるので、
左右に動かす、ジョイスティックでの左右の移動とプラスボタン1個ですね。
隕石が右から左からやってくるのを右に左に避けながら進んでいくんですが、
この右に左にの動きをどんどん早く動けるようにということで、
嵐は左右に手を早く動かす特訓をするんですね。
回転している駒をどんどん手でビシビシビシっとやって早く動くような訓練を続けて、
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ついにものすごい勢いを出せるようになって、駒が火を吹くんですね。摩擦熱で。
それが炎の駒の誕生のシーンですね。
で、ものすごく早く手を動かしたところで、
ゲームの中のミサイルの速さがものすごく早くなったりはしないだろうというのは、
まあさすがに小学生でもわかるんですが、
あ、小学生の頃ですね。私がゲームセンター嵐を読み始めたのは。
その説明を忘れてましたね。
このゲームセンター嵐の漫画の中では、手をものすごい勢いで動かすことによって、
コンピューターの処理が追いつかなくなってしまって、ミサイルが消えるんですよ。ゲームの中で。
そうするともう無敵状態になって、で、隕石をすり抜けたところで手を止めると、
またふっとこうミサイルが出現して、UFOに当てることができると。この技が炎の駒です。
なので手を動かすのがものすごく早いから、その回転で駒を回した時に駒が火を吹いたということなんですが、
この炎の駒は嵐の定番の技になるんで、しょっちゅうしょっちゅう炎の駒使うんですけど、
手をビューッと動かしただけで、手から炎を吹くようにのちになってたんですね。
まあ漫画的な表現ではありますが、ゲームの前で火燃えてたら危ないだろうと、今になっては思います。
その後も嵐はいろんな必殺技をはみ出していくわけですが、
エレクトリックサンダーといって摩擦で雷みたいなのを起こしてゲームを狂わせるとか。
嵐は出っ歯なんですけども、前歯がなんか巨大で、その出っ歯がもう口からはみ出して、
ビヨーンって伸びていって、身体と出っ歯がつながってるのは神経でつながっていて、
歯がバーンと前に飛んでいってコントロールするみたいな。
よく言っててもわからないと思いますが、口頭向けな技がいっぱい出てきました。
ゲームセンター嵐はアニメ化もされてましたね。
ゲームセンター嵐が最初の方の実在のゲームを元に、ゲームを紹介していくようなものからだんだん変わっていって、
新しいゲームを紹介するというよりも、ゲームを使って対決をしていき、必殺技がありみたいな話になっていって、
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ゲームそのものは漫画の中のオリジナルのゲームになったりとかしていったと記憶してるんですが、
当時やっぱりゲームセンターは不良の溜まり場みたいなマイナスのイメージも強かったので、
社会問題とかにもなってたと思うので、子供の教育場ということで、
ゲームセンター嵐の中ではゲームセンターというものはまず登場しないと。
ゲーム大会みたいなものが多かったんですかね。
そしてゲームも実在のゲームが登場しないみたいな感じに路線変更をしていったんだと思います。
ゲームセンター嵐と同時期にコロコロコミックで連載されていたゲームセンター嵐の後に連載が始まったと思うんですが、
とどろけ一番という漫画がありました。
これもどんどんライバルと対決していく必殺技がどんどん出てくるという意味では非常に似ている系統の漫画だったんですけど、
その題材が変わっていて、題材が勉強だったんですね。
勉強で対決する。要するに試験ですね。テストですね。テストで対決していくと。
ただこれ勉強法みたいな真面目な内容は多分ほとんどなかったと思います。
早く問題を解けるように両手で左右の手で答案を書く。答案2枚返しっていう技があったり。
まあ口頭無形な話なんですが、このとどろけ一番も私は好きでした。
答案2枚返しというのは左右の手で違う答えを書いていかなきゃいけないんで、左右の手が別々に動かせないといけないんですね。
で、そのための特訓の第一歩として、片手で四角を書きながらもう片方の手で丸を書くというのを同時にやるというのがあったんですね。
で、これを私すごく練習して左手で丸を書きながら右手で四角を書くという技を得得しました。
逆はできないんですね。左で四角を書きながら右手で丸はできないんですが、これまでの人生において何度か人に披露することがありました。
まあそこまで受ける技ではないですが、他にあまり一発芸とかその場ですぐに見せられるフィジカルな特技とかはないので、たまにこの技を披露しています。
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娘にもこの技、左で丸を書きながら右手で四角を書くをやってみて、思ったよりはちゃんと反応してもらえたんですが、娘もちょっと練習してそこそこできそうだったので、ちゃんと練習すればできるようになるんじゃないかなと思います。
この技を親から子に伝えたいですね。
このトドロキ一番の主人公の一番は四菱ハイユニという、自分で作った特殊な鉛筆を使ってるんですね。いくら書いても芯が減らないという。
で、私その四菱ハイユニを自作したことがあります。これも小学生の頃ですね。
トドロキ一番の主人公は四菱ハイユニを結構短いサイズで、持ちやすいサイズで使ってるんですね。
多分設定で何センチとかあったと思うんですが、鉛筆をそのサイズに切って、先は鉛筆削りで削って、そして表面の、鉛筆の表面のコーティングされてるというか、そこの部分を全部削り取ったんですね。
そしてその上から色を塗って、四菱ハイユニのマークとか文字とかを手書きで入れました。多分全然いい出来ではなかったと思います。人に見せたりもしてないです。
ちなみにトドロキ一番を描いていた野村慎吾先生は、後に鶴ぴか励丸くんという大ヒット漫画を生み出します。どうでもいい話ばかりですが、ゲームセンター嵐でゲームというものに触れて、
その裏側というか、どういう風に作られているんだろう、自分も作ってみたいという興味に繋がったことが、パソコンを買ってもらって自分でプログラムしてゲームを作ってというところに繋がっていたり、
トドロキ一番という漫画の左右の手でテストの答案を答える、両手を同時に使う必殺技の練習のための左手と右手で同時に四角と丸を描くという技を今でも時々人に披露することがあって、
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娘にもこの技を伝えようとしているなど、小学生くらいの頃に出会ったものが今の自分に繋がる原点になっているんだなという話でした。
今後章のうち2章分の原稿を書きました。一部のサンプルコードなども書いています。よろしくお願いします。
CSSは?
なにそれ。だっさ。
なんでや。
メーブルセンスの限りはないやん。