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2024-10-09 11:17

今一番やさしい世界のSNSは文通アプリのレイターかも(第781回)

ムスメによると、今一番治安のいい、やさしい世界のSNSは「レイター」とのこと。手紙を送ってもすぐには届かない文通アプリ「レイター」を紹介しました。

=== 目次 ===
ムスメに「レイター」について教わった
手紙を送ってもすぐには届かない
ちょこっと日記などで文通相手を探す
いろんな機能が「ない」のが良いところ
課金やコイン制度もあるけれど
AIが相手の文通アプリもいいかも
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前回、スレッツはユートピアなのかという話をしました。
松岡真由の見ているスレッツは、非常にやさしい世界だったんですね。
で、私の娘によると、今一番治安がいいやさしい世界のSNSは
レイターというアプリなんだそうです。
先日、娘とレイターについて話をしました。
二人でやっているYouTubeチャンネル、足跡よしで収録した動画を公開しています。
動画は、ナイトというツールを使って、アバターで顔出しなどせずに収録したものを公開しています。
気づいたら、2時間くらい喋っていて、ちょっと編集して1時間40分にしたんですが、
娘の話が長くて、だらだらと話が繋がっているので、途中でスパスパっと切るのが難しいので、
もうほとんどそのまんま出しちゃおうと、誰が最後まで見るんだというような長い動画になってしまいました。
ちなみに足跡よしは全部ひらがなで、最後にびっくりマークが入ります。
で、レイターの話ですが、レイターは文通アプリなんですが、
一番の特徴は、手紙が相手に届くのが3日後とかですぐには届かないことです。
手紙は要するにダイレクトメッセージということなんですが、すぐには相手に届かないんですね。
娘によるとだいたい2、3日くらいかかってるんじゃないかと言っていました。
手紙が相手にいつ届いたのか、読まれたのかどうかはわからないと。
そんな文通相手が娘には何人もいるそうです。
治安がいい優しい世界と言ってるのは、たまたま娘のやり取りしている人がそうなだけかもしれないですよね。
ただ、そのアプリの運営側の狙いが今のところ成功してるんだと思います。
レイターはキャッチコピー的なものが後で返事ができる文通アプリとなっていて、
03:07
説明文には誰かとつながりたいけどよくあるSNSだと疲れてしまうレイターなら1対1の落ち着いた会話が楽しめますとありました。
で、あえて現実のお手紙のように届くのにランダムで数日かかるようになっていますよと。
返事をするプレッシャーはありません。
既読機能ももちろんありません。
数日置きのゆっくりとしたやり取りを楽しみましょうと、そういう狙いでコンセプトで作られているんですね。
じゃあどうやってその文通相手を探すかというと、ユーザーはちょこっと日記というのを投稿できるんですね。
で、それがXのタイムラインのように表示されて、それはみんなが見ることができます。
なのでそこで気になった人を探すことができます。
プロフィールには私はこんな人という欄であったり、好きなもの苦手なものを書く欄とかがあるんですね。
ちょこっと日記とプロフィールを見て文通相手を探していくということのようです。
そして新規ユーザーを見られるコーナーもあるらしいです。
あとランダムレターという機能があって、誰に届くかわからない誰かにランダムで届くレターを送る機能もあるそうです。
海に小瓶で手紙を流すみたいな感じですね。
で、娘によるとそうやって相手を探して手紙を送って15人に送って3、4人から返事が来るくらいの確率らしいです。
他にこの世界観を守るための特徴としてはあれがないこれがないというのが多いんですが、
まずは文字だけですと、画像とか動画はつけられませんと、いいねやフォロワー数もありません。
あと自分のアイコンもアプリが用意しているアイコンからしか使えない仕様になっています。
あとこれは娘から聞いたんじゃなくてアプリの説明を見ていて知ったんですが、
アカウント不要ということでいろんなユーザー情報とかを入れなくていいですよと。
ログインするという考え方がないということなんだと思います。
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携帯電話端末とひも付いて使えるということでしょうね。
なのでそれが複数アカウントを作れないということにつながりますよね。
今の若者は特にSNSで複数アカウントを使い分けることが多いので、
そういうことができないこともレイターらしさにつながりそうですよね。
レイターの公式のサイトを見ていて自分の時間を大事にしている人におすすめとあったのが印象に残りました。
他のSNSだと通知が来たら見に行くという人も多いと思いますし、
いつでもそのSNSを開いたら何かしらの投稿であったりリアクションであったりが目に入って、
ちょっと中毒っぽい感じで使ってしまうと。
そこで時間を浪費してしまうということもあると思うんですが、レイターは違うよと。
娘もそのことにつながりそうな話をしていたんですが、
返事を書くのにはそれなりに時間がかかるので、
例えば朝とかちょっと時間をかけてレイターをやる時間として返事を書いているらしいんですね。
それを1日1回とか2回くらいで節度のある使い方ができるSNSというのがいいところなのかなと思いますね。
娘曰く人見知りだけど人と喋りたいという人が多い印象らしいです。
コイン制度があって、例えば50コインで自由なアイコンを使えるようになるらしいです。
送った手紙を編集するにはコインが必要だったりするらしいんですが、
コインはそこまで重要ではないそうです。
課金しなくてもちゃんとコインは貯まって、娘は無課金でそれでも手紙を編集するとかそういう時のコインには困ってはいないようでした。
なおサブスクで課金できるようになっていて1ヶ月690円です。
課金すると広告を消せるようです。
広告はそんなに気にならないと娘は言っていたんですが、日記を読む時に動画広告が出てくるからパケット代を節約したい人にはお勧めできないかなと言っていました。
レイターについて娘から話を聞いた上での私の感想ですが、
まず人気になってユーザー数がどんどん増えてしまうと治安が悪くなる心配もありますし、一方で加速化してしまうと楽しくなくなってしまうので、
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その辺のバランスを取りつつサービス自体を継続させていく。その舵取りがなかなか難しそうだなと感じました。
開発者名が企業じゃなくて個人名なんですけども、いろいろ公式サイトとか見てみるとかなり強い思いを持って作っているサービスっぽかったです。
レイターの大不安の娘のためにも頑張ってほしいなと思っています。
アプリの説明で安心して使える理由として運営によるパトロール、ブロック通報、NGワードと書いてありました。
やっぱり治安を良くするために運営がパトロールしたり頑張ってるんですね。個人開発っぽいんですけどスタッフとかいるんでしょうね。
あと娘にも言ったんですが、そうやっていろんな人と文通していて、実は全部相手はAIで人間は自分だけだったとかだとちょっと怖いよねみたいなことを言いました。
でもそういうサービスもありなんじゃないかなと。いろんなタイプの文通相手とゆっくりしたコミュニケーションを楽しめるんだけど相手は全部AIですよと。
結局は自分が言いたいことを言いたいわけなので、それを受け止めてくれる相手はAIでもその人の気持ちを落ち着かせてくれたり、逆にAIだからこそ言えるみたいなこともあったりして、そういうニーズもあるんじゃないかなと考えたりしました。
今回は以上です。アシカガコウジがお届けしました。
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