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パパの世代は学校でエクセルを習ってないんだって。 アシカガキャスト
某有名ニュースサイトの新型コロナウイルスの風評被害でコロナビール 販売会社が2ヶ月で310億円の売上げ減という記事をちょっと出遅れたんですが目にしました。
知ったきっかけはツイッターでドイツのスーパーでコロナビールと消毒スプレー アルコールのウェットシートが
抱き合わせで透明な袋に入って販売されているという写真がセンスいいよねと そこのリプライのところを見ていて誰かがあげていて知りました
そこにさらに返信がついていて中国での需要が落ちた コロナの影響でというのが原因と記事には書いてありますよとリプライしている人がいたんですね
それを見て私の中の モヤッとセンサーみたいなものが稼働してしまいまして
時間がかかってしまうということはわかってるんですけど深掘りしてみました まず記事の中にあったネタ元としているイギリスのメトロというところの英語の記事を見てみたんですが
google翻訳で日本語にして見てから英語もざっと見たんですが 新型コロナの影響で中国の需要が大幅に減少したための収益低下としか書かれていませんでした
外出できないとか物流も止まってるとかお店も開いてないとかそういう影響ですよね あと310億円の売り上げ源というのにはコロナビールだけではなく同じ会社が販売する
バドワイザーとかステラアストアなども含まれるということもわかりました まあこのニュース記事のタイトルにはコロナビール販売会社が2ヶ月で310億円の売上げ源と
販売会社がと書いてあるのでこれはタイトル的には嘘ではないですね また日本のその記事の中には
アメリカ人成人のコロナビールへの購買意欲が落ちている 調査結果について書いてましたけどこれはイギリスのメトロの記事にはない情報で
ネタ元へのリンクもなかったので検索して調べてみました 確かにそういう調査結果があって少なからず風評被害もあるみたいではあるんですが
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アメリカのコロナビールの販売会社は 売上げはこれまでと変わらず好調だと主張しているというニュースもありました
今はコロナという言葉を口に出すのもあまり気持ちいいものではないので コロナビールはやめとこうかなというのが風評被害に入るのかどうかの疑問もありますが
少なくとも2ヶ月で310億円の売上げ減というのはアメリカでの数字ではないので 風評被害でという言葉の後に続けるのはちょっとおかしいですよね
なお調べていてわかったんですが中国での需要が減少して売上げ ゲインしたと言ってるのはベルギーに本拠がある
アンハイザーブッシュインベブという会社で アメリカでコロナビールを扱っているのはコンステレーションブランズという会社で別なんですね
売上げが減ったというのはベルギーの会社の話で 購入意欲が減ってるというのはアメリカでの調査の話なんで それを結びつけるのはミスリードを誘ってるようにしか思えないですよね
この記事を元にあれこれコメントしているような人もいるんですが そういうなんか言いたいだけの人ってその記事すらちゃんと読んでないような人が多いですよね
タイトルだけに反応しているような感じで すべてのニュース記事に対して深掘りしろとは言わないですが何か自分の意見を言うならば
元記事がネタ元としているリンクを貼ってる記事とか 関連情報も見た方がいいと私は思っています
深掘りしていくと時間がかかってしまうんですが 例えば今回だとコロナビールの販売会社の情報が分かったのでそういう知識が増えていく
そういう積み重ねで知識を増やしていってるのが 東大王とかでクイズに答えてる人たちなんじゃないかなとか思ったりしました
ということでネットの記事を鵜呑みにせずに自分で深掘りしていくと時間はかかりますけど 得るものもあるかもしれないよという話でした