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2022-02-01 14:03

Webデザイナーをデザイナーと略されると違和感(第497回)

Webデザイナーとグラフィックデザイナーとは大きく違う(少なくともわたしの場合は)という話をしました。Webデザインのデザインは「設計」がしっくりくると思います。

=== 目次 ===
Webデザイナーのデザインは設計
印刷物のデザインにはDTPの知識が必要
デザインはセンスじゃなくてほとんど知識
それでもセンスはあるかもしれない
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足首ゲスト 私は仕事上の肩書については一つに決めずに随時やってることからアップデートしていったりしてるんですが
フリーランスになって開業届を税務省ですかねに出すときにウェブデザイナーと書いたので
確定申告の時などには職業職種名はウェブデザイナーと書いています
ウェブデザイナーという言葉にはデザイナーとついているのでグラフィックデザイナー 雑誌とかポスターとか印刷物のデザインをしたり
パッケージデザインとかもそうなんですが見た目のビジュアルをかっこよく作るデザイナーの人と同じようにデザインする人なんだと思われがちなんですが
ウェブデザイナーとグラフィックデザイナーとは大きく違うと思っています 少なくとも私の場合はそうです
そもそも世の中の多くの人がデザイナーとアーティストとの区別がわかっていない人が多い印象があるんですが
グラフィックデザイナーは旗から見るとそう誤解させるようなアーティスティックなデザインを作る人という印象があると思います
もちろんアーティスティックなウェブサイトをデザインしているウェブデザイナーもいるわけですが
一般的にウェブデザイナーのやってる仕事はもっと地味というか無から有を生み出すようなゼロを1にするようなデザインというよりも
いろいろなルールの中でその範囲の中で パーツを組み合わせて構築していくような地味な作業が多いです
建築家に近いのかもしれませんね見た目のかっこよさよりも使いやすいもの ちゃんと機能するものを
いろんな決まったルールの中で作ると 基本誰が作ってもだいたい似たような感じになるけど
紙は細部に宿るというかちゃんとこだわってしっかり作ってあるものは プロが見ればわかると
デザインという言葉を日本語に訳すときに設計という言葉もありますが
web デザイナーのデザインは設計という言葉がまさにあっていると思います ウェブサイト制作に関連する作業として
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バナー画像を作ったりとか ビジュアルデザイン的なものも作ってはきているんですがそういうグラフィックデザイン的
なことが自分の本業とは思っていないのでデザインに長けている人 デザインできる人と思われて
web デザイナーの web の部分を勝手に外してデザイナーさんと呼ばれることには違和感があります
なんでそんな話をしているかというと最近印刷物のデザインをする仕事が続いていて まあ仕事というか半分ボランティアみたいなものなんですが
その関係している人たちにデザイナーだと思われているっぽいのが居心地悪いんですね 印刷物の制作グラフィックデザイン
エディトリアルデザイン的な仕事は 本業ではないんですが頼まれればできると答える
スタンスでやっています じゃあなんで印刷物のデザインができるのかというと
dtp の知識があって デザインの知識もあるからです
センスとかそういうことは全く関係なく 知識だけでやっているようなイメージです
web デザインもそうなんですが印刷物を作るための dtp 作業
デスクトップパブレッシングの作業にもいろんな知識が必要です その前にまず印刷物を作るためのアプリケーションが必要ですね
基本的にはこれは adobe のソフト
adobe illustrator か adobe in design で作ることになります
adobe のソフトはお高いんですが今はサブスクリプション製になっていて なんと月々たったの6248円税込みで
illustrator photoshop in design などなどが全部使えます
高いと思う人も多いと思いますが 昔は photoshop とか illustrator とか単体で一本20万とか30万とかしてましたからね
それ考えると年間7万5000円でソフトウェアもどんどんバージョンアップしていっても 追加料金かからないというのは非常にありがたいですね
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特にやっぱりグラフィックデザイナーとか web デザイナーとして独立すると
フリーランスになるという時に それまで会社で使っていた adobe のソフトを自分で買い揃えないといけないと
そこの開業時にまだ儲かる前にまとめて大金出して adobe のソフトを揃えることをしなくて良くなったというのは非常に大きいと思います
ttp の知識の話に戻りますが 例えば写真を印刷物のデザインにレイアウトに入れるときには
rgb じゃなくて cmik 形式にしなきゃいけないとか このサイズで利用するので解像度をいくつに設定すると
何ピクセルかけ何ピクセルの画像が必要だという計算であったり じゃあ写真をページの端っこギリギリに配置していわゆる立ち落としと言うんですがページの端まで
写真を置くにはデータ上では何ミリ はみ出たして配置しておく必要があるとかいろんな細かいルールとか決まり事とかがあって
なかなか難しいです入校するときのファイルのフォーマットだったり 張り込む画像のフォーマットを何にするかとかそういうルールは時代と共に変わっていっているので
知識もアップデートしていく必要もあります そもそもピクセルデータかアウトラインデータ
ベクターデータかの違いとかもありますよね ウェブサイトに載っているロゴのデータをそのまま貼り込んで印刷した場合
元がビットマップの画像データで画面上は綺麗に見えていても印刷したらギザギザの荒いデータになってしまうと
いうのはよくある話かもしれません アウトラインデータとかベクターデータと言われるような拡大しても縮小しても綺麗に印刷できる
ようなそういう形式のデータで具体的にはイラストレーターの ai 形式とか
eps 形式とかのデータでロゴマークとか 図形的なデータは扱わないといけないんですね
あとそういう dtp 的なデータの作り方的な知識とは別に デザインの知識というのもあります
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長年の先人たちが積み上げてきた こうすれば見やすい
揃って見えるかっこよく見える注目を集めたい要素に注目を集められるみたいな ルール決まりごとみたいなものですね
デザインはセンスではなく ほとんどが知識である程度のところまではなんとかなると思っています
方を守ればそれなりのものはできると言えると思います で方を学んだ上でその方を破る
型破りな 新しい斬新なデザインを生み出す人もいるでしょうが
方を知らずに勝手に好き勝手にやっても 方なしになっちゃうと
よく言われるフレーズですがまさにデザインにも当てはまると思います 私は方を破るほど方に習熟しているわけではないので
とにかく余計なことをしない 方を守ってデザインする
流行りのデザインデザインのトレンドを取り入れたかったらとにかく真似する そういうアプローチで印刷物のデザインなどをするときには取り組んでいます
あと今はテンプレート的なものもいいものがいっぱいあるのでそういうものをベースに するという手もありますね
あとデザイン素材にうまく頼るという手もいいと思います 私はアドビが提供している
アドビストックという素材サイト デザイン素材を入手できるサービスを必要なときに利用しています
これは残念ながらアドビのサブスクリプションのアドビークリエイティブクラウドには入っていないので
別途金額がかかります アイコンみたいなちょっとした簡単なものでもやっぱり簡単なものほど難しいというのもあって
自分で一から作っているとそれなりに時間がかかってしまうのでそういうものは デザイン素材として
購入して使うのがまあ手っ取り早いと思っています もちろんアイコンとかだと無料のものもあったりしますが
そもそも作るのにかける時間がもったいないのに無料のものを探し回っている時間も もったいないのでサクッとお金で解決するのがいいと思います
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デザインにセンスはあまり必要ないと言いましたがそれでもやっぱりセンスというものは あるのかもしれないなぁとは思っていて
デジタルになってデザインが作りやすくなりましたが作ったものを評価する デジタルなのでバリエーションは作りやすいですがその中でこれがいいと
選び取るにはある程度はセンスというか見極める力がある方がいいのかなぁとは思いますし 選び取るセンスは私はそれなりにあるんじゃないかなとは思っています
そういう作ったものを評価するセンスがある程度あれば デジタルのツールの力
デジタル素材の力を借りて 誰でもそこそこのものを
肩を破らないレベルのデザインはできるんじゃないかなと思っています 私はそんな感じです
あとセンスとはちょっと違うかもしれないですが レイアウトをしていて
このオブジェクトとこのオブジェクトが揃っているとか 均等に配置されているとか目で見た感じで大体私は揃えられる方だと思っているので
実際見た感じで揃えて最後正確に揃え直してみて ズレてなかったとか
ちょっとしかズレてなかったことが多いのでそういうセンスはあるのかなと思ったりはしています 今回は以上です
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