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第302回アシカガキャスト
Mac上の画像に対して、iPadで手書きの注釈を加えたりする
その連携がすぐにできる方法があって、すごく便利なので、その話をしたいと思います。
まずそのやり方の手順なんですが、
Macのファインダー上でファイルを選択して、スペースバーを押すとクイックルックといって
ポップアップで画像が開きます。
クイックルックで開いているものが画像だったりPDFだったりの場合は
そのコマドの上にメニューがあって、マークアップというのを選べるんですね。
AppleのMac、iPhone、iPad共通の画像に注釈とかを書き込んだり図形を書き込んだりできる機能なんですが
このマークアップをMacで選んだところで、そこのメニューのアイコンが並んでいる一番右側に
タブレットのマークがあって、そこからiPadを選ぶと
Mac上のその画像がiPadで開いて、iPad上で手書きで色々書き込んだりできると。
この状態になったら、iPadで手書きで書き込んだものがMacの画面にリアルタイムで反映しますし
Mac側も操作できて、例えばMac側で図形を書いて、iPad側では手書きで書くとか
両方同時に使えるんですね。この連携がさすがAppleという感じですごく便利です。
MacOSの今一番新しいKatarinaというものからサイドカーという機能がついて
iPadとMacを連携できるようになったんですが、実は私のiMacは古くてサイドカーが使えないんですね。
でも今言ったマークアップを使って連携する機能は使えました。
最近書籍の仕事のお手伝いをしていて、Macでスクリーンショットを撮って、その画像に対してここにこういう注釈が入りますと。
指示をデザイナーさんにする必要があったんですね。スクリーンショットを撮るのも注釈の文面を作るのも私なので
グラフィックツールでAdobe IllustratorとかXDを使ってテキストと画像を配置すれば簡単に作れるんですが
グラフィックツールを使うやり方はしませんでした。その理由の一つはグラフィックツールを使うとついついちゃんと作るという頭が働いてしまって
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綺麗に配置したくなって、ついつい時間を使ってしまうだろうなと思ったからです。
もう一つの理由はそこまでやるんだったらまた一からデザイナーさんがデータを作るのが二度手間感が大きいなと
だったら私がイラストレーターで作ってそのデータをデザイナーさんに渡してという考えになってくるとまたちゃんとしたデータで渡さなきゃいけないと
データのやり取りの上でのちゃんとしたデータを作らなきゃいけないとなるとまたそこで手間がかかってしまうと
そういった理由で手書きでやった方がこれはラフですよっていうのがわかりやすくてスピードも早くできるだろうと思ったんですね
そこでこのマックとiPadの連携技を実践で使ってみてやっぱりすごく便利だなと感心しました
iPadはスリープしている状態でもマック側から指示を出せばすぐにその画像が開きます
1回この連携機能を使うと2度目からはクイックルックマークアップと選んだ時点でiPadで画像が開きます
連携を切るまではずっと連携がオンの状態になってるんですね
iPadとApple Pencilでの作業は心地いいのでやってて気持ちがいいというか
同じ仕事でもちょっと楽しい気持ちで迎えますね
今回書籍のページのラフとか全部手書きで書いたものをスキャニングしたものが送られてきたんですが
こういうのも全部iPadとApple Pencilでやったらいいのになと
書籍の編集とかやってる人はみんなiPad使うべきじゃないかなとそんなことも考えたりしました
ということでMac上にある画像に対してすぐにiPadで手書きで注釈を入れたりできる連携機能がすごく便利だという話でした