私も初めて見たし、全く知らなかったんだけど、面白かったですよ。
大衆演劇って何ですか?よく知らんのですけど。
サオトメ太一とかが大衆演劇出身じゃなかったっけ?
一応歴史的に見たら歌舞伎から派生したものなのかな?
大衆舞台。
白塗りの人が出てきて、基本和装で。
私はショーを見たんだけど、演劇もあるしショーもあって。
和風の曲もあれば、普通にポップスとかもあって。
ダンスも基本的に日本舞踊っぽい。
日本舞踊っぽい動きなんだけど、普通に和風のダンスを踊る人とかもいて。
歌ったり踊ったりしながら。
歌はなかった。
曲に合わせて歌の世界観を表現するみたいな。
面白い。
舞台っていいなと思って。
舞台ってあるとすればあるじゃないですか。
そうだ、確かに。
スペシウム光線は見えないけど。
あるって言ったらあるし見えるよね。
音と吹っ飛ぶ怪獣で、そこにスペシウム光線が見えるじゃないですか。
大衆演劇も、後でプロフィール見たら50代の人が座長とかやってて。
もちろん若い人もいるんだけど。
座長がかっこいい男のキャラとして出てきたり。
大衆演劇って多分男の人が女の人演じたり、普通に女の人もいたりって感じだな。
女の人も立ってるんだ。
多分。
もう何もわからないから。
多分でしたら。
そうなんだよ。
かっこいい人として出てくると、かっこいいよね。
確かにかっこよく見えるよね。
かっこいいと思って。
白塗りでアイライン引いて目の先がキュってなってた。
髪の毛も盛り盛りっていうか、上に盛られたようなカツラ被って出てきてさ。
かっこいい仕草をするわけじゃん。
そしたら、「うわ!かっこいい!」って思っちゃった。
なんかいいなって。
舞台の良さを再発見。
プロレスみたいだなって。
全てをプロレスの枠組みに当てはめて物事を認識するのって、それはそれであんまり良くないかもしれない。
田橋博史もイケメンキャラで売ってたときさ。
別に田橋博史の顔が悪いとかってことじゃないんだけど、いわゆるイケメンではないじゃないですか。
まあ、そうね。確かに。
でも、「俺はイケメンなんだ!」っていう雰囲気と持った髪型とイケメン仕草でどんどん好きになるじゃないですか。
イケメンとして好きになってくるね。
それと同じように。
舞台と同じように我々もフィクションの中を生きているわけで。
この舞台の客席側というか現実世界もまたフィクションの中で生きている。
いろんなフィクションを信じながら生きているよね。
あるという想定で。
だから俺もイケメンなんだって思いながら生きていこうと思って。
確かに。立ち振る舞いとか髪型とか見出し並みとか考えれば確かにイケメンになってくる。
イケメンってそういうことだもんね。
イケメンってそういうことだと思う。
心の底から俺はイケメンなんだっていうのが心の底から湧いてきて体の外に出たらもうそれでイケメンなんだと。
見た目じゃなくて生き様がイケメンになってくるんだってことだよね。
振る舞い?オーラっていうか。
振る舞い?立ち姿?
それよって顔の良さが生まれてくるんだってことですね。
かっこよい生き方ってことですね。
とにかく青グランドホテル。
日帰りで行くと2500円くらいなんだけど。
月に4日間くらい半額の日があって。
すごい。
すごい。
多分コスパめちゃくちゃいいと思う。
今見たら演目も毎日変わるみたいですね。
すごいね。
毎日変わるってすごくない?
すごい。
役者も毎日変わるみたいな感じですね。
なので私の今週のオススメのためは大衆演劇。
劇団たける。
劇団たける。
出てきた。今月の公演劇団たける。
誕生すすむさんが座長。
大衆演劇って最後鼻束渡したりとかってイメージあるけど、あれあるの?
鼻束渡してたかな?
歌って客席の方に伸びている花道に行くところで、
胸に何やら封筒みたいなものをピンで留めてた。
すごい。
お金入ってるんだよね、あれ。
多分ね。
すげー。
ダイレクト課金だって思って。
すごい、スパチャとかそういう次元じゃないぜ。
スパチャの元祖だ。
元祖よ。
確かに。VTuberも確かにそうか。
やっぱりこのたしい振る舞いで可愛らしさかっこよさを生み出す存在でもあるから。
はー、すごいね。
宝塚じゃ見れないね。
宝塚じゃ見たことないね。
でも宝塚好きな人が大衆演劇に見て面白いなって思うのはあるなと思って。
芝居は見れなかったんだっけ?
芝居は時間が合わなくて見れなかったんだけど。
芝居見てみたいね。
芝居見てみたい。
でも都内にもいくつか見れる劇場あるみたいで、
なんかチケット、宝塚とかに比べたら、人数もね、そんな本当に10人満たないぐらいの人しか舞台上に出ないから、
チケットのお値段もそんなにしないみたいなんで。
へー。
ちょっとどっか行ってみようかなと思ってる、今。
確かに。
ちょっと興味出てきたな。
うん。
宝塚っていうか、2.5次元芝居とか近いよね。
2.5次元っぽさもあるなって正直見てて思った。
やっぱ2.5次元っぽさ。
ツクモ神だって言ったらツクモ神だし、テニス部だって言ったらテニス部じゃん。
サッカー部だったらサッカー部に見えるしね。
だって車輪なんかなくたって自転車乗ってるって言ったら乗ってることになるじゃん。
もうしっかりそれで感動できるわけだから。
やっぱりそういう意味で根源的な舞台の魅力みたいなのは変わらないんじゃないかな。
我々がいわゆる舞台として、あれはショーですよね、VTuberとかも含めて。
今週何かありましたか?
今週ですね。
なかなか年齢重ねてくると、
新しい物事にチャレンジすることなくなってくるじゃないですか。
そうですね。
大衆演劇もそうだけど、
知らん世界に飛び込むのってあんまないなっていうのもあるし、
好きなものとか知ってることでも、
なかなか新しいジャンルとかハマれないとか出てくるんですよ。
今回、今週ですね。
久々にゲームにハマってしまいまして、
新職忘れて、ベルマ王シーンでやっちゃったんですけど。
いいですね。何ですか?
どんなゲームかっていうと、
ナインソウルズっていうゲームなんですよ。
知らないな。
台湾のゲームメーカーが作った作品で、
インディーゲームですか?
そうだね。パソコンでしかまだできないかな。
で、配信されてるんですが、
たぶんスイッチにもおそらく来るだろうと、
本当?
私は見立ててるんだが、どうなのか。
どんなゲームかっていうとですね、
いわゆるアクションゲームなんですけど、
これがすごかったんですね。
こんなビジュアルイメージですね。
まずゲームとしてめっちゃ面白いっていうのが1個ありまして、
アクションゲームなんですが、とにかく難しい。
めっちゃ難しくて難易度が高い。
だけど理不尽さは感じないっていうアクションゲームなんですね。
ゲーム性一言で言うと、後出しジャンケンを繰り返すようなゲームなんですよ。
横スクロールアクション?
横スクロールアクションゲームですね。
後出しをする?後出しジャンケン?
例えば主人公とか自分の操作してるキャラクターにはいろんなアクションができるんですよね。
攻撃したりとか回避したりとか、
ジャンプしようか移動しようかとかあるじゃん。
何か敵と戦っている時に、敵の行動に対して最適な行動を取らないと基本的にやられちゃうんですよね。
2,3回殴られると主人公はもうやられてしまうので。
だからまず最初に敵と戦うってなったら、
その相手の動きをよく見て、どういう行動をするのかっていうのを観察する。
その後にそれぞれの行動に対して一体どんな行動をするのがベストなのか。
自分の思っている選択肢がいくつかあるわけですよ。
攻撃しようかな、回避しようかな、ジャンプしようかな、などなど。
それに対して正解をまず探るんですね。
この動きをすればこの敵はダメージを与えられるなっていうのが分かると、
今度はそれをミスなく連続させていくっていうことが必要になってくる。
だから例えば敵にやられちゃったってなっても、
もう自分で負けた理由が分かるんですよ。
これが足りなかったとか、タイミングがずれてたとか、選択肢を間違えてたとか。
だからすぐに傾向と対策が練れるので、それを踏まえてもう1回再チャレンジして。
2回目3回目と繰り返していくにつれて、だんだんだんだん壁ですよね。
敵を倒していくことができると。
だから難しいんだけど理不尽さは感じない。
何度も繰り返しながら自分の成長も実感できる。
強いボスみたいなものと戦っていると、もう勝てないんですよ。
最低1時間ぐらいはずっと同じ敵と戦い続けるぐらい。
でも納得感があるんですよ。
あれのせいだ。このせいで負けたんだ。もう1回。
だからだんだんだんだん戦っていると、相手が新しいパターンの攻撃をしてくる。
今度はまたそれに対する対策をどうすればいいんだろうかって考える。
死にゲー覚えゲーですか?とはまた違うんですか?
たぶん死にゲーとか言われるジャンルになっちゃうと思うんだけど、
その死にゲーにもいろいろある。
タイムが高いだけのゲームはあると思うんだけど、
やっぱり理不尽さはないんですよね。
自分の不注意だったっていう。
自分の反省点を常に感じさせるゲーム性になってるんで、
強い敵と戦って負けても、
ああ、面白かったって。
ゲームしながら独り言を言う自分にびっくりしたね。
わあ、面白えって言いながらボコボコにされてました。
ゲーム的な面白さがまず1個ある。
あともう1個がストーリーがすごく良かったんですよ。
開発してるのが台湾のゲームメーカーのレッドキャンドルっていうメーカーなんですよ。
これ結構有名なメーカーで、
一番日本で多分有名なのが、
台湾を舞台にしたホラーゲームの変更っていうのがあるんですよ。
変更の辺は辺地の辺に校は学校の校って書いてある。
これ1960年代の台湾を舞台にしたホラーゲームで、
変更どんなゲームかっていうとホラーなんだけど、
開発者によると、
我々台湾人が一番恐怖を感じるものは何か探ったんですって。
そしたら戦後起こった白色テロル、
政府による国民弾圧の時期っていうのが台湾人にとっては最も恐ろしい時期だった。
つまり自由に言うことができない。
台湾って国の成り立ちからして共産党と国民党の内戦から、
国民党が台湾に逃れてできた国家じゃないですか。
だから戦後すぐとかは国民の共産化みたいなものをすごく恐れてたんですよね。
共産主義的な思想があるやつとかはすごくすぐに刑務所を入れたりとか、
あるいは自由な言論そのものを恐れるところがあって、
90年代だったかな、80年代末かな。
本当につい30年前、40年前までずっとそういう状態が続いてたから、90年代かな。
30年くらい前までそういう状態だったんで、
私にとっては当時の言論ダウンされていた時代っていうのはすごく恐ろしい。
だから変更っていうゲームも1960年代を舞台にしてるんですが、
一見ホラーなんだけど、実際は人間ドラマというか、
白色テロルの時代に何があったのかっていうのをテーマにした、
歴史モノ。
歴史モノ。前半ホラーなんだけど、だんだんポリティカルというか、
ヒューマンドラマに変わってくっていう、ちょっと変わった作品なんですね。
で、そういうメーカーが初めて作ったアクションゲームが、
このレッドソウルズ。
じゃない、9ソウルズってゲームなんですよ。
これを打って変わって、SF作品なんですね。
ただ、やっぱレッドキャンペーンって台湾の歴史とか文化を取り入れたゲームなんで、
単なるSFじゃないんですね。
見た目めっちゃアジアっぽい。
アジア感がある。サイバーパンクかける同胸。
サイバーパンクなんだ。同胸。
その名もタオパンク。
タオパンク。面白い。
タオは道って書いてある。
だから、この世界では身体改造とか情報技術ってものすごく発達してて、
かつサイバーパンクの世界なんで、管理社会なんですよね。
と同時に、台湾の伝統宗教である同胸っていうのが融合してるんで、
めっちゃロボとか仮想現実みたいなものも出てくる。
主人公は中国憲法とジュフ・オフダで戦うっていう設定なんですよ。
そのオフダとか中国憲法で巨大サイボーグ・キョンシーとかと戦ったりするんですよ。
だから世界観が同胸を元にしてるので、唯一無二の
見えなくていいか、考え方というか、可視観の世界になってるんですよね。
これが面白い。
物語というかストーリーの側面でも、
同胸の考え方っていうのが結構取り入れられてるんですよ。
私も同胸そんなに詳しくないんですけど、
同胸って一番大事なのは、無為自然、世の中の自然、世界っていうのをあるがままに受け入れていきましょう。
っていうのが一番大事な考え方らしい。
その可視観っていうのがストーリーに通定している。
主人公は科学者なんですけど、世界の大きい危機が迫ったときに、
世界をより良くしようと思った結果、非常に多くの人を傷つけてしまったっていう過去を持つ科学者なんですよ。
その過去とどう向き合っていくのかっていうのを描くんですけど、
いろんな敵と戦っていくんですね。
敵もみんな、何がしかの世界をより良くしようとした結果、
誰かを傷つけた経験のある奴ばっかりがボスとして出てくるんですね。
そいつらと戦いながら、お互いの正義をぶつけ合いながら、
だんだん他をに至るんですよ。
同胸の思想に至っていくっていうストーリー。
全然宗教感はないんだけど。
エグゾスカルゼロってこと?
そうね、それ近いかもね。
例えば敵の中でですね、私好きな敵キャラなんですけど、
何事も効率を重視するって敵がいるんですよ。
弱者は切り捨てるべきなんだと。
効率が一番大事だし、無駄は省くべき。
間違いそうですね。
死体が出たら死体が捨てるのはもったいながら、
こいつは虚無にしよう。
死後も働かせるみたいな悪い奴じゃないですか。
悪い奴だね。
でもこいつと戦う中で、実はそいつは幼い頃すごく貧しくて、
ずっとお腹を空かせていたんです。
だからみんながお腹いっぱいになれるように、
効率的に食料を生産しなきゃいけないんだと。
ということでみんなが飢えない世界を作ろうとした結果、
そうなってしまったんだと。
その虚無たちも、もともとは自分を大切にしていた人間に、
死んだ後もそばにいてほしいという願いから作ったんだと。
という過去が明らかになってくるんですね。
あるいは、国は滅びるときに仲間を見捨てて、
その国の美術品とか財宝とかを持ち出したっていう奴がいるんですよ。
それをこの舞台になっている世界に持ってきたっていう奴がいて。
これは悪い奴じゃないですか。仲間を見捨てるなんて。
でもそいつと戦っている中で、そいつが言うんですね。
いや、人間っていうのは歴史から離れて生きていくことができないんだと。
人間が人間になるためには、歴史を継承していくことが大事なんだと。
だから俺はこれを持ってきたんだ。
一応そいつなりの理屈を持って、正義を成して。
でもその結果、いろんな人を傷つけてきている。
それと主人公。主人公も科学の力で世界を変えようとして、
大失敗してしまったっていう過去があるから。
そこをぶつけ合っていくんですね。お互いの正義を。
これが単なる正義のぶつけ合いに収まらないのがタオパンクの凄さで。
単なる相対主義というか、お互い正義が別々であって、戦ってどっちがいいか決めましょう。
じゃなくて、ストーリーの中で結局どの正義も大差ないし、
結局世界っていうのはいずれ終わっていくんだから、
どれを選んだところで何の意味もないんだと。
虚無主義だ。
そう、虚無主義っぽいじゃないですか。
でもその虚無主義に陥らずに、そこからタオですよね。
タオって何かっていうと、同胸でもなかった。
言葉では説明できない概念なんですって。
その言葉で説明したらタオではなくなるんだと。
だいぶ抽象的な考え方で。
タオってのは経験することでしか分からない。
ただ、自然があるがままであるように受け入れようとか、
慣れていくしなやかな考え方を持ちましょうっていうのが一応基本通定する考え方。
なるほどね。
自分の正義にこだわるんじゃなくて、みたいな感じで話が進んでいくんですね。
アウフ平面していこうってこと?
アウフ平面とかともまたちょっと違うんですよね。
ちょっと難しいんですけど、いろんな正義があって、いろんな信念があって、
いろんな失敗積み重ねた人間がお互い競い合っていくんですけど、
最終的に、でも全部無駄でしたってことが分かるんですよ。
みんなが世界をより良くしようとしてるけど、もうこの世界って終わってたんだ。
もう今すぐ何をしても何も変わらないだと。
人間が作り出したものとか、人間の行動とか、どれも全て消えていく無駄しいものなんだ。
でもその無駄しい戦いの果てに、正しいことの先に、しっかり希望を示して終わっていくんですね。
世界はめっちゃ悲惨だし残酷なんだけど、でもそれで終わらないんだ。
この作品のタオルとして示して終わっていくんですね。
めっちゃ最後感動したしね。
ストーリーもすごく良かったし、ゲーム性ももちろん最高だったしね。
ナインソウルス。
あと台湾の歴史みたいなものも踏まえると、多分詳しい人にが見ると台湾的な文化というか、歴史も踏まえた内容になっているのかなと思ったりもした。
キャラクターが猫耳キャラ、ケモなんですけど、この世界ではこのケモが人間って呼ばれるんですね。
これ以外に原住民というか、その地で暮らす者として毛のない猿たちっていうのがいるんですよ。
これは我々人間なんですけど、これは猿たちなんですね。
その猿たちのいる世界にこのケモノたちがやってきてっていうのが基本的に世界の始まりなんですけど、
それって多分台湾の歴史とかを振り返るとさ、やっぱり国民党と共産党の戦いの中で国民党が逃れてきた場所が台湾である。
台湾の中にもさ、いろんな少数民族がもともといたんですよね。
その山岳部とかにはその地域でずっと暮らしている人たちもいたし、
あるいは国民党が来る前から暮らしている大陸系の人たちっていうのもいたし、
そこに国民党の人たちも入ってきてっていう。
結構いろんな出自を持つ人たちが暮らす場所が台湾でもある。
だからある種の他民族性みたいなものをあの狭い島の中でもっている。
そういう歴史とか文化っていうのもたぶん踏まえてみると、
もしかしたら別の切り口というか見方みたいなものもあるかもしれない。
私もそのタオパンクっていう設定にめっちゃ惹かれてみたんですけど、
マジで良かったですね。
感動しました。
スイッチに来たらやってみようかな。
ぜひぜひ。
もうこのお盆の後半はずっとそれやってますよ。
ハマった?
ハマった。面白ぇーって一人言いながらずっとゲームしてた。
一通りクリアしたのにどのくらいかかった?
私あんまりゲーム得意じゃないんで、
おおむね30時間くらいですかね。
じゃあその30時間の経験がタオなわけだね。
タオってこういうことだったのか。
滅びゆく世界を受け入れて、それをその先に繋げていこうっていう話になっていくので。
確かになんかちょっと見た感じめちゃくちゃ評判いいですね。
タオ、そうね。
魅力は説明難しいですよ。タオは体験しないといけない。
そういうことだね。言葉にしたら終わっちゃうからね。
言葉にしたらもうそういうふうに情報になってしまうのでね。
なるほどね。
ということで面白かったですね。
あとあれだね。この変更っていう作品。
ドラマ化?映画化してるんだね。
映画化してるね。
ネットフィックスでドラマ化?映画にもなってるんだね。
そっち見てみようかな。
ああそうそうぜひぜひ。それもね評判いい。
ちょっと見れてないんだけど、なんか結構面白いらしい。
なるほどね。いいですね。
この番組は毎週一冊の方訳アメコミを紹介しているんですけれども、
たまにはアメコミを紹介しない日も。
たまにはね、気分を変えて。
バンドデシネをね、紹介する日もあり。
今日はそれ。
バンドデシネ回。
いやわかんない。今日何回なんですか。
っていうのも、今日紹介するのはニコラド・クレシーのプロレス幻想曲でございますね。
プロレス競争曲?
間違えた。プロレス競争曲ですね。
ニコラド・クレシーは、なんだっけ、天空の城みたいな。
天空のビバンドムっていう作品とか結構有名だと思うんですが、
フランスの作家。
フランス語で書かれた漫画作品のことをバンドデシネなんて言ったりしますが、
バンドデシネ作家なんだけど、このプロレス競争曲はウルトラジャンプで連載されてたんですよね。
日本の収益者の雑誌、ウルトラジャンプで量産していたバンドデシネ。
すごいな。
何これ。これじゃあ何?
これはバンドデシネでもあり、少年漫画でもあり。
ジャンプ作家。
ジャンプ作品でもありってことか。
すごい話じゃない?
すごい筋の作品ですよね。
つまり、バンドデシネの作品をジャンプに掲載してたんじゃないんだよね。
初出がウルトラジャンプなんだろうね。
ウルトラジャンプの編集者が言ってお願いしたんでしょうね。
バンドデシネを書いてください。
すげー。
ジャンプで?ってね。
めっちゃ尖ってるよね。
尖ってる。
だから、そういうことだよね。ジョジョリオンとかステイルゴールランと一緒に。
同僚だったってことですよね。
乗ってたってことですよね。
すげー。
ということで、ニコラド・クレシーのバンドデシネを本日はやっていきますが、
今週の海外漫画ニュースやっていいですか?
お願いします。久々ですね。
このラジオでも紹介したサピエンス全史の漫画版があったじゃないですか。
3巻が発売されたので、それの関係があってがなくてか、1、2巻が今半額になってます。
これ絶対買った方がいいです。
あれ面白かったですね。
あれめっちゃ面白かった。
漫画版のサピエンス全史。1巻がフィクションの話だった。
2巻が小麦の話かな。
あれどっちもめっちゃ面白かったな。
面白かった。
1巻の方が個人的にはちょっと好きだけど。
俺もやっぱフィクション生きてるから。
現実全然見れてないからね。
1は良かったですね。感動しましたね。
もし読んでない人いたら是非ね。
結局サピエンス全史本の方読んでないや。
俺も漫画しか読んでない。
漫画でわかった気になってるけど。
でも賢くなった気になれる作品ですもんね。
勉強した気になれる作品なんで。
インテリぶりたい人は是非。
それに漫画として面白いんだよ。
いい作品だったな。
是非読んでみてください。
今回のプロレス競争曲なんですが、
どんなお話かというと、
さほどプロレスは関係ない。
これどんな話なんですかね。説明難しいですよね。
そう?
私は何を説明したらいいのかなと思いながら読んじゃった。
主人公はマリオという男なんですが、
彼はピアノを打って暮らしている。
正直このマリオはいわゆる弱者男性と言いますか、
身長が低く、ちょっと太ってて、
ハゲてて、メガネというキャラクターなんですけれども、
実は彼は彼の家族?
いとこ?
親戚?
彼の親戚はマフィアなんですね。
マリオには友達がいて、
唯一の友達はペンギンだけなんですが、
そんなマリオにマフィアが仕事を頼んでくる。
この手紙を届けてくれる。
実はそれは罠で、
マリオを殺して、
そのマリオのピアノを売っている店を自分のものにして、
そこにカジノを建てようとする計画だった。
罠をギリギリで生き延びたマリオは、
このマフィアたちに復讐をする。
そういう話でした。
そうまとめられると分かりやすいな。
復讐団ですね。
一瞬ノイズのようにトマシューペンギンというのが出てきたと思うんだが、
このペンギンであったりとか、
罠にかけられた工場で出会った妖怪?
化け物?幽霊?
幽霊たち。
幽霊たちと一緒に戦う。
いとこのマフィアというのが子供?赤ちゃん?
そうですね。
草食の赤ちゃんという設定で、
見た目は完全に赤ちゃんの学校なんですが、
マフィアを牛耳っている。
そういう存在ですね。
私の流れとしては、
弱い存在というか、
虐げられているものが復讐をするという話なんだけど、
キャラクター造形がひとひねり二ひねりあって、
そうですね。
そこが面白さに繋がっていたのかなという、
そういう漫画でしたね。
面白かったですね。読み応えがあって。
読み応えが難しいのは表現。
アートはすごい良いですよね。
そうですね。
後書きのところで、
日本の出版社と仕事をするというのは、
なかなかない経験だったと。
バンドで死ね作家だけど、
一応日本の漫画というのを意識はしたと。
いうふうに言ってましたね。
だけど、やっぱり線のタッチとか全然違うし、
一目見て違うよね。
でも多分意識したと思うんですが、
私ニコラド・クレシーって初めて読んだのかなと思ったんですけど、
昔読んだことがあって。
何読んだの?
氷河期という作品。
多分初めて読んだバンドで死ねがニコラド・クレシーだったんじゃないかな。
アニコミ読み始める前だから、
外国の漫画という意味でも初めて読んだのかもしれないですね。
氷河期というのは、
氷河期に陥ってしまった未来世界で、
遺跡探検に来た未来の人類たちが、
ルーブル美術館を見つけて、
そこに飾られている絵画を見ていくっていう話なんですよね。
その絵を通じて、
現代というか過去の人間が一体何を考えていたのかというのを
勝手に推測していくという話です。
確か80ページくらいかな?
めっちゃ短い作品で、絵本みたいな本だったんですよね。
だから、絵もアートもすごく絵本みたいな可愛らしい絵だったんで、
なんか面白い絵本読んだなーとか思ってたんですが、
今回も絵もアートも、
私はめっちゃ絵本だなと思いながら読んでましたね。
コマの一つ一つが、
なんて言ったらいいんだ?
絵画を語ることがないんですけど、
可愛らしいキャラクターたちが、
ちょっと故障された動きをしながら、
ただ、エピソードとしてはマフィアとの戦いっていう、
残酷なストーリーでもあるので、
その絵の可愛らしさと、
ストーリーのある種の残酷さみたいなものの対比が、
ちょっと面白かったかなとは思いましたね。
あとは、やっぱりプロレスですよね。
プロレス要素がどこにあるんじゃい?っていうと、
このマフィアたちが、
実は工業主でもあって、
プロレス団体を主催していて、
このマリオの命を奪うために、
プロレスラーたちとプロレスラー軍団と、
幽霊軍団が戦いになっていくと。
そうそうか、プロレスだと。
プロレス共和国っていう団体を、
牛耳っているんだ。
このいとこたちはね。
で、実はこのレスラーは、
このマフィアの命令で、
強括とか、
邪魔者を排除したりしているんだ。
暴力的な仕事は、
プロレスラーたちが副業でやってきたと。
うん。
プロレスラーたちが本業だったから、
マフィアの一員だったんですか?
いや、そういうわけじゃないんじゃない?
やっぱり逆らえないんじゃない?
オーナーに言われたから。
オーナーには。
そういう営業があるって言うもんね。
そういう営業っていうか、
暴力じゃなくて、
オーナーの願いで、
お客さんに会ったりとか、
そういうのもきっとあるだろうか。
これさ、後書きでニコラド・クレシーがさ、
物語の面でも日本を意識しました。
日本固有のヤクザ。
さらには日本の幽霊や神々、
そして妖怪がこの作品に登場する
プロレスラー軍団対幽霊軍団という図式に
インスピレーションを与えてくれました。
そうやったのか。
知らなかった、私はそれは。
日本固有のヤクザって面白くない?
まあ、そうか。
確かに日本固有ではあるのか。
日本の主要な輸出産業の一つと言われてますからね。
ヤクザね。
ヤクザと怪獣と忍者。
そうですね。
フランスのプロレスラーってのは、
やっぱり怪奇派が多い。
って、
プロレススーパースターレッスンに書いてありましたけど。
怪奇派。
で、何かこう、
驚ろ驚ろしい設定を持ってるとか、
設定というか。
ノートルダムの金付き男、
カジモトとか、
っていうレスラーとか。
あと、みんなが一番知ってる
フランス出身のレスラー、
アンドレ・ザ・ジャイアント。
へー、フランス出身なんだ。
知らなかった。
ですかね。
人間三脈。
人間三脈。
あれも怪奇派?
わかんないけど。
だから、やっぱりちょっとそういう
部分が、もしかしたら
フランス人のプロレス観ではあるのかもしれない。
はー、なるほどね。
なんかこの、
幽霊たちっていうのはプロレスラーの共造だっていう風に、
作者は後書きで語ってるけど。
そういうね、ちょっとこう、
人ならざる者の
雰囲気があるんじゃないか。
確かに幽霊とプロレスラーが
同格で描かれてるのはちょっと面白かったですね。
確かにね。
プロレスラーを何だと思ってるんだと言うと同時に
幽霊を何だと思ってるんだっていうところもあって
結構好きですね。
幽霊もすごかったっすね。
幽霊、よかったね。
なんかだいぶ設定もられてて。
一番目立つのは
ライダー?
ライダーですかね。
元自転車の
軽輪選手かなんかだったのかな。
レーサーだったんだけど、
手が伸びてしまって自転車に乗れなくなった。
素晴らしいですね。
すごいね。
いろんな羊の人が活躍できるのがプロレスの良さってことですかね。
まあそうですね。
カツラ。
カツラ。
カツラは髪の毛の集合体みたいな人ですね。
100%人毛。
その髪の毛を
髪の毛を売らざるを得なかった
人たちの悲しみを
背負ってるという。
髪を売った悲しい女性たちの気持ちがあるんだと。
いいセリフ出た。
髪の毛で戦いますね。
髪の毛で窒息させるっていう能力ですね。
あと、世界中のあらゆる病原菌を持っているやつとか。
不浄王でしたっけ?
あと、オーケストラの指揮者で
自動車事故で体を失ったので生首だけになっているやつとか。
私こいつ好きですね。
男らしくあるために
全身にタトゥーを彫った結果
タトゥーでしかなくなってしまった。
本体がなくなってタトゥーの集合体になってしまったやつとかね。
面白い。
すごいですね。
やっぱりみんな体を失っているキャラクターとか多いですよね。
そうですね。
序盤でマリオを殺すために
いとこが送り込んだんですけど
それもピッコロっていう
対立するマフィアのボス。
彼は動脈瘤破裂
あ、違うわ。
抗争で首を切られちゃったので
首だけになっているんですよね。
移動式の砲台みたいなのに乗ってマリオを追うという感じですね。
やっぱり身体的に優れたというか
体が大きくて筋肉がいっぱいついてて
美しい体操選手のような体の使い方だなって書いてありましたけど
そういうプロレスラーと不完全な体というか
手足がグニャグニャになってしまったとか
全身が草でただれてしまっているとか
体がないとか
全身がタトゥーになってしまったとか
そういう奴らが戦っていくという構造ですよね。
そうだね。
マリオも身長が低いという点では
どちらかというとプロレスラー的ではないもんね。
そうですね。
構造で見ると確かに分かりやすいというか
読みやすい作品ではありましたね。
分かりやすい二項対立になっているし
幽霊たちが何でマリオに協力してくれるかというのも
ピアノの音楽の音色に惚れたからだということになっていますね。
マリオはベレニスという女子プロレスラーに恋をしているんですけど
このベレニスはピアノの曲を理解しないキャラクター
音楽がわからないというキャラクターで
ということでやっぱり心身に玄論ですよね。
そうですね。心と体の関係性が一つのテーマになっていますよね。
面白かったな。
面白かったと思うんですね。
最初読んだ時は結構びっくりしたというか
どうなるんだろうと思いながら読んでいたんですけど
やっぱり読みやすかったし
テーマとしても共感できるテーマではありましたね。
ただちょっとね最後が
そうねなんか唐突な終わりに感じてしまったかな
マフィアとの抗争が激化して
マフィアと幽霊たちの戦いがあって
いよいよこれから第2回戦が始まるぞというところで
唐突に物語が終わってしまうんでね
ちょっとなんだろうって感じで終わるよね。
このラストなんだけどさ
一回ねプロレスラー軍団と幽霊軍団の全面抗争みたいなのがあって
今お互い自分の陣地に退散するわけなんだけど
マリオが急に独りぼっちになるというか
幽霊が見えなくなるじゃないですか。
かなり唐突に。
なんで?
なんでだろうね
一応ストーリー的なことで考えると
幽霊たちっていうのは音楽が好きだったんですよね
だからピアノを弾くペンギンのことをみんな大好きだし
音楽を聴いてみんなが集まってきた
って言ってたんですが
マリオ自身は音楽なんて楽しくないんだ
っていうふうに思い始めるんですよね
自分が好きな女子プロレスラーベレニスと一緒にいないなら
一緒に聴けないなら音楽なんて楽しくないよ
彼にとって音楽っていうのが
そんなに一番上位のものというか
一番大切なものではなくなってしまって
ベレニスの方を選んでしまったので
音楽を通じて繋がっていた幽霊たちとも離れてしまった
とかが多分そのまま読めば
そういうことなのかなと思うけど
でもそれだけだとね
もうちょっといろいろありそうな気もするよね
なるほどね
幽霊ってのは弱さなんだと自分たちで言ってるじゃないですか
そんなセリフあったね
当然マリオは弱い人間で
ただその弱さにも意味や力みたいなのがあるということなのかな
例えば脂肪の塊
グリースボール
吸引された脂肪の塊グリースボールとか
普通に結構強い強者なんだけど
強キャラでしたね
強キャラだったんだけど
まあそうだね弱さ
そして弱いからこそ繊細でもあるという風なことだったんだけど
その弱さみたいなものの価値みたいなのを見なくなっちゃったから
なるほどね
幽霊が見えなくなっちゃったのかな
なるほど
弱さゆえの強さみたいなものを見なくなったので
幽霊とも離れてしまったか
僕は一人なんだってね
いうことなのかな
音楽っていう点で言うと
この作品だとピアノを演奏するとピアノが動き続けるっていう世界なんですよね
ピアノごと走れる
音楽を聞き続けるためにはみんなでピアノを押さえなきゃいけないっていうシーンがあったんですよね
初めて幽霊たちが出てくるシーンも
ピンギンがピアノを弾いてピアノを走らせているときに
その音楽を聞いて
この音は何だろう
みんながピアノを追いかけた結果
音楽と出会うことができるっていう始まり方なので
音楽っていうものは逃げていってしまうものなんだと
ただただ演奏したりとか
ただただ放っておくと
どんどん遠くに離れていってしまうので
それが離さないためには
こっちから掴み取っていく必要がある
しかし握り続けなければ
音楽っていうのがなくなってしまうんだと
いうことだと思うので
最後も音楽よりもベレニスを選んだことによって
彼にとっても音楽っていうのが遠く離れたどこかに
行ってしまった
マリオくんが音楽を失う話だと
なるほどね
すげえ嫌な終わり方だな
もうちょっとハッピーな解釈がないかな
そうですね
どっかでかなり解釈を委ねている終わり方なので
マリオくんピアノ弾けないんですよね
あんまり才能なかったなんて話が確かあったと思うんですけど
そんなマリオは最後はね
自分でピアノ弾き始めるっていうところで終わっているので
そういうところから
自分の音楽をここから孤独と向き合って
だから仲間も得たけど仲間を失って
本当に彼は孤独になって
最初から仲間がいなければ
寂しさを感じることもないわけで
たくさんの仲間を得たからこそそれを失って
本当の孤独というか
寂しさみたいなものを味わい
より弱い立場に立つことができたわけで
もしかしたら彼の奏でる音楽っていうのは
これまでとは違って
新しい音楽というか
より素敵な音楽っていうのは
奏でられるようになるのかもしれない
なるほど
とか思うとちょっと前向きかな
やっぱりかなり唐突な終わり方なんで
これで終わっちゃったってなると
なんかマリオがかわいそうな気がしちゃうからな
なんか前向きなポジティブな終わり方を
読み取ってあげたいですね
実はみんなに
敵キャラにも弱い部分があって
みたいな話とかを見せた上で終わったからね
そうだね確かに
例えば
いとこの赤ん坊の
マフィアのボスエンゾ
は実は
事故で本当の母親を失っていて
その母親を雪山から見つけて
復活させるために保存してた
ミスターフリーズと同じ
どこかで聞いたことあると思う
ミスターフリーズと一緒ですね
マリオの片思いの相手で
プロレスラー軍団の一人
ベレニスに関しては
もうマフィアの手先はやりたくないんだと
チャンピオンになりたいんだと
素晴らしいプロレスラーですね
ベルトが欲しいんだと
言ってたんだけれども
主催者のエンゾが
延期を決定したんだと
ということで
その場に立てなくなってしまう
こういうみんなが弱さや悲しさを
抱えている中で
最後マリオが
自分の音楽を奏でることができれば
そうだね
みんなの弱さにも価値があるんだ
という話になりますからね
そういう意味は確かに
ポジティブな感じがしてきたな
人間みんな弱さを感じているけれども
その弱さゆえにこそ
新しい音楽を奏でられるし
新しい希望みたいなものを
見つけられるんだということですね
ですかね
マリオとか結構いいやつなんだ
応援したいですよね
なんか
オビニーはめちゃくちゃ
いろんな日本の漫画家が
これはすごいっていうようなことを言ってますね
大友勝博
松本太陽 浦沢直樹
桂 政樫
真嶋博
谷口二郎
気にもなる人ばっかりだ
ということで
巨匠ニコラドクレシーの
日本での作品が読めると
かなり質地も特殊だし
こういう作品は他にないですよね
こんな質地の
作品ってあんまないので
すごいチャレンジャブルだったと思いますね
かなり挑戦的なウルトラジャンブルの作品だったと思うので
単行本一冊なんで
サラッと読めますし
電子もあるんで
電子を買って読んでみるのもいいかもしれません
ということで
プロレス競争曲でした
G1クライマックスも終わりまして
プロレスといえば
G1クライマックスも終わって
結局
ザックセイバージュニア選手が
史上2人目の
外国人
G1覇者になりまして
終わりましたね
最後の決勝戦は
辻代太選手と
ザックセイバージュニア選手の
一騎打ちになりまして
辻代太選手がね
途中でこのリーグ戦を
怪我でリタイアしてしまった
同期の
上村優弥選手の
必殺技であるカンヌキスープレックス
っていうのを出すんですけど
プロレスって
単純な技の威力じゃなくて
文脈でパワーが乗るじゃないですか
今ここに入れない
同期の
熱を
そこの力もそこに加わって
2倍の力で
これは
これは辻代太だって
思っちゃうじゃないですか
そしたらザックセイバージュニアが
ですね
この前首を痛めて
急遽引退してしまった
師匠の小川義成選手の
必殺技を
強い文脈だ
そうですね
四の字ジャックナイフ固めっていうのを出して
これでザックの勝ちにして
引退っていう
引退した師匠っていう文脈で乗ると
強いね
確かに
そりゃ強いわ
ファンはそれ見ながらわかるの?
この技は
いやー四の字ジャックナイフ固めは
かなり
ハイコンテクストなんですけど
カンヌキスープレックスは
直近の試合でもずっと
一緒にリーグ戦を共にしてた仲間なので
そこは伝わったと思いますし
プロレスの解説の人って
異常で
生で観戦してる人は
解説聞けないけど
私は配信で見てたんで
これは言ってましたよ
この技は?
師匠
ヨシナリノが得意とする
確かに
バトル漫画とかで
昔の敵が
解説役になったりするけど
あれって大事なんだね
解説キャラっていうのが
あの技は
大事なんだ
怪我で途中でリタイアしてしまった
同期の植村悠也選手って
二つ名が
ヒートストーム
ヒートストームの意味は
一旦置いといて
解説の人が
熱い風が
吹いてきました
面白いね
すごいね
解説役っていうのも
ただ喋ってるだけじゃダメなんだね
プロレスの解説って
思いますよ
確かに
あれのあるなしでエモさが変わってくるな
変わる変わる
ジョジョにはスピードワゴンが必要だし
バキにはモトベイゾーが必要だ
大事な役なんじゃないですか
言語化することで
文脈乗るもんね
言語化するからこそ
G1クライマックスについても
めっちゃ語りたいところではあるんですが
年末の試合で
ザクセイバージュニア選手は
いつもだったらそうなんですけど
1.4で挑戦なんですけど
今回は10月に
IWGP
頂点のベルトに挑戦するって言ってるんで
その辺もね
前倒しになってるんだ
なんかそのようですね
楽しいですね
これからどんなストーリーが
紡がれていくのかね
番組への
ご意見・感想あれば
Xに
あめあられを付けてツイートしていただくか
メールを引いてもお待ちしております
メールアドレスは
あめこみあめあられ
あとマークgmail.com
あめこみのコミはcomiです
語ってほしいアメコミのリクエスト
大衆演劇
おすすめの大衆演劇
大衆演劇好きの人が
リスナーにいたら
軽くレクチャーお願いしたいですね
大衆演劇って
配信とかにも
あるのかな
大衆演劇サブスクサービス
アンテナに
引っかかってこなかったね
全然見たことなかった
大衆演劇についての
詳しい方がいたら
どこでどうやって見ればいいのか
見方とかルール
教えていただけるとありがたいです
ツイッターでいくつか
言及していただいて
ありがとうございます
とどろき55さん
バットマンのロビン回聞きました
フランクミラーとジムリーで
面白くないわけなくない?
楽しみに読みましたが
ちょっと待って
この人たち知らないぞ
狂人しかいない
確かに
いつものバットマン
スーパーマン
ロビン
全員怒り狂ってたんで
見た目は一緒なんだが
口が汚くなってましたね
面白い作品でしたね
ぜひまだ読んでない人は
読んでほしいですね
カラクサさん
第41回の
アイデンティティ
クライシス回を
今聞いていただいたそうです
アイデンティティクライシス回は
何でしたっけ
アイデンティティクライシスは
それこそロビンが
正体バレしちゃって
ヒーローの
関係者
家族が次々襲われる
犯人は誰だ
ミステリーっぽいやつだ
このラジオで
いろんな名探偵
エロンゲイデッドマン
いろんなキャラが推理してくる
バットマンが出てくる
っていうのが紹介していましたけど
確かにそれが大きな魅力でした
西村京太郎の名探偵なんか
怖くない面白かったな
それは文字通り
ココンと
有名な名探偵が集まって
みんなで一緒に
推理合戦を繰り広げるっていう小説ですね
この回でそんな話したんだっけ
したかもね
もうだめだ
いろんなこと忘れてしまう
過去回も聞いていただいて大変ありがたい
41回か
何年前だろう
今
3年前くらいですか
その頃からまるで何も変わってないな
本当ね
困ったもんです
全然俺たち変わんないね
って話も数回している
数回している
来週は
そうですね
バットマンパニッシャー
か
デアデビルノーズフィア
か
この辺りをやりたいなと思っておりますんで
動ければ
デアデビルノーズフィアは
電子で買えますし
バットマンパニッシャーは
かなり古い作品なんですけど
まだ中古
そこまで中古市場で
手に入るかな
古本屋さんに行くともしかしたら見つかるかもしれません
ぜひまた
読んで聞いていただければと思います
それではまた来週
さよなら
G1クライマックスの話
めっちゃしたいんですよ
このリーグ戦で
一番株を上げたのが
幸之助竹下選手だな
とかそういう話とかしたいんだけど
するとまた
あと30分くらい話すことになるから
一個だけ
今年のテーマ
ハッシュタグ決めろ最強だったんですよ
へー
っていうハッシュタグで
盛り上げてたんですけど
決勝に残った
藤代太選手って
セリフが覚悟はいいか
なんていう
覚悟を決める
ザック・セイバー・ジュニア選手は
関節技が得意な選手
なるほどね
このテーマを見た時点で
この二人が
決勝に残るのは必然だった
なるほどね