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こんにちは、お聞きいただきありがとうございます。あきねです。
こちらは、2人の小学生の子を持ついちお母さんの私が、ASDの息子を通して出会った行動分析学について語るチャンネルです。
はい、今日も肩の力を抜いて、方言で喋らせていただきます。
私自身の話から、行動分析学の役立ちポイントについてです。
私はですね、人に不快な思いをさせてしまった時、私自身がそのことに大きなダメージを受けてしまうという性質を持っています。
自分が周りに害をなす存在であるとは思いたくないんですね。
でもその考えのままで人に応対していると、相手の表情や雰囲気にすごく敏感になってしまいます。
それだととても疲れてしまう。
そんな私が自分のメンタルを守るためにも行動分析学が役立っているんだなと思います。
応用行動分析学ABAは、人の行動を増やしたり減らしたりしようと介入はするけれども、その際には環境に手を加えます。
本人の性格とか考え方を変えさせようとはしません。
ある行動が起こるのは、本人の性格が悪いせいだという発想がないので、
初めから観察する目を持ちやすく、自分と相手の線引きがしやすいのだと思います。
だから相手の行動に一喜一憂しない。
そのことが私にはとても楽なんですね。
私は20代後半まで建前社会というのをよく理解していませんでした。
なんというか、世の中をそういう目で見たことがなかったです。
仕事のような利害関係や仕事上での立場もないプライベートでは、
みんな思っていることをそのまま喋っているんだと思っていました。
その影響で、昔は幾度となく話す相手をキョトーンとさせたり、
ちょっと困惑させていた自覚はあります。
例えば、まだ知り合って間もない頃、
相手が10分の3の本気度で話したことに対して、
私の方はいきなり10分の8くらいの本気度と情報量で返してしまう。
当時はキョトーンとしているなぁとは気づくのですが、
ちょっと喋りすぎたかなと思う程度で、
本音と建前という根本的なズレには気づきませんでした。
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それでも相手が醸し出す雰囲気とその言葉の内容が
どうも一致していないようだとは気づけるので、
正体不明の不安感を持つことも多かったです。
そんな私が今では人付き合いに関して、
まあ出たとこ勝負で大丈夫そうだなという感覚を持てるようになったのは、
建前を基本的には敵じゃないよアピールなんだなと理解できたことと、
行動分析学のおかげだと思っています。
相手のことをいい人だ、悪い人だと
ジャッジすることに生産性はないので、観察と分析に集中すればいい。
もしくはただナチュラルに相手の言動に対して
素直な反応を返すだけでいいはずです。
なぜなら私はそもそも敵ではないので。
例えば相手が言った建前を私が本気にしてしまって
ズレた発言をしたとして、
でもそれは相手の発言を受けての私の反応なわけだから、
厳密に言うと別に悪いことではないんだなと思えるようになりました。
だけどなるべくならズレたくはないので、
相手の言葉が建前だったと気づいたときには、
一つの経験として今後に活かします。
そんな考え方で、シンプルに自分にその時できる誠実な対応をしていれば、
まずOKなんだなと思っています。
それから余談ですが、スタエフも本音とか建前とか気にしなくていい場所なので、
とても心地いいです。
皆さん何かしらの伝えたいことを声で配信されているので、
わざわざ建前とかオブラートに包みまくった話をしている人は、
いないからだと思います。
お聞きいただきありがとうございました。
放送が面白かったと思ってくださった方は、
いいねやコメント、フォローくださるととても嬉しいです。
それでは今日も大事なものを大事にできる一日を。
あきねでした。