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どうもイラストレーターの原あいみです。 絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことをわかりやすく漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
私が育児末歳中のママ、パパたちに実際に話を聞いて作った育児本、 ほっこりみんなの育児技大全という本がコーナー社より発売中です。ぜひよろしくお願いします。
今日はですね、R80というものを親子でやってみたというお話をしたいと思います。
R80ってご存知ですか?聞いたことありますか? えーとですね、これは茨城県のカリスマ校長先生と言われている
中島博史先生という方が考案した、たった80字で自分の考えをパッと論理的に書けるようになるという文章メソッドのことです。
私も知らなかったんですが、私が今ライティング講座を受けていますノンフィクションライターの中村敦彦さんのボイシーの対談で知りました。
中村さんのボイシーは私は大好きでずっと聞いているんですけれども、最近始まったウラママカフェというテーマがすごく面白くてですね、
その第7回に中島博史先生がご登場されていました。 中村敦彦さんは貧困女性の取材をたくさんされてきていて、
その貧困の原因の一つに毒親というのがあるんではないかというのが見えてきたということで、このウラママカフェというのは主に聞いている人が毒親にならないためにという配信だと思います。
私は娘のことを日記に書いたりね、絵のネタにさせてもらったりってしているくらい娘のことを観察するのが大好きなので、
しかも結構過保護気味だという自覚があります。 毒親予備軍になりかねないなと思っているので、そうならないためにもと思って聞いています。
こんな方が登場するの?みたいな対談相手の方が出てきたりとか、すごく面白いです。小学生のママにぜひ聞いていただきたい内容なんですけれども、
その中でこの中島博史先生がご登場されまして、R-80のことをご紹介されていました。
ライティング講座の中でも中村先生が、お子さんいる人とか一緒にやったらいいよというふうに勧められていたので、
これはちょっと私もやってみたいな、面白そうだなと思ったので、早速娘とやってみました。
R-80という本が出ています。それも購入しまして読みました。
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R-80はルールがとってもシンプルなんです。 1、2文構成で80位内で書くこと。
2、2文目の最初に必ず接続詞を使うこと。 これだけです。
このルールが非常にシンプルなのが、子どもとも一緒に取り組みやすいなというふうに感じました。
詳細は、中村さんのうらままカフェを聴いていただいたり、中島先生のR-80という本を読んでいただいたりすると良いかなと思いますので、概要欄にリンクを貼っておきますが、
このR-80をやっていくと論理力が育つんだそうです。 論理力とは何なのかというのが本の中にも紹介されているんですけれども、
論理力とは相手の主張の道筋を読み解き、自分の考えを整理して伝える力ということだそうです。
この力はですね、学校の勉強とか入試とかだけでなく、社会で生きていく上ですごくすごく大事な力だなというふうに思いました。
うちの娘はですね、お勉強がそんなにすごく大好きというタイプではないんですけれども、でも大嫌いというわけではないです。
塾には通っていなくてですね、チャレンジをやってるんですが、それもちょっとためたりはしますけども、割と自主的に面白そうにやってる姿も見受けられるというようなタイプです。
なので、ビシバシ勉強させようとかいう教育方針ではなくてですね、我が家は。
とはいえ、普通に社会で困らないような力はつけていきたいなというふうに考えているので、本人が興味がある方向でやりたいことをやらせてあげたいなというふうに考えています。
娘はですね、国語が結構大好きで、しかも作文とかが好きなんですよね。
小説を書いたりしています。
なので、作文の習い事をしたいとわざわざ私に言ってきたくらいの子なので、このRATというのはきっと面白いと思ってやるんじゃないかなというふうに思いました。
対談を聞いたのはですね、昨年末のことなんですが、霧がいいように年明けからちょっと新しい面白いものを見つけたよって進めてみようかなという作戦で出ました。
RATはですね、小一からできるんだそうです。
で、娘には言葉遊びとして紹介して誘ってみました。
塾とか行かなくても、これで遊んでたらどんどん頭が良くなるんだって、なんか面白い遊び見つけたよ、ママやってみようと思うんだよね、一緒にやらない?みたいな、そんな声かけで誘ってみました。
ちょっと大げさな紹介ではあるんですけれども、でも言葉遊びで作文で遊ぶやつだよって言ったら、乗ってきたんですね、イエスです。
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で、このRATの本からシートがダウンロードできるんですよね、原稿用紙みたいな感じなんですけど、それをコピーして2人で始めてみました。
いつもね、娘に何か合いそうだな、やってみたらいいんじゃないかなって思ったことはですね、無理やり親がこれやりなさいみたいな感じで渡すと冷めちゃうので、私の作戦としては、私がめっちゃ楽しそうにやってるっていうのをまず見せて、向こうもやりたくなってくるっていうような誘い方をよくしています。
なので、そもそもこのRATを私もやってみたいと思ったので、別に娘が乗ってこなかったら私だけやればいいやとは思っていたので、そんなに無理地する感じではなくやり始めました。
私がまずやってみて、見て見てこれめっちゃ面白いよとか言って見せたところ、私もやりたいとか言い出して、まんまと乗ってきました。大成功です。
最初はですね、ルールをだらだら説明すると嫌になってしまうといけないと思ったので、ちょっと簡単にだけ説明をして、もうやるやるって言ってシートを持って行ってしまったので、間違ってたら教えてあげればいいやと思って様子を見ていました。
できたって思ってきたものが、残念ながら5分くらいありました。5分くらいあって、真ん中で接続紙を使っていました。
接続紙がちゃんと使えていたし、言いたいことがちゃんと詰まっていたので、わーすごいじゃんすごいじゃん、面白いねって褒めながら、でもね、RATのゲームのルールは2分なんだよ、惜しいねっていうような形で返し、これとこれ繋げると1分になるからいいんじゃない?みたいなアドバイスをしまして、
最初だけそうやって添削をしたところ、そういう意味なのねというふうに理解をしたみたいで、その後からは自分でちゃんと2分で接続紙をつけてくるようになりました。
じゃあ実際私と娘が最初に書いた文章、RATをちょっとご紹介しますね。まず私です。タイトル、2024年の冬休みはです。
今年の冬休みは意図的にスマホを見る時間を減らすようにしました。おかげで娘とたくさん話せ、たくさん遊べ、とても満足度の高い良い冬休みとなりました。
これが私の人生最初のRATです。ちょうどね冬休みが終わった年始に書いたのでこんなものになりました。
続けて娘のを紹介します。タイトルはですね、私が冬休みのことを書いてみたよというふうに伝えたので、
よかったら冬休みの思い出のことを何か書いてみてというふうに提案してみました。
すると、私と娘で2人母っ子旅をしたんですけれども、それについて書いてきました。
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タイトルはちょっと行った場所が私の仕事も絡んでいるので言えないので伏せますが、〇〇旅行の最後というタイトルです。
行きます。私は冬休みにどこどこに行き、とても楽しかったのでママにありがとうとお礼を言おうと思った。
なぜならすべてママのお金で行ったからだです。面白いですよね。
あのちょっとこの話はですね、ブログにも書いたんですけれども、いろいろ旅を終えてですね羽田空港に帰ってきたとき娘が
はぁ楽しかったとしみじみ言った後にママありがとうねって言ったんですよね。
私はそれにすごいちょっと感動しちゃいまして、ていうか私自分が子供の頃小3のときに旅行に行って親にありがとうなんて多分言ったことないなぁと思いまして。
親が子供を旅行に連れてってくれるなんて当然というふうに思っていたのかな。
なんかそんな風にね考えたことがなかったんですよね。だからすごいねそんなこと言ってくれるのってちょっと感動してしまってそれを返したら
なんか逆に照れてしまったのであまり触れないようにしようと思ってそっとねそこは通り過ぎたんですけれどもそれについて多分私が感動したっていうのを覚えてたからかもしれませんが
冬休みの一テーマを選んできたときにこれを書いてくれました。何を選ぶかもね面白いですね。
本当は同じテーマで一緒に書こうっていうふうに誘おうと思ってたんですけど、私これで書くとか言って自分で選んでくるのでそれ自体がすごく
効果的だなというふうに感じました。
娘も私もあと2、3本年史になってから書いてるんですけれども、娘のエピソードはちょっとやっぱり個人的な内容が多いのでご紹介は控えますが、私のものをもう数本紹介します。
これでできてるのかな。今度中村先生に聞いてみたいなと思いますが。
片付けの連鎖がタイトルです。大掛かりな断捨離と整理整頓をしたら毎日の行動がとてもスムーズになった。
すると今まで気にならなかった様々な場所に不必要なものが置いてあることに気づけるようになった。
というものです。やってみた感想としてはですね、確かにすごく考えるトレーニングになるなぁと思いました。
中島先生の本には、なるべく手で書いてみましょうというふうにあったので、もちろんスマホで打ったり、ツイッターの文章で書いたりしてもいいのかなというふうに思ったんですが、
子供と一緒にやるのでせっかくなので手書きで書こうかなと思って、そのシートで書いています。
そうするとですね、やっぱりこの接続詞でつなぐという一つの決まりがあるので、最初の一文に事実だけを書いてもなんかうまく接続詞でつなげられないんですよね。
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事実プラス何か自分の思ったこと、その問題提起じゃないですけど、何かを書かないと80字で一つのメッセージにならないんですよ。完成しないんです。
そういうことを考えながら書くと、すごいね脳のトレーニングになるなというふうに思いました。
私はブログのテーマを考えたり、今はこの音声配信とかもやっているので、そういった何か一つ主題を考えるのにもすごく向いてるなと思います。
なので、RATしながら文章で遊びつつ、そこで出来上がった、例えば先ほどの片付けの連鎖というのが一文書けたら、それにまつわるリアルなエピソードを喋っていくと、一つの記事になったり、一つの音声配信になったりというふうに完成するなと思います。
かつ私は一応イラストレーターなので、この片付けの連鎖にはちょっと余白があるんですね、そのシートに。なので余白のところにはちょっと一コマ漫画を書き足してみました。
するともう十分一コンテンツが出来上がるってことですね。面白いですね。
とってもとってもおすすめです。小学生のお子さんがいらっしゃる方は、ぜひ、進め方が大事だと思いますよ。勉強だと思って進めるといけないと思います。
あくまでも遊びとかゲームだという感じで進めるのがコツかなと思いますので、ぜひぜひこういうことが好きな方はやってみてください。
あ、もう一つ中島先生の本で書かれてたんですけど、このRATをやり始める前に30秒でもいいので、まずこんなことを書いてみたいんだよねっていうのを誰かと喋るといいんだそうです。
もし相手がいなければ一人で喋ってもいいそうです。なのでちょっと喋ってみてから、このRATを取り掛かるとより上手くいくということです。
なのでちょっとRATやってみてよかったなというのを今からちょっとストップして書いてみたいと思います。書きました。
えーとですね、5分くらいでやるのがいいんだそうです。慣れてくると2分くらいで書けるようになってくるとのことでした。今どのくらいかな?2分くらいで書いたと思います。
ちょっと完成度は高くないかもしれませんが、読んでみたいと思います。タイトルは親子でRATです。
RATという文章メソッドを親子で始めたら、発信する内容を整理するのに役立つことがわかった。
おまけに、娘が次に何を書いてくるのかを待つという楽しみまで増えた。
という感じで書いてみました。どうでしょう?ちょっとクオリティはどうかわかりませんが、パッとやるっていうのが大事なのかなというふうに思いましたので、あまり熟考せずにやってみました。
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娘もね、次書くの決めたって言ってましたから、一体何を書くんでしょうね。楽しみにしたいと思います。
ということで今日はこのあたりでイラストレーターの原井美でした。ではまた次回。