00:04
どうも、アドバタラヂオはじまりです。
砂原でございます。
富永誠です。
よろしくお願いします。
この番組は広告大好きな二人が広告に関わる出来事や出会いを通して、
聞いている皆さんに広告に興味を持ってもらい、そして広告を好きになってもらいたい、
そんな広告人学をお届けするラジオですと。
よろしくお願いします。
そして最終回です。
前回と続いて、
今回ももちろん当然のことながら、中島真也さんにゲストでございます。
あのー、今最終回って言ったけども、この番組は最終回で。
中島真也さんゲストの回の終わりでございます。
102回目か。
そうです、102回目になります。
すごいな、しかし100回やるって偉いな。
大したもんやと思うわ。
普通ね、もう24回ぐらいでやめようかなって。
よく続けてるわ、すごいわ。
全部この人が編集したり、いろんなことやってますからね。
そこ尊敬しますよ。
ほんまにそうよ。なかなかできることちゃうよ。
100回って、100という数字は大きいよ。
でもね、100回続けたことで中島さんに来ていただいてます。
はい、ありがとう。
ぜひ今回、今ですね、僕らツイッターとかで応募した中島真也さんへのご質問というところを、
一般の方に、僕らのリスナーの方。
あるのかな?
あるんですよ。
募集しましてですね、いくつか伺えればなと思ってますので、よろしくお願いします。
まず一つ目。
TCCの新人賞にはもうチャレンジしないのでしょうか?
イベントを諦めるなんてもったいないです。というご質問までいただいてます。
ありがとう。
あのね、毎年応募してます。
まだ応募してます。今度も応募しよう。
で、結局ね、僕の場合はプランニングですよね。
プランニングの中に自分のコピーが生きていたりするというのがあるんで、
CMで応募して、プランニングとして評価していただくということで、
新人賞を狙ってるんですよね。
本当に出てるんですか?
うん。
一時通過はするのよ、結構。
だけど、意外とね、厳しい壁がある。
でも、心のどこかでやっぱり取ったらあかんのちゃうかなっていうのもあるのよ。
というのはね、コピーライターの人と仕事してるとわかるけど、
やっぱりすごい言葉、一言一句にですね、命かけてるわけですよね。
僕なんかはやっぱりトータル出来上がった広告物にもちろん、
CMに対しては命をかけてるわけだけども、
そうやって言葉のことばっかりを考えて、
考え抜いて考え尽くして、
ものすごい沢山のダメ出しをくぐり抜けて、
03:00
これができたっていう、その過程をやっている人と、
私のように、当然右翼屈折はありつつも、
そんな人に比べたら、CMという形にしていけばいいわけだから、
ちょっと苦労の種類が違うなと思ってね。
僕がTCCの会員、
だから、別枠?
別枠の特別会員と、参助会員とか、
そんなんでもええから入りたいなと思って。
仲間に入りたいだけ。
デザイナーとして認められたいというよりも、
仲間に入れたいなと思って。
ありがとうございます。
はい、次。
続いての質問です。
基本的にはテレビCMというところだと思うんですけど、
WEBとかの映像制作において、
いろいろお話聞く機会あると思うんですけども、
そこのプロデューサーとかPMとかの方々の、
求めるものというか、
中島さんがWEBの映像に関して思うこと、
もしあれば伺えればなというふうに思ってます。
はい。
まず、カップヌードルのハングリーが、
カンヌを撮った後、
しばらく日本のCMがカンヌを撮れなかった時期があって、
大田喜里明さんという、
伝通の出身の大クリエイター、
クリエイティブディレクターの方の周りに、
若手が集まって、
なんで撮れないのかなということで、
いろいろと飲みながら議論をするというのが、
しばらくずっと続いていたのね。
その時に、やっぱり日本は15秒だからダメなんだ、
みたいな言い方をずっとしていたんだけど、
何年やったかな、
一番画期的だったのはBMWのWEBムービーですよね。
尺がないのよ。
15秒とか30秒とか放送枠じゃないから、
尺がなくなったらこれは日本もチャンス広がるぞと、
WEB動画で勝負だみたいなことになって、
一旦ね、ある縛りがバーンと解かれた瞬間があって、
その時に長者がいっぱい出てきたのね。
134秒とか今でもあるけどね、227秒とかね。
だけどやな、それが当たり前になってくると、
やっぱり面白くないものは、
長ければ長いほど面白くないわけですよ。
本当に厳しいわけ、逆にね。
長いのを単に長くするっていうのはね。
だからまず僕はWEB動画、尺がないのが、
自分に大変厳しい条件を与えておかないと、
ズルズルといっちゃうよというふうに僕は思ったのね。
若手が37秒とかで作って、
06:02
30秒にせえ、切れないとか。
これ何やねん16秒って、15秒にせんかいと。
そうするとテレビとかの可能性も出てくるわけだから、
僕テレビ人間だからやっぱり15秒、30秒っていうものを、
どう作るかっていうことが最大の自分の関心事であってね。
だからちょっと秒数がこぼれてもいいから、
面白いもの作ってっていうこともあるんだけども、
というよりもっていう感じが僕は、
テレビメディアというものを特別なものとして見てるんで、
そういうふうに感じてますね。
もちろんテレビを見ない人が増えてるっていうことも知ってるんですが、
でも僕自身も、この前やった仕事とかはテレビなくて、
WEBでもなくて、タクシー。
タクシーCM?
タクシーCM、メディアはタクシーです。
メディアはタクシーですっていうのを受注しましたけどね。
でも当然どこかでテレビになるかもしれないので、
テレビクオリティでちゃんと作るわけですけどね。
ただ音声が使えなかったりするから、
その字幕の要素みたいなものが。
だから字で見て分からないといけないっていうのは、
ちょっと新しいチャレンジでしたけどね。
メディアによってどんどん変わってくるとは思う。
ただWEBだから字幕を入れるっていうのは、
また逆に減ってきて、今みんな音を聞きながらスマホを見てるから。
だからこれは音をしっかりと作っていくっていうことは、
WEBであっても何であっても一緒だなっていうふうに思いますけどね。
WEBCM、頼まれれば当然やるけれども、
僕が好きなのはルールがある、15×30の尺のあるやつですね。
バンパーも好きですね、6秒。
そうなんですね。
6秒になってくるとクライアントも諦めてくれるから、
面白いことだけになるね。
中華僕6秒っていうのは、
だからこれは僕YouTube広告の一つの流し方ね。
そろそろまだ曲がり角に来てるんじゃないかなと思うんだけども、
やっぱりYouTubeもものすごくいい番組ができてきてるわけだから、
やっぱり少し編成を考えて、
広告がつくんだったら広告をちゃんと入れるように、
テレビのようにCMが嫌じゃない形で入ってくる工夫ってのが
必要なんじゃないかなと思うんだけどね。
突然入るじゃないですか。
ちょっと待ってよと。
スキップできない6秒、ちょっと待ってよと。
だから僕スキップできない、バンパースキップできないからこそ、
そこで嫌われる確率がすごく高いのね。
だから思いっきり好かれないといけない。
だからとっても綺麗な鼻をちゃんと見せてあげる。
09:01
綺麗だからいいわとか。
美味しそうだからいいわとか。
この子可愛いからいいわとか。
絶対ものすごくテレビよりも何よりも嫌われる確率があると思うのね。
ここを見ようとして見に来てる人に何やねんと。
テレビの場合はプログラムがあるから、
そこはどんどん変わっていくと思うけどね、見られ方によって。
でも礼儀というものがあるので、
人の視聴時間に入ってくる礼儀。
この礼儀を失った形で広告を売っていくと嫌われる一方だろうなと。
テレビでCMが出てくるのはちゃんと礼儀を踏まえてるわけですよ。
失礼しますと。
それではここでお知らせに行きたいと思いますとか言うわけですよね。
じゃあコマーシャルは挟んで。
コマーシャル邪魔だよね、はいコマーシャルみたいな。
それでもみんな分かった上で見るじゃないですか。
よし今トイレだって行くわけじゃないですか。
YouTube突然きおる。ちょっと待ってやな。
動画の続きはこのCMの続きに流れますとか言って。
なんやねんこれ。
どんな綺麗なコマーシャルでも嫌いやわと。
なるじゃん。
それ考えなあかんと思う広告主さんは。
YouTubeに出す時は新しい。
だからちゃんとアベマのように番組編成をしていく。
ネットテレビとしての番組編成をしっかり作っていくということで、
ただの投稿サイトということに広告を出していくと、
嫌われる可能性が高くなるんじゃないかなって僕は思いますよ。
嫌われる思いだね。
好かれるのが目的やねんから。
好きになってもらって買ってもらうのが目的やねんから。
やっぱりまず好きになってもらわないと。
ありがとうございます。
なんの話や。
Web映像に関してありがとうございます。
ちょっとさっきのお話の流れで音楽、音って大事だよねってお話をおっしゃってましたけども、
CMにおける中島さんの音楽の立ち位置、ポジションというのはどういうふうに今考えてらっしゃるんですか。
音楽ということもあるけどオート全般ですね。
とにかくCMはオートで決まるだろうなっていうふうに思ってますね。
川崎徹さんというCMのディレクターの神様がいるんですけれども、
この方が僕に言ったのは中島、テレビはラジオなんだって言ったのね。
音なんですよね。音の構成がちゃんとしてない。音で音の強さがあるんだぞっていうことで。
一時、スマホで見るんで音は関係ないっていう論調があったけども、さっき見たみたいにみんなすごくいい音で聞いてるから。
逆にね。だから音っていうものをものすごく大事にしたいな。
僕MAが一番神経使ってんのちゃいますかね。
12:01
Aについては目をつぶれるところはあるけど。
目ってつぶれないからね。
音はその代わりに絵に落ち度があっても音で気持ちよくなれば絶対大丈夫っていうのがあるんで。
音楽について言うと音楽を聞かせたいのか聞かせたくないのかものすごく大事で、
どこでどんだけ聞かせるのかっていうメリハリをどうつけるかっていうことを無視してるCMが多いね。
すごくいい曲使ってるのに一番歌でテンションが来るところにナレーションが乗ってきたり。
それはもう絶対ダメですね。
これはわかってへんなと。アーティストも傷つくわこれはっていう風なCMなんです。
アーティストで一番いいところをバーンと聞かせた後に気持ちよくなってセリフが。
セリフもんにしても僕の音楽ものはセリフと歌のいいところは絶対ぶつからないようになってるんですよ。
これはねものすごく神経とがらさなあかんし、何でもええからA曲をかけてたらええというもんではないという。
ここはやっぱり技がいるぜって思うな。
ヤングで俺よりもすごい映像作るやついっぱいおるけどもやっぱり音があかんやつ多いもんな。
音無視っていうかさ音入ってればいいっていうさ。そうじゃないんだよと。
SEもねほんとやっぱりね一番聞きやすい。バリアフリーにしていかなあかんから。
たくさんの音いっぱい盛り込んで聞ける人って少ないのよ。
やっぱりどう聞かせたいのかなって。
耳をどういう風に導くかっていうことをちゃんと設計していくというのがMAの作業だから。
ここではこれを聞かせたい、ここではこれを聞かせたい。
っていうことを一個のことしか聞けないと思って。
音、SE、SEとなんか世界観、セリフ、音っていう風に。
これも実はねお団子みたいな単体の繋がりだと思って。
ぐじょぐじょーって混ぜたものってみんな理解できへんと思うんだよね。
だから音に関しては神経を使っておらしてますね。
音楽を使うにしてもほんまに良い曲が来た時はほんとに注意しないと
一番曲のA部分を殺す可能性がいっぱいあるからね。
ここは聞かせどころやろって言ってくれたらバーン音を上げてナレーションをちょっと後ろにずらして
やりますね。
そんな、音はうるさいですよ。
そう、ちょうどこの質問いただいている方で
海外では有名楽曲使用量を日本で言うタレントの費用ぐらい払ってやってるけど
日本ってやっぱりちょっと今のお話聞くと若干音楽をおろさかにしてしまってる感じを受けてらっしゃると思うんですけど。
そうやね、もうちょっとね
アーティストとタイアップしてるんやったらタイアップしてるなりにやっぱりやりようがあって
ここで聞かせたといえば頭の一発目ワンフレーズ
これだけ聞かせれば絶対この曲オッケーってのがあるから
15:00
これだけ聞かせたらここはもう絶対他の音入れたらあかんと
車でももうタイヤの音は入れなくてもう下げる下げる
で、来たいフレーズバーンと来るというね
いうことをせなあかんな
みんなにやってほしいねこれは
ありがとうございました
ではですね、続いての質問で言いますと
以前中島真也さんの講演をお聞きしたとき
生人間力のお話がとても印象的でした
お仕事に限らず生きていく上でとても大切だと思いましたと
その上でなんですが生人間力を鍛えるために
中島真也さんが普段意識してやっていることがあれば教えてください
また小学生に生人間力を身につける教育をするとしたら
どのようなことをすると良いと思われますか
よろしくお願い致します
そうですよねこれだけデジタルになって
要するに人間が得てくる情報が
昔は本当に生の人からの情報しかなかったものが
メディアができてメディアからも入ってくる
今はもうインターネットであったりデジタルで入ってくるということで
すごいたくさんの情報をみんなが処理している社会なんですね
いろいろね
その中でやっぱり生のこういうお話をするとか
生でお願いをするとかということが
僕の言っている生人間力なんですけれども
最終的には生人間力が僕は物事を動かしていくという風に思っていて
生の話でどういう風に
これは鍛えないといけないわけですけれども
僕の鍛え方っていうか自然と鍛えられるっていうのは
やっぱりこういうことを言うとこういう風に思うんじゃないかなとか
こういう言い方では伝わらないんじゃないかなとか
こういう風なことを言ったら傷ついてしまうんじゃないかなとか
そういう風に自分があることを伝えたいとするときに
受け取る側ね
ここにいないかもしれないけども
今受け取る側がどういう気持ちになるのかということを
想像する
これ僕は想像心
想像する心って呼んでるんです
この想像心を磨いていくっていうのが
最終的には生人間力を磨いていくことになるんじゃないかなと思うんですけど
忖度をするということじゃないんですけども
コミュニケーションがやっぱりできるということだと思うんですよね
生人間力
だから一方的にこっちからポチッと押してデータを出す
CMを作りました
修正ポイントをリストからポチポチポチポチ
これが良くないこれが良くないっていう風に
リストが来るクライアントもあってんけど
ちょっと待てよと
18:00
これポチるもんじゃなくて
直接話して
全体にすごくいいんですけどっていうところから入りたい
僕が頼むぐらいだったら
すっごい面白くて最高なんですけども
このことがちょっと言えてないから
これなんとか言いたいので
例えばこういうことできませんかねみたいな話し方とか
これはやっぱり生人間力を磨いていくんやなと思うんです
そういうことを積み重ねるのがね
あとはほんまに
名だたるクリエイターの皆さんね
やっぱり僕は生人間力がすごいと思うのね
単なる技術力だったら
出来上がったものが良ければいいわけじゃん
でも人に伝えなあかんやんか
クライアントのオッケー取らなあかんやんか
そのためにはどっから話を始めるのかっていうところ
いろんな本当に大事ですよね
人間としてこの人は磨かれてきてあるわっていう
人のことを言うことだけが生人間力じゃないとは思うんやけども
まずはやりとりができる状況っていうのがね
作れるかどうかっていうのは
子供さんたちも本当に生でやりとりをしていれば
遊んでいれば生人間力はつくと思うけどね
本当にリアルに遊んでおったらね
揉め事しか起これへんのよ子供の遊びっていうのは
それをどうやって乗り越えるのかっていうところは
子供たちやっていくわけだから
生でいっぱい遊んでいればいいと思うな
生人間力つくと思うな
ところがやっぱりメディアを通してだけであったり
インターネットを通してだけとか
ゲームを通してだけっていうことだと
ちょっと弱る可能性はあるよね生人間のね
ありがとうございます
もう一個いただいておりましてですね
中島さんがポッドキャスト
こうやってラジオですね
ラジオCMを作ってほしいと
日進職員さんから依頼を受けたとしたら
どのような番組にどういうラジオCMを入れてみたいですか
やっぱりね日進職員さんはすごくね
宣伝についてはものすごい真剣に考え
どこも真剣やと思うけども
表現のいわゆるアウトプットがどういう影響を及ぼすのか
好きになってもらえるか
みんなの中で話題になってくれるかということを
ものすごく気にしてるよね
だから日進職員さんは結構ラジオCMを作るのは
意外となんかやっぱりちょっとヘンテコリンなものを出してくる
ヘンテコリンなものが出てもおかしくない番組ですよね
でもこのアドバタラジオもいいんじゃないですかね
ありがとうございます
日進職員さんがCMを出て
21:01
でもやっぱりラジオは面白くて
聞く人はすんごい聞くから
テレビと違って深入りするからね
リスナーの人たちに対しては
トータル的に僕もラジオ番組やってた時思ったけど
もうちょっと広告主さんは深入りして作った方がいいだろうなと
深く聞いてくれるから
僕がやっていた時に広告を出稿してくださったところで
やっぱりさすがに広告
ラジオのこと知ってるなって思って作ってあったのは
キンチョウさん
それと東京ガスさん
これはやっぱりもうラジオ聞いてる人が
どんだけ深く聞いてるか分かっていて
もう小さな番組のように聞かせてるね
商品のことも当然言うにしても
イメージをちゃんと伝えていくということをよく知ってる
当然昔ながらのパナソニックさんとか
味の素さんとかめちゃめちゃ上手ですけどね
やっぱりそこは聞く人がどんな形でメディアに接してるか
よく分かってるからだと思うんだよね
流し劇って意外とやってなくて
意外と聞きたくて聞いてるから
それとあとは生活の一部になってる人もいますけどね
車ん中とかで
でも意外と集中してるんじゃないかなと思ってるんですよ
だからそういう人に向かって
結構テレビではできないような
こってりとしたものを作ったらいいんじゃないかな
なるほどありがとうございます
あともう一つがですね
俳優田中由美さんがいらっしゃって
中島さんとの仕事のお話をさせていただいたんですけれども
セリフのお願いが結構独特で
今でも一生残ってますというお話をいただいております
そうですね
その時に中島さんからこんな感じで喋ってくださいっていう
仮の声を最初に聞いてらっしゃるんですけども
監督の方がうちらより上手いと
超えられないと
俳優部が5人ぐらいうわーって
しょんべん小僧の役で来た時に
すいません田中さんはこのキャラクターで
今から流す声これやってください
あの人はこんな感じでやってくださいっていうのを
コア色変えて全部見せたと
スタジオのブースで
じゃあこんな感じでお願いしますって
中島さんがブースから出た瞬間に
帰ろうってみんなっていうお話をいただいてて
それ覚えてらっしゃいます
そういうやり方を知ってましたけれども
僕は田中陽次さんのパートについて
ブース入ってやる時は
田中陽次になりきると思ってやってる
田中陽次になりきったらこうだなって
なかなかなりきれないなーって
だめだやっぱりどうしても田中陽次になりきれないけども
24:02
本人だったら大丈夫だろうっていう風に思って
やっぱり本人は大丈夫だっていう風に思っているので
田中さん勘違いしてるけども
全然レベルが違います
僕がやってるのとはレベルが違います
ただ伝えたい気持ちは
はっきりと出しているし
キャラクター付けも田田拓さんと一緒にね
キャラクター作っていっているので
だから方向性をはっきりさせてるっていうことでは
分かりやすいのかもしれないけども
クオリティは本人には及びませんので
それはねちゃんと申し上げておきたい
お伝えしておきます
ありがとうございます
ちょっとお時間もそろそろなところもありましてですね
最後らへんもまとめていきたいなという風に思っております
いろいろご質問答えていただいてありがとうございます
最後2つこちらからご質問させていただきたいんですけども
今後の広告業界に期待することというところを
お伺いできればなという風に思っています
広告業界っていう意味ではすごく広いんですけれども
僕はテレビであったりラジオであったり
そういった放送における広告っていうものですね
やっぱりそこに僕は民放というものがあるのでね
常に言ってるんですけども
番組を支えているのはスポンサーですよね
スポンサーがみんなの幸せを思っていい番組を作っていると
それをみんなは享受しているという
ただで享受ができるのはスポンサーのCMが入るからであって
ただそのCMが入っていくっていうことで
スポンサーさんが今ね景気が悪いのが長くなっているので
ついついやっぱり広告効果というもの
費用対効果ですね
広告媒体として見てしまう
広告媒体ではあるんだけれども
そもそもは番組を提供していたんですよスポンサーが
そこにはやっぱり自分たち恥ずかしいものは出せない状態だったんですよ
こいつらなんかウランカだなと
なんだよこんなせっかくいい番組やってるのに
コマーシャル最低だなという風に思われたら
逆効果なんでやっぱりみんなを楽しませるような
コンテンツとして広告を作っていくっていうのが
放送のあり方だったわけですね
ラジオの番組だってこの番組を盛り上げていくためには
こういうラジオ広告がいいなという風なことでやっていて
関係なく物を売る
なんで関係なく物を売るっていう風なことができたか
それは吉田秀夫という電通の社長さんが
スポットというものを発明したからですね
つまり広告媒体として切り売りを始めた
27:02
今のYouTubeもきっとそういうことだと思う
その切り売りを始めたということは
結局広告媒体として売ってるわけですから
それのリターンを求めないといけない
だからウランカなものが溢れていったわけですよねスポットでね
でもみんなはそれによって買う場合もあるんだけど
それよりも何よりも
広告主さんの佇まいを感じてるわけですよ
そこからね
この人あんまり品がないな
ここはやっぱ信頼できそうだな
そこの心の中におけるブランディング
悲喜になっていくというかね
そういったブランディング
俺はやっぱりここのホンダの車だな
いや俺はトヨタなんだよ
っていうのもそこはかっとなく感じる
CMから流れてくる姿勢みたいなものがね
伝わっていくわけで
もう一度ね民放が出来上がった時
作り上げた時
ただで見れる
ただで素敵なコンテンツを見れるんだということで
民放が立ち上がった時に立ち返って
もう一回日本の名だたる企業でもって
放送を何とかいいものにしようよ
っていうことで話を始めるべきやなって思って
めちゃめちゃ大きい話ですけどね
これ僕去年の3月に国会に呼ばれて
総務大臣と色々とやり取りしたんですけど
その前の年の3月に
僕が総務大臣になったならっていうタイトルで
実は民放の皆さんにお話をしたんですね
こういう風なことを
民放改革っていうのはやりましょうよと
もう一回スポンサーたちを集めて
もう一回立て直しましょうよと
いい番組を作ろう
そしていい広告で企業と視聴者を
ちゃんといい形で結んでいけるような
媒体を作りましょう
そうしていかないと
インターネットには勝てないですよ
っていうような話をしたんですよね
そこを図らずも総務大臣と
ちょっと何かやり取りをする立場になって
図らずも
図らずもなりましたけど
僕はやっぱりそういう放送全体を考えた上で
CMを考えていった時に
そこをやっぱり豊かな
みんなが見るに耐える
みんなを幸せにするような広告を
作っていくべきやろうという風に
思うわけですよ
だからそこの媒体そのものをどうするのか
ということを考えなしに
もう今YouTubeだからということで
これがいいんだよ
これがいいんだよという風に
出しっぱなしにしてたらいつまでたっても
痩せていくばっかりだし
じゃあ効果が出ればいいのね
という風になって
結局なんか自分の生活者
視聴者さんたちが
道を歩いてると
自分の身の回りには
お気に入りの会社がなくなっちゃってて
せっかくファンだった
あの会社もなんだかな
最近はな
売ろうとばっかりしてるしな
みたいになっちゃって
それはなんか
みんなの豊かさとは
逆の方向だと思うんですよね
やっぱりみんなが幸せに
豊かに生きるために
企業があるし
企業とのいいコミュニケーション
というものを作るために
30:01
広告があるから
一方的にこれ買えこれ買え
うまいうまいうまいから飲め
そういう関係じゃない
やっぱりお楽しみを提供するぞ
ということで
配信というものが
ネットフリックスとか
アマゾンディズニーとか
出てきたおかげで
大変良質のドラマが増えてきました
僕これね今逆流して
結構テレビのドラマに
影響を与えてると思うの
テレビのドラマ
面白くなってきてる説があって
僕の中に
テレビのドラマを
頑張り始めてると思うのね
やっぱりテレビで見たいねっていうのは
やっぱり来週が楽しみだよね
ってなってきた時には
やっぱりそこに出てくる
広告っていうものが
ものすごく気になってくるから
テレビ広告って
また狂っちゃうかなと思ってるんですよね
ラジオについて言うと
タイムラインがあることの
このアドバタラジオは
収録ですけども
やっぱり生
生でパーソナリティがいて
リスナーがいるっていう
関係性を作っていけるっていう
珍しい媒体なんです
だから生にあることでの
ラジオ広告の在り方というものを
一体どういうことなのか
どこで深く聞かれてるのか
ということも考えられていかない
だからメディア
放送メディアと僕は
広告のCM表現の在り方っていうもの
そこを一緒に考えていかないと
ダメなんじゃないかな
っていうふうに思ってますね
そこが立ち上がってくると
やっぱり
俺はごめん
テレビやらせてもらう
テレビでやっぱり
みんなを幸せにするもの作りたい
いや俺はじゃあ
販売促進
ダイレクトメール的な
プロモーション的なことを
やっていくわ
はい
俺はテレビで表現やります
っていうふうに
また隅分けが出てくる可能性も
出てくるんちゃうか
今一緒くたに
みんな一緒くたに
リターンを求める広告に
みんな走ってるから
そこから出していく
っていうことが
大事やと思うね
だからある
いい広告主さんがいたら
まずいい番組を作ろう
テレビ局と一緒に
いい番組提供していこうよ
こういう番組いいよね
っていうものを提供する
じゃあ私はこういう風なもの
広告はこういう風に
出していくよっていうことで
そこに
よし一流のクリエイター
集めよう
なるほど
一流のクリエイターで
ここの枠は
とっても大事な枠だから
うん
すごい
そこを競い合ってね
クリエイターが
クオリティーを競い合うみたいな
番組がいっぱい出てくれば
いいわけですよね
うーん
うん
そうなんですよね
なるほど
えー
あーアベマもそうなって
いいと思うよ
いやもうだって
みんなを幸せにするための
プログラムを組むんだったら
広告主さんと一緒になって
広告なのか番組なのか
分からないぐらい面白い
ようなものを
どんどん作っていけるような
えー
アベマCMというものを
作っていけばいいんじゃないかな
ってちょっと思ったりしますね
別にここに
アベマの人がいるとは
知りませんけれども
はいはい
全然知りません
全く知りません
全く知りません
全く知りませんけどね
えー
はい
ありがとうございます
ありがとうございます
33:00
インターネット番組もそういう
やっぱり
うん
見る人の気持ちになって
プログラムを作っていく
このタイムラインを作っていく中に
CMを位置づけていく
っていうことが
何よりも大事なんじゃないかな
そこには
腕利きが集まりますぜと
その時がまだ来ないかもしれないけど
その時のために
全部が安い販売促進には走らない
いつまでも
みんなを幸せにするためには
何をやったらいいのか
という視点で
CMを作り続ける
ということをしていきたいですね
ありがとうございます
もうなんかその後何も言えない
えげつない
えげつない話
すいませんな
いえいえ本当にありがとうございます
口では何とでも言える
ではこちら最後でございます
最後ですね
これはもう
その話の流れにもなりますが
はい
広告業界に憧れている若者へ
中島慎也さんから一言
メッセージをいただけたらなと
お願いいたします
はい
えっと
広告っていうものは結局
広告主さんと
生活者をつなぐものなんですね
そのつなぎ方を工夫するのが
広告なんですね
その工夫は
さっきちょっと触れましたけども
販売促進なら販売促進で
とってもいろんな工夫をするわけ
そのアイデアの塊なわけを
販売促進だって
セールスプロモーションという工夫は
それはそれが好きな人がやればいいし
あるいは何か芸を見せて
芸を見せて
エンターテイメントとして
コミュニケーションを作っていく
っていう工夫もあるわけ
それにしても広告業界
どこ行っても
もうみんなの工夫の塊なわけね
何か
だからそこは
ちょっとですね
いわゆる
オートメーションで
オートメーションって今言わないけども
なんかシステムを作れば
それで出来上がるっていうことじゃなくて
いつまでもみんな
人間の知恵を絞ってね
知恵を出し合ってやる業界なので
とっても面白いです
テレビが好きな人もいれば
ネット広告が好きな人もいれば
プロモーションみたいなことで
物を売るのが好きな人もいてもいいと思うし
いろいろ自分の好きな範囲の中で
ただみんなとにかく
コミュニケーションを作っていくことが大好き
っていう人に集まってもらいたいし
やりがいのある仕事です
ほんまに
私の知恵が生かされたっていう瞬間に
きっと出会える場所だから
私のアイデアが生きたわ
私のアイデアが生きたっていう時に
人はそれを幸福と呼ぶんだよ
私が認められるということやんか
私自身が生きてていいということやんか
自分のアイデアが生かされるということは
そんな幸福な職場ですよ
ありがとうございます
ぜひともいらっしゃい
いらっしゃい
涙が出てきた
ありがとうございます
もう3回にわたり
本当にありがとうございました
ありがとうございました
36:00
中島真也さんに
映像の演出を
お願いしたいときは
東北新社の温度
それ以外のお仕事は
中島真也オフィスまでご連絡くださいね
そうですね
CMのお仕事は
温度という窓口で
どこからでもお受けできます
東北新社以外でも
どこのプロダクションでも
どこのクライアントさんでも
温度にお問い合わせいただいたら
私はお話を聞けますので
ここはできません
というのはないので
温度にお問い合わせください
CMじゃないんだけど
ちょっとここで面白い話して
みたいなことは
中島真也オフィスの方に
お尋ねいただいたらいいと思います
よろしくお願いします
中島真也オフィスの
メールアドレスを知らない方は
僕に連絡してください
僕がそのメールアドレスをお教えしますので
中でお知らせしたいと思っているんですけど
まだ立ち上がったばっかりなので
よろしくお願いします
仲良くしてください
話足りないことめちゃくちゃあるので
またぜひ
この機会がありましたら
ゲストに来ていただけたらなと
喜んで
ありがとうございました
いつも聞いてくださってありがとうございます
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