1. デザインと社会
  2. #24 ブランディングのメリット
2022-11-04 24:42

#24 ブランディングのメリット

BtoB中小企業がブランディングに取り組むメリットは何か、というテーマです。うまくいった時のメリット、結果が出ていない段階でのメリット、またデメリットとブランディングの難しい点などを話しました。よろしくお願いいたします。

00:07
こんにちは、シロクロの伊藤です。
ポッドキャスト24回目、今回はブランディングのメリットというテーマで話したいと思います。
今日は、2022年11月4日、金曜日です。よろしくお願いします。
前回、月曜日撮ったので、ちょっと間が空きましたが、24回目行きたいと思います。
いつも時間が短いので、最初に雑談を入れたりするのはやめようと思って、最初からテーマで話していたんですけど、
最初に話す内容を準備しておかないとうまく録音できないので、やっぱり雑談あった方がいいかなと思いつつ、雑談なしでいきたいと思います。
ブランディングのメリットということで、前回あたりからの続きではあるんですけど、
もう一度ブランディングの定義をしておくと、その会社の重いとか強みとかサービスの質とかそういったものがターゲットの方に認知してもらう。
わかりやすく言うと、ファンになってもらう、好きになってもらうという行いがブランディングだと。
僕がやっているのは、かつブランディングでBtoBの中小企業に限定したブランディングのやり方の話になります。
前々回あたりでいろんなブランディングの方法の話をして、今回はそれはどうメリットがあるのかというところの話です。
いくつかあるかなと思っていて、まずブランディングが最大限うまくいったときのメリットから紹介したいと思います。
ブランディングが数ヶ月とかやって、数ヶ月数年続けてうまくいくと、まずリードの質が変わるという点ですね。
お問い合わせの質、どこからどういうお問い合わせが来るのかというものを最初にターゲットを定義した自分たちが望むお客様とのつなぎができるようになると。
それが一番大きなメリットになるのではと思います。
結果的にそれで契約の数というとちょっと語弊があるけど、おそらく段階も上がっているだろうし、ということで最終的に利益につながると。
03:17
リード、お問い合わせの数が増えるというのももちろんブランディングの効果だと思うんですけど、それに関してはマーケティングの効果な気がするので、
リードの数を増やして、ブランディングを行うことでリードの質が変わるのではというような体感があるので、
同じようなことをやっているときもあるので、どこからどこまでの線引きが非常に難しいし、厳密にブランディングだけやっているということはないので、
だいたい両方やっているという感じになるんですけど、なので結果的にリードの質も量も増えて、契約の数も増える、利益も増えるというところがブランディングの一番大きなメリットに当たるのではないかと思います。
それによって、何で企業が利益を追求しないといけないかとなると、その会社が長く健全に継続していくためだし、それによって社会に何かしらの貢献ができて、
かつそこの会社で働いている社員、スタッフへの待遇をさらに良くすることなので、ブランディングのメリットその2で社員への待遇をさらに良くすることができるというところ。
これも1点目のメリットがうまくいった延長性の話になるんですけど、利益が生まれる向こうの社員への端的に契約の給与をあげることができると。
働く時間とかそういった待遇をどんどんどんどん改善することができる。利益があれば還元することができるので。
3つ目は2つ目と関わるんですけど、採用も変わってくるという点ですね。
ブランディングをやってファンが増える、ファンを増やすという内訳には同業者も組まれてくるので、
06:02
例えばデザイン事務所とかだったら顧客も増やしつつ、その活動を見た他のデザイナーもデザイン事務所なんかいいな、素敵だなって思う人も自然に増えていく。
そうするとその会社で働きたいっていう同業の方が増えていく。
その活動を見て働きたいって思うデザイナーは、その活動に比例したスキルを持っている人が多いのではないかと。
なので全てが好循環になる。利益も増えて社員に還元できて、そういったところを見て採用も増えていく。質も高くなっていく。
というところがブランディングの本気のメリットなのかなと思います。
今のはうまくいったときのメリット。これから話すのはまだ結果が出てないとき、もしくはブランディングまだ取り組み始めのときのメリットを取り上げます。
まだ結果が出てなくてもメリットがありまして、それは何かというと明確にサービスの質が上がるという点です。
これはブランディングマーケティング予報を始めの時期に、いわゆるマーケティングのフレームワーク、アスリシー分析、サッシュ分析などを行って、
自社の強み、ターゲット競合調査を行うので、そこで現状の価値位置だったり自社の強みだったり、現状の強みと将来的な強みなど整理して、今後武器にしていくところを明確にして育てていくというフェーズになるんですけど、
それをやるだけでもだいぶメリットで、現状分析と将来像の分析の定義、そこを武器に戦っていくというのを明確化することができるので、結果的にそこの品質を高くしていこう。
逆に言うと、ここの分野はそんなに時間をかけない、戦わない分野を作っていく。やることをより明確にしていくということですね。逆に言うとそこが定義できてないと、そもそもブランディングに取り組めないので、
09:10
分かりやすいピラミッドの頂上にいなくても、どこかここだけは他に負けないという武器とターゲットを絞って戦っていくんだという定義が行えれば、ブランディングはより行いやすくなるので。
そこの定義をすることで結果的にそこにリソースをかけられるので、サービスの品質がブランディングを行うと同時に上がっていくということになります。
なので結果的にまだ対外的な結果が出ていない段階でも、社内でその取り組みは間違いなく始まっているので、社内改善になっているのが一番大きいメリットかなと思います。
もう一つが社員の意識も変わる。ちょっと大げさかもしれないんですけれども。ブランディングは社内向け、社外向け、インナーブランディング、アウターブランディングとありますけど、アウターブランディングは長くやっていて、インナーブランディングは初期からやれるというのが一つ特徴だと思っていて、
対外的にブランディングを行う前に、なぜブランディングをこのうちの会社が行わなければいけないのかというところから社員に共有していくことができると。
そうして、うちの会社はここを向きに戦っていく、強化していくっていうものを対外的に提示する前に社員に共有することになるので、
そうすると社員も、じゃあうちの会社はこうなるから私はここを強化していった方がいいのかとか、そういうふうに会社の方向性を全員で持つことができる。
これも中小企業に限った話ですね。
社員が何万人とかだったら、別の施策を打たないと浸透しないと思うんですけど、少ない社員数の場合はある程度。
ちょっとすいません、席が。止めよう一回。
はい、すいません。再開します。
なんか録音一時停止ボタンとかあったらめっちゃ便利なんですけど、一回止めてもう一回始めるとイントロが入るし。
12:06
話の続きをしましょう。
インナーブランディング、社員の意識も変わっていくっていうところですね。
なのでブランディングのメリットっていうのは、うまくいったときに大きなメリットがあるし、まだ結果が出ていない段階、初期の段階でも社内改善をすることができるっていうところでのメリットがあると。
この後者のメリットが結構、僕は重要だと思っていて、そこで意識的にブランディングを取り組んで結果が目に見えてくるので、その後の対外的なアウターブランディングに取り組むモチベーションも高く保つことができると。
マーケティングは逆に、特にコンテンツマーケティングとかは初期に全然結果が出ないので、モチベーションを続けることがなかなか難しくなるんですけど、ブランディングはそこで初期で社内の改革というか大げさに言うと改革をすることができるので、その高いテンションのまま次のフェーズにいくことができるっていう点でも取り組みやすいのではないかと思っています。
今ずっといい話、メリットばかりしているんですけど、じゃあデメリットは何かというところなんですけど、これといってブランディングをすることでのデメリットってあまりないのではと思っていて、細かく挙げると細かいものがあると思うんですけど、
例えば中心人物の稼働時間が大幅に取られるとか、本業以外にブランディングに対する時間をかなり使うことになるというデメリット。
なので、社長だったりある程度上の立場の自分の裁量で仕事ができる人がブランディングリーダーになってやるのがいいのかなと思います。
あとデメリットはブランディングをして対外的にアピールしていったときに、当然ファンが増えるっていうのはアンチ、ヘイター、嫌いになる人も増えるということなので、それがデメリットといえばデメリットかもしれません。
ただ、B2Bの企業間において言うと、嫌いな人が増えたところであまり影響ないと思うんですね。
15:10
嫌いの度合いにもよるんですけど、例えばその会社がめっちゃ悪いこと、悪いことというか感じ悪くて嫌われてSNSとかで叩かれてるとかだったらデメリットですけど、
真っ当なことをしてて、例えばツイッターで活動を見てて、この人苦手だな、こういうものにする人嫌いだなとか思われて嫌われるぐらいであれば、実害は多分ほとんどなくて、
もともと依頼する人以外から嫌われても会社としては特にデメリットないんですよね。
何か噂話でも立てられるほど嫌われない限りは、ちょっと嫌だな、この人苦手だなっていうぐらいだと実害はほんとにないんですよね。
特にSNS周りで誰にも嫌われないようにすると、確かに100人いて100人に嫌われないようにするのは可能なんですけど、
そういう言動をしていると多分1人も好きにはなってくれないので、100人いて100人、何も思われない、好きも嫌いも何も思われないのであれば、
100人いて5人10人には好かれるけど、同じぐらい5人10人には嫌われるぐらいの方が、結果10人ぐらいファンが増えているのであれば、僕はその方向がいいと思うので、
きちんと嫌われ、こういう言い回し、こういうニュアンスで発言すると、ちょっと嫌われ苦手だと思われる人が増えるかもしれないという注意はしないといけないと思うんですけど、
気を使いすぎて自分の本来の主張がボケるぐらいであれば、ある程度私はこう思うというふうにはっきり発言した方がいいのではないかと思います。
結果的にそれが社風につながっていくだろうし、特にB2Bの関係性においては、発注者との相性も大事になってくるので、その相性がいいなと思ってもらえるためには、こちら側からさらけ出さないといけない。
18:02
そうしないと好きも嫌いにもなってくれないので、そこもなっていくデメリットの話ですよね。
そこで嫌われることがあるというのもデメリットの一つですけど、そんなに気にする必要はないかなと思います。
なので、ブランディングをやることによってのデメリットというのはほとんどないのではないかと思います。
デメリットではないけれども、難しい点や課題というのはそれなりにありまして、
やはり合間でできる分量ではないので、それなりに時間がかかると。
なので、中心となる人物だったり、何かを実行する人の時間が必要であると。
だから、分量がきっちり100%時間を取られると、なかなかブランディングを続けることが難しい。
時間がかかるという点ですね。
次に、中心となる人物には相応の理解度、ブランディング、マーケティングに関する理解度が求められると。
これはある程度はブランディングの会社が最初のうちは参画して、レクチャーして、実装できる仕組み作りをしないといけないんですけど、その点があると。
あとは結局ブランディングはブランディングだけで成立しないので、マーケティング両立させないといけないので、
その時にやっぱりマーケティングにはどうしても最小限、最低限費用がかかってしまうことがあると。
広告だったり、サイト更新作業だったり、コンテンツ追加したり。
そこで多少なりでも費用がかかると。
あと一番大きな課題としては、ブランディングもマーケティングもですけど、続けないと成果がじわじわ落ちていくっていうところですね。
特にマーケティングは顕著なんですけど。
なのでずっと続けていく必要がある。
この辺りがブランディングが難しい点。
なかなかいろんな会社が気軽に始めつらい点なのではないかと思います。
21:03
逆に言うと同業他社、ライバル企業はすぐに取り組めないことでもあるので、客の言い方をすると。
なので早く始めて、どんどんどんどんその分野で発言、コンテンツを作って発信していけば、
だいぶアドバンテージが生まれるのではないかとは思います。
マーケティングは別ですけど、マーケティングで分量、リソースかけて広告ドカッといけば一気に、
巻き目では追いつかれるんですけど、ブランディングはそう簡単には追いつけないので。
なのでこれは本当に利点でもあるし、今自分が高圧だという認識があるなら、
そこから追いつくのはまたさらに大変なことではあるのかなと思います。
なのでそこのあたり、うちの会社でもブランディングサービスを始めたので、
もし何かあれば声かけいただければなと思います。
ではまとめると、ブランディングはうまく回ったときに大きなメリットがありつつ、
初期段階でも社内改善という明確なメリットがあるので、
まずは初めて見るのが得策、デメリットがそんなにない。
失敗しても、失敗というか失敗の定義もいまいち分からないですけど、
途中で飛んだしたりしても、そんなにそれで時間が無駄になったというのはあるんですけど、
無駄にはならないか。再開もしやすいですもんね。
一回止まってしまったけど、そこからまた再開する土台があるので、
それをもう一回叩き直して始めればいいだけなので、そういう意味では再開もしやすい。
なのでデメリットがあるし、リスクもそんなに少ないので、
まずは初めて見るというのがいいのではないかなと思います。
そんなところで、これでも一回切ったから2つ繋げやすい。何分になるんだ?
30分。これでも今アンカーで1本取ってるのが最大30分。
アンカーで配信するのは30分超えてもいいんだよね、きっとこれ。
だから30分の音声をガッチャンコして1時間とかで配信はできるんだよね。
24:01
そんなにワンテーマだと長く話すのも難しいので、
あと長く話すと途中で失敗しちゃうとあれなんで、
例によって例のごとく良くない雑作が続いているので、ここで終わろうと思います。
次回は来週月曜か火曜か撮れたらいいなと思います。
以上です。ありがとうございました。それではさようなら。
24:42

コメント

スクロール