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35歳、右に行くか左に行くか
わーわーまで会社員のまき、パートナーと暮らしながら手に食系のないちゃん
18歳で出会い、右に左に迷いながらも、身どさを謳歌する二人が、ただただ近況を話す素敵なポッドキャスト番組です。
今日はね、今日はね、なんとなんと、ゲストの方がね、来てますよ、プロですよ、プロ。
しかも、これまでのような、私の知人を頼るばかりのゲストではないんですよ。
見打ちじゃない、初見打ちじゃない、本物のゲストというか。
外に出たねって感じだよね。
出た、一歩踏み出した。
じゃあ、紹介させていただきましょうか。
ひよっこ研究者のサバイバル日記さん、略してひよけんさんが来てくださいました。
来てくださいました、はちさんとちーさんです。
いらっしゃい。
こんにちは。よろしくお願いします。
ありがとうございます、来てくださって。
この前にね、1時間ちょいぐらいかな、1時間半ぐらい、ひよけんさんの方でもお邪魔をして、
そちらの方ではね、ないちゃん、やっぱりないちゃんの文系博士と、ひよけんさんの理系博士の違いとか、
あれやこれやアカダミックの世界の話をね、してきたんだよね。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
なので、ひよけんさんの方のラジオもね、ぜひ聞きに行ってほしいよね。
そう、若々しい。
いや、本当にかわいい。
かわいい。
声。
こんなドスの聞いた声じゃないから、きっと耳が爽やかになること、間違いなし。
あとなんか、いないと思うけど、うちの多分リスナーって結構30代ぐらいの女性が多いよね。
そうだね。
なんですけど、周りにもし研究者の人がいたら、どういう生活をその人がしてるのかとか、
っていうのを、私はそんなに発信してないから、
確かに。
別に言いたくないわけじゃ全然ないんだけど、だからもしひよけんさんのところに行ったら、超情報量多いんで、
いや、本当だね。
ぜひね、行ってね、聞いてほしいと思います。
じゃあもしよければ、ひよけんさんからの番組の紹介などをしてもらってもいいですか。
自己紹介と。
ありがとうございます。
じゃあ、私は大きい動物の研究をしているチーです。よろしくお願いします。
チーさん。
はい、私は小さい動物の研究をしているハチです。
ハチさん。
私たちの番組では、2人の女性研究者で番組をお届けしています。
ポッドキャスト名は、先ほどご紹介いただいたひよっこ研究者のサバイバル日記です。
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略してひよけんと呼んでいただけると嬉しいです。
私たちは同僚で、日本のある大学で働いております。
番組内ではですね、基本的には理系の大学院生向けに情報提供させてもらったりとか、
私たちが今大学という環境で頑張ってサバイバルしているリアルな研究者ライフをお届けできたらいいなと思っています。
本当に今回はお招きいただきありがとうございます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
本当このコラボが始まる前に、私はひよけんさんのリスナーで、
時々理系の女性としてジェンダーの話とかもされていることがあって、
理系女と呼ばれなくなる日を夢見てみたいなのとかも発信されたりしていて、
やっぱり最先端でそこにいらっしゃる方と、我々が外から見た理系女のイメージ、
理系の女性のイメージってちょっとギャップがあったりとかして、
そこそのエピソードも真っ気に流して、これ聞いてみた方がいいよみたいな。
聞いた聞いた。
ナイチャーがピックアップした理系の回とか、
あと直近のコラボされてた研究者のまた別のポッドキャスト番組の回も聞いて、
そこでも結構ジェンダーの話とか、ダイバーシティの話とかね。
アサミさんという女性の研究者の方。
ちょっと分野は違うんですけど、アメリカで学位取られた方なので、
そういった全然違う視点もありつつ、
同じ女性研究者でどんなことを考えているかみたいな回もさせてもらいました。
めちゃくちゃ面白かった。
マキがそれこそ企業で人事とかやっていて、
この春から晴れて管理職になりました。
ダイバーシティの推進とかね。
そういうのやってるから、
なんかそういうジェンダーの話とか、女性の働き方とか、興味があるじゃない?
そうなんですよね。
今の本職で興味があるっていうか、
それをやらなきゃいけないミッションっていうのもそうなんですけど、
もともとやっぱり私自身が、なんて言うんでしょう、
仕事、人生、キャリアを一般の普通の日系企業で働いていく中で、
ライフステージが変わるたんびに、
ちょっとこうやっぱりモヤモヤって感じてたことがあってですね。
で、特に私2人娘いるので、
やっぱり彼女たちが世の中に出たときに、
なんかこの状況、私の経験したモヤモヤなり、
行き通りとかをまた感じる。
なんか社会だったら嫌だなみたいな、
そこが結構きっかけで、
こういうテーマ、ジェンダーとか、
特に日本だとダイバーシティ、特にジェンダーギャップがすごいので、
そこを興味を持ったっていうのがきっかけで、
結構そういうので、テーマを私たちのポッドキャストでも話してしまうというか、
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自然と話してしまう。
大事ですよね。私なんか大学院のときって、
学生のときってあんまり自分が女性だからとか、
ジェンダーのこととかそんなに考えないでいたんですよ。
で、多分考えると逆になんか悪いというか、
とりあえず突っ走るほうがちょっとドクターのうちはよかったんで、
メンタル的にも。
でも、今一応大学で勤めて、
女子学生さんと一緒に研究させてもらう立場になったり、
例えば女子高校生の方と進路のお話しする機会とかが、
ちょっとずつ出てきて、
そういう時に、やっぱり今のままじゃダメだなってすごい思うことが多くて、
何かしたいなって気持ちになってる部分はあるので、
自分の子供はいないですけど、ちょっとだけ気持ちわかると思います。
でも本当に本当に同じ多分気持ちだと思います。
なんか不思議ですよね。私たちもそうだと思うんだけど、
私とないちの世代もさ、学校までって全然感じないじゃないですか、
ジェンダーやっぱりそこまで。
もしかしたらあったのかもしれない。
なんか記憶に残るほどのことは全然なくって、
で、結構社会人入ってからもう私はあんまりなくって、
子供ができてからなんですよね。
子供ができた途端に、なんじゃこりゃ?みたいな感じになって、
そっから猛烈に意識というか、
し始めるようになったかなって思いますね。
子供ができてから、なんじゃこりゃ?ってなった内容について、
ちょっと聞いてもよければ。
もちろんですよ。
むしろ聞いてくれ。
聞いてください。
いや、本当にね、すごいまず、なんていうんですか、
多分それは今冷静に振り返ると、
自分もバイアスがすごくあって、
いわゆるこう、うちらの過去の回でも話した、
アンコンシュアスバイアスみたいなものがあって、
どうしても女性が、子供ができたら女性が育児なりの主になるみたいな。
で、男性は変わらずみたいな感じで。
で、まずなんかもやもや始め、始まったのは、
子供がなんか、ま、ていうか、まずあれですね、
妊娠した時です、遡れば。
で、私たち夫婦の場合は、結構、なんか結婚したの早かったんですけど、
別居婚だったんですよね、ずっとお互い違うところで。
夫が海外行ったりとかして。
で、でも私も早く子供が欲しかったし、彼も欲しかったから、
一緒に住み始めたらすぐもう妊活というか、
もう子供を作ろうって言って子供作って、
でもありがたいことに、割と1年ぐらいでできて、
あ、良かったと思って、できた瞬間に、
でも、うちが住んでる時って、しかも当時の日本って保育園の数がすごく少なかったので、
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もうすぐ補活を始めない、いわゆる補活、保育園に行かす。
そう、補活って言うんですけど、保育園にも妊娠と同時に申し込みを始めないと間に合わないみたいな。
そんな、今だいぶ改善してます。
当時からもう2倍ぐらい増えてるから、保育園が日本だと。
でもそれでなんかね、うまくいかなかったらもう、心やられるよね。
いや、本当に本当に。
で、そうなんですよ。
で、なんかそういうよう子供にまつわる手続きを、
なんかまず、私が一番最初に気づくんですよね。
要は、補活の手続きをしなきゃいけないとか。
それはね、ジェンダーの話なのか、家庭の話なのかちょっと微妙なところがある。
確かに、お互いのタイプというかもあるかもしれないけど、
で、なんかそっから、あらゆる、例えばじゃあ次はいざ保育園に申し込みますとか、
じゃあ子供ができたら病院に申し込みますとか、
なんかその辺の、じゃあどうやったらもっといい、
一番いい病院を探せるかとか、
なんかそういう情報集めとかが、自然と全部私の役割になってくんですね。
自分ごとになっちゃってる。
自分ごとと捉えられるかってとこですか。
ちなみに旦那さんは、旅行行くってなった時の計画はどういう感じなんですか?
えっとね、いい質問ですね。
性格タイプを知るいい質問。
えっとね、本気の時は彼がめっちゃやります。
自分が、なんだろうな、これがこう、例えば新婚旅行とかアメリカだったんですけれども、
バス停見に行きたいとかね。
そっか、そうそう、彼がアメリカにいる時にアメリカに新婚旅行に行くっていうのもあって、
迎える側っていうあれもあったのかな。
めっちゃ調べて、めっちゃこうチケット取ってとか、本気出すとできるタイプなんですよ。
で、ちょっとムカついちゃいますね。
そうでしょ?でしょ?
そうなんですよ。できるくせにやってないみたいな風にも見えちゃうから。
会社の中ではね。
そうそう、同じ職場、同じ会社なんですよ。
で、一緒に働いてるのとかを見て、そういう姿も見て、結構好きになってるっていうのもあるから。
できるんだよね。できる人だったことはわかってる。
そうなんです。
だけど、あれ、家庭内ではあれあれみたいな。
いや、でもこれはよくよく後で考えると、なんていうか、当たり前というか、
私の身に妊娠とかって起こるから、私はすぐ当事者になるじゃないですか。
そう、だけど彼はそもそも、何からやればいいかわかんないとか気づきにくいから、
なんか一歩目がどうしても私が先になってしまうっていう。
それがでももう本当に全ての始まりみたいな。
で、でもその時は私もまだ、妊娠の時とかまだ嬉しいんですよ。
もう嬉しさとかもあるし、まあいいかと思って。
で、今度あれですね、育休ですね。子供が生まれましたと。
で、育休私も取るんですけど、数ヶ月。
12:00
で、まあそこのタイミングって、まあ普通に考えて私は仕事しなくて、育児に専念できるから育児やるじゃないですか。
でも夫はまあ仕事。で、もう完全にそういう役割分担が数ヶ月できちゃうんですね。
で、まあ元々うちの家事も苦手っていうのもあって、なんかそれがもうはっきりできて。
で、でも復帰するぞっていうタイミングで、なんか私も復帰するから、これまで通りのこの分担で、
もうほぼ100までいかないけど、9割が私が家事を担って1位みたいなのはもう無理だから、
改めようっていう議論をその時に初めて始めるんだけれども、
なんかそれがもう手遅れというか結構。
もう最初の気持ちだったもんね。経路依存って言うんですよ。
そうそうそう、もう経路依存だし、何というか、まあ確かに気持ちはわかる、気持ちはわかるというかそうだけれども、
で、しかも私も復帰してちょっと短めに働いたりとか、何て言うんだろう、
お迎えは私、で、送りは夫とか、一応こう一部は分担できるようにはしたんだけれども、
なんかやっぱりこう、こっちが私が7、7、8、7、8ぐらいは食うみたいな感じで。
手伝うって感じになっちゃってるよね、向こうは。
そうなんですよ、主はこっちみたいな。
で、私も私でそれが良しと思ってたというか、周りを見ても、そもそも会社の中でもそうなんですよ、早かったからいなくってあんまりお手本も、
で、普通にこう、まあ違う職場なりちょっと離れた職場で見てる人たちもそんな感じだったから、
これで叱るべきなん、こういうもんなんだって思って。
でも、なんかどんどんどんどんこう、何て言うんだろうな、そっからこう、例えば保育園に入ってなんか保育園でこういうお支度が必要ですとか、
例えば保育園からの呼び出しの電話とか、必ずファーストコール私になるし、
こう、一番最初に情報を聞くのが私だから、で、私がそれをまあ聞いて彼にシェアしたりとか、
いろいろなんかすればいいんだけども、彼も彼で忙しかったし、みたいな感じで、
なんかどんどんどんどんこうもやもやで、彼は普通に自由になんか結構前と変わらない感じで働いてるんだけれども、
まあ例えば私はちょっとこうポジションが変わったりとか、まあそれはそれで良かったんだけど、
なんかこう悶々するなと、でも私の中では第2指もう絶対産みたいって思ってたから、
第2指まではもう私はもうこれこの状況あまんじようじゃないけれども、
あのいいかと思って第2指にまた突入するわけですね。
で、でもなんかそのタイミングぐらいでちょうどそのそれこそ同期で、
今まではみんな同じ感じで日経の普通の会社なので、
あんまり年功序列的に上がったのに、ちょっと早く次の階級に行ったりとかっていうのを見始めて、
で私は私でここにそのステイで、でなんかこれなんかこの私と彼のこの感じをずっと続けてたら、
私いつまで経ってもこの抜け、追い越せないじゃん同期をみたいな、
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で思ってあーと思って、そこでなんかちょっとこう同じ戦い方、
なんかこうザ日経企業で男として働くみたいな戦い方をしてたら絶対勝てないから、
なんか別の強みを持とうって思って、それでちょっと資格、中小企業診断士とか、
当時やってた業務にも関連があって、こう取り始めるみたいな。
マキの話を聞いてると、なんか要は家庭内でのまずもやが一つ、
その自分もそうだし、あの夫さん側のジェンダーの規範ってものが、
女性が主軸となって家事をやるものだっていうのがなんとなくどちらに根付いてたっていうのが一つで、
あともう一つが家庭以外のその社会、企業でもそう会社内の昇進システムもそうだし、
保育園のファーストコールがお母さんに来るでもそうだし、
その人たちも女性に対するそのジェンダーの規範ってものがすごく根強いってことに気づいちゃったってことだよね。
気づいちゃったんですよ。
これはなんか、
同じ会社ってことは旦那さんの方も育休は取れる仕組み自体はあるはずじゃないですか。
あるんです。
それって実際取られたりしたんですか。
全然取れてなかった。
そうなんですか。
でもそこに関してはね、ほんと今めちゃくちゃ変わってるから、
でも育休って結構もうあのだいぶ世の中に浸透したし、
法律的にも取りましょう、みんな取らなきゃいけないみたいな感じにもなってるぐらいだから、
しかもその取ってる率を企業は開示していかなきゃいけないから、
上げないといけないよね。
なので、そこの環境ほんとこの2,3年で劇的に変わったので、
この2,3年なんですね。
大西の妊娠が5,6年前だからね。
そうなんですよ。
今下の子が5歳なので、5歳の時は全然まだって感じ。
やっぱりね、法規制はすごいよ。
法規制と開示義務とかそういうのでじゃないとなかなかこの社会動かない。
私のそのこの前結婚式だった大学の後輩が、
なんかもうすぐ奥さんが産休入ったのその時に自分もすぐ育休入って、
でなんか彼の計画としてはそのまま育休を取り続けて転職するみたいなこと言ってて。
転職、転職。
なんかすごいそんな考え方もあるんだとかって思って、
最近ちょっとなんか後輩たちの考え方の違いとか。
ちょっとしか年齢離れてない2年ぐらいなんですよ。
2歳年下の子の結婚式だったんで。
なのに、おーっと思って結構びっくりして。
確かに確かに。
でもなんかそれきっとコロナとかも影響してるだろうね。
やっぱりその会社全、企業時の中でもバリバリ働くぞっていうムーブがもうなくなってきてるっていうか、
やっぱりね、クワイットクイターとかって言われてる人もいるじゃない。
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企業内でミニマムやるけれども、残業もしたくないし、消費も望まないみたいなスタイルで、
でも家族が一緒にいられて、なんかこう過不足ない生活できればいいじゃないみたいな人もきっと圧倒的に数は増えてるだろうし、
だからそういうなんか社会的な変化っていうのも影響してそうな感じはするよね。
あるあるある。あると思う。
さっきの幼稚園の話で、本当に純粋な疑問だし、人にもよると思うんですけど、
ママに電話来るじゃないですか。でもママ働いてるじゃないですか。
はい。
無視ってできないんですか。え、だってもう一人いるじゃんみたいな。
今日はあなたの日じゃないみたいな感じで。
仕事ってやっぱり分担が大事で、ある程度ちょっと心苦しいけど、あとお願いっていうのも大事だったりするじゃないですか。
上手く回すのに。
なんかそういうのってやっぱ、産んじゃってホルモンのバランスとかに出産した後って、やっぱもう自分の我が子はこうどうしても自分がいかなきゃモードになっちゃってるのか、
なんかどうなんだろうと思って。
それはマジで一切ないです。私の場合。
そういうモードは一切ないです。
で、むしろ私の場合なんかバックグラウンドとしては両親中国人なんですね。
で、中国って基本もう超平等なんですよ。両方働くし、両方家事できるっていう。
聞いたことあります、それ。
そうなんですよ。
で、そういうのを見てるはずなのに、私第一子の時は、でも私がこう、彼が家事とか苦手なの知ってたから、やるのが得意。
比べたら比較的にできるから、相対的にはできるから、やろうかみたいな感じで。
なんだけど、私は第一子の時はしくりましたよね、戦略を。
自動的に私の電話番号を第一優先、何個か書けるんですよ、書類提出。
で、しくって、そうナチュラルに普通に私を書いちゃって。
なんだけど、第一子の時から、もうこれはダメだと思って、1番に夫のあれを書いて、2番目に私みたいな。
で、それで夫も、だからなんていうんだろう、単純に知らないだけみたいな、そういうシステムというかを。
だから電話が来たら普通に対応してくれるようになったし。
なんですよ。なので思ったのは、本当に男性はだいたい知らないみたいなことが多いんですよ。
気づいてないみたいな。だから無理やりやっぱり仕組みに巻き込まないといけないなっていう。
だからその保育園の連絡帳も、なんていうの、お母さんの名前書いちゃうじゃない、そこに世帯主って書けばいいじゃん。
世帯主の電話番号を教えてくださいって書いたら、もしかしたら夫の番号を書きやすくなるかもしれないし。
そういう意識のフックっていうか、そういうところからジェンダー格差を変えていかなきゃいけないっていう風に、
ジェンダー経済学やってる人は言っていて、例えば育休を取ってくださいって言うと、みんな取らないと。
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だけど、申請したら育休は取れなくなりますってなると、みんな育休取るようになるっていう。
基本取る。今は基本取らない。だから申請したら取れるようになるけど、
基本取って取りたくない人は申請してくださいって言うにしたら、みんな取るようになるっていうのが人間の行動としてあるらしくて、
それをうまく活用して、世帯主の電話番号を書いてくださいって言ったら、なんとなくみんな夫の番号を書きやすいとかさ。
そうそう、あるかもあるかも。それいいかもしれない。そんな感じなんですよ。
まだ世の中に出てってない性別での役割分担みたいのが結構この社会にはあって、
直近で言うと、それこそ、これを本当に良く、メリットもすごく多いんですけど、
ママ友のネットワークって言うですかね、子供の子のご近所付き合いって言うのかな。
それこそ、うちは長女が今、小2なんですね。
小1の時から同じマンションに住んでる同じ小1で、女の子というか仲良いお友達がいますと。
小1って言っても幼稚園、保育園から卒業して、まだ結構幼いから、
あんまり今の時代って、そんな近くで子供たちだけで遊ばせるとか、公園に行かせるとかって、
そういう文化って環境じゃないんですよね、うちの近所って。
ってなると、早く学校から帰ってきて、親がまだ仕事していないときに、
友達と友達の家に行ったりとか、ちょっとだけ友達の家で遊んで、
面倒見てもらったりとか、そういうのが発生するんですよね。
で、それ自体はすごく助かるし、私なんか結構、どちらかというと、
やってもらってる方が多いのでありがたいんですけど、
例えばそのママ友から、今何々ちゃんがうちに来てるよとか、娘ちゃんが来てるから、
何時ぐらいには帰すねとかって、そういう連絡をいただくんですよね。
それはすごいありがたいじゃないですか、ありがたいけど、
私が例えばそういうとき、出張の日でもそういうふうな連絡が、
私のアドレスしか知らないから、私に来ちゃうんですよね。
で、それを私は夫に転送して、こういうことだからって言って、
で、夫からこうやってみたいなとか、なんかね、そういうの。
ボタンが減らないっていうね。
ボタンが減らない、だからちょっと最近考えてるのは、もうつなげちゃうかなって。
そうそう、もうそのグループの中に夫を入れるっていうね。
そうそう、だけどやっぱり、他のご家庭がそうじゃないから、
基本、女性のお母さんの方がそういうことを対応してるから、
なかなかそこでポツンと投入するのもちょっとだけ気が引けるというか、みたいな。
確かに、難しそうですね。
これ結構ね、表に出てないけど、そういうのがね、やっぱりまだまだあるなっていう感じなんですよ。
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だから住む地域によってもね、また違ってくる気はするけれども、
進行家庭が多い、同じ世代ぐらいの家族が多いところで、
でもやっぱりね、主軸でお母さんがいろいろ教育なりなんなりをするっていうのは、
ありそうな地区だからっていうのもあるかもしれないけど、
でも二人はそれこそ、今30代でパートナーがいたり、結婚されてたりっていうのがあると思うんですけど、
エピソード聞いてても、結婚したりだとか、カップルを継続したりだけじゃなくて、
今後のプランを考えてた時に、結構、これ無理系じゃね?みたいなことを言ってたりしたじゃないですか。
どうやって二人の就職地を合わせるのかもそうだし、
でもその後の、例えば就職しても、育児ってなったら、どうやってこれ回すんだろう?みたいな。
あると思うんですよ、想定で。
でもそれをなんとなく、今大学に勤務し始めて、上の世代の先生を見てて、こうやってやってるんだと見てる中で、
ご本人たちのキャリアプランでどう考えてるのかなっていうのを聞きたいなと思って。
正直なこと言うと、そんなに考えてないです。
なるようになれ、みたいな。
そうですね。
なんかもう、私は多分ドクターのうちから、目の前にあるプロジェクトをとりあえず終わらせる、とりあえず論文化するだけを、
目の前に人参むら下げて頑張って走り続ける、みたいな感じでやってたので、
あんまり考えてないんですけど、
考え…あ、でも、ちょっとこの前ちーちゃんとも話したんですけど、
でもやっぱちょっと昇進はしたいね、みたいな話はちょっとだけしてて、
やっぱり偉くなるとできること増えるかも、みたいなところは、そんなに悪いことじゃない気がしてるっていう気持ちはあるので、
プライベートを全く切り離してたら、ちょっと頑張っていきたいっていう気持ちはあるんですけど、
なんか最近思うのが、偉くなるっていうことにも教授になったりとか、大学の上に関わるような立場になる上でも、
ある意味、どうだろう、
逆に仕事を一回、キャリアだけを見ることをやめた場合、
子供とか産んで、それも頑張って両立させながら夫にも育てとってもらってとか、
なんかさせながら、私も勉強してますけど、それでも何とか楽しく研究続けていって、結果、教授になったっていう、
そういう三つ筋を下の子たちに示すことができれば理想なのかなとは正直思ってるんですけど、
でもそれもなかなか、多分先ほど牧さんがおっしゃってたみたいに、いろいろまだ見えない、女性にだけかかってくるような負担とかも、
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多分絶対にあると思うんですよね。そもそも妊娠と出産ってイベント自体がすごい大変だと思うんで、
だからそれもちょっと感じてはいるんで、なかなか本当に今現在いろいろキャリアプランについて悩んでいるっていうのが正直な感想なんですけど、
っていう感じですね、私はそんな感じ。
私8の方はパートナーがいるんですけど、彼の方が就職ない感じ研究者なんですよ。
就職ない感じ研究者。
就職ない感じ?
難しい感じ。
就活永遠してる系研究者で。
同じ同じ。
決まってなかったんですよ。
だから、そっちが一旦ポーズしたらよくないみたいな気持ちもちょっとあって、
それは研究をやめろっていう意味ではなくて、
そちらは一旦お金っていう面では柱を取るから、
そちらが一旦私の方に引っ越してもらって一緒に住んで、
ちっちゃい頃だけ一緒に子育てして、
それ終わったら好きなとこ就職したらいいんじゃないみたいな。
そんな上手くいくと思ってないんですけど。
でもそういうのが選択肢の中でね。
選択肢としてはそれかなとは思ってて、
でも私も全然もちろん休む気もあるし、
育児にはちゃんと参加したいし、
仕事だけする気は全くないんですけど、
でもじゃあ2人で別々のところに住んでて、
一方は不安定で、一方は仕事があって、定職としてあって、
っていう状態で離れて育児をするっていうのはちょっと、
現実問題って無理かなと思ってて。
なんかまず難しいなと思うんですよ。
先輩の中でも本当に、
前ちょっと私たちのエピソードの中で喋ったかもしれないんですけど、
3人ぐらいの子供、ワンオペで、
旦那さんが他県の研究者でみたいな、
研究者、研究者ワンオペでってやってる先輩もいたりする。
いる。
いるよね。
マジでパワフルで。
でも真似できないとかちょっと近く、
しかも業績もバンバン出してるし、
そうそうそう。
授業もしてるし。
そう。
学部もやると。
なんかちゃんと、
あれマジですごいなと思っていて。
しかもだから、
そういう先生がちらほらと周りにいるから、
ただその同じようなことができるのかっていうと。
でもそういう人って絶対どっかめっちゃ手抜いてると思いますよ。
家とか。
ですよね。
害虫してるんじゃないかってこの前、
友人にも言われました。
やっぱそうなんですかね。
いや、だと思います。
絶対そう。親が実は家にいるから。
そうそうそうそう。
そうじゃなきゃ無理だもん。
無理無理無理。
普通に無理なんですよ。
無理、普通に無理なんで。
だからなんか、そこは絶対裏というか、
裏がある。
絶対あると思うから、
意外とやってみたらやれるかもしれない。
全然やる気があればできるというか。
逆に言ったら、2人とも稼いでたら、
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お金ならあるから。
本当に?
解決っていうオプションがすごい出てくるし、
なんか結構でも、なるようになるんですよね。
本当に。
だからこうなんなきゃいけないって思うよりも、
なんかいろんなオプションをさらに増やして、
こう考えていった方がきっといいよね。
そうだね、そうだね。
確かに確かに。
臨機応変にっていうか。
あと私、親とか一緒に近くに住んでくれないかなとか、
若干想像したりして。
それは、それができるならそれが一番いい。
全然その地元と全然違うところで今働いてるんですけど、
でも多分遠くに暮らすのとか楽しんでくれるタイプの親かもしれないんで。
すごい。
中国そのパターンだもんね。
え?
中国そのパターンだよね。
そうそう。
それ聞いたことあります。
中国は自分たちが育てるんじゃなくて、
親が一緒に住んで、親が育てるんですよ。
そっちもやりたいです。
子供を外国に送って、言語を学んでもらって、
夏休みとかだけ会うとかでも。
それもめちゃくちゃいいじゃん。自由で。
いい感じ。
全然いいと思う。
そうなんですよ。
私も母親の呪縛からどんどん抜け出してきたのは、
そういえば海外の人たちはどうやってんだろうみたいな。
海外って、普通に男女、中国もそうだけど、
日本よりかは明らかに女性が進出してるというか社会に。
で、考えるときにめっちゃ手抜きしてるんですよ。
手抜きしてるか両親のサポート。
知った文化みたいな。
だから、そもそも日本で今目指してるレベルが異常すぎて。
キャラ弁ね。キャラ弁以上ね。
キャラ弁絶対作ってやらないと決めてますよ、私は。
もう絶対。
シールだけ貼ったろうと思ってて。
確かに確かに。
しかも意外と子供もそっちの方がいいんですよ。
シンプルで、毎日同じお弁当の方。
うち、毎日同じお弁当なんですね。長期連休入ると。
むしろこれがいいみたいな。
たまに手をこませて手作りなんかやると、なんかこれみたいな感じに言われるから。
お互い合致してんじゃんみたいな。
そうそうそう。
だからね、意外と。
でも、やっぱりアカデミックの世界の中での一番大変なのは、やっぱりお互いの場所を揃えるっていうのはどうしてもこれ大変じゃないですか。
海外とかだと、一人がテニアトラック取ったら、もう一人の専門に空きっていうか、いい感じの場所があったらその人も採用するっていうシステムの知ってます?
なんかちょっと聞いたことあるかもしれないです。女性研究者のツイッターで見たかもしれないですが、アメリカでそれやってる人。
そういうのもなんかもっと増えればいいのになぁと私的には思うけど、でもそれだけ大学に余剰がないから。
そうなんですよね。ちょっとそれはよく夫と喋ってて、なんかこのまま僕と同じところに転職とかできたら一番いいけど、
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それだけの大学にその余裕が本当に多分なくてすぐにポストを用意できるわけでもないみたいな感じのやっぱりありますよね。いろいろ。
あとなんかよく言われるのが、アカデミックの人たちとキャリアプランみたいなことに関する研究とかもあって、やっぱりちょうど就職活動とか博士を取るぐらいが30代の一番いい時期じゃない?
子どもを産んでとかいろんなライフスタイルの選択をできるときで、もちろん独身で突き進む人もその中にいるけれども、
それで博士課程であったり博士号の子属の人たちに育休制度を設けましょうっていうルールを決めたんだって。
それは女性をより大学側雇用しやすいようにとか、そのために設定した制度だったんだけれども、
実際中身を見たらそれを使う人の大半は男性で、結局男性の就職率が上がっちゃったっていうのがあって、
さっきのあれだよね、結婚式で聞いた、育休を使って転職するみたいな、女装期間として自分のキャリアの。
びっくりした。そんなふうなことができるんだとか思って。
男女平等で制度を取れるっていうふうに立て付けをしなきゃいけないから、そういうふうに設定したらそうなっちゃったっていうことがあって、
制度が想定通りにうまくいかなかった以降事例としてよく挙げられるんだけど、
なんかそのセッティングの仕方もかなりうまく考えていかないと、結局今の状況をより悪化させるだけになっちゃうかもしれないから、難しいなぁとか思って。
今日はここまで。
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35は数字の35、右左はアルファベットで右左です。
インスタも同じく35右左でやっています。
エピソードに合う写真を掲載していますので、ぜひ見つけに来てください。
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お待ちしてます。