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2021-09-06 12:09

【詩吟ch】初級:コツコツ頑張ってる人に届けたい詩吟<山行同志に示す>

山行同志に示す / 草場 佩川
路は羊腸に入って 石苔滑らかなり
風は鞋底より 雲を掃うて廻る
山に登るは恰も 書生の業に似たり
一歩 歩 高うして 光景開く

#詩吟 #漢詩
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00:02
詩吟の魅力を発信する、
詩吟チャンネル~!
おはようございます、こんばんは、詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟というとってもマイナーな、日本の伝統芸能の魅力をわかりやすくお伝えしていくチャンネルです。
えー、ということで、今日も三日…四日ぶりかな?
日が空いてしまって申し訳ないですけれども
今日も元気にですね
詩吟を一つご紹介させていただきたいと思います
もうすっかりもう秋になりましたね
なんか8月からあっという間に涼しくなってですね
まあ西日本の方は結構暑いみたいなんですけど
東日本はもう急に寒くなってですね
掛け布団を出そうかどうか悩ましいぐらいの感じになっています
こういう秋の季節というのはですね
僕も最近友達から誘われたんですけれど
山に登らないかと
だいたいですね
2、3ヶ月に1回ぐらいのペースで山を登っているんですけれども
この秋の季節
9月ですね
10月になるとちょっと寒くなってくるかな
まあでも10月もいい季節ですね
9月、10月というのが
登山においてもすごく紅葉が綺麗になってくる
いい季節なんですよ
ということで
今日ご紹介するのはですね
この山を登っている時に
思いついた漢詩ですね
これがなかなか学びになるというか
今僕もいろいろ頑張っているんですけど
勉強してるんですけれども
身に染みるものを感じましたので
ご紹介させていただきたいと思います
漢詩はですね
参考動詞に示すという詩文になっております
草場敗戦という方が作られました
まず著者のご紹介をしていきましょう
草場敗戦という方は江戸後期に生きた方になっております
佐賀生まれの佐賀藩ですね
佐賀藩に生まれた方で
記載と呼ばれるほどにですね
もう才能にあふれる方だったそうです
文芸ですね
文にも芸にも武芸にも
どちらにも引い出ていたということで
書道もやれば絵も書けば詩もたくさん書くし
武道もできるということで
もうめちゃくちゃですね
そこまでいろいろやって楽しめるというのは
素晴らしいなと思います
63歳になくなったということなんですけれども
それまでになんとですよ
詩を1万5000以上残したと言われているので
正直意味がわからないですね
生まれた時からですね
生まれた時から230日ぐらいかな
年間230日ぐらいも詩を作り続けないと
03:00
1万5000なんていかないですね
信じられないな
0歳の時からちゃんと詩を書いていかないといけないですね
という話はどうでもいいとして
こういういろんな芸に引いてた方
多分いろんな方向に興味を持ってですね
一つ一つ学んでいったんだと思います
その方がですね
山を登りながら
学問とはこういうものなんだなという風に
思いながら書いた詩ということで
この参考動詞に示すという詩を作られたのかなと思います
では詩の方をですね
ご紹介させていただきます
参考動詞に示す
草葉廃線
道は幼鳥に行って
石体なめらかなり
風は相手より
雲をはろうてめぐる
山に登るはあたかも
書生の行ににたり
一歩
ほたこうして
口径ひらく
道は幼鳥に行って石体なめらかなり
この山道というのはですね
幼鳥
羊の蝶のように
ぐねぐねと曲がって
どこまでも続いていく
石体というのは石についた苔ですね
石にむした苔もなめらかになっているという
そういう山道の光景ですね
風は相手より
雲をはろうてめぐる
そして風がどこからともなくですね
相手足元ですね
足元から
雲をはらうかのように吹きめぐる
山に登るはあたかも書生の行ににたり
この山に登るということはですね
あたかもですよ
書生が学生がですね
勉学に励むことと同じであるということです
つまりどういうことかというと
一歩
ほたこうして
光景開く
勉学に励めば励むほど
だんだんとですね
見識が開けてくるかのように
一歩一歩高く登っていくとですね
新しい光景
視界が開けてくるのであるということです
もういろんなところにですね
手を出して学んでいった
この草場拝線だからこそですね
こういう言葉にも重みが感じるし
こういう詩を書きたかったんじゃないかなと思います
個人的にはですね
この内容もなんですけれども
この出だし
菊ですね
菊がすごく好きなんですよ
道は幼鳥にいって石体なめらかなり
この登山の
登山している風景を表現してみてくださいと
06:03
言われた時にですね
このセリフは出てこないですね
道は幼鳥にいって石体なめらかなり
登山というのがですね
ただまっすぐ登るというわけじゃなくて
ぐねぐねぐねと
もう本当に羊の蝶のように
こんな感じは出てこないですけど
こういうイメージがですね
なかなか難しいんだよと
でもそれもまた
登山の面白みなんだよというところが伝わってきてですね
この出だしが大好きなんですよ
だからこの独創的だからこそ
なかなかですね
内容自体はシンプルかなと思うんですけれど
すごく心に残るんですね
道は幼鳥にいって石体なめらかなり
ぐねぐねといったかと思うと
風は相手より雲をはろうて巡る
結構爽やかな風もですね
さーっと流れてくるんですよ
この両方の感じが
この山登りのいいところなんですよね
そして光景が開いてくると
山に登るあたかも諸星の行人に至り
爽やかな感じがします
一歩を多行して光景開く
ここはですね
もう丁寧に気持ちを込めて
吟じたいですね
一歩
この一歩一歩を踏み重ねていくことが
大事なんですね
僕もまあ仕事においても
今まさに勉強しているところですし
ブログを書いたりもですね
新しい挑戦もしたりしていますので
こういう一歩ずつ踏み固めながら
新しい景色を楽しみながらですね
頑張っていくのがもういいのかなと
楽しみながら頑張る
こういう状態になっていきたいですね
継続していきたいと思います
詩吟吟じていく際にはですね
これは結構吟じやすい
初心者向けかなと思います
もう本当に内容が
今言った感じですので
結構詩吟ごとにですね
ぐねぐねしたり爽やかだったり
パーッと開けたり
しっかりと伝えたかったり
こういうふうに
希少転結が進んでいきますので
それが伝わるように
詩を味わって
伝えていければいいのかなと思います
ではちょっとですね
なんか久しぶりにやると
たくさん喋っちゃいますね
いつも聞いてくださっている方
本当にありがとうございます
それではですね
しっかりと吟じさせていただきます
登山楽しみましょう
三高同士に示す草場廃線
道は幼鳥にいて
09:08
石体なめらかなり
風は相手より
雲はろてめぐれ
山に登ればかも
諸星のように
似たり一方
おたこして
光景ひらく
いかがでしたでしょうか
シーンの切り替わり
伝わったら幸いですね
毎日ちゃんとシーン声出しないと
だんだん衰えてきますね
伝わるかもしれないな
申し訳ないです
ちゃんと発声練習していきますね
楽しいな
この詩は楽しい
やっていてですね
よくわかんねえなと思うとか
まだ文不足だなと思う詩もあればですね
今まさに頑張っている自分に
マッチする吟っていうのもですね
やっぱあるんですよ
これはですね
もう登山もするし
勉強も頑張ってるしという
自分にとっても味わい深いですね
僕もこうたこうして
光景が開くかのようにですね
一つずつ頑張っていきたいと思います
聞いてくれている方にもですね
そういうなんか気づきとか
学びが伝われば幸いです
ではでは今日はこんな感じですね
また2日後3日後ぐらいかな
じわじわと続けていきますので
12:00
引き続きよろしくお願いします
詩吟のミルクを発信する詩吟チャンネル
どうもありがとうございました
バイバイ
12:09

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