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2020-08-31 09:57

第6回:詩吟教室での基礎練習、「桶狭間を過ぐ」

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詩吟教室ではどんな発声練習や基礎練習をするのか、実演しながら話してみました。
一緒にやると、声量アップ、肺活量アップが望めるかもしれません^^ #詩吟
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おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。
この詩吟チャンネルは、詩吟歴20年以上、準詩班の資格を持っていて、全国大会も優勝経験がある私、heyheyが、詩吟を全く知らない人に、その魅力をお伝えしようとしているチャンネルになります。
そして、今、だいぶ雑音が入っているかと思うんですけれども、これは車の中から配信しています。
ですので、通勤時間、平日毎日、配信していこうと思います。
なお、この雑音がありますけれども、詩吟で培ってきた、この滑舌と声量で、できるだけカバーしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
今回は、6回目になります。
いつもの通り、前半に詩吟に関する話を入れて、後半に毎日、違う吟を一つずつ紹介して、吟っていきたいと思っております。よろしくお願いします。
では、実際に内容に移っていきたいと思います。
今回、普段、詩吟の教室でどういった発声練習をするのか、そういったところをお伝えしていきたいと思います。
詩吟教室では、どんなことを声を出して基礎練習をしていくのか、そういったところが多分気になるのかなと思いますので、そこをやってみたいと思います。
まずはですね、簡単な首回りとかの体操は行います。肩を回したり、首を回したり、手を開いたりして脱力したり、そんなのは軽くあるんですけれども、その次にですね、滑舌の練習があります。
ちょっとだいぶ雨が強くなってきましたが、ちょっと続けてみたいと思います。
滑舌練習はですね、よく聞いたことがあるかもしれないんですけれども、赤さたな浜やらは、これはですね、とにかく口をハキハキと開ける練習をしていくというものになっております。
すみません、だいぶ雨が強いんですけれども、ご了承ください。
赤さたな浜やらは、おこそどのほもよろを、ということはあるんですけど、あ、違うな、これは間違います。
あえいうえおわをかけきくけこかこ、あぎょうから最後、赤さたな浜やらはずっと行くわけですね。
その後ですね、濁音、てんてんのついた言葉、パピクペポとか、そういったところまですべてを一息でやっていきます。
ですので、これはですね、滑舌とかつ肺活量も鍛えるということで、やる前にたっぷり息を吸って、一息でやる練習をするというものです。
ではですね、ちょっとやっていきたいと思います。
あえいうえおわをかけきくけこかこ、させしすせそさそ、たてちつてとたと、なねにぬねのなの、はへひふへほはほ、まめみむめもまも、やえいうえおやよ、られびるれろらろ、あえいうえおわを、がげきくけこがご、がげにぬげんごがご、ざてじずでぞざぞ、だてじずでどだど、ばべびぶべぼばぼ、ぱぺぴぷぺぽぱぽ。
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途中ですね、がげきくけこがごの後、がげにぬげんごがごが入って気になったかと思います。
これはですね、びだく音と呼ばれる鼻にかけた声ですね。
これも詩吟では大変丁寧にやらないと大きく厳点されるようなところなので、ここも注意深くやってもらえればと思います。
そしてもう一つ、次にいよいよ発声練習、声を出していくわけですけれども、これもですね、詩吟の音階、吟音階で練習していきます。
これはですね、とにかく声をしっかり出すということと、声量、そして肺活量、結構息を伸ばすので肺活量も鍛えるという意味合いで行っております。
いや、すごい雨だ。
じゃあやっていきたいと思います。
15秒くらいかなと思います。
高いところ、低いところ。
これですね、次はもう一個キーを上げてやっていく。
というところで、喉に負担のかからない程度まで順番に上がってまた下がっていく。
から始めたら、どんどんそういう風にキーを上げて、これも繰り返していくということになります。
これを毎日やっていけばですね、ある程度声が大きくなったり、活節が良くなったり、肺活量も徐々に鍛えられていくというような形になります。
ということで、今回は詩吟で行う発声練習、基礎練習といったところをお伝えしました。
ではですね、後半、詩吟について実際に吟じていきたいと思います。
今回はですね、とても有名な戦い、日本の戦いですね。
織田信長が今谷義元を打ち破った、桶狭間の戦いと呼ばれるとても有名な詩ですね。
その桶狭間の戦い、それ自体を吟じたものです。
作者はまた別の方なんですけれどもね、太田錦生という方が作った詩なんですけれども、まずそれを吟じていきたいと思います。
まず内容ですね。桶狭間の戦い、太田錦生。
広言いにしえをとむろう、古墳の前。
戦い勝って勝をおごる、何ぞ全きを縁。
海風雨を吹いて、ひる闇の下し。
驚発奇兵の天より下るかと。
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これはですね、じゃあ内容をちょっと説明していきます。
広言荒れた野原ですね、いにしえをとむろう。
そこに立ってですね、古戦場に立って古きを思うわけですね、古墳の前。
古墳の前に立って、昔を思い馳せるということです。
戦い勝って勝をおごる、勝った勝はですね、自らの力をおごってしまうと、何ぞ全きを縁。
どうしてそんなことで勝つことができようかということです。
海風、妖怪の海に風ですね、急に異様な強い風が吹いてきた。
海風、雨を吹いて、ひる闇の下し。
雨を吹く、雨が吹きすさぶというようなイメージですね。
雨を吹いて、ひる闇の下し。
急にですね、にわかめのようなものが降ってきて、昼が真っ暗な夜に変わったということです。
驚発、驚いたわけですね。
驚発、驚いき破れる。
驚発、騎兵の天より下るかと。
騎兵ですね、織田信長の奇襲がかける騎兵の兵隊ですね。
が、天より下るかと。
崖の上からですね、急に奇襲をかけてきたという意味を、そういう情景をですね、描いているということになります。
ということで、桶狭間の戦いについて、自達になります。
それもイメージしながらですね、聴いていただければと思います。
それでは吟じていきます。
桶狭間の戦い。
織田信長。
桶狭間の戦い。
驚発、騎兵の天より下るかと。
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驚発、騎兵の天より下るかと。
いかがでしたでしょうか。
まぁあの、戦の激しさをですね、でけでけ意識しながら吟じたという感じになります。
このあいでですね、死吟チャンネルは毎日、平日毎日ですね、死吟に関する話と違った吟を紹介していきたいと思いますので、興味があればフォローしていただいて、これからもよろしく聞いていただければ嬉しいです。
ありがとうございました。
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