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おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。
この詩吟チャンネルは、詩吟歴20年以上、準詩班の資格を持っていて、全国大会も優勝経験のある私、heyheyが、詩吟を全く知らない人のために、その魅力を少しでも伝えようとしているチャンネルになります。
なお、この詩吟チャンネルは、この車の中から配信しておりますので、私の通勤時間を使っています。
ですので、こういった雑音が入るかと思いますけれども、それに負けないような詩吟で培ってきた滑舌と肺活量でカバーしていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。
いつも通りですね、前半は詩吟に関する話、後半は毎日違う吟を紹介して披露していきたいと思います。では本日もよろしくお願いします。
では早速詩吟の話ですけれども、今日はですね、詩吟の声の響かせ方の違いをですね、普通の歌声と比較してどう違うのか、どういったところを響かせることで詩吟のような声になるのか、そこをですね話していきたいと思います。
やはりですね、歌声というのは空気を口の中、体の中に響かせて、それを外部に聞かせるということになるんですけれども、その響かせるポイントがですね、詩吟はだいぶ違うんですね。
歌声はどちらかというと口の中であったり、頭の方ですね、上あごと言いますか、口の中の上あたり、斜め上あたりによく響かせて当てるということを言われるかと思うんですけれども、詩吟はですね、基本的に口先もしくは下の方ですね、
口の下あごの方、下あごの方にガンガンとぶつける、ビリビリさせるというような違いがあります。口で言ってもなかなか難しいので実際に示しながらやってみようと思います。
歌声の場合ですね、よりオペラっぽくなるともっと響かせる感じ、僕はできないですけど、口をちょっと息をバーッと前に出すんじゃなくて、上の方に響かせるような当て方。
それが詩吟の場合はですね、下あごの歯のあたりですね、そこにぶつけるということになります。
それはですね、あいうえをん、この6個の音ですね、6つの音によって若干異なってきます。
あの場合はですと、先ほど言ったように下あごのあたり、いはですね、若干浮き上がって口をいにしたときのちょうどど真ん中あたりですね、歯の間の口先にぶつける感じです。
いーっ、うーっ、うも、先端を口をキュッとすぼめるわけですけれども、その唇に響かせるような形になります。
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いーっ、いーっ、いーっ、いはですね、ややもすると上あごに当てがちで、僕も今ちょっとやってしまったんですけれども、いーってやると結構うるさい感じなので、
いーっ、というふうに、結構ですね、口の中の下半分、口の中の空間の下半分に抑え込むような形になります。
で、おはですね、おーっ、おは結構喉の奥に一度当たってから口の真ん中をどどーんと通るような感じですね。非常に難しいんですけど、僕も結構苦手です。
やりやすい人はいるので、人によるかと思います。で、最後、んですね。んーっ、口をがっつりしぼめる、すぼめるというか、口を閉じてやらないといけないので、もうこれこそ鼻の方ですね、鼻にぶつけるというような形になります。
あー、えー、いー、おー、うー、んー、これを歌声でやると、あー、えー、いー、おー、うー、んー、まあ、んだけは同じような感じかもしれませんが、当てるパワーと鋭さが違うといったところなのかなと思います。
まあ、だいぶちょっと今回口で伝えるのは難しかったので、えー、本来はYouTubeとかでやるべきなんでしょうけど、今回はこれでちょっと勘弁してください。
ということで、まあ、シギンはですね、とにかく結構口の真ん中から下半分あたりにぶつける、当てるということで、上に持っていかない、えー、空気を上に持っていかないような、あー、響かせ方になりますということを理解していただければいいかなと思います。
では、えー、内容はここまでにして、後半のギンに移りたいと思います。
えー、昨日に引き続きですね、こちらも結構五感の素敵な内容もですね、なんか想像のしやすい、ギンじていて乗ってくるような、乗ってきやすいギンを紹介したいと思います。
赤ママ石をすぐ、えー、という詩ですね、えー、伊賀田霊優という方が作られた1700年代の頃の詩文になります。
では、えー、内容の方から言っていきたいと思います。
赤ママ石をすぐ、伊賀田霊優。
潮風、波を破って一般帰る。
壁界、遥かに巡る赤ママ石。
三十六段、ゆくゆく付近と干す。
天辺、初めて見る鎮勢の山。
えー、僕が子供の頃にですね、全国大会で見たことのあるこの、めちゃくちゃ上手い方がいて、名前も覚えてないですけど、その人のギンがもう耳に残ってですね、テープが擦り切れるぐらいに聞いた思い出があります。
これはですね、赤ママ石、今の意味とも霜の石のところですね。
えー、そこを瀬戸内海の方から、いろんな難所を乗り越えて、えー、九州の方まで、ハルバルと、えー、到達したというところの風景描写をしております。
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長風、えー、長い風ですね、えー、まあ、吹き付ける風船が波を破って一般帰る。
で、長風が吹き抜ける中、あー、一つの船が、帆船がですね、帰っていくと。
えー、壁海、えー、緑色の小屋をのした、まあ、海ですね、遥かに巡る赤ママ石。
ここの海の先に、えー、自分の、まあ、赤ママ石が見えてきたと。
三十六段、ゆくゆく付近と干す。
えー、三十六の、まあ、那田、えー、難しいところ、難所ですね。
難所を、あー、何とか乗り越えて、えー、ゆくゆく付近と干す。
あー、まあ、こういった、あー、幾度も幾度も難所が出てくると。
天辺、初めて見る沈税の山。
えー、九州中央のところの沈税の山々はですね、えー、ようやくそこが見えてきたというような内容になります。
まあ、荒波に揉まれていく、えー、えー、船の様子を浮かべられていただければと思います。
だいぶ雑な説明ですみません。
ではですね、えー、演じていきたいと思います。
あかまがせきをすね。
いがたれいゆ。
ちょーふー
なみをやぶってー
いっぱんかえるー
へきかいー
はるかにめぐるー
あかまがー
せきー
さんじゅーろくだんー
ゆくゆく付近とー
ほっせー
てんぺんー
はじめてみるー
沈税のー
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山ー
以上となります。
えー、いかがでしたでしょうか。
えー、この日ですね、しぎんチャンネルは基本的に平日毎日配信していきますので、えー、明日もですね、楽しみにしていてください。
本日はどうもありがとうございました。