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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、わかりやすくザックバラーにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日は祝日だったんですけれども、だいぶのんびりとゆったりと家族と過ごすことができて、よかったなと思っております。
ただですね、本当に娘はなぜいつも帰り際の車の中でうんちをしてしまうのか。
直前まで何もないですよみたいな感じで、すんと眠っているのにですね。
車で乗ってあと10分とかぐらいの距離なのに、急になんかの良くない効果音が聞こえてくるんですね。
まずいと、この音はまずいという感じで、近場に車を止めて漏れていないのか、チャイルドシートは汚れていないのかとかですね。
なんかいろいろあわあわしながら、10分ぐらいの距離がですね、結局家に着くのは40分後とかそれぐらいになるんですけれども。
本当にうまくいかないことも含めて、むしろそれが子育ての大半なのかなと少しずつ感じているところです。
では今日お話ししていく内容なんですけれども、
そうですね、資源らしい声を出すコツみたいな、そういう内容でお話ししたいと思います。
何と言いますか、普段その裏技的な話をするのはそんなに好きじゃないんですけれども、
やはり資源を始めたばかりの方で、もっと資源っぽい声を出したいっていうのはあると思うんですよ。
というかですね、実際にそういうメッセージをいただきました。
音声配信のスタンドFMの方からですね、レターというのでメッセージいただくんですよ。
ただ、どなたがくださったのかわからないっていう資料が何とも言えないんですけれども、
早く資源らしい声を出したいですという話があってですね。
じゃあ僕も実際どういう風に声を出せば資源らしくなるのかというところをですね、
実際に自分と振り返りながら話していきたいと思います。
つまりですね、この資源らしい声って一体何なのかっていうことですね。
そしてどういう風に意識したらそれがより早く効率的に出せるのかというところを話していきますね。
まず、資源らしい声なんですけれども、一番わかりやすいところはですね、
自声ですね。裏声は使わない。
裏声は使わないです。
自声で歌うというところが一つありますね。
これ本当は自声と裏声だから、
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みたいなこんな感じですね。
ちょっとこれ低いから何とも言えないですけど。
一つは自声を使うということ。
そしてもう一つは声量もあるかなと思います。
よほどのめちゃくちゃ上手い先生じゃない限りはですね、声量が小さいけれども素晴らしい吟っていうのはなかなかに聞いたことがないですね。
本当大ベテランで重みが十分あって、昔は声もっと出していたけれども今はあえて抑えていますっていう人の吟は声量が小さくても本当に素晴らしいんですけれども、
最初から声が小さいままで上手い人っていうのは僕は本当に多分聞いたことがないですね。
なので自声であってかつ声量があるということです。
そして3つ目。3つ目はですね、声量があったとしてもうるさくない声ですね。迫力のある声というものです。
つまりお腹を使っているのかというところになってくるんですけれども、
僕もあまり使いたくないんですけれど、このお腹を使うということです。
これはどういう違いかというと、
しもわーしもわーっていうような声ではなくてしもわーこういう出し方ですね。
声量としてはどちらも多分同じぐらいかもしれないんですけれども、聞いている人にとっては善者がうるさいなと。
後者の方が迫力があるなというふうにきっと伝わると思います。
これがお腹を使った声というところになるのかなと思います。
それが具体的にどうやるのかというのはとりあえず保留にしておいてですね。
なので自声であって声量があってかつお腹を使ったそのうるさくない声、迫力のある声ですね。
というところになるのかなと思います。
そして、そして、そうですね。
今話しながら頭がちょっと吹っ飛んでしまったんですけれども、
この声の出し方、あと4つ目か。
4つ目はですね、これゴスペルとシギンの違いでお話ししたことがあるんですけれども、
声を響かせるポイントが違うということですね。
歌を歌う場合は、結構その口を半分にした時の上あごとか、鼻の鼻空とか頭蓋骨の頭の頭頂部とか、
そのあたりに響かせるんですよ。
ワンワンワンワンと響かせた声を使うんですね。
一方シギンはですね、口をより下半分、もしくは首、胸元、みぞうちとか、
そのあたりから声が出ているような、響いているような感じ、実際に響かせるんですけれど、
イメージを持つという意味でも大事です。
どういうふうな違いかというと、
上あごを響かせる音です。
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こういう結構上あごを響かせた感じですね。
この違いわかりますかね?
結構違い見せるの大変なんですけれども、
上を響かせるのか下を響かせるのかですね、という違いがある。
これで4つぐらいの違いが出てくるかなと思います。
この特徴を抑えればシギンっぽい声になるとは思うんですけれども、
じゃあどういうふうにやったらいいのかなというところですね。
それ今日ずっとちょっと考えていたんですけれども、
ちょっとパッと思いつくのはですね、
演歌っぽく歌ったらどうかなっていうところですね。
ただこの演歌っぽくっていうのは正直やめといた方がいいかなと僕は思っているわけです。
そうではなくて歌舞伎っぽく歌った方がいいんじゃないかというのが、
今回の僕の意見アドバイスになります。
なぜ違うかというとですね、
この演歌っぽくっていうのは、演歌っていうのはやっぱり歌なんですよね。
歌なんで、地声なんですけれども、結構場所によってはですね、
上も響かせたりも結構するんですよ。
そう、響かせ、必ずしも全部力強く下から下からとかいうような歌い方ではないんですね。
そもそも歌うと吟じるで、まあ違うっちゃ違うんですけれども、
そういう言葉の話は置いておいてですね、演歌は違うんですよ。
ゴスペルの先生がですね、結構歌謡曲もできるんですけれど、
その先生から教わるにはですね、
やはり本当に演歌歌手もですね、ものすごく響かせ方を、
場面場面によってものすごく切り替えるんですね。
下を響かせる時も上も響かせる時がある。
ただ、やはり演歌歌手っぽくやろうとすると、
ここはどっちつかずな声の出し方になるんじゃないかなと思って、
演歌というのはちょっとやめといた方がいいかなと思います。
それよりもですね、僕がおすすめなのは歌舞伎っぽく。
別に僕は歌舞伎、実際にちゃんと見たことでもなんというわけでもなくて、
勝手にイメージがあるだけなんですけれども、
そうですね。
弁清しくしく。
弁清しくしく夜、川を渡る。
みたいな、こんな感じが僕の歌舞伎のイメージです。
で、この言い方で声を伸ばして銀に入っていくという風にするとですね、
結構詩銀っぽくなるんじゃないかなという話ですね。
弁清しくしく。
どうでしょう。
こういう感じに、いいよみたいな感じですね。
全然合ってるのかよくわかんないですけど、
こういう歌舞伎調っぽく、ちょっと大げさな感じですね。
そういう声を出そうとすると、意外とお腹を使って、
この今まで言った声量があって、
地声を使っていて、下半分を使っていてというような、
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そういう声の出し方ができるんじゃないかなと思います。
ただ、一つ大事な注意点としては、詩銀を言う時はですね、
できるだけ素直に。
ただ、声を伸ばす時、詩銀を読んだ後ですね、
その直後はこの歌舞伎調を残しておくというような感じですね。
ぶんっすいという風にやると、いやいやいやと。
なので、これが声の出し方が慣れてきたら、
自然だんだんとですね、より正しい、
まるでアナウンサーのかのような話し方を詩銀で読んで、
あと声の出し方を、この歌舞伎調でちょっとコツというか、
感触を掴んだ出し方をやってみるという感じですね。
ぶんっすいではなくて、
ぶんっすいー!
説聴に入ったところで、この歌舞伎調の声の出し方、
イメージを思い出してやってみるという風にやれば、
意外と早々にコツらしいものが掴めるんじゃないかなという、
僕からの提案でした。
話半分ぐらいに聞いてもらってもいいんですけれども、
なかなかこの歌声から脱出できないっていう方はですね、
もう一度やってみる価値があるんじゃないかなと、
個人的には思っておりますので、
やってみて感想とかありましたらお待ちしております。
よし、ではですね、
今日後半の方に言じていきたいと思います。
今日はですね、今日もと言いますか本当に秋晴れで、
夜も天気がすっかり晴れていてですね、
ちょうどお月様が半分ぐらいですね、半分ぐらいのお月様が見えている
ということなんでもうこれです。
リハク作 ガビ三月の歌ですね。
ではまず詩文から読んでいきます。
ガビ三月の歌 リハク
ガビ三月 半輪の秋
影は平峡 洪水に行って流る
夜 星景を発して 山峡に向こう
日々を思えども見えず 湯汁を下る
ガビさんにですね、半輪の月がかかっていると、
その月の光は平峡の洪水を、川の水をですね、明るく映し出し、
水は静かにとうとうと流れていく。
私はこの夜、この星景を出発してですね、
山峡、山峡だがあるところですかね、山峡に向かったのであったが、
ここに来て初めて月を見ることができたのである。
ということですね。歌は両脇がすごい険しかったんじゃなかったかな。
で、いよいよ景色が見開いてきたというところですね。
この辺り、山が連なり特別な時刻でなければ、
太陽や月の見えないところというのが、
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ところというけれども、船が下るにつれて、
やがて半輪の月が隠れて、半輪の月も隠れてしまって、
そのまま虚しく、予習を通り過ぎたのであった。
という感じですね。
この詩文、美濁音がですね、結構入り乱れてくるんで、そこが注意ですね。
がび三月の歌。がびのがは濁音ですね。が。
三月のげはですね、美濁音ですね。がび三月の歌。
でですね、半輪の秋。かげは。かげはのげは美濁音ですね。
平橋香水に行って流る。流るのが美濁音ですね。
そういう風に結構入ってきたりするので、そこら辺かなというところ。
あとは言葉が少ないところと言葉が多いところが結構入り乱れているので、
そこがリズムが狂わないように吟じてみるところも注意点かなと思います。
よし、では今日は実際に半輪の月を見ながら吟じていきたいと思います。
がび三月の歌 李博
がび三月
半輪の秋
かげは
平橋香水に行って流る
夜
星景を発して
三峡に
向こう
君を思えども
水
石を下る
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いかがでしたでしょうか。結構吟じやすいところはあるかなと思います。
あとはですね、やっぱりしみじみ感があるので、
今回は結構スーッと消えていくようなそういう止め方を何箇所かやりました。
香水に行って流る
みたいな感じですね。
最後小さくしつつもしっかりとピッと止めるんですね。
止めっていうのはとても大事。
これはまた後日しっかり話してもいいかもしれないテーマなんですけれども。
ただやはりですね、このお月様が
消えて見えなくなっていくみたいな
この虚しさ自体もですね、きっと李博楽しんでるんですよね。
寂しいなぁ悲しいなぁみたいな感じなんですけれど
悲しいなぁという自分自身もまた楽しんでるような
そんな感じが吟じていて勝手に想像しました。
僕のイメージはとにかく酒を飲んで酒を飲んで景色を楽しんでですね
この人間の感じる月を見て酒を飲んで楽しむ感じを
それを表現するんですね。
そういうイメージがあるんで
いろんな感情ですら楽しんでるような勝手なイメージを持っています。
違ってたらごめんなさい。
では今日はこんな感じですね。
次回とか次々回あたりはリクエストいただいた感覚の分
以前にも一回吟じたことあるんですけれども
なかなかちょっと設置音は難しくて
もう少し確認してからちゃんと吟じたいなと思っておりますけれど
忘れてないんでですね。
なのでリクエストなどありましたらそちらもちゃんと頑張らせていただきます。
難しくないやつでお願いしますね。
では今日はこんなところです。
いつもコメントありがとうございます。
コメントありがとうございます。
ダメだ今日はよくわかんなくなってきた。
ではシギンの魅力を発信するシギンチャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ