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皆さんこんにちは伊藤上一です。 今回は以前お話に出ました変革会での模様をお伝えします。
ジョイイトゥーズ・ポッドキャスト 変革への道
変革会には財団法人Code for Japanの代表理事関春雪さんをゲストに呼びました。
関さんとの対談ではものすごい盛り上がったのでぜひお聞きください
今日はゲストは関さん 春さんってよくネットで呼ばれてるんですけども
最近会ったんだけどももっともっと昔から本当は知ってるべき人だなと思ってで会ったら
なんか実はすごく近くにいたっていうなんかデジタル庁助けてよって言ったら いや私デジタル庁にいますけど
ごめんなさいって感じだったんですけど、ハルさんちょっとまず自己紹介してもらっていいですか。
ハル:はい、ありがとうございます。セキと言います。ハルさんとか言われてますけれども、自分自身はエンジニアです。
オープンソースソフトウェアをいろいろ活用する中でいろんな活動をやってるんですけど、自分でエリ企業もやってますし、あとヒエリ団体も経営したりしています。
多分今日のコンテキスト的にはですね、Code for Japanというのが結構中心になるかなと思ってるんですけれども、
ひえり団体ですね、コミュニティをやっています。僕はインターネット大好きなんですけども、それで人々が繋がってですね、
いろんなことが可能になったわけですけど、行政とか、そういったちょっとまだ変わりきれてないような部分、
そこもオープンソースの力で変えていけるお手伝いができたらなと思って、今はそういう活動に結構注力をしています。
さっき出たCode for Japanの話をもうちょっと聞きたいですけど、いつどうやってできて、どういう組織なんですか?
はい、Code for Japanは2013年に立ち上がったんですけど、それより前に東日本大震災があって、その時にいろんな情報ボランティア活動みたいなことをやる中で、行政とかってもっとデジタル活用することでいろいろとできるんじゃないかっていうふうに気づいて、
で、Code for Americaっていう団体がその当時ですね、活動してて
で、その活動ヒントに日本でも同じようなことできるんじゃないかというふうに思って
2013年から始めたという形ですね
その時から仲間を集めて、草の音でやりたい人たちが集まって
やりたいことをどんどん進めていく
それをネットワーク的につなげていくみたいな活動を
ずっと今でも続けています
今どういうところにどのぐらいの人数でどんな活動やってるんですか
複数の活動があるんですけど
一番重要なのは我々共に考え共に作るって言ってるんですけれども
地域の人たちとか課題を解決したいような若い人たちとか
そういう人たちが行政とか公共サービスにただ文句を言うんじゃなくて
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手を動かしながら課題を解決していくそういうコミュニティづくりをやっています
そのコミュニティーづくりは各地域、日本のいろんな地域でコミュニティーが活動してまして、
今国内で80地域ぐらいで、CODE4 Sapporo とかCODE4 Osaka とか、そういう団体が活動しています。
それらは僕らがコントロールしてるわけではなくて、それぞれ独立した団体で、我々は緩くコミュニティーとして横をつないでいるみたいなことをやっています。
もう一つ、Code for Japan本体でも、ハッカソンをやったりとか、
Civic Techっていうんですけど、そういうののアクセラレーションプログラムやったりとか、
あと、自治体向けにいろんなデータ活用のワークショップやったりとか、
そういったことをやっていて、Code for Japanはスラックワークスペースがあるんですけど、
そこにはだいたい5000人ぐらいが参加して、いろんなことをやったりしているっていう感じですね。
そのCode forって言ってるけども、実際にコードを書く内容とそれ以外の内容ってどんな感じなんですか?
結構ですねCode forって言ってるのですごいエンジニア集団だと思われたりしてるんですけど、実際には多分エンジニアは3分の1ぐらいだと思います。
やってる活動もあんまりテックテックしてるわけではなくて、もちろん何か開発したりするプロジェクトもあるんですけど、
さっき言ったようにデータを活用するためのワークショップをその自治体と一緒にやったりとか、あと町づくりですね。
Make Our Cityって言ってるんですけど、何か町に対して何かやりたいと思った人が手を挙げてアイデア出して、
アイデア出して、それに対して周りの人たちがチームを作って、実際にプロトタイピングをしていくみたいな、そういった活動をやったりしています。
そういったのって別にエンジニアだけでできないじゃないですか。なので普通に地域活動している人とかもいますし、いわゆる企業でプランナーみたいなことやってる人もいますし、営業みたいな人もいますし、
ということで普通の会社とチーム構成はそんなには変わらないかなとは思いますね。
で実は村井隼先生とこの間インタビューしていてこういうふうに言ってるんだけども
日本ではね震災のたんびにやっぱデジタルテクノロジーの意味っていうのが出てきたし
やっぱりこの国はそういうねデジタルテクノロジーをうまく使って
こういう災害に対してどうやって人を助け合うかとか人の命を救うかとか
そういう視点でこのテクノロジーを使っていくっていう歴史があるんだよね
で、ちょっとさっきの話もしたんですけども、テクノロジーがそういうときにすごく役に立った事例とかって何か紹介できます?
まず東の大震災の時にこういうシビックテックと言われる活動の走りみたいなのがすごい起きてきました。
例えばジョイさんも政府キャストっていうのをやってたんですけども、あれと似たように我々も地域の人たちが災害の情報を集めて地図上にマッピングをしていくっていう活動をしていました。
それとかはやっぱりニュースとかって地名だけ言われてもあんまり土地勘ない人わからないじゃないですか。
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それを地図にまとめていくことでより近くの情報がわかるみたいなそういう効果がありました。
インターネットなんでクラウドソースでいろんな人たちが情報を入れる。
今回コロナが発生したときもたくさんのサポート活動っていうのが生まれていて、
例えば東京都が新型コロナ感染症の対策サイトっていうのを作ったんですけど、それを我々Code for Japanがオープンソースで開発させていただいて、
それをオープンソースで作ったので、よりいろんな人がサイトの見栄えを良くしたりとか、機能を追加したりということの改善はお手伝いできました。
そうするとサイトがどんどん日に日に勝手に良くなっていくみたいな。
それ聞いて僕もなんでこのサイトこんなにかっこいいんだと思ったらやっぱりって聞いて思ったんですけど
で実は次のゲストは台湾のデジタル大臣のオードリータウンなんですけども
なんかオードリーもなんかそれに関係してたって聞いたんですけどどういうつながりなんですか
元々台湾でオードリーさんが始めたGabzeroっていうコミュニティーがあって
それもCode for Japanと似たようにCivic Techを推進している団体なんですね
で同じ時期に始めていて
結構前からですね
僕らが台湾の
カンファレンスに遊びに行ったりとか
逆にオードリーさんが
Code for Japanの
やるワークショップに来てくれたりみたいな
そんな感じで
交流があったんですね
すごい彼らから学んだことは
めちゃくちゃ多くて
そういったことをやる中で
今回コロナが発生して
さっきの東京都のサイトを作った時に
オードリーさんが我々の
GitHubのリポジトリを見てですね
漢字が1文字
間違ってるわけじゃないんですけどこの書き方の方がいいみたいな提案を
こうプルリクエストしてくれてすごい夜だったんですけど
それはすごい興奮しましたねすごいと思った
その踊り自体はそれより前からですね我々のワークショップ
全然有名になる前に我々のワークショップ来てたりとか
僕も実際向こうで直接話をしたりとかいうことで
もともと関係はありました非常に仲良かったんです
逆にもうコロナ後めちゃくちゃ有名人になってみたいな感じで
まあまあ確かにあのすごい人だからすごい話題にはなるようなと思いました。
なるほどね。
で、僕もオードリーのこといろんな周辺で見てて、
本当にオードリーに会ってたそのガブゼロとか見てると、
なんかすごいコミュニティがバイブランドだったり、元気なような気がするんですけども、
日本と比べて台湾ってどんな感じだと思います?
台湾はですね、これはもう向こうのカンファレンスとか行ったり、
向こうの人たちと話すと感じるのは
非常に若い人たちがものすごく積極的に
この社会を変えるっていうことに対して
コミットしているっていう姿勢ですね
で 真踊り自身結構若くして
デジタル担当大臣に抜擢されているところもすごいですけど
やっぱ彼女だけじゃなくてGabzeroのコミュニティー
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今1万人以上そのスラックとかにもいるんですけど
いろんなアイデアが常に出てきていて
それに対してどんどん手を動かして
実装していくようなエンジニアとかもいて
でそこらへんの勢いみたいなものが
日本に比べるとやっぱりすごい
やっぱり危機感もあると思うんですね
メインチャイナに対する危機感とか
そう危機感の違いと
その行動力のアクティブさみたいな
どのがだいぶ違うかなと思います
危機感って大事ですよね
なんかこれよくことわざであるんだけど
ゆっくりと動くと危機感が上がらないから、結局動きづらい。
なんか台湾みたいに目に見える危機感を感じてる方が元気で。
僕、中京都に住んでた時、よくベイルートとかの人たちと話していて、
彼らも戦争で育ってるんだけども、すごい元気なんだよね。
で、やっぱりこう、生きててよかったみたいな、普通のもののありがたみの中で暮らすと、
なんか逆にハッピーになるって感じがしてて、
そしてそのアメリカもそうだし日本もそうだけども
逆に豊かだから、だから豊かが普通になっちゃって
その普通の中でなんかエネルギー不足になっちゃうような気がして
だから不幸をこう願うのはおかしいからそれはよくないと思うんだけども
目に見えない危機っていうのがなんとなく一番実は危ないかなと思っていて
でまあそういう意味で僕最近見てて思うのは
環境問題の危機がみんな多分感じるようになってきたので
環境問題の良さって言うと変だけども、世界がみんな一緒に入ってるから多少、だからそういう意味で言うとポジティブな動きが出てくると思うんですけども、
今Code for Japanとかの中でも、環境問題ってどのぐらいのマインドシェアなんですか?
マインドシェアとしてはですね、もちろん世間一般よりは強い危機感を持っている人が多いと思います。
例えば具体的にプロジェクトがどれだけ起こっているかというと、残念ながら、そのちょっと具体的な、例えばコロナで起きたような活動に比べると、
例えば台湾とかに比べるとプロジェクト数は少ないのかなとは思いますね。
なるほどね。
で、ちょっと聞きたかったのは、オープンソースって、今回デジ調も出るし、
例えばサイバーセキュリティの戦略でもオープンソースとか、いろんなところで言葉は出てるんだけども、
オープンソースってオープンソースのコミュニティがすごく重要だったり、お金で別に作れないし、
調達の仕方からプロジェクトのやり方も全部変わるじゃない?
で、今日本ってオープンソースに対してどんな感じで
本当に全部オープンソースかって可能なんですかね?
まず日本がどんな感じかというと
結構オープンソースに関する認識って
日本の国内では10年前ぐらいから変わってないと思うんですね
あんまりそのオープンソースコミュニティが
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正直育っていないですし
企業側もオープンソースは
はあんまりこう戦略として取り入れているようなところは少ないと思います。使ってはいるし多少コントリビューションもしているけれども
戦略的にスタンダードを作ろうみたいなとか自分たちを作ったものをオープンにしてその影響力を持とうみたいなことをやっている企業は少ないっていうのが残念ながら現状だと思います。
自治体なんかは特にそうです。政府と地方自治体で年間1兆円ぐらいですね、そのIT予算を支出しているわけですけれども、そこの中でオープンソースになっているものなんてほとんどないと思いますし、政府側も別にそれを条件に入れたりしないので、なかなかそれを、例えば今からオープンソースにしますっていうのは、かなり時間のかかるチャレンジ。
うん、だから結構、こないだTravis Oliphantっていう、何パーセント作った人の話だけど、結構みんな何パーセントオープンソースになるべきかっていろんなターゲット言ってて、6割なのか7割なのかいろいろあると思うんだけども、だから全部ではないと思うんだよね。だけど、もっともっとなるべきだと思うんですけども、それは同じですよね。
連邦政府とかは数年前にこれからする調達の20%をオープンソースにするみたいなことを挙げましたけど、日本もそういうようなその何%ぐらいはオープンソースにしようみたいなことはやった方がいいですし、
地方自治体1741あってそれがそれぞれスクラッチで作ってるって普通に考えてやっぱ非効率じゃないですかね。
おかしいよね。
やった方がいいと思います。
Code for Americaのジェン・パーカーだったと思うんだけども、ポリシーとして何か作る前にまずすでに存在してないかっていうのを調べて、
それがオープンソースだったらなるべくどうしてそれに貢献しないかっていう説明をしてから調達だったり作るって言ってるんだけども、
そういうベーシックなことをやれる、それこそデジ調って、それのエグザンプルにしてもいいと思うんだけども、僕は高速会議みたいな遠くて見えない距離でしかいないんだけども、話せないこともあるかと思うんだけども、もうちょっとデジ調みたいなところの中で、ベストプラクティスっていうのを作っていく動きとかってあるんですか?
はい、それは実際、例えばCocoaとかはバグがあったせいで、なかなか信頼感がまだないソフトで、僕が今そのプロジェクトに関わっているんですけど、
それとかは今オープンソースで公開をしてですね、いろんな人が関われるようになっていますし、
あと実は最近ちょっと話題になっている、Platteauっていう国土交通省が作って公開しているソフトウェアなんか、あれはオープンソースがベースになってたりするんですね。
なので、活用していくための体制づくりっていうのは、着々とできつつあるので、あとは認識が変わっていって、いろんな調達の中にそういう条件が入ってくることだと思っています。
でも結局今度は、じゃあ何%でやろうっていったときに、それ作る人が必要で、特に地方にそんだけ行くと、そのcapacity buildingっていうのかな、その人材育て、学校とかもちろんあるんだけども、
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それこそCode for JapanみたいなのがそのCapacityをサポートしていくっていうのがあるんですか?
まさにそういうコミュニティにしていきたいなと思っていて、
おっしゃるようにオープンソースってコミュニティが必要で、
海外だとそれを企業が支えているっていうのがいっぱいありますよね。
だから我々ももちろん頑張りますけど、
普通のIT企業側がオープンソースを使って
どんどん逆に調達とかもオープンソースを使った方がいいよねっていう世界になって
そういった形でちゃんと給料をもらってオープンソースコミュニティでコントリビューションするとか
逆にオープンソースコミュニティからハイアリングしてシステム開発するみたいな
そういう動きが出てこないと多分ちゃんとは広がらないかなと思う
よくあのマイクロソフトのGitHubを買ったのはオープンソースコミュニティへのブランドビルディングで
でも多分オープンソース本当に助けたいのか人材が欲しいだけなんかちょっとわかんないんだけれども
そういうのは結構あるけれども
ただそういうのにも関わらずやっぱりAppleはほとんどコントリビューションというかゼロですよね
で多分ねAndroidがそんなにうまくいかなかったからGoogleもややオープンソースネガティブな雰囲気が最近出ていて
でFacebookもあんまり出してないんで
結構オープンソースの優秀な人たちがアイト国にどんどん入っていっちゃって、アメリカも今ちょっとあんまりよろしくない状況に向かっていると思うんですよね。
だから多分ね、新しいオープンソースのあり方が必要かと思うんだけど、ただクリプトカレンシーとか東京を見ると、あれは結構そのオープンソースコミュニティにお金が行くんだよね。
だからビットコインもエッテリアもオープンソースじゃない。
そういう意味で言うと、今まではプロトコルレイヤーにはお金いかなかったんだよ。だからW3Cもお金ないし、iCANは変な構造でお金持ってるけど、
だいたいそういうスタンダードレイヤーはないんだけど、クリプトだとプロトコルの方がサービスよりお金持ってるから、もしかしたらオープンソースの新しい設計ができるかなと思うので、
それもあってちょっと僕最近気になってるんですけどね。
で明るい話で終わるとすると、やっぱりデジタル庁もこれ一生懸命言ってるんですけども、
なんかテクノロジーとかデジタルとかこれからによって一番日本にとっていいことってなんだと思います?
僕のスタンスからすると、テクノロジー活用すると何がいいかって、多様な人たちが参加できることになることだと思うんですね。
具体的な例で言えばさっき言ったような東京都の感染症対策サイトにオープンにしたことで何が起きたかというと
色弱の人たちがこの色だとグラフが見にくいからこのふうに色を変えたいみたいなことを要望するだけじゃなくて
自分たちがこういう色の方がいいっていうふうにプルリクエストが遅れたわけです
やっぱり自分たちが変えられたしその方が他の人をとっても見やすいみたいなことにも繋がったし
あとはUDトークっていう、スピーチトゥテキストのやってる会社の人とかもいて、
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僕らのイベントには毎回そのUDトーク入れて、文字情報も含めて提供したりしてるんですけど、
そういうことをやることで、いろんな人がコミュニティに参加できるし、
僕らの先にある行政とかにも、ただ要望言うだけじゃなくて、この方がいいよねっていう、
もっとコントリビューションできるわけですよね。
その姿がやっぱ素晴らしいんじゃないかなと。
でさっきから出てるプールリクエストをちょっと補足するとあのGitHubとかGitっていうソフトウェアのバージョン管理のシステムがあって
そこはたくさんのプログラマーが一緒にコラボレーションするためなんだけどもプールリクエストっていうのは
ソフトウェアこういうふうに変えたらいいじゃないかっていう提案をしてでそれが管理者が見てよかったらプルをするとそれが合流されるので
僕はすごくなんでプールリクエストが好きかというと
みなさんいろんなことを言うけど
じゃあどうすればいいのって思うときあるじゃない
プールリクエストはこうすればいいよっていう提案なので
すごく建設的なコミュニケーションの方法だから素晴らしいよね
まさにそういうのが今GitHubの中で
あれは本当にプロトコルが素晴らしいんだと思ってるんですけど
でもそういうのはもっと社会実装にもっと染み出ていってるのが今と思うので
そうですよね。だから本当にこうGitHubじゃないプールレクエストみたいな国に対して提案してよっていうのも
デジタルとかも含めて作っていけるといいですよね。
はい。
関さん、本当に今日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
楽しかった。ありがとうございます。
で、なんか質問ある?それともなんかあれば。
Code Blueのファウンダーやってます。篠田かなと申します。
先ほど関さんがおっしゃられてた、その
Code for Japanでボランティア的にコードを書くっていうのが
どっかのタイミングで企業のお金が入って
企業の中の事業になっていったりとか
あるいは自治体の中の事業になっていて
そのソフトが動いていくとか
なんかそういう柔軟な動きっていうのが
生まれるためにはやっぱり情報交換っていうか
互いの活動が透明に見えてるっていうか
あ、ここにこういう人がいて、こういう活動してるんだっていうのを
常に見えてる状態だったら手も差し出しやすいしっていうのは思ってて
本当自治体とかって数億単位とか数十億単位でお金持ってて
でもCode for Japanとかでやってるのって数十万、百万で動いてるじゃないですか
全然違うんでここ情熱のある人とお金が結ばったら
もっと回転よくなると思うしちゃんとお金もあの分配されていくと思うし
そんなことを想像しながら聞いてました
ちょっとコメントさせていただくと、まずCode for Japanの活動の中にも結構グラデーションがあります。
本当にボランタリーで活動している人たちもいれば、実は我々も普通にお給料を払って働いてもらっている社員とかが7,8人いるんですけど、
そういう意味で普通にボランティア活動だけじゃないっていうのがまずあります。
なので少しずつこういうフィールドにもお金が回るようにはなってきているっていうところがあります。
当然活動始めて数年間は全部活動持ち出ししたけど、今はそういう授業員やっとってフルタイムが何人かいるぐらいにはなってきていて、
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ちゃんと価値を出してビジネスモデルがあればうまく回っていくみたいなのは、そういう世の中にはなってきてるかなとは思いますね。
素晴らしいです。応援したいし、私も何かできることないかなってすごく聞いてて思いました。
ありがとうございます。
コストギアスタを作ってる石部と申します
あの僕はすごい最近気になってるのが
オープンソースってコスパいいのかってのすごい考えてて
僕もエンジニアやってるので
オープンソースのライブラリとかよく使ったりするんですけど
3年後なくなってたりとか
でさっきまあブロックチェーンの話も言いましたけど
みんなでビットコインのマイニングのにかかる電気の量が
アルゼンチンの年間の電気量より超えてしまったみたいなのがあって
みんなで管理するって実はコスパ悪いんじゃないかっていうのがすごい思っていて
そのあたりそのオープンソースでやったりそのブロックチェーン含め
コスパっていう観点でどう思ってるのかなってのをちょっと聞きたいなって思いました
めちゃくちゃいい質問ですね
あのコスパいいかって言ったらやっぱ良くないと思います
あのこれいわゆるこうみんなで決めるみたいなガバナンスの問題でもそうだと思うんですけど
独裁者が決めた方がスピード速いし効率いいんですよ。
ただしやっぱり多様な可能性みたいなものを潰してしまうので
それによってうまくいってる時はいいけど
やっぱり環境の変化とかに対応できなかったりとか
いうことにもなってしまいますし
オープンソースの場合はやっぱりその一つのライブラリがうまくいかなかった
数年でなくなるみたいなもちろんあるんですけど
そこでその部分全てがゼロになるんじゃなくて
そこでそこからフォークされたプロジェクトとかがまた別の価値を生み出しているはずで
もちろんそのものによっては全然こう誰にも使われずに埋もれていく
オープンにしたけど何も起きなかったみたいなことがいっぱいあるんですけど
その分こう多様な生態系が生まれていくので
その中から最終的には独裁でやるよりもいいもの生き延びるものが出てくると
ただしそれを手にするのは全然別の人かもしれないみたいなことにはなるので
どれだけ将来にコントリビューションしたいかみたいな
そこの気持ちにもよるのかなとは思いますけどね
あのよく議論されてどういうものはオープンソースによくない
でだいたいデザイン UI UXは絶対オープンソースじゃない方がいいんだよね
で多分iPhoneの形なんてオープンソースで出てこないの
ただAndroidは出るんだよね
でUnixのもともとは少ない人数で作ったけど
ある程度設計ができたらやっぱりLinuxでもっといろんな
でオープンソースだからあんだけのドライバーもあったり
だいたいでも最初のインベンションとかデザインというのは スモールグループが個人の早いと思うんですよ
一つはさっき独裁言ってたけど やっぱり民主主義と独裁主義似てるんだよ
中国の方がバンバン決めてやった方が早いものがあるけれども やっぱりリリジリアンスとかダイバーシティは民主主義の方が良くて
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民主主義って効率悪いんだよね コスパはあんまり良くないんだけれども
民主主義ができるとコスパを超えて違うレイヤーのコスパって出るので
インターネットって多分、オープンプロトコルとオープンソースのレイヤーと、それとそのコマーシャルベースのレイヤー、例えば Cisco が使った TCP/IP がオープンだけれども、
Cisco のルーターは会社がやって、その企業がやるガンガン動くレイヤーと、オープンでやるレイヤーの、こうレイヤーサンドウィッチみたいになってるから良くて、
で、それが間違ったものをオープンソースでやろうとするとダメだし、間違ったものを独裁でやっちゃうと危ないと思うんですよね。
竹村と申します。お話伺ってたの。
例えば、ボトムアップで、市民参加ってよく言うと思うんですね。
その時に、声を上げるのは、ある程度はパブリックオピニオンとか出てくると思うんですけど、
実際手を動かして、本当に市政に参加するとか、そういうこと難しいなと思ったりしてて、
何年か前にバルスラナ行った時に
みんな市民の人がセンサーを持ってるんですよ
このむき出しの回路の
どうしたのって聞いたら
最初は市から1500個くらい市民に配られて
家のところに設置しておくんですね
そうすると車の騒音とかCO2とか気温とか
いろんなものが測れて
その結果をPCから市のサーバーにアップロードすると
自分のデータが反映されるっていうのを
みんなものすごく楽しんで
実際最初は1500個くらいしか配られなかったのが
その後またリクエストが多いんで配ったり
今1万円くらいで売ってるんですねそれ
それをわざわざ買って自分でそのデータをアップロードする
それによって市の情報が
自分の小さなデータでも、市の役に立て場っていう、ある種の攻撃性をみんなが参加してるっていう姿を見て、
何かそのセンサーの一つで、そういうふうに市民の参加の形が変わるんだって思ったことがあるんですけど、
なんかそういうことに近いご経験ってありますか?
すごいいいですね。まさになんか義務官で参加するみたいなのってしんどいじゃないですか。僕自身もまあそんなに意識高い方じゃないんで、なんかやっぱ楽しいこととか、僕らはよくこう正しいことよりも楽しいことやろうと言うんですけど、その感覚でまちづくりに参加できるようになったら本当に素晴らしいなと思いますし、僕らも日本でぜひやりたいなと思っている活動の一つです。
実際僕らの活動の中でどういうのがあったかというと、例えばですね、Bad Open Data 供養寺っていうですね、コンテンツがあります。
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これ何やってるかというと、世の中のBadなオープンデータをクレンジングして供養したって言って、サイトに載っけるみたいな。
あと時々オンラインでみんなで会談話のようにですね、こんなオープンデータがあって供養した、チーンみたいなことをやったりしています。
悪いデータをクレンジングするなんて作業的には楽しくもなんともない作業なんですけど
そうやってコンテンツにしてしまうとむしろ供養としていいことしたみたいな感じになるし
総務省がマイナンバーカードの交付状況っていうのをPDFで毎月公開してるんですよ
そのデータがBADだったんで直して供養してブログ書いて配信とかしたんですけど
そしたら2ヶ月後ぐらい、もうちょっと後かな、総務省からそのフォーマット変えてくれて、Excelデータ出してくれたみたいなのがあって、やっぱクリエイティブにするってすごい大事だなと思います。
どうもありがとうございました。
本当に話は面白くて、僕も14年ぶりに戻ってきたら、
僕いなくなった頃こんなCode for Japanみたいなのなかったし、
そもそもCode for AmericaのGenもその頃からずっと付き合いがあるんだけども、
アメリカも本当にこの10年間で随分オープンソースとか、
地方とのいろんなこういうムーブメントの育成も始まって
だんだん伸びてきたところなんですけども、
5000人のメンバーもいるCode for Japanが日本に存在してるってことを
本当にいい意味でびっくりでした
ただそれにも関わらず
なかなかトップのレベル
国の話とか聞くとまだ
関さんの話ってそんなにみんなに
知られてないので本当にこれからの
課題もたくさんあると思うんですが
関さんみたいな人がデジションの中とか
Code for Japanみたいなところにいる
っていうことが本当に心強いと思います
gov0やっていたオールドリターンが
台湾のデジタル大臣になるくらい
台湾は進んでいるので
今日の話にも出てきましたが
来週本当に楽しみです
皆さんも一緒に聞いてください
皆さんの方で番組に質問や意見があったら
ぜひ送ってください
メールのフォームは番組の詳細のところに
リンクがありますので
それを使って連絡ください
よろしくお願いします
それでは皆さん来週も
Joey To's Podcast 変革への道でお会いしましょう
[音楽]
デジタルガレージは危険な海に最初に飛び込むファーストペンギンスピリットを創業以来大事にし続けています
これから来るウェブスリー オープンソース時代を見据えたテクノロジーで新たなビジネスを生み出す仲間を募集しています
番組詳細欄にあるリンクよりぜひご覧ください
Web3はここにいます。
私たちに、初めてのペンギンに入ってください。
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