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  2. #156 戦争のことを子どもたち..
2024-08-15 14:36

#156 戦争のことを子どもたちにどう伝えるか

今日は終戦記念日です。

戦争のことを子どもたちにどう伝えるかということを小学校の先生目線で話しました。

# ワーママ
#ママ先生
#小学校の先生
#終戦記念日
#戦争の話

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あじさい先生のしなやかな自分になるラジオ
この番組は、小一息子の子育て中、現役ママ先生である私が、家庭も仕事も中途半端、とにかく自分に自信が持てない、自己否定で苦しいネガティブな自分から卒業するため、しなやかな自分でいるために試行錯誤する等身大の日常をお届けします。
今日は8月15日木曜日、156回目の配信です。関西からお届けしています。
関西は曇り、最高気温は35度だそうです。
でね、朝この35度を見た時に、まだまだ暑いけどちょっと涼しいかもって感じてしまったんですよ。
いや、なんかそんな自分に恐怖を思いましたね。
さて、今日のテーマは、戦争のことを子供たちにどう伝えるかです。
戦争のことを子供たちにどう伝えるか。
結論は、読書感想文は順調ですか。
です。最後までお聞きいただけると嬉しいです。
今日は終戦記念日ですよね。
ということで、小学校の先生目線で、
戦争のことを子供たちにどう伝えていくか、そんなことをお話ししようと思います。
私は母が沖縄出身なんですね。
だから、あのちっちゃい頃から割とあの沖縄に何度か行っていて、
そこの帰る時に沖縄戦っていうことについて色々教えてもらったり、
戦争の記念館とかに行ったりしていました。
ひめゆりの塔とかも行ったんですけど、
私はまだまだちっちゃかったっていうのがあると思うんですけど、
幼い時に見たあのひめゆりの塔の防空壕があったんですけど、
私はちっちゃかったからだと思うんですけど、
とにかくなんかすごく怖くって、
あの若干トラウマみたいな感じになっちゃってるんですよね。
本当にね、なんかすごくなんだろう、
なんか多分ちっちゃかったからですよね。
で、その時に一気にいろんなものを見たんですよ。
そのせいかなと思うんですけど、
すごくね、戦争の悲惨さとかがね、
やっぱり小さいながらもすごく感じるものがあったなっていうふうに思います。
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そんな私も大きくなって子どもたちに、
それから我が子に戦争のことをどう伝えていこうかなということで、
今日はお話しようと思います。
結論にあった読書感想文は順調ですかって、
どういうことって感じなんですけど、
この戦争を子どもたちにどう伝えるかって、
私が考えたきっかけが読書感想文だったんですね。
読書感想文を学校で私は指導してるんですけど、
その時にやっぱり戦争を題材にした本を読む子っていうのがいます。
ちなみに読書感想文には経験を書く、
自分の経験を書くことが大事ですが、
戦争とかがテーマになっている場合、
こんなふうに言われることあるんですよね。
先生僕は戦争してませんみたいな、
戦争行ったことないから経験とか書けませんみたいな、
そういうことあると思うんですけど、
経験っていうのは、戦争に行ったってだけが経験ではないですよね。
戦争のことについて話を聞いたとか、
戦争のことについて自分で調べたとか、
戦争のことについてこんなことを知ったとか、
そういうことも経験に入るんですね。
だから、戦争をテーマにした本を読んで、
テレビで見てすごく一緒だなと思ったこととか、
お姉ちゃんとかに聞いてみたこととか、
もしそういうのがあったら書いてくださいね。
そんなふうに、
戦争を題材にした本を読む子っていう子がいて、
その子と読書感想文の指導をしている時の話なんですが、
その子がね、読書感想文の結論を書くっていう時に、
読書感想文の結論って最後は、
みんなに呼びかけたいこととか、
自分はこうしていきたいっていうような決意とかでね、
まとめていくことが多いと思うんですけど、
僕たちにできることなんてもうないって言ったんですよね。
だってもう戦争、
昔の戦争を昔に戻ってなかったことにすることなんかできないし、
小学生の僕一人で戦争をなくすこともできないって言ってたんですよね。
ちょっとそんなふうに言ってた子と話をしてて、
でもじゃあ君は戦争の本を知りたいなと思って読んだんやなって、
その本を読んでどう感じたのって言ってたら、
戦争のことについてもっと詳しく知りたいなって思ったって言いました。
知らないことがいっぱいあったから、
ちゃんと詳しく知りたいな、もっと詳しく知りたいなって思ったし、
戦争は絶対してはいけないなって思った。
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こういうもんを言ってましたね。
もう僕は絶対したくない、絶対したくないって言ってたんですね。
じゃあそうやって感じたんやなっていうことで、
それが確かに小学生の一人の力で、
戦争を止めることっていうのはできないかもしれないけど、
今起こっているね、世界で起こっている戦争を止めるなんてことは、
もちろん難しいけれども、
今そんなふうにもっと詳しく知りたいみたいにね、
戦争のことを正しく知ること、
それから小学生の君自身が、
戦争はもう二度としないって、もう絶対嫌やって、
僕はやりたくないって思うこと自体が、
君に今できることだね、なんじゃないかな、
みたいなことをお話ししてて、
確かにもうそう、確かにそうやってもう二度としないって、
この本読んで本当にもうしたくないと思ったとかね、
そうやって話をしてたので、
そんなふうに結論を書いてたんですよね、子供たちと一緒に。
他の子はね、
おばあちゃんが誰かに戦争のこと聞いたそうなんですね。
聞いたことで、やっぱり本当にあったんやって思ったみたいです。
やっぱりどこか遠いところの話みたいに思ってるんですよね。
だけど話聞いた時に、これって本当にあったことなんだ、
みたいな本に本当に思ったみたいで、
戦争はもともとしたくないってそれはもちろん思っていたけど、
本を読んで、さらにしたくないという気持ちが強くなったって書いてた子もいました。
本当にね、そこが大事なんじゃないかなって私は思いましたね。
小学校の国語の読物教材の中には、
戦争を扱った教材もいくつかあります。
三村図書で言うとなんですけど、
3年生でちいちゃんのかげおくり、
4年生でひとつのはな、
5年生でたずねびとというものを学習しますね。
3年生のちいちゃんのかげおくりっていうのは、
かなり昔からあるので、
読んだことあるわっていう方も多いんじゃないかなと思います。
私はもうね、自分が小学生の時に勉強したこともなんとなく覚えてるんですけど、
大人になって魔教師を目指すっていうことになって、
ちいちゃんのかげおくりをもう一度読む機会があったんですね。
そしたら最後の一文を私は、
小学生の私は読み飛ばしてたっていうか、忘れてて、
大人になって読んで最後の一文読んで、
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めっちゃ衝撃を受けました。
そうなんか悲しいっていう気持ちでしたね。
ひとつのはなっていうのもね、
これも昔からあるものなんですが、
4歳ぐらいかな、ちょっとちっちゃい子供、
女の子の子供が出てきて、
その子を残して戦争に行くお父さんっていうのが描かれるんですけど、
私の隣の席の男性の先生がですね、
ちょうど同じぐらいのお子さんがいるそうで、
この教科書を音読してる時に、授業中だけど、
このお父さんに感情移入してしまって、
もう自分の子と重なってその女の子が、
すっごいもう悲しくて、
もうこのまま読んだら泣いてしまうって思ったとかって話をしてましたね。
やっぱり親になってから、
読んでみて改めて思うことっていうのもね、
あるなっていうふうに思います。
5年生のたずねびとっていう教材は、
新教材で前回の教科書改訂から入ったものなんですけど、
この話はすごく私は好きです。
たずねびとってね、
広島の原爆のことなんですけれども、
主人公が現代の女の子で、
その現代の女の子が広島のこと、
ふとあるきっかけでね、
広島の原爆っていうことに関心を持って、
いろいろな知っていって考えるっていうことなんですけど、
小学生の子はそのまま主人公に感情移入できるんですよね。
その子と同じようにいろいろ知っていって、
心の中の動きがあるっていうものなんですね。
もしもね、小学校の先生じゃないっていう方もね、
このスタンドFM聞いてる方は多いと思うんですけど、
もしお子さんが音読とかしてたら、
一緒に聞いてみたり、
読んでみたりするのも面白いなって思います。
チキリンさんのボイシーが先日、
戦争のことがあったんですけど、
そこで言われていたのは、
終戦記念日ってなって、
日本側で見ると被害者、
日本が被害者っていう感じがしてしまうけれども、
世界から見たら、
日本は圧倒的加害者の方なんだ、
みたいなことをボイシーで話しておられて、
そっか、ほんまやんなって思ったんですよね。
今、エミさん、
Our Homeのエミさんなんですけど、
旦那さんと息子さんがマレーシア旅行に行っておられて、
その旦那さんがそのマレーシアの様子をストーリーズで、
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インスタグラムのストーリーズで上げているんですね。
私それめっちゃ最近楽しみで見てるんですけど、
その中で戦争の記念館に行ったってところで、
暗黒時代っていうことで、
日本の占領っていうことが書かれてたっていうのが、
ストーリーズに上げられてたことがあったんですよね。
息子さんがそれ見て、
僕は日本出身って言わない方がいいのかなって、
旦那さん、エミさんのお父さんに話した、
みたいなことも書かれてたんですけど、
そういうこともあるよなって思いました。
その時に自分だったらどうやって伝えるかなって思いました。
やっぱりね、知ることとか視野を広げることとか、
そんな機会を逃さないことが大事だなってすごい思いました。
で、戦争のことについてはきちんと伝えたり、
一緒に考えたりするっていうのをね、
大事にしてクラスの子どもたちは、
もちろん我が子にも接していきたいなっていうふうに思っています。
やっぱり子どもたちの未来がね、
より明るいものでありますようにっていうのは、
もう本当に願うことですよね。
そんなふうに抽選記念日の今日、
ちょっと戦争のことについて考えてみました。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
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最後に雑談タイムです。
お盆休みの方が多いんじゃないでしょうか。
私はお盆休みで休みなんですが、
会社員である夫は仕事です。
なのでこの子どもとワンオペで過ごしているお盆なんですが、
夏を満喫して楽しもうと思います。
それでは聞いている皆さんにとって、
毎日が明るく穏やかに過ごせますように。
それではまた次回お会いしましょう。
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