2024-05-21 09:19

#87 論の展開の仕方って何?

国語の説明文学習。「論の展開の工夫」って説明できますか?

私は、子どもたちがこれまでに学習した説明文にはなかった、新たなタイプの登場!として捉えています。

#ワーママ
#小学校の先生
#国語
#説明文
#鳥獣戯画を読む
#高畑勲
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皆さん、今日も一日お疲れ様です。あじさい先生のしなやかな自分になるラジオ。
この番組は、小一息子の子育て中、元気ママ先生である私が、子育てのこと、教育のこと、暮らしのことなど、日々の気づきを配信しています。
ネガティブな自分から卒業するため、しなやかな自分でいるために試行錯誤する私の等身大の日常をお届けします。
今日は5月21日火曜日、87回目の配信です。関西からお届けしています。関西は今日はとっても良い天気です。
今日のテーマは、論の展開の工夫って何、です。論の展開の工夫って何?
結論は、説明文は筆者の厚さを感じる、です。
私は小学校の先生をしています。論の展開の工夫っていうのは、説明文の学習で出てくる言葉です。説明文は、
簡単に言えば、筆者が伝えたい意見を、
いろんな方法を駆使してわかりやすく納得させるように書いている文章なんですよね。そこには説明の仕方の工夫があります。
説明文で子どもたちは何を勉強するかっていうと、この説明の仕方の工夫なんですね。
そこに論の展開の仕方っていうのが工夫に入ってくるんです。
でもね、この論の展開ってどういうことっていうのが難しくて、教師自身もこれについてよくわかってないまま授業をしちゃうことがあるかなと思うんですよね。
そうやって授業しちゃうと、子ども自身も何かわかったようなわからないようなぼんやりした感じで授業が終わっちゃって、国語ってよくわからないよねってなってしまいがちかなと思うんですね。
でも論の展開の仕方っていうのは、実はすごく筆者の厚さが隠れているなっていうふうに私は思っています。
実はこの論の展開の工夫っていうことが、論の展開の仕方っていう言葉が出てくるのは、6年生になって出てくるんですね。
私は三村図書の教科書を使っています。そこでは6年生で出てくる言葉なんですね。
5年生まででは何をしているかっていうと、文章構成っていう言葉が出てきています。
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文章構成とは簡単に言うと、始め、中、終わりっていう構成です。小学校では始め、中、終わりっていう構成をね、理解するっていうのが一つの目標なんでね。
始めと終わりには筆者の主張があることが多くて、中には事例が書かれている。こんなことを子どもたちは5年生までの段階で勉強をしてきています。
ところが6年生になって例外の説明文が出てくるんです。この説明文が長寿義画を読むです。
この長寿義画を読むという説明文は、筆者が高畑勲さんです。高畑勲監督ですよね。
えっと、かぐや姫、何だっけ、ほたるの墓とかかぐや姫の物語とかの監督をされている方です。スタジオジブリですよね。
高畑監督が長寿義画を読むっていう説明文を書かれています。高畑さんはさすが監督だなって、映画監督だなって思うのが、小学校の説明文では始めに筆者の主張が書かれているということが多いんですが、
今回の説明文では筆者の主張が始めには出てこないんですよね。ドラマチックにっていうか、いきなり最初、え、何のことみたいなところから話が始まって、でも最後の最後には長寿義画すごいって小学校6年生が結構みんな思うっていう。
うわ、長寿義画ってすごいわ、日本の宝やわって思うんですよね。そう思うっていう。そこが違うんですね。これまでは5年生まではもうすでに始めの段階で筆者の主張が出ていることが多かったんです。
だけど長寿義画を読む場合は、論を進めるにあたって、細かく言うと、絵の描写があり、その後評価、絵の描写、評価みたいな感じで、事実、評価、事実、評価みたいなところ、そういう順序で書かれているっていうところとかもあるんですけど。
とにかく初めに筆者の主張は出てこなくて、でも読み進めているうちに最後にめっちゃ長寿義画すごいやんっていうふうに出てくるんですね。そこがなんかこれまでとは違う論の展開の仕方っていうところが子どもたちが発見できたらいいかなって私は思っています。
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ある年の6年生の子どもは、説明の工夫っていうのは論の展開の仕方以外にもいろいろ子どもたちは話し合うんですけど、論の展開の工夫に目をつけてこんな風に売った子がいました。
物語とかお話とか映画では初めにクライマックスがわかると面白くない。初めに結論がわかると面白くないから最後に結論がわかるようになっているって言いました。
そうなんですよね。高畑監督ってやっぱ物語を作る人なので、なんかそういう要素がこの説明文に入っているような気がしてきますね。
長寿儀がすごいっていう高畑監督のなんか熱さみたいなのが感じられるっていうところがあるんですね。
こんな風に説明文って読み解いていった時に、うわこの筆者はこんだけこれのことをわかってほしかったんかとかこんなに日本文化のことを素晴らしいと思ってるんやなみたいな、なんかそういう熱さみたいなのが伝わってくると私は面白いんじゃないかなっていう風に思っています。
だから説明文の説明の仕方の工夫を子どもたちみんなで考えるっていうのはすごく面白いなっていうふうに思っています。
ということで今日は論の展開の工夫仕方論の展開の工夫論の展開の仕方って何っていうことでお話をしました。
小学校の先生にとってもマニアックだし、そうじゃない方にとっては余計なんなのかなっていうことだったと思うんですけど、今日はちょっと私の話したいことを気の赴くままに話をしてみました。
結論は説明文は筆者の熱さを感じるということでね。筆者の熱さ、もうこのこと伝えたいみたいなそういう熱さが感じられたら説明文はものすごく面白くなります。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。最後まで聞いたよのいいねや参考になったよのいいねを押していただけると嬉しいです。
とても励みになりますのでぜひお気軽にお願いします。最後に雑談タイムです。
今日はねちょっと時間が取れたのでご褒美スタバをしました。
最近気に入っているのはエスプレッソアフォガードフラペチーノです。
フラペチーノの生クリームが大好きだった私ですが、最近ちょっと重いかなっていうのも思い始めていて、エスプレッソアフォガードフラペチーノは程よい甘さで美味しいんですよね。
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皆さんのお気に入りのスタバメニューもまた教えていただけると嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう。
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