2025-05-28 27:57

#208「葉山の森を守ろう。愛そう。」Guest: 藤本嶺さん(一般社団法人 葉山の森保全センター(HFC) 代表)

こんにちは、ズシレコパーソナリティの三輪ひかりです。

 

今週は三輪の個人回!!

今回出演してくださったのは一般社団法人 葉山の森保全センター(HFC) 代表 藤本嶺さん。

 

リョウさんは、日本に古来から伝わる伝統工法で、柱と梁を木組みで組み合わせて家造りをする大工さん。

 

そんなリョウさんがなぜでHFCを立ち上げて、森の保全をはじめたのでしょうか。

 

葉山の森って今どんな状態?

私たち人間が森と共存するためにできることって何?

 

熱い想いと共にたっぷりと語ってくださいました!

 

ぜひ最後までお楽しみください!

 

***

 

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三輪 ひかり(ズシレコパーソナリティ)

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逗子出身&在住,鎌倉勤務の編集長と

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2019年から逗子・葉山・鎌倉エリアの魅力をお伝えしている

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サマリー

藤本嶺さんが代表を務める一般社団法人葉山の森保全センター(HFC)では、林業の重要性と地域の森林保全への取り組みが紹介されています。彼は大工としての経験を生かし、葉山の森と人間社会の関係を再評価し、持続可能な方法で森を守る必要性を強調しています。藤本嶺さんは、葉山の森の保全に関する取り組みにおいて、森と人間の関わりの重要性を語ります。地域の住民は森を安全に保ちながら共存できる方法を模索し、実践している様子が紹介されています。藤本嶺さんは地域の森林保全の重要性や自身の夢についても語ります。彼は、多くの人々が森林活動に参加し、街をより良くするための取り組みを続けたいと述べています。

藤本嶺の自己紹介
こんにちは。ZUSHI RECO Personalityの三輪ひかりです。この番組、ZUSHI RECO RADIOは、神奈川県の図志・葉山・鎌倉エリアの魅力をお伝えしている、声のローカルメディア。毎回、ローカルで気になるゲストに来ていただいて、取り組みについてお話しいただいたり、メインMC2人で井戸端ローカルトークを繰り広げたりしています。
今日は、一般諸団法人葉山の森保全センターHFC代表、藤本亮さんをゲストにお迎えしてお届けします。最後までお楽しみください。
私の個人回のゲストには、笑っていい友のテレフォンショッキング形式で、次にお呼びするゲストの方をおつなぎいただいていまして、今回のゲストは、前回のゲスト、葉山にあるうどんの店でけたちの店主、吉田茂樹さんからご紹介いただきました。では早速お呼びします。藤本亮さんです。こんにちは。
こんにちは。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。まずは前回ゲストの吉田さんよりメッセージを預かっていますので、読ませていただきますね。
亮さん、葉山に移住してきて一番最初に仲良くしていただいたのが亮さんです。
亮さんのお店ででけたちのうどんをやらせていただいたこともありました。感謝しています。
亮さんの地球に優しい家づくり、そして葉山の森への愛、行動力にいつも感心しています。これからもどうぞよろしくお願いします。とのことです。
嬉しい言葉を。最近うどん食べに行ってないんで、ちゃんとうどん食べに行きます。ありがとうございます。
ありがとうございます。ここからじっくりとゲストの藤本さんにお話をお伺いしていきます。
まずは亮さんの自己紹介をお願いできますか。
藤本亮です。年齢もいいですか?
どうぞお願いいたします。
平成2年生まれでございます。今年36歳になって、今ちょっとあれっていうコメント。
本当ですか?
本当です。
私よりも若いの?本当ですか?
本当です。実はここでまた10分くらい話してもらうとあれなんですけど。
失礼いたしました。あまりにも貫禄があるので。
大丈夫です。100人中100人に言われますから。
私よりも年上の方かと。
今年36の年になるんですけど、生まれは横須賀市の田浦町。
本当もう目と鼻の先。葉山と隣接している。田浦町の山の上で生まれて。
生まれたのは病院ですよ。山の上で生まれ育って。
小学校に上がるくらいまで山の上で生まれ育って。そこからちょっと下って、田浦の中なんですけど。
田浦小学校、田浦中学校と行って、高校が塩高校。
塩高校です。
今鶴下葉山高校に変わりましたけど、そこ出身。そこから大工の道にすぐ入りまして、
今でもずっと大工職人として、今はちょっと経営の方に携わっていることが多いですけど、
大工一筋で来て、2015年に葉山の方に、その時は修行先が横浜の公務店だったので横浜に住んでたんですけど、
2015年に葉山に引っ越してきて、2017年に一応独立という形で、
藤本公務店という公務店を、幼馴染の佐々木達也君という相棒がいるんですけど、
2人で立ち上げて、今に至っています。
今回、HFCのということで紹介していただいたので、実は本業が大工というのはあるんですけど、
葉山の森保全センターという林業会社を、2021年から葉山を拠点に始めて、今に至るというような感じですね。
ありがとうございます。大変失礼。
いや、全然全然。
本当に失礼いたしました。
ちなみにいくつくらいだと思ってました?
いや、私平成までなんですよ、実は。
そうなんですか?
元年なんですけど、だから一つ上なんですけど。
いや、もう。
ぼく3月なんで。
私2月なんで。
じゃあ、元年は。
いや、もう40代、昭和までかなと思ってました。
あってます。間違ってますけど、あってます。
きっとりょうさんもご存知の方は、この私の間違いはそうだよなって思ってくださってるかと思うんですけど。
大工からなぜ林業の会社をされているのかというところを、きょうは趣旨にお話、ここからお伺いしたいなと思います。
葉山の森保全センターなんですけれども、どんな思いから発足して、どのようなご活動をされているのか教えてください。
時間も限りがあるから、なるべく簡潔に説明したいと思うんですけど。
僕、大工っていろんな種類があって、いくつかある中で、伝統工法って言われる、よくみなさん宮大工さんとかって言うんですけど、実は宮大工ではなくて、
僕は家を作る、住宅を作っている専門の大工でして、ただ作り方は神社とか寺と似てるような部分があって、
日本で一番古い木造建築物って1300年って言われてる法隆寺とかもそうですけど、
それこそ1000年前からやってるような家造り。
日本は森林がすごいたくさんある国なんで、森林から取れる木材、木を生かして家を作っていく。
木だけではなくて身近な、それこそ竹ですとか、あとは壁は今日来てもらってる通り、この壁実は土壁なんですよ。
土壁なんだ。
竹こまいって言って、竹に編んで土をつける。
こういう昔ながらのやり方、自然素材を使って技術を駆使して作ってる。
そういう専門の大工さんは、いわゆる伝統工法ってみんな呼ぶんですけど、
そういう伝統建築をやっていく中で、必ずしも僕らは大工なんで、林業の木こりさん。
木こりさんという立場の方たちと関わることがもちろん仕事から多くて、木こりさんが山で木を切ってくれてるから僕らは仕事ができている。
川上、川下って言ったりしますけど、そういう流れの中であるとき、今大工始めて16年ぐらい経つんですけど、
2021年なんで、5、6年前から葉山でこういう仕事をしていくっていう中で、
普段は僕らは静岡とか群馬とか県外から木材を買っていくことが多いんですけど、
自分の地域の森林にちょっと目を傾けてみたときに、今まではもちろん目を傾けてなかったわけでもないし、
しょっちゅう山にも入ってたし、山でも海でも遊んでましたけど、林業っていう観点で自分の地域の森林、
葉山に留まらず三浦半島の森林に目を向けてみたところ、実は林業というなりわいは、
この三浦半島ではもうとっくのとおり30年ぐらい前に終わっていて、
昔はこの三浦半島という地域も林業があったんですけど、なかったんですよ。
なかったってことは森がもう…
約30年前に途絶えてた、三浦半島での林業。
ただ実はGoogleマップとかで見るとすごいわかりやすいんですけど、Google Earthか、
三浦半島って実は神奈川県の東側では唯一森林がすごい残されている場所なんですよ。
それは葉山だけじゃなくて、鎌倉、図志、葉山、横須賀、三浦。
三浦はほんとちょっと少ないですけど畑が多いから。
その三浦半島ってエリアではすごく森林が多くて、逆にもうほんとちょっと上の方に行って、
藤沢とか横浜川崎まで行くとほとんど森林がなくて、ただ一方で相模川を境に、
西側はすごいやっぱり森林が今残っていて、結構林業も全国的に見たら神奈川の林業は少ないですけど、
神奈川県内で見たらすごい西側の方って林業が盛んな地域なんですね。
一方で東側の僕らの唯一残されている三浦半島のエリアっていうのは、
ほんとに言ったら林業をやってる人はゼロになったんですよ。
そこでいろんな疑問というか、我々自分たちの住む地域の森林をどうしていくべきかっていうのを
大工という立場として考えたときに、いろんなことができるなっていうのが一つあって最初に。
そこから共感できる仲間の人たちと一緒にいろんな議論をして、
最初は森林組合を作ろうかなという話もあったんですけど、そんなハードルの高いことはせずに、
まずは半分ボランティア、半分仕事もできるような形ということで、
一般社団法人っていうのを選択して、
葉山の無料税センターという名前で林業会社を立ち上げたっていうのが経緯ですね。
確かに葉山に来たことある方とか住まれている方とか、この辺は海ももちろんいっぱい有名ですけど、山がね、
山がたくさんあってすごく豊かですけど、
3000年以上前に林業が終わっていたってことは、森林を整備されていない状態がずっと続いてしまってたってことですよね。
森と人間の関わり
本当いろんな話をしたいんですけど、そもそも今回のラジオで僕が結構伝えたかったことも話して、
本当は他にも話したことあるんですけど、森に手を入れる必要があるかどうかって話から入るというか、
今は結構世の中的にもSDGsみたいなことがあって、気候変動があって、環境をどう守っていくかみたいな話があるんですけど、
そもそも森からすると、僕ら人間の力っていうのは必要ないんですよね。
ないんだ。
ないんです。それはもう誰が何と言おうとない。森は別にほっといても森だし、自然に土砂災害も起きるし、
倒木も起きるし、でもまたどんどん再生していって、森の生態系というのが循環していくわけで、
ただそこに人間社会がポンって入ってるわけじゃないですか。
はい。
三浦半島なんか都市エリアなんで。
そうですね。
だから今は結構都市型林業とか言ったりもするんですけど、やっぱりそういう人間との森の関わりがあるっていうことを前提において、
どう森と関わっていくかっていうのが僕らの考え方で、
だから結構森に手を入れないととか、森を手に入れると海が豊かにとかっていろいろもちろんそれはわかるんですけど、
それはある意味、
人間のエゴというか。
人間のエゴなんですよ。本当に。
ただ人間のエゴも別にそれは人間が存在している以上はしょうがないと思うので、
だから僕らは人間で生きていて、
この地域に、我々の住む地域には森があると。
都会にはないけど、ここにあると。
っていう中で、じゃあ森とどう関わっていくべきかっていうところが重要なところで、
今までは森とどう関わっていくかがなかったんですよ。
森と関わってなかった。
それがまた今度、戦時中とか戦前となってくると、
要は生きるために森から薪とか炭を得たり、
いろんな例えばどんぐり持ってきたりとか、
木の実を持って食べたりとか、野草を持ってきたりとか、
そういう人間が暮らすために森っていうのは必要だったから、
今でも必要ですけど、
森との関わりの重要性
自然と何も言わずとも森と人間の関わりっていうのはあったんですよね。
木も適当に切ってたし、植えてたし、
ただ今それがない中で、
僕ら地域の住民が森とどう関わっていくかっていうところを、
一番の課題というか目標にしたくて、
やっぱ森好きですよね。
好きです。
僕も好きなんですけど、浮きも好きですけど、
やっぱ森に入っていくっていうためには、
森に入って例えば子供と遊びたい、自分が遊びたい森の中で勉強したいとか、
ハイキングしたい、いろんなことを感じたいっていうためには、
やっぱ森をきれいにしていく。
きれいにしていくってことは安全にしていくっていうところにもつながるんで、
そのためにはしっかりと知識をつけて、
しっかりとスキルを、いろんな伐採スキルとかいろんな技術があるので、
技術知識両方身につけて森を健全な状態に、
明るい状態に、我々が使える状態にしていかなきゃいけないっていうところで、
僕らの活動はスタートしたというイメージですね。
だから本当に課題はたくさんあって、
やらなきゃいけないこともたくさんあるんですけど、
環境運営っていうよりかは、もちろんそれも大事だしそこにつながるんですけど、
やっぱ自分たちが人間が森ともっと深く関わって、
その地域の人たちとか最終的には社会環境に
よくなるような行動をたくさんしていきたいなというふうに思ってますね。
活動の進展と成果
森に2021年にきっとHFCを発足されてるんですかね。
そうです。
その時に森に入ったら、
それがどういう状態で、今4,5年活動されてきて、
それを今どういうふうに変化させたいなっていうか、
どういうふうに人間と森が共存できるようにしているのか。
本当に森ってスケールがでかいから、なかなか数年の結果が出るようなものではないんですけど、
ただ少なからずいろんな結果や物事は進んでいて、
やっぱり5年前の最初は、とにかく知見者というか林業に精通したり、
知識のある人たちたくさん歩いて、今でも勉強ですけど、
とにかく葉山中の森林を歩き尽くして、
歴史もそうだし、植生もそうだし、土地環境のこともそうだし、
いろんな勉強をしながら知ることから始めていって、
そこから里山保全のお手伝いをしたりとか、
自分らで所有している森林が神山口にあって、
最初はもう本当に向こう1メートルも見えない状態で、
ヤグコギの状態だったのをみんなで綺麗にしていって、
そこでいろんなワークショップやったりとか、勉強会やったりとか、
時にはタツタが入ってみんなでバーベキューして、
気持ちよくのんびりしたりとか、いろんな空間利用をすることが
もちろん可能にはなってたりとか、
あとはそこの僕らが手を入れることによって、
近所の幼稚園と子育園の人たちがそこをお散歩コースに使ってくれたりとか、
今まではアスファルトの上をお散歩したのが、
HFCが入って森を管理したから、そこの森は
比較的安全に入れるようになったので、ということが可能になったりとか、
あとは空間利用だけでなくて、森に手を入れることで
木を伐採するわけなんで、資源が手に入るじゃないですか。
そこの資源をどう使っていくかというのが僕らのテーマで、
そこは大工やってたんで、得意分野ではあるんで、
そこで最近多いのは本当に丸太ベンチ、丸太を製材してベンチにして、
いろんなところに置いていただいてますよね。
役場にもお貸しいただきましたし、図書館とか中学校とか、
駅のホームとかいろんなところにお貸しいただきました。
それは一つの成功事例というか、本当にやってよかったなってことだし、
目に見えてね、この森が綺麗になって、これ切った木がベンチになったんだって。
やっぱり今まではプラスチックとか石油系のベンチだったものが
そういう木仕付けのものに変わって、それは本当に非常に
社会的にも文化的にも意義のあることだし、
そういう活用ということもできるようになったし、
あとはここ1年で大きく成長したなっていうのは、
仕事、普通に仕事としていろんな行政だったりとか、
いろんな企業さんから仕事をいただいて、
その人たちが所有している山林の心理整備をしたりとか
ということもできるようになってきたので、
ここの5年で大きく成長したというふうに思ってます。
地域社会の役割
素晴らしい。
人にとっては入りたいけど入れなかった森に手を加えて
安全にすることで入っていけるようになったっていう、
人間側のメリットっていうか恩恵みたいなのがすごいあるなって
お話を聞いて思ってたんですけど、山側、森から来たら
それってなんかあるんですか?
先ほど森は人の手を必要としないっておっしゃってたじゃないですか。
でも森の保全のために人間が入って
整備をされてるってことをしてるのってきっと…
人が手を入れることで森にとっての人間だけじゃなくて
森にとってのメリットもあるんだよって言いたいですね。
言いたいんですけどもちろんあると思います。
ただ最初の方に言った通り、やっぱり本当に森は
人間いなくても全然生きていけるので
私たちが本当におかえりしてるって感じですよね。
ただやっぱちょっと科学的な話とか研究者的な
すごい難しい話になってきちゃうと思うんで
そこはちょっと僕は本当にさらっとしか言えないんですけど
ただやっぱりいろんな人の話を聞いたり勉強してると
やっぱり手を入れてない森より手を入れた森の方が
雨降った時の水の浸透の仕方とか
あとは氷土流出って言って
要は手の入ってない森は臨床って言って山肌がすごい暗いから
下層植生って言って下の下草がなかなか生えなくて
降った雨が森の地肌に当たって土壌が流されてしまって
例えば川が濁ってしまうとか
あとは流されてしまうことによって根がむき出しになってしまって
本来だったら根っこって土中の中にあるものなんですけど
結構山ある人は分かると思うんですけど
根がすごい出てる。あれって実は流されちゃって
それがまた倒木につながったりとか
倒木することが悪いことじゃないんだよっていう意見もあるし
難しいんですけど
ただ人間が適度に手を入れることによって
生き生きとした森になるっていうのは間違いないと思いますね
ちくりんなんかも本当に手の入ってないちくりんって
すごい雑然としてて暗くて
それがないと例えば竹って根が浅いので
浅く横に広がるんでずっと地滑りしちゃったりするんですよ
それも例えば人間が少し手を加えてあげて
ちくりんの中に少し紅葉樹があったりシノ樹があったり
根香林って言うんですけど色んな植生があった森にしてあげることで
平土流出がなくなったりとか
そういうことはいくらでも人間が手を加えることで
森作りになってくると思うんですけど
森を作ることができるんですよ
そういう意味では森を作ることで
いろんな環境的にも人間的にも社会的にも
よくするっていうことは全然可能なんで
それは多分誰も不幸にならないと思うし
むしろいいことばっかりだと思うから
もっともっとやった方がいいと思うし
やりたいなというふうに思いますけど
いかんせんスケールがでかいんで
そうですよね対自然ですからね
50年100年スパンで考えて行動していかないと
っていうのがありますね
なんかこの市民の私たち
この機会を聞いてくださっているリスナーとか
私自身もですけどが
森のためって言ったらちょっとおこぼしいですけど
森のためにできることとかって
なんかあるんですかね
あります
いくらでもあります
教えていただいてもいいですか
宣伝するというかPRするような形になってしまって
ちょっと恐縮なんですけど
でもこれ事実なんで
実は日本の林業全体って
農業とか漁業もそうですけど一時産業
やっぱ補助金がね
国の補助金とかそういう公益的なお金があって
初めて成り立つ産業なんですね
それは日本とともに世界中どこでもそうだと思うんですけど
実は林業においても国の補助金とか
いろんな神奈川県もそうですけど
いろんな税金が投入されているんですけど
実は三浦半島に降りてきている税金というのは本当にわずかで
本当はその財源があればもちろんお金ありき
僕らみたいな職人現場で働く人間ありきの話なんですけど
だから僕らは日々自己検査しているわけであって
そこの費用というのが今なくて極端に少ない
ただそこがもっともっと潤沢になれば
本当に毎日どこかの森で誰かがその費用を使って
森をきれいにすることができる
一応この辺の森林って結構個人省略が多いんですけど
そこがまず一つ近くて
個人省略というよりかは地域の森林として捉えなきゃいけないんですね
結構林業で先進的なヨーロッパの国とかは
みんな地域森林と捉えて地域で行政が管理して
お金をちゃんと通して管理していく
そのおかげでみんなが安全に気持ちよく入れてるっていう部分があるんで
そういう考え方を参考にして
寿司葉山ミルハント独自の税金じゃないですけど
そういう森林税じゃないですけど
そういうお金が集まる仕組みを作れれば
もっともっとミルハントの林業は前進することができる
今HFCで補足からやってるのがサポーターを募ってて
月500円年間6000円っていう形で
サポーターさんが今200人ぐらいいるんですけど
そのサポーターを僕はできれば全員に
全員になると今度50円とか10円でもいいわけですよ
今は500円
森林保全の重要性
今はもちろん500円でも僕は比較的安いと思ってますけど
それがもっと母数が増えれば10円でも100円でもいいんで
そういう賛同者を協力してくる方たちをもっと増やせれば
財源が確保できるんで
その財源を使ってどんどん地域のシミングを
よくしていくっていう風にしたいので
ぜひHFCのサポーターになっていただけたらなという風に思ってます
ありがとうございます
リオさん自身がこれからHFCでチャレンジしようと思っていることとか
もっとこういう風にしていきたいなって
いきたいなみたいなものがあれば最後お聞かせいただきたいんです
そうですね
本当に僕の目標というか夢は
やっぱこのミュラハントの大きな森林を
面的に広いスケールを大きく面的に
もちろん人間の暮らしに関わらない奥地は
何もする必要ないんで本当に
奥地で土砂災害が起きても誰も何も言わないけど
住宅の裏で土砂災害が起きると大騒ぎするわけじゃないですか
それが自然だと思うんで
本当にアクセスしやすい森をたくさん作って
綺麗な森をたくさん作って
もっとたくさんの人が森林に入って
いろんな営みやら活動やら教育
何でもいいんですけど
できるようになれば木材利用も含めて
もっともっとこのミュラハントの地域が
良くなってくるって確信してるんで
引き続き頑張ってミュラハント林業を
やっていきたいなと思います
地域の未来へのメッセージ
応援しております
ありがとうございます
ずしレコラジオをスポティファイや
アップルポッドキャストで見つけてくれた方
ぜひ番組のフォローもお願いします
公式インスタグラムアカウント名ずしレコでは
ゲスト収録時に撮影した写真が見られたり
ストーリーズでは
津市葉山鎌倉での日常を
気まぐれに投稿していたりします
番組へのお便り感想リクエストは
公式サイトのお問い合わせフォームなどで
お待ちしています
それではりょうさん今日はありがとうございました
ありがとうございました
オープニングでお話しさせていただいた通り
ゲストの方に次のゲストの方を
おつなぎいただいてるんですけれども
どなたかご紹介いただけますか
もちろんです
僕から推薦というんですかね
僕から推薦したい方はですね
ご存知だと思うんですけども
このエリアで不動産業を
不動産屋っぽくないんですけど
本当に簡単に言うと
不動産業を営んでいる
中村さんという友人が
もちろん光さんも
友達だと思うんですけども
実は長らく津市でね
純粋不動産という不動産屋さんで
働いていたんですけど
最近独立しまして
中村商会という名前で
独立して
拠点を空き家に置いてます
僕自身友達でもあるんですけど
結構仕事での関わりも
もちろん建築やってるんで
不動産と建築で
お客さんを紹介し合ったりとかして
関わりも深くて
中村さんは
本当に
中村さんのすごい独特な
世界観と価値観と
すごい僕が好きな
色んなコンセプトを持って
やられてる方なんで
是非純粋の中村さんではなくて
中村商会代表の中村さんとして
推薦したいと思いますので
ありがとうございます
楽しみです
ありがとうございます
最後にリスナーの皆さんに
メッセージがあれば一言お願いします
このエリアで
大工と林業
二足のわらじで
頑張ってますんで
街中で見かけたときは
ぜひ声をかけていただいて
今後とも
ともにずしあやま
ミルハントをよくしていければと思いますので
よろしくお願いします
HFCとか
藤本こんぶてんさん
気になるって方は
ずしレコの投稿するときに
インスタグラムは
タグ付けさせていただきますので
よろしくお願いします
それでは最後まで
お聞きいただきありがとうございました
お相手はずしレコパーソナリティの
三浦光と
葉山の森保全センター
藤本亮
それではまた来週
ありがとうございました
27:57

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