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ZUSHIで出会った素敵な人たちの思いやストーリーを取材し、ラジオ形式で配信するローカルメディア、それがZUSHIレコラジオです。
こんにちは、ZUSHIレコラジオ編集長の木島雅治です。
ちょっと間が空いてしまいましたが、第2回の配信となる本日は、ZUSHIレコードショップ代表の小林翔一さんへのインタビューをお届けします。
昨年、おしまれつつも閉店されたZUSHIレコードショップですが、このZUSHIレコラジオを立ち上げに際しまして、
ZUSHIレコという愛称を引き継がせていただけることになりました。小林さん、改めましてありがとうございます。
ZUSHIを記録するということで、ZUSHIレコードショップの小林さんは、まず初めに取材しておきたかった方のうちの一人でした。
取材したのは2018年10月20日土曜日。それでは早速小林さんへのインタビューをお聞きください。
ということで、ZUSHIレコードショップの代表の小林翔一さんにお越しいただきましてありがとうございます。
こんにちは、小林です。よろしくお願いいたします。
ということで、ZUSHIレコード、ZUSHIレコーズというメディアを僕たちが見たいというところでお話を差し上げて、
その中の一つのメディアとして、このZUSHIレコラジオを僕が編集長という形で始めさせていただきたいなというふうに、
以前、脱信というか、ご連絡させていただいて、
いろいろなZUSHIレコードショップの思いとかを聞かせていただいて、
ZUSHIを記録する、ZUSHIの人を記録するというところに共感いただきまして、
ご快諾、ZUSHIレコという名前を使うことにご快諾いただいてありがとうございます。
いえいえ、どうもございません。光栄です。
今日はですね、そのZUSHIレコードショップも既に閉店はしてしまったんですけれども、
ZUSHIレコードショップというお店がこのZUSHIに長年続いてきたというところと、
あとそういうお店の歴史ですとか、あとは小林さんがこのお店を続けていく中で感じてきたこととかをいくつか質問にまとめてきましたので、
この辺についてお聞かせいただければと思います。
はい、どうぞ。
はい、よろしくお願いします。
最近普段はどんなことをして過ごされていますか?
日常はですね、ほぼ毎日日曜日という状態なので、
家の中でね、自分の役割というのを少しでも置かなきゃいけないかなと思いまして、
まず、ケイロ、ご存知ですか?
はい、知っております。
生ゴミを大気化させる箱ですよね。
はい、そうです。
あれもうちでは用意してありまして、使ってたんですが、やはりあれコツがありましてね、
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家内は投げやり状態でやってたんですよ。
ポーンと入れたまま?
というか、そうではなくて、あまり利用しない、というのが解けないのよね、という感じで。
で、その辺をもう一度、一からね、自分なりに工夫し始めて、
ケイロ、特に寒い時がちょっと弱いんですけどね、
温かくなるとね、ちゃんと土に帰ってくれるもんですね。
その手入れ、朝生ゴミを受け取って、それでそのケイロの中に入れて、
というような形で、だいたい半年くらい繰り返して生ゴミを足していって、
土がある程度粘土化されるので、ある程度いったらそれを取り出して、
庭に巻いたりとか、してまた新しい黒土を入れてとか、
そういう作業を日々やっております。
ケイロの番人的なことを。
いやー、われながら緊張してますね。初めてのインタビューということもあってですね。
お話の中で出てきたケイロっていうのは、
土の中の微生物が生ゴミを分解してくれるっていう、地球に優しい生ゴミ処理機のことなんですよね。
寿司とか葉山とか鎌倉とかでよく見かけます。
この日の取材はですね、だいたいトータルで1時間半くらいだったんですけど、
前半はこういった日常の話だったり、映画や音楽のとても興味深いお話をお聞きして、
そして後半で寿司レコードショップの歴史やエピソードについて語っていただきました。
それでは引き続き小林さんの最近の日常について伺ってまいります。
それ以外でですとね、定番はね、やはり知人とのメールのやり取り。
そういうのがありますね。結構文章書いちゃうんですよね。
なのでね、1,2時間かかっちゃいます。
本当ですか。
で、書いたことの整合性を確認するために場合によったらネットで調べたりとかね。
結構インターネットとか駆使されてますね。
そうですね。駆使というほどでもないんでしょうけども、それなりに便利に使わせていただいてますよ。
寿司レコードショップのツイッターとか、あとホームページ。
ホームページ。
回転している時は結構、僕はちょっと見させていただいてたんですけど、結構充実してなったなと。
ありがとうございます。
後ほどお話ししようかなと思ったんですけども、結局本来私コンピューターって好きだったんですよね。
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はい。
高校生ぐらいの時かな。文系に進みながらもそこにちょうどコンピューター研究会なんていうものがあってね。
その中に入ったりして、いろいろ。
なので、Windows95くらいから、95の一つ前、3.1か。
あれの時からネットをポツポツ始めてましたからね。
なので、その意味ではある程度扱いは習っているでしょう。
そう思いますね。
あと、メールやり取りしましたら、テレビというか映画が好きでね、録画して放送されたり。
それを見たり、またいいなと思ったのはディスクに落として保存版にしたり。
そのディスクにその画像を使って写真を焼き付けたりとか。
そんなような作業をするともう小一日かかっちゃうんですよね。
ちなみに最近見た映画で良かったなと思ったものありますか?
最近というか、録画したもの。映画館も結構行くんですよ。
本当ですか。
最近、映画館に行ったのでは、私は時々シネマ歌舞伎に行くんですよ。
つまり、映画館で歌舞伎の舞台を上映すると。
それでシネマ歌舞伎に行ったりとかね。
それから、そのちょっと前には、あれも行きましたよ。
万引き家族。
これが東霊田監督の。
そうですね。
家族って、そうだよね。
必ずしもね。
ネタバレっぽいこと。
そうですね。
でもそうですね。
そう、そういったところでね。
改めて家族というものを見直ししましてね。
それから、テレビの録画は過去にね。
良かった映画などを中心に録画して、今一度見直ししたり、感動したりしてますよ。
そうですね。
それからあと、今年はすごい酷暑でしたよね。
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そうですね。
それとあと雨の日以外はね、1日1万歩歩くように。
大体今2時間。
2時間ですか。
1万歩って言うと結構歩きますね。
かなりはかれましたよ。
約2時間かけるつもりで、1時間行けるとこまで行って帰ってくるっていう感じだよね。
そうしましたね。
あちらでは船越の交差点まで。
あそこまで行くんですか。
それからね、神武寺寺まで寿司中から上がってね。
それから東寿司駅の方までね。
あれでもほぼ1万歩になりますね。
1時間で行けるところまで行って戻ってくるっていうような。
結構いろいろ行けますよ。
羽山の方向へ行って、元町入り口のスタバのところから森と海岸入り口のトンネルのところから長池へ行って帰ってくる。
あれでちょうど1万歩。
1時間くらいか。
ですから5千歩で1時間、1万歩で2時間。
ところがね、だいぶん経ちますけどね。
この頃少し早くなりましたね。歩くのからです。
主に時間帯はどれくらいの時間に歩いてらっしゃるんですか。
暑い時期は夕方。
気持ちいいですね。
そうですね。4時から6時まで。
最近は日が短くなったので、だいたい2時くらいから出かけます。
そうですね。今くらいだとちょうど気持ちのいい日中でも。
歩いていくと結構今まで通りやり過ごしてたものが目について楽しいですね。
そうですね。街並みとかお店とかも結構変わってたりとか、そういうことに気づいたりとか。
それから噂のお店こんなところにあったんだとかね。そういったの確認できたりとか。
あとは時々映画行ったり、コンサート行ったり、どっかのお祭り行ったり、旅行行ったり。
結構それなりに忙しいですよね。
忙しいとか充実していらっしゃいますね。
でもやっぱり何かある意味責任というものも欲しいかなという意味で、何かあったボランティアでもあればなと。
市の広報などを気をつけて見てできそうなもの、そういったものを探している最中。
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やっぱりお金をもらってでの仕事という意味とは違った意味での何か仕事というか責任みたいな。
そういうことですね。
やっぱり生涯持つべきかなと僕は若造ながらも思ったりするんですけど。
それはそれは。
やっぱり生涯現役というか何か社会と関わるとかというふうにしていくことで何でしょうね。
うちの母とかも大学行ってるんですけど。
もう60過ぎてるんですけど。
そういうとこで社会と関わったりとか勉強し続けたり。
そういうなんか姿勢というのがあると、老化防止というのもあるですけど。
やっぱりいつまでも若々しくアクティブにいられるんじゃないかなと思いますね。
本当にすごいです。
私なんか今にしてようやくボランティアの14歳とかそういったものを。
ボランティアをお受けになる方々にとってではなくてね。
ボランティアに参加すること自体が非常に役に立つ。
立ちそうだなということが見えてきましたね。
じゃあ意外と楽しいですね。地域に絡んでいくというか。
そうですね。何か見つかるといいなと思ってですね。
なるほど。土レコラジオもそうですね。
ボランティアといったらあれですけれども。
仕事というか何か地域に発信というか。
何か関わりを持つきっかけとしてやっていただけるとありがたいなと思います。
小林さんの日常がとてもイメージできるようなそんなお話でした。
お店を閉められた理由に健康上の都合というのがあったそうなんですが、
ウォーキングしたり映画見に行ったり、旅行したりととても元気な様子で安心しましたね。
冒頭のキエイロの番人のお話もそうですし、
自分に合ったボランティアを探しているという話にも共通しているのは、
やっぱりキーワードとして責任というキーワードがあると思ったんですね。
人は責任を持つことで自分を利用することだったりとか、
活力が得られたりするんじゃないかなと思ったんですよ。
お金を稼ぐためのいわゆるライスワーク、ご飯ですね。
ライスワークとは別に、生涯現役として社会と関わりを持ち続けるような
ライフワークを通じて、社会や他人に対してアクションをするというのは
やっぱり大事だなと思いましたね。
今回の取材だけじゃなくて、今後もこのずしレコラジオに
ご協力いただけるとおっしゃっていただけたのは非常に心強いなと感じました。
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続いての質問では、レコードショップの代表されてきた小林さんが
仕事としても扱ってきた音楽に対して、
どんな思いや価値観を持っているのかという点についてお聞きしました。
先ほどいろんな映画を見たりコンサートに出かけたりという話がありましたが、
レコードショップの方だったということで好きな音楽というのは色々あると思うんですが、
その中でも一番自分がお気に入りというか一番語ることのできる音楽とか好きな音楽ですね。
その辺を何かピックアップしてお話いただけたらちょっと興味がありまして。
ただ、何て言うんでしょうね。
結局大きく捉えると音楽屋であるがゆえに
知識的には色々なものをお話ししようと思えばできますよね。
ただ、個人的には先ほど申し上げたように映画が好きという流れ、
そういった部分からミュージカルとか音楽が重要な映画。
映画音楽というのは映画の背景を彩るというような形でいうような意味合いで、
昔はそれが非常に映画の中では重要で、その音楽を聞くと映画の芯がよみがえるあたり。
そういうことが非常に嬉しかった時代でした。
ところが今いわゆるビデオが簡単に手軽に手に入る時代になりました。
そうすると昔はサウンドトラックというレコード盤、映画のシーンをずっと音楽を中心に録音した。
そういったものが非常によく売れました。
ビデオテープが出始めて、はじめのうちは光学でしたけど、DVDの時代になったらかなり価格が高まってきました。
そういうスタイルで映画そのものを手元に置くことができる、そういう時代になりましたから、
そういったようなことで映画音楽というジャンルはある意味に沈まってしまいましたよね。
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ですからおそらく私の個人的な感想ですけど、映画音楽があまり重要視されなくなった。
なぜならもっと見たい人、何回も見たい人がちゃんと手元に置いていつでも見られる環境になった。
そうすると映画音楽のように印象を付けて、その音楽を元に回想していただくという流れが不要になってしまった。
ということでね、以前だとミュージカルは音楽が前提でしたけど、
例えばトップガンとかフットルースとか、それから革命的だったのがマイケル・ジャクソンのスリラー。
あれなんかは逆に音楽と映像が結びついて音楽を売るという形になりました。
そういうように非常に音楽と映画の位置づけもずいぶん変わってきているなという感じがします。
やっぱり映像のビデオとかテレビの技術の発達によって直接見ることができるという時代になってきたからかなと思っていて、
それがない時代はやっぱり劇場で見たりした映画を思い出すためのきっかけとして音楽を使っていたというか。
それって結構今も映画を見た後に、例えばララランドとかすごいわかりやすい例ですけど、
テーマ曲が流れるとあのシーンこうだったなって思い出す。
それを思い出すという行為でまた楽しむみたいなのはやっぱり当時の楽しみ方だったのかなと今のお話聞いて感じましたね。
それでしか思い出せないですかね。
映画館で上映が終わってしまえば、今度いつリバイバル上映されるかわかりませんよね。
テレビで放映されるというのも比較的、といってももう数十年前からですけど、
たしか淀川永原さんの日曜映画劇場。
ああいったような形にならないと。
それだってこちらのリクエスト通りすぐやるわけじゃないですか。
そういったような意味合いでは、もう映画を手元に置ける時代というのは素晴らしいですよね。
そうですね。好きな時に。今だったらこのスマートフォンとかで見れますよね。
そう見られますよね。
ネット配信とか。
そういった意味合いで、メディアの在り方が全然変わってきましたね。
そういうようなことで、ミュージカルと、あと幼い頃から父の影響もありましたけど、
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クラシックですかね。その辺はいろいろ。
ミュージカルで言えば、何と言っても中学生の時に見たウエストサイドですよね。
ところがそれ以前に、いわゆる1950年代に、すでにミュージカル、何本もいいものがあったんですね。
ジョージアス&オスカー・ハーマスタインのコンビでね。
そういうのを、私はもう過ぎた状態でウエストサイド、1960年からスタートしましたから、
リバイバルで追うようにやらせてますね。
でも、もちろん先ほど出ました。ララランド見ましたし、フレイト・ショーマンもすでに見たんですよ。
ですからね、中にはセリフを言っているところから歌に変わるとかね。
そういうシーンがね、どうしても納得できます。田森さんがそうですよね。
そうですね。よくテレビでもおっしゃってますよね。なんで急に歌いだすんだって。
ただ、その違和感は置いておいて楽しんでほしいなという感じがしますよね。
高揚感はやっぱり音楽とともに、人間は楽しい時には口ずさみじゃないですか。
それと同じで。
やっぱりセリフとか表情とかだけじゃなくて、音楽とかダンス、そういうところでキャラクターの感情を表現したい。
今聞き直しても目から鱗なお話でしたね。
この日は僕の中で映画音楽という言葉がアップデートされた瞬間でしたね。
映画館で上映された作品が半年くらい経つとDVDとかブルーレイにパッケージになるじゃないですか。
それと他にもネットフリックスとかHuluみたいな動画配信サービスによって自宅で何度も見返して楽しめるようになる前の時代の映画の楽しみ方とか。
それも見終わった後もいかに楽しむかっていうお話が聞けたのがすごく面白かったです。
劇場で見た映画っていうのはしばらく経つと細かい部分から忘れていってしまいますけれども、
それを思い出してもう一度楽しむための装置としてサウンドトラックが役割を果たしていたっていうのは、
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そういうサウンドトラックの楽しみ方があるんだなっていうのを改めて認識させてもらったようなお話でした。
この後もまだまだ音楽についてのお話が続きます。
音楽を長年見てきた小林さんですが、時代の移り変わりによって人々の音楽の楽しみ方も変化してきたんじゃないかというお話です。
音楽の楽しみ方っていう部分ではちょっと評論家的になって恐縮なんですけど、
長いことこの商売というか仕事をしてみて、お客様の流れ、動き、それから出てくる曲、新しい曲、
そういったものを想像してガラッと変わったのがウォークマンの出現です。
ソニーの音楽を持って歩けると。
そしてそれが、DVDで映像を見るっていうのはまだまだ以前のレコード時代と同じ雰囲気持ってますね。
でも最近は違いつつありますよね。
テレビが一家に1台かせいぜいで2台でしょ。
そうするとその時間帯同居した家族は一緒に見るっていうパターンになりますよね。
今はこれでパソコンで個人の部屋に入って何を見てるんだかっていう。
音楽がそのウォークマンの出現で発生した。
それで個人が楽しめてればいい。
そうしますとね、以前だとご家族ご兄弟でステレオなどを鳴らして家中に聞こえてる中で幼い子どもたちは生活するわけですよ。
そうするとその頃に受け取った音楽がすごい印象に残るんですよ。
で、お父さんお母さんお姉さんお兄さんが聴いていたあの音楽から発生して今自分の聴く音楽があるという風になりましたね。
よくミュージシャンの方とかでも小さい頃親が聴いていたビートルとかそういうのを聴いて育ったっていうので音楽が好きになって興味を持ったりとか。
そうですよね。
っていうところがありましたよね。
ところが今全部ヘッドホンで蓋して聴きますでしょ。
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一人一人ですね。
そう一人一人ですから家族で仮に別々の音楽が聴くことができるわけですよね。
そうですね。
そうするとその聴いてる音楽に対して会話が生まれなくなっちゃうんです。
だけど人っていうのはやっぱり何かをネタにコミュニケーションを取りたいですよね。
そうすると好きな音楽に巡り合った。
その時に知ってる?知らない?知ってる?知らない?話にならないですよね。
それぞれ別々の音楽に遭遇しているんですけどね。
そういったような形で音楽の聴き方が変わっちゃった。
ただそれと反比例するようにライブが成長のようですよね。
そうですね。
そのアーティストさんが好きっていう人たちが集まりますから。
集まりやすいっていう。
そこで新たなコミュニケーションが取れるという。
そういう場で音楽が今つながっているのかなという感じがして。
やっぱり音楽ジャンルとかもすごい細分化されているけれども
すごいニッチというか
友達とかはそんなに好きじゃない
自分だけが好きな音楽っていうのがあったとしても
それが好きなんだっていうのをインターネットで発信とかすると
好きだっていう仲間が
これだけ日本も人口がいるので
100人とか1000人とか1万人とかは集まっちゃうんですよね。
すごい細かいジャンルでも。
やっぱりそこで盛り上がれるっていうところが
聴き方が一人一人家族とかそういう単位じゃなくて
一人一人になったけれども
インターネット上でそういう仲間というか
コンサートに行けばファン同士が集まれるような
そういうのがいろんなところで起こっているなと
これも音楽だけじゃないなというふうに感じますね。
ただコンサート会場でリアルに人と接する
これはすごくいいと思うんですよ。
それで新しい友達が見つかると。
これはとてもいいと思うんで
そこの流れからメールなり
SNSですね。
それでコミュニケーション取れて
いわゆる大げさでいうと
生き方についてもいろいろ話し合える仲間として
初っ端から顔が見えない相手と一つの話題で
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盛り上がるという部分で
今非常に危ない側面
そういうのを私は危惧しちゃうんですよね。
ですからそこであたかも窮地の友達
という錯覚を起こしちゃうかもしれませんね。
会話の中でね。
今私は先ほど日々の中で
メール云々と言いましたけど
顔の見たことのない人とメールは全くないですよね。
なかなか勇気が減ると減るか
やっぱり趣味がきっかけとか
何かイベントがきっかけとか
何かしらの共通のきっかけがあって
顔が見えなくてもコミュニケーションを取ったりするけれども
根っこの部分でね。
何かどこかですれ違いがあるかもしれないという
不安がつきまわっている
そういったところは
その意味合いでは心を本当の意味で開けないんじゃないかなという
やっぱりそこは直接会わないと
分からない部分というのはやっぱりありますね。
文字だけじゃないですし伝わるものというのは。
文字だけだとビジレイクいくらでもかけますもんね。
やはり話しているときの相手の表情とか仕草とか
そういったところから受け取れるものというのは
それ以上の値打ちがあるんじゃないかな
で関われたというね
その幸せというかね
そういった部分が実感できるんじゃないかなと思うのでね
ですからよく皆さん言うオフ会ですか
そういうのを本当上手な形で実現されることが望ましいかなと思いますよね
そんなこんなでとにかく
音楽の聴き方がね
ウォークマンの出現によってガラリと変わってね
それが非常に意図としない
いい音楽の消費の仕方に変わってきているのかな
これをずしレコードショップの店に立っている中で肌で感じられた
感じてきましたね
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ウォークマンの話は面白かったですね
音楽の楽しみ方がウォークマンの出現によってガラリと変わって
家族や兄弟といった中での共通の話題は失われがちになっちゃったよっていう話ですけど
これって音楽に限らずやっぱテレビとかでも同じことが言えるようなと思いますね
おじいちゃんおばあちゃんは地上波のテレビ見ていて
お父さんお母さんはPCとかでフールとか見ていて
子どもたちはスマホでアベマTVとかYouTube見てるみたいな
新しい音楽との出会いのきっかけについても
家族や兄弟とか身近な友人からでなくても
ネットの上での他人の書き込みを見かけたりとか
それこそYouTubeのおすすめ動画から見つけたり
リアルなコミュニケーションを買いさずに得られるようになったっていうことですよね
ちょっと子育ての話になっちゃうんですけど
うちの子どもも子ども自身が好きなもの
アンパンマンとか機関車トーマスとかシンカリオンとかまだ3歳なんですけど
そういったアニメとか番組を録画したものを繰り返し繰り返し見てるんですよね
それって子どもから見て自分が好きなものを好きな時に見るっていう体験ばっかりをしていて
例えば親が見るものを横目で聞いたり見たりっていう体験はあんまりしてないと思ったんですよ
だからうちの子が大きくなった時に小さい頃の記憶として思い出すものっていうのは
父親とか母親が好きだったものじゃなくて
Huluで見たアンパンマンとかAmazonプライマーのディズニーだったりかもしれないんですよね
それが親の姿を思い出すきっかけになるのかって言えば
ちょっとそうではないかもしれないですよね
なんか考えすぎかもしれないんですけどまだ3歳なので
親が好きなものとか親が何かに夢中になっている姿をもっと見せるってことで
お父さんお母さんはこれが好きなんだとか
要は自分が好きなものは必ずしも他人も好きとは限らないということを
意識させるような機会を作っていきたいなと思いました
すごい子育ての話ですね
ということで今回の小林さんへのインタビューここまでが前半の終了ですね
今日の配信ではですね日常のお話から映画や音楽とか
そして音楽の楽しみ方の変化についてお届けしました
どれも小林さんの人柄や価値観が垣間見えて非常に興味深かったです
次回第3回の配信もですね
引き続きズシレコードショップ代表の小林さんのインタビュー後半の内容をお届けしたいと思っています
後半はですね
ズシレコードショップの歴史にまつわるトピックですとか
なんと誰もが知る大物アーティストとコラボしたという
逸話まで飛び出した内容となっています
ご期待ください
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本日のズシレコラジオ第2回は
ズシレコードショップ代表の小林翔一さんをゲストにお迎えしてのインタビュー前半をお送りしました
それでは次回配信をお楽しみに
ズシレコラジオ編集長の木島雅史でした