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こんにちは、ずっきーです。
今日は、声DAOというディスコードのコミュニティがあるんですが、
そこで新しいイベント、バレンタイン企画として、バレンタインストーリーのストーリーがあるので、
それを読んで参加してね、というイベントがあるので、それに参加をします。
開催時点で3回目かな?
1回目は、ジャノメの贈り物という絵本を読んで投稿して、
2回目は、クリスマスの星にまつわる話とか、元のストーリーもあるんですけど、
自分で話を作ってもいいよという感じで、私もストーリーを作って読んだりとなって参加してますね。
この企画面白いのは、参加した人の声を声DAOのコミュニティでガッチャンコしてくれる。
例えば最初のジャノメの贈り物って話なら、ナレーターとジャノメと、
あとオロチっていう登場人物2人とナレーターがあるんですけど、
それを3人くらい、私と違う方と違う方、ガッチャンコしてくれて作ってくれるっていうのが最近できてアップされてるんですけど、
それが面白いんですよね。
この方のこんな感じなんだなとか、オロチこの方の声優しいなとか、
そんなのあって楽しいので、ちょっと参加をしています。
これ以降ちょっとくっつけてですね、バレンタインストーリーの参加です。
皆さんもまだ2月18日まで参加できるので、台本を読んで投稿するだけなので気軽に参加できるので、
気になる方は参加してみてはどうでしょうか。
はい、じゃあ音声貼り付けます。
冬の2つの物語
休日だというのに
会社に忘れ物を取りに行く羽目になるなんて
なんてついてない日なんだろう
はぁと息を吐き出すと
真っ白な煙になって空に消えていく
今日はずいぶんと冷えている
こんな日は早く帰って家で映画でも見なければ
そう思ったんだがなんとなく気が向いて
普段通らない川沿いの道を通ってみる
寒ざらの中、水面に向かって思い切り手を伸ばす女性が視界に入った
綺麗な人だなぁ、てか危ない
ぐらりと傾いた体に思わず手を伸ばす
思ったよりも強く肩を引いてしまったのか
彼女はバランスを崩して僕にもたれかかった
手に柔らかい髪が触れる
僕は慌てて体を離すと彼女の方を見ずに一気に行った
突然すいません、川に落ちそうだと思って助けようと
勘違いだったら申し訳ないです
よく考えたら突然見ず知らずの男に肩を掴まれるなんて
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セクハラと言われてもおかしくない
しかしこちらを見上げた彼女は
ありがとうございます、勘違いさせてしまってごめんなさい
なんて言ってきた
胸がバクバクと音を立てている
今日ここを通りかかったのは運命なのかもしれない
もっと一緒にいたい、彼女のことを知りたい
そんな気持ちが通じたんだろうか
お礼にランチごちそうさせていただけませんか
なんて彼女の方から言ってくれた
僕は思わずにやきそうになるのを必死にこらえながら
精一杯に格好をつけていった
いや、僕の勘違いのお詫びにごちそうさせてください