2023-12-02 39:13

#44 一者と合一せよ

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新プラトン主義第3回目

サマリー

彼らは、プロティノスの哲学を教えたいと願う3人が、人類の存在について話しています。プロティノスの思想は、ギリシャ哲学の最終的な進化形態であり、イデアと知性の関係や幻想界の形成について説明されています。プロティノスの思想によれば、人間は存在の根拠を追求するために哲学を必要とし、それによって良い行いが生まれるとされています。また、プロティノスは合一体験を通じて神秘的な経験をしたと言われ、その経験を言葉で説明することは困難であると述べています。彼らは、研究をする動機として、知性やイデアについて考えることがあるのかなと思っています。もし何かあると思わなければ、考えなければ、そのような研究は生まれてこないのかなと思います。

プロティノスの哲学
一者と合一せよ、テツセカ。
この番組は、哲学を教えたい3人が、一者と合一するために、頑張ろうとする番組です。
ミサです。
モモです。
トモキです。
その話終わったんじゃなかったっけ?終わってないの?
終わってない、終わってない。
あ、終わってないの。
これからなんですよ。
これから教えてもらうじゃないの?
あ、そうかそうか。
そうそうそうそう。
エクスタシーだか、オールガズムスだかなんだか、そんな感じで。
違う。
オールガズムス。
違う。
言ってないじゃん。
言ってない言ってない。
あ、違う。
そっかそっか。
まあいいや。
期待通りだと思うよ、これリスナーさんにとってはね。
そうっすかね。
やっぱ来るか、そこって。
そうかな。
でもなんかそういう単語って、今までの話でもいっぱい出てきていて、別にやらしい意味で使われてない単語としていっぱい出てきてるような気がするから、なんか。
確かにね。
オールが何とかもそんな感じだもんなと。
悪名、悪名とかね。
あ、そうそうそうそう。
まあいいや、ちょっともさんの目が厳しいからどうぞ。
はい。
はい。
まあまあ、プロティノスの哲学の中身をね、やっていきたいなっていうところなんですが、プロティノスといえばとにかくこの一社なんですよ。
一社と合一せよなんですよ。
なんかその、プロティノスとしては、その本当は一社とも言いたくないみたいな。
なんか無理やり言葉で言い表そうとしたら、一なるもの、一としか言いようがないみたいな感じらしくて。
なんかこう一社って言っちゃうと、やっぱね、物って入っちゃってるんで、なんか人間っぽくなるし。
まあこれは日本語訳の問題だと思うんですけど、あのね、じゃあ他に何て言えばいいんだろうみたいな。
なんか一持とか言っちゃうとなんか違うニュアンスになっちゃうでしょうし。
なんかね、本来は一としか言いちゃう。
それ台本にわざわざ書いてあるのそれ。
書いてますよ。
やめてよ。
寝りに寝た、寝たんで。
なるほどね。
はいはい。
まあまあ、だから本来的には一としか呼びようがない、その存在をもう超えた存在みたいな書き方でしたね。
もうなんか一切、一社っていうのはもう一切の限定を受けないものみたいなことを言っていると。
限定を受けないっていうのは、一社はいいものだよとかいいものであるとか、一社は美しいとか言ってしまうと、もうその時点でなんか限定していることになってしまうんで、なんかそれもちょっと違うみたいな。
その良さとか美しさとかそんなものすら超越した存在なんだみたいなニュアンスで言ってるみたいですね。
なんかその、もうわかんないですよ、もう全然わかんないですけど、この一社っていうのはあまりにも完全で充実しているので、何も欠ける点がなくて、素晴らしすぎるというかな、もうめちゃくちゃ充実してるんですよ。
もうなんかその充実しすぎて、溢れ出してきちゃうんですよ。流出する。パンパンになってピュッて出ちゃうみたいな、そんな感じのイメージなんですよね。イメージ的にはね。
だからそれも書いてあるの?それも。
何回も書いてありますけど。一文からね。
原文には、泉が湧き出るように湧き上がってくるみたいなね、そんな書き方だったんですけど。
あとはなんか光とかにもね、例えられてるみたいでね。プラトンの洞窟の比喩とかでもあるじゃないですか、洞窟の外に出たら眩しすぎる太陽が、それこそが禅のイデアだったんだ的なストーリーがありますけど、
なんかもう普通に見ようとしすぎて、見ようとしてももう眩しすぎて、もう見えないみたいな。光が溢れ出してきてそれに照らされるみたいなニュアンスに例えられるみたいなことも書いてありましたね。
一社、イデア、ロゴス
なるほどね。
全然わかんないですけど、そんな感じです。
神話の、前の話でも言いましたけど、明らかに神話の唯一神っぽいなっていう感じはすげーするし、名前言っちゃいけないっていうのもそれっぽいなって感じがすごいするんですけど。
ヤハウェイ的なね。
神の体が世界になるみたいな神話って中国の神話とか、メソポタミアの神話とかでもあるんですよね。
ティアマトっていう母なる神が死んだ後にそれが大地になって川になったみたいなのとか。
神から溢れ出てくる何かが恵みになるとか、それが今回この人は知識とか、多分そういういろんなものみたいな感じのことを言ってるんでしょうけど、
なんかね、結局やっぱり別の場所の発想と似通ってるというか、
古今東西どこでも似たような発想する人おるんやなーみたいな感じのことをすげー思いましたね。
まあまあそうでしょうね。そういう当然影響も多分に受けてるでしょうしね。
面白いなと思った。
面白いですね。
プロティノスの世界観、宇宙観には段階があって、
一社からまず溢れ出した、流出したものによってできるのがイデアなんですよ。
これはもう完全にプラトンのイデアを想定してるような感じで、それによってイデアができると。
で、そのイデアそのものもめちゃくちゃ充実した、ある意味完全なものなので、
そのイデアからもさらに溢れ出てくる、おこぼれというかね、流出してくるものがあって、
だからイデアの中に禅そのものとかね、美そのものみたいなのがあるわけですけど、
そのものから溢れ出てくる、そしてイデアから溢れ出して、
それによってできているのが今の現象界というか、現実の世界なんだよっていうのは最初に説明した通りなんですけど、
つまりプロティノスは大まかに3段階の階層を設けていて、
世界の成り立ちみたいなのを説明するわけですよ。
なるほど。
粉水が上からいっぱいになって溢れ出てきちゃって流れてくるみたいな。
最後に流れ着いたのがこの世界なんだよみたいなイメージなのかなっていう感じですね。
でも1は何?1って何?
若干僕の解釈入ってるんですけど、1ってやっぱどう考えてもパルメニデスを意識してるんですよ。
そういうふうにも書いてあったんですけど、
ギリシャ哲学の最終進化系っていうだけあって、
いろんな要素をここに詰め込んでるわけですよ。
その中にパルメニデスが入ってないわけがないので、
あえて単純化すると、パルメニデスのあるはある。
全体で、単独で、不動で、分割不可能なある。
一緒じゃないですか。
言ってることほぼ一緒だよなみたいな。
それが溢れてくるって言ってるだけだろうなみたいな。
やばい、これなんか伏線を回収するって感じで。
やだー、すごい、とぼけ。
いやいやいや。
書いてあったから。
しょうがない、しょうがない。
だから多分この1っていう数字にこだわってんのも、
やっぱピタゴラス的な数の論理みたいなのも、
絶対影響を受けてると思うんですよね。
ピタゴラス派って全部の数字に意味をつけてたり、
1の神様とか2の神様みたいなのとかをね、
当てはめたりとか、何も覚えてないですけど、
そんなのもあったりするんで、
おそらくそういうのもあったんだろうし、
その一社から溢れ出てきたイデア界、
それぞれがまさにそれであるところのそのものがある世界っていうのは、
もちろんプラトンだし、
さらにプロティノスは、
イデアと知性、
知性ってギリシャ語でnousって言うんですけど、
イデアとnous、知性はイコールなんだというふうに言ってたんですね。
なんかこれミソさんが、
イデアって情報っぽいっすよねみたいなこと言ってたのに近いなと思ったんですけど、
イデアイコール知性nousなんですよ。
このnousっていう概念も、
これまあテツセカでは扱ってないですけど、
アナクサゴラスっていう人が結構推してた概念だったりするんですよ。
この世界にはnousっていうのが溢れていてみたいな、
それによって我々も知性を持ったりできるんだよねみたいなことを言ってたりしてたんですけど、
多分そういうのも取り込んでるんだろうなっていう感じが見て取れる。
いいよ、これで終わりにしよう。
これで全部わかった、これで今日。
まだまだまだ。
ダメだよ。
なんか手辛く分かった今日。
もういいや。
全然全然全然。
まだ幻想界まで落ちてきてないんで。
幻想界の形成
まだまだ下までどんどん落ちていくんですよ。
イデア界から、
これプロティナスヨーガだとイデア界って言わないで知性界って呼んだりするんですけど、
イデア界、知性界から溢れ出て流出するもの、
イデアから流出するのはロゴスだっていう言い方をするんですよ。
ストア派的なロゴス、理性とも言えるし概念とも言えるし、
言葉とも言えるし、自然法則とも言えるみたいな、
あのロゴスですね。
万物に行き渡るロゴスみたいなことをストア派が言ってたロゴスです。
完全にこれはストア派用語ですね。
これもただね、元をたどればあれなんですよ。
クソまみれで死んだヘラクレイトスが、
全ての存在を成り立たせている根拠がロゴスだとかって言ってた。
全てはロゴスによって一つに結びついてるんだみたいな説明をヘラクレイトスがしてたりしてたんで、
多分ストア派はそっちから取ってるところもあるんでしょうけど、
だからここにもストア的な用語も入ってるんだよと。
で、プロテティノスの言い方では、
ロゴスはイデア界、知性界を厳選として、
全然わかんないですけど、魂の内に生じて、
自然、自然に受け継がれて、
幻想界的な自然に受け継がれて、
この世界を形成することになる、みたいなことを言われてるんですよ。
一旦イデアから出てきたロゴスが魂の中に入って、
そこから反映して自然ができるみたいな。
そんな感じの説明の仕方をしてました。
よくわかんないです。
わかる?それ、なんか。
わかります?
わかる、すごい。
今すごいわかった。
まあ、直感的にわからんではないかな。
スピリチュアル嫌いだからダメだと思うけど、それはわからない。
そうかそうか。
これスピリチュアルの素養が必要なんですね。
そうだね。
なるほどね。
そうか。
すいません。どうぞ次お願いします。
はいはいはい。
自然っていうのが、幻想界っぽいものができるんだけど、
そこにある実際の物質みたいな質量をですね、
アリストテレス用語の質量っていうのも、
プロティノスの中にバンバン出てくるんですけど、
質量っていうのが一番最後なんだみたいなね、
言い方なんですよ。
一社があって、イデアがあって、そこからロゴスが流れ出て、
魂に宿って、最後に質量ができるみたいな。
そういう段階があるみたいなね。
そんな感じなんですね。
わかんないんですけど、プロティノスが言うには、
イデア界、知性界から幻想界を作り出すというか、
幻想界を作ったのが、クリエイター、デミウルゴスですね。
デミウルゴス、プラトンのね、
ティマイオスっていう対話編に出てくるよって言ってた、
あのデミウルゴスをここで持ってきてるわけですよ。
これプラトンの補足なんですけど、
プラトンも、そのデミウルゴスが、
全てを、この世界の全て、幻想界の全てを、
直接デミウルゴスが作ったって言ってるんじゃなくて、
ちょっと面白いなって思ったのが、デミウルゴスが作ったのは、
ウラノスとガイア、天と地だけを作ったんだって言ってるんですよね。
そこからギリシャ神話のね、あの流れですよね。
天と地がどうなんだ、ウラノスからクロノスが生まれて、
ゼウスが生まれてみたいな、
ゼウスとプロメテウスが人間を作ってみたいな、
あの説明はちゃんとやっぱね、引き継いでるんですよね。
なるほどね。
アマテラスの親父がイザナギとイザナミみたいな、そんな感じだね。
まあまあそんな感じ、そんな感じ。
後付け、後付けって感じだけど。
そんな感じ、そんな感じ。
まあまあこれはプラトンの説明の仕方はこんな感じだったよっていうことで、
ただまあ、プロティノスの場合は、
イッシャもそうだし、デミウルゴスもそうなんですけど、
イッシャとかデミウルゴスが、
能動的にイデア界とか幻想界を作り出した、ではなくて、
あくまでもあまりにも充実してるから溢れ出ちゃった結果、
プロティノスの思想
なんかできちゃったね、みたいなのが流出しちゃっただけだよ、みたいなのがポイントらしいんですね。
あくまでもこの世界はもう本当イッシャから流出したものでできているっていう一元論というか、
なんかそんな感じなんですよ。
なるほどね。
はいはいはい。
面白いんだが、なんかやっぱりいろいろと、
まあね、プラトンめちゃくちゃ読み込んだ末の結論みたいな話だったと思うんですけど、
ですよね。
違うの?
だと思いますよ。
ですよね。
いや、この人も多分読んでると思いますよ、相当。
なんかやっぱこう、よくよく聞くと結構ありがちな話?みたいなそんな印象を若干覚えるというか。
確かにね。
さっきの話もそうなんだ、さっき僕がした話もそうですけど、
まあそんな印象を覚えましたが、なんかこうやっぱレイヤーがそれぞれあるみたいな話っていうのは、
やっぱなんか整理になって面白いなみたいなそんな感じはありますね。
位置のあるものから溢れ出て、そこからさらに溢れ出てみたいなのって、
なんかキリスト教の、これも後付けなんでしょうけども、神がいて、天使がいて、地上があって、
あれが悪魔がいるみたいなそういうのと同じような感じだし、
そうかもね。
なんか現代のOSI参照モデルなんつって分かんないかもしれないですけど、
プロトコルのレイヤー層みたいなやつみたいなのとか、
なんかもうそういうのにどこにでもつながる話やなと思って。
やっぱそういうレイヤーで説明したくなっちゃうのかな、サピエンスは。
そう言おうとした、サピエンスはそういうふうに説明したがるんだろうなーみたいな。
それが理解しやすいのかもしれないですよね。
ちょっといい?
なんかこう、溢れ出してきたんだけど、結局は質量とかそういう現実っていうのは、
結局なんか人が想像してできちゃったものだけ、
想像っていうのはイマジネーションでできちゃったものだけで、
ただなんかちょっとカス?残り物?みたいな。
だからここにいちゃいけないよっていう意味じゃないの?
あーでもそうかもね、そうかもそうかも。
なんかこう魂の内に一回入ってそこから流出してるっていうことは、
そういうことなのかもしれないですよね。
この現実現象界っていうのは、あくまでお前たちの魂が勝手に作り出した何かに過ぎないから、
ちゃんと元に戻れよ、一緒に戻っていけよ、みたいなニュアンスなのかもしれないですよね。
じゃあ逆に、一応ここで言ってんのか。
我々人間が一緒を感知するには、つまりなんだろうな、
これはもう存在の根拠を確かめるみたいなニュアンスに近いんだと思うんですけど、
そのためにはどうすればいいかっていうのは、
合一体験と神秘体験
まずは段階を踏んでイデアを感想する、テオリアする、ちゃんと振り返る。
要は美とは何か、正義とは何かっていうのをちゃんと感想する。
要は多分これ哲学しろっていうことだと思うんですけど、
哲学をちゃんとして、その上でさらに感想を、テオリアをし続けると、
なんか不意にね、不意に一緒と合一することができる、みたいな書き方でした、プロティノスは。
なんか、
テオリアって何?
感想ですね。
感想って、見て思うってことかな?
見て思う、見て思う。
振り返るみたいな言い方もありましたし、
見上げるみたいな言い方でもいいのかもしれないでしょうし。
感想、テオリアの訳語が感想ですね。
なるほどね。
だからなんか本当、なんだ、その感想をし続ける。
多分哲学をし続けるに近いニュアンスで、
不意に一緒と合一することができる。
全身全霊で合一する。
魂が忽然として光を捉えるしかないって言ってました。
魂で忽然とした光を全身全霊で捉えるのが、これが合一体験、エクスタシスなんだ、みたいな言い方しかしてないので、
ちょっとどうやればいいかわからないっていう。
よくわからない。
だから、悟りに達するみたいな発想に近いと僕は勝手に思うんですけど、
あんま西洋の思想とかで悟りに同じようなこと言ってる人っています?
プラトンとかエリストテレスもある意味言ってんのか。
ある意味言ってる。
プラトンはね、割とそうかな。
ここまでは言ってないと思うんですよね。
全身全霊でみたいな、光を捉えろみたいな。
あんま悟りに達する、修行して達するぜみたいな発想とかってあんま聞かねえなと思って。
今、西洋で初めて聞いたみたいな、そんな感じをちょっと覚えたような気がしたんですけども。
他にももっと見てきゃいるのかもしれないですけど。
やっぱなんかプロティノス面白いのは、ここでその修行しろっていうような言い方ではないですよね。
その神秘主義的な瞑想しろみたいなことを言ったりするわけじゃなく、
その感想しろっていうことを言うんですよ。
まあ要は哲学しろって言ってるわけですよ。
まあまあまあ、それもどうなのかな。
わかんないけど。
存在の根拠と良い行い
いいね。いいと思う。私この人。好き。
なんかね、感想っていうのが感覚でもないし、理性でもない。
ひたすらやっぱ一者の方を振り返るっていうか、
ちゃんとその美そのものとか、正義そのものみたいなのをちゃんと考えて、
この存在の根拠をやっぱり辿っていくっていうのが必要なんだ、みたいな言い方だと思うんですよね。
スピリチュアルなんだね。
スピリチュアルなのもあるし、
やっぱりアリストテレスの系層質量を辿っていくみたいなのにも、
やっぱり通じるよな、みたいな。
明らかに不動の動詞者にやっぱ影響を受けてるよなっていう感じは受けるなって気はしますね。
通じる系の、本当なんか最終形態っていうか、
それこそみんないろんなものが脇出てるものの一番下にたまったものを合わせましたみたいな、そんな感じの発想だよね。
そうですね。
まあまあまあ、それをなんか全部合わせてみようって思ったのもすげえなと思うんですけどね。
いやすごいすごい、めちゃくちゃすごいと思う。
言い方悪かったな。上積みをみんなこうすくい上げてそれを混ぜましたみたいな、そんな感じって。
だからやっぱなんかそういうの大事ですよね。
それこそエンペドクレスとかもね、なんか全部乗せして、
そこからなんかいろんな発想が生まれたりとか、四元素説とかね、生まれたりとかしてたわけなんで、
なんかそういう人がね、そういうタイミングでね、出てきて面白いなと思いますよね。
そうですね。だからあれですよ、前回かな、プロティノスはその合一体験っていうのをね、実際に4回ぐらいしてたってみずほさん言ってましたけど、
4回って数字初めて知りましたけど、実体験として合一しちゃったっていう、もうなんかなんだろうな、
本人がもう神秘体験をしちゃったんですよ。だからもうなんか、言葉では説明できないと分かりつつも、
頑張って説明しようとしてるみたいなね。そんな感じがあるっぽいんですよね。
あるっぽいというか、なんかそんな感じで書いてありましたね。
ちょっと神秘体験とかさ、するとなんか魔法みたいこととかができちゃったりすることがあったりしたとかなの?
いやいや、そんなことはないです。奇跡を起こす系の話は全然プロティノスはないですね。
なんかね、普通に、なんていうのかな、割とプロティノスって、貴族とかとも普通に社交界に出たりとか、
そんなに敵を作らず、上手いことをよう渡り歩くみたいな感じで、割と普通に生きてたらしいんですよね。
社会的にも割と頼りにされるみたいな感じもあったらしいので、そんなにぶっ飛んだ感じはあんまないんですよね。
たぶん、なんかこのやっぱ、俺ちょっと神秘体験しちゃったんだよねっていうのを、
なんとか頑張って書き留めたいなみたいな。これどうやって説明したらいいんだろうなみたいな。
そういうモチベーションもあったのかなっていう気はするという感じですかね。
シンパシーを感じますか?
え?僕がですか?
いや、感じはしないです。
感じないんですけど、なんかやっぱり、存在の根拠をたどるみたいなのも。
なんかね、急に飲み会中に、いやー今存在について考えてんだよねみたいな話をしだすのとか、
ちょっとなんかね、そこは親近感感じますけど。
なんかあと、ちょっと言ってたので、これは確かになって思ってたのは、
その一社を乾燥する、イデアとか一社を乾燥することによって、乾燥する存在を確かめようとすることによって、
実践面でも、行いという面でも、その良い実践みたいなのが溢れ出てくるんだみたいな言い方をしていて、
なんか思わず良いことをしちゃうようになるんだみたいなね、ことを言ってるわけですよ。
なんか、まあそれが本当にそうなのかわかんないですけど、今の世の中とかだと実践とか、
役に立つこととかが重視される世の中な気がするので、
まあなんかそうじゃなくて、その哲学そのものみたいなのをすることによって、
思わず溢れ出てきちゃうみたいなのは、なんかまあわからんではないなみたいな気はしたっていう感じですかね。
実際にプロティノスはその良い行いみたいなのを、
社会的にも行っていたっていうふうに弟子とかが書いてたっていうことなんで。
いやいや、私今日さ、ちょうだXでそんな話してたの知ってる?
ごめんなさい、ちょっと知らないです。
喜びとか、喜びとかそういうものっていうのは、
なんか幸せっていうのが何かわかんないけど、喜びが溢れるから人に対しても、
自分が溢れてるから人に対しても親切にできたりとかするっていうのをちょっと思ってて、
自分が満足してないとやっぱり、
いろんな良いことが起こっても、それが身の目から出ちゃうから、
結局、溢れたりはしないよねっていうことを思ってて、
なんかその、やっぱり根本的に人間は、
何か良いことをしたいと思っているはずだけど、いろんな理由でなってるから、
その根本の部分をやっぱり追求するのが、
いいなって思います、哲学は。
まさにですね、ほんとそうですよね。
なんか見たかもな、あのペイフォワード的な文脈のやつですか?
違うかな。
ここじゃなくて、なんで人は。
じゃない、じゃないんだ。
で、なんで人はあるものに、自分が今持っているものに満足をしないで、
ないものばかりを求めてしまって、
なんか満足してないと思っちゃうっていうか、
っていう話をしたときに、そういう話をしました。
確かにね、そういう点では確かに哲学とかは、
なんか哲学が役に立つって言い方がちょっとあんま好きじゃないですけど、
そうなのかもしれない、なんか溢れ出ちゃうのかもしれないですね。
そういう、ストア派とかはすごい実践面について、
ローマ期の哲学者とかは、
自分の心持ちをどうあるべきかとかね、
どういうふうに振る舞うべきか、みたいな実践面を割と言っていて、
今で言うとビジネス書的な文脈というかね、
そんな感じにも近いようなことを言ってたりもするわけですけども、
もちろんめちゃくちゃいいこと言ってるんですけど、
そういうことじゃなく、
その存在についてちゃんと哲学していれば、
そういうのは後からついてくるんだよ、みたいなことを言ってたっていうことだと思うんですよ。
そんな感じで、あとはなんか思ったこととしては、
ただの感想なんですけど、
なんか、科学とかで、
現代だと科学の力とかであらゆることがね、少しずつ解き明かされてきたりするわけじゃないですか。
だからなんかそれってみんなやっぱ知性というか、
知性イコールイデアなわけですけど、
そういう存在をある意味信じているからこそ、
できるとも言えるのかな、みたいなね。
この問題というか、こういうものが絶対あるよねっていうふうに仮定して、
それで絶対にこの問題は解けるんだ、みたいなふうに思わなければ、
そんなモチベーション湧かないのかなとか、
なんだろうね、その統一理論とかね、
なんかああいうのとか、
そんな世の中複雑なはずはないよね、みたいな。
だからその量子力学と相対性理論で何で全然違うって、
そんなおかしくない?みたいなのをちゃんと統一しないとおかしいよね、
なんかもっとシンプルなはずだよね、みたいな。
プロテイノスの思考
モチベーションでみんな研究したりとかしているっていうのは、
なんかこれってやっぱ知性とかイデアを乾燥、テオリアしてるんだろうなーとかね。
あるはあると思ってなければ、乾燥してなければ、
決してそんな実践としてそういう研究って生まれてこないのかなーとかね。
そんなふうに思ったなーっていうところですかね。
なるほどねー。
めっちゃ深いそれ。
深いねー。
ちょっと台本すごくない?今回。
いやいやいや、時間があったんだよ。
3ヶ月くらいあったんだよ。
めっちゃすごい。めっちゃわかりやすい。
本当ですか?なんか僕はちょっと遠い話しすぎてよくわかんなかったけど、
トモキさんに置き換えた例えば話とか聞きたいなってちょっと今思ったけど。
僕に置き換えた?
いい実践が出てくる場面みたいな?
うん。
困るなー。
ちょっと足りないですね、さすがにね。
ちょっと悪口言う人はダメだよ、まだね。
ダメですねー。
ドブ野郎さんに、なんだっけ、父で慣らされてしまいだけ。
進撃の巨人の舌だね。
地慣らし。
地慣らしされてしまい。
ドブ野郎だけ地慣らしされてしまい。
ひどい。
あれは面白かったね。
まだまだ修行が必要ですよ。
修行、そっか、そういうことなんでしょうね。
そうです。
やっぱ知りたいと、素人あがかなきゃいけないんでしょうね。
まさしくね、最初のキャッチフレーズだね、ほんとにね。
そうですね。
あがいたあげくに、あげくって言わないな、それは。
あがいたら光が見えたりするんですよ。
光が見えたりするんでしょうね。
全身全霊でね。
そうなの?あがいた末には人を殺したくなるんですか?
違うよ。
違う。
殺したくない。
死を超越するんです。
死にたい気持ちにさせるわけだから、
僕らは超越するけど、他の人は死にたくなるみたいな、そんな感じなんじゃない?
だからそこに到達しなければ、そうなっちゃうかもしれないけど、
死んじゃったらダメだから、到達できないからね。
だから到達するまで頑張ろうっていう話ですよ。
そういうことですね。
頑張ります。
でも本当、プロティノスさんちょっと面白かったっていうか、
シンプルアートの主義がね、
ありがちってさっき言っちゃいましたけど、
いろんなもののごったにというか、
さっき言っていたように結構シンプルにいろいろと見て、
より深く見てそれをシンプルにもう一回見直して、
それを組み直してみて、混ぜてみましたみたいな。
そういうような感じのものだったりするんじゃないかなっていうふうな感覚を受けて、
僕は面白いなと思いましたね。
そうですね、確かに。
だから当時の人からしても、
神秘主義的だけど、
だってアリストテレスこういうふうに言ってんじゃんみたいなふうに、
引用として持ってくるわけじゃないですか、プロティノスが。
そう言われると、確かにそうなんだねみたいな感じで、
ストア派のロゴスってこういう概念だから、
こういうふうにも適応できるよねみたいな、
ふうな使い方をしてたんじゃないかなと思うんで、
説得力あったんだろうなって気はしますよね。
なるほどね。
はい、じゃあ。
どうぞ。
今日はこのぐらいでいいじゃないですか。
いいと思います。
今撮ってたからね、2人で。
今撮ってたからね、どんどん撮ってたよね。
止めとこう止めとこう。
どうぞどうぞ。
終わってから2人で出してください。
ということで、今日も最後までテツセカをお聞きいただきありがとうございました。
テツセカはSpotify、Apple Podcast、Google Podcastで配信しています。
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全力で探しに参ります。
どうぞよろしくお願いします。
お願いします。
よろしくお願いします。
プロテイノスという人は、
僕の勝手な感覚ですけど、
ただのおっさんだったんじゃないかなみたいな、
そんな感覚を覚える。
要は自分自身ではこの人、
自分のことをただの凡人だって思ってたんじゃないかなと。
だから自分の辞典とか残さないし、
別に我々だって自分の辞典なんて書かないし、
自分のことなんて残さないわけじゃないですか。
承認欲求が別に特にない、
プロテイノスの性格
ただのおっさんだったんじゃないかなという感覚を覚えました。
そういう意味ではね。
そういうところにも若干のシンパシーを感じましたというところです。
多分楽天家だったような気がするよ。
すごい明るいよね。
なんか考え方が。
そうなのかな。
ちょっとそこまで読み込めなかった。
本当は明るくない?
全然厳しくないし。
神秘体験しちゃったんだよねっていう奴いたらちょっと離れますけどね。
だけどあれしなさい、これしなさいとかって言わないしさ、
能天気のおじちゃんだったんじゃないかな。
まあまあね。
実践としてこうしろとか道徳がこうだからとか言わないっていうね。
それはあるかもしれない。
ただエクスタシーは4回ね、経験したけどね。
そこだけね、もう1回言うっていうね。
そんなところですかね。
面白かったです。
じゃあそんな感じで終わりましょうか。
次回は何かもう決まってるんですか。
だから次回はキリスト教と、
シンプラトン主義がまさに混ざっていったりするんですよ。
その辺と、その前のキリスト教とかの経緯とかもちょっとやってみたいなとは思ってるんですが、
めっちゃむずいんですけど。
なんかね、Kindleのセールの時にね、めっちゃ本買っちゃったんですよ。
それちゃんと読みたいなと思って。
読もうと思ってます。
まあちょっとね、少し考えてみてもいいんじゃないですか。
いやそうですね。
神話とかでもいいかもしれないし。
とりあえずその辺はまたお祝いということで、
じゃあ終わりましょう。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
39:13

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