1. テツセカ ~哲学の世界を知りたい!~
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2023-06-17 35:30

#19 魂(プシュケー)③ 魂とは形相である

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アリストテレスは滅びぬ 何度でも蘇るさ

魂とは動植物の原理である
この番組は、哲学を知りたい3人が、魂という全くよくわからないことについて、聞きを読んでわかった気になっている番組です。はい、みぞです。
もあです。
もきです。
なんかこう、最初のテツセカのところは、何か言わなきゃいけない脅迫関連に駆られている感が最近ちょっとありますね。
そうなんですよ。なんて言おうかなーって毎回考えてます。
ねえ、ともきさんはね、台本とか用意しなきゃ喋れないっていうふうに自分で言ってます。
言ってる人なんで、ということは結構考えてきてんだろうなというのがなんかね。
そうっすね、そうっすね。
見て取れるって可愛いなって思いますね。
いやいやいや、魂は軽装なんですよ。
軽装って何?軽々しいってこと?
違う違う違う。
え?違う?
違う違う違う。
違う?
前回散々やったあの、軽装と質量のやつね。
あー、軽装音と質量音ね。
そうそうそうそう。
リスナーさんにも全然伝わってなかったでお馴染みの。
なるほどね。
ラブホが軽装で材料が質量ってやつね。
そうそうそうそう。
それをね、伝わってもないのにね、もう一回擦っていこうかなみたいな感じで思ってますと。
っていうか、アリストテレスがこういうふうに言ってるんで、こう言わざるを得ないんですけど。
てか魂、軽装じゃ質量ない。
だから質量は肉体なんですよ。
そういう関係っていう感じですね。
まあまあなんとなくわかるかなみたいな。
さすが。さすが俺の大好きなアリストテレス。
わかりやすい。
そう、アリストテレスにはね、まさに魂についてっていう著作があるんですよね。
魂についていろいろめっちゃ細かく研究してるみたいな。
一応読んだんですけど、もうかいつまんでしか読めないっていうか、
いや何言ってんだろうな感じは若干ありつつ。
まあなんか、わかった範囲でちょっと言います。
まあやっぱりアリストテレスにとって魂とは、まあ軽装ですとは言ったんですけど、
もっと広く言うと動植物の原理であるっていうふうに定義していて、
その生きることとか生存することに関わる原理だというふうにも最初に言ってるんですよね。
これはやっぱりかなり伝統的なギリシャ人の魂感に近い感じが、
この間のピタゴラスとかに比べるとだいぶ近いかなって感じしますよね。
アリストテレスの魂の分析
プラトンもね、その魂を3部分っていうのに分けましたけど、
やっぱりアリストテレスはもっと細かく分析していくみたいなことをするわけです。
特にね、生物調査をやっていたアリストテレスですから、
プラトンが言うところの欲望の部分っていうのをもっと細かく分析していって、
まず生物には感覚というものがあるように。
それは基本的に五感だよねみたいなのも、
アリストテレスが最初に分類したのかどうかもわからないんですけど、
ちゃんとそういうことも書いてたりすると。
その感覚という意味では、やっぱり第六感みたいなのとか、
セブンセンシスなど、そういう感覚みたいなのは、
やっぱりないっていうふうにアリストテレスは言ってるんですよね。
ピタゴラスとかは第六感みたいな感じで語ったりしてたらしいんですけど、
それはアリストテレス的には、
欲望の部分とかその感覚につかさどられてるなくて、
知性の部分の話をしてるだけでしょみたいな感じで話していくっていう感じですね。
魂と肉体の関係
最初に言ってた魂は系層であって、
肉体は質量だっていう話なんですけど、
前のアリストテレス界の時に言った通り、
アリストテレスは魂が動植物にとっての系層であるってことは、
やっぱり一人一人一つ一つ違う系層を持っているみたいな言い方をしてましたけど、
だからあれはその系層、一人一人違うものっていうのは魂のことみたいな感じなんですよ。
その魂が系層であって肉体は質量だと。
だからアリストテレスは魂と肉体は基本的に一体のものだ。
系層と質量が基本的に連関していくみたいな説明をアリストテレスの時にしてたと思うんですけど、
それと同じような感じなんで、基本的に分けることはできないんだよ。
感じのことを言っていくと。
だから系層と質量の関係なんだと。
コンクリートなしにラブホテルができないように。
卵なしに鶏が生まれないように。
こんな感じで人間の魂も同じで肉体なしで存在することはできないと。
逆に言うと魂のない。
だから魂がないっていうことは系層がないっていう。
その系層には目的因とか指導因とかも含まれるわけなんで、
目的とか系層のないただの肉体っていうのは、それはもうただの死体というか、
英語でいうボディみたいな、そういう感じ?
ラブホテルが廃墟になってしまったらもうラブホテルじゃないみたいな。
目的を果たしてないみたいな感じで捉えてる。
ちょっと魂の話と違うんですけど、
系層因っていうものになるわけですか。
魂が抜けたら死体になっちゃったけど、
その辺の今言った目的を失ったものっていうのはどういうものになるっていう考えか。
なんかね、そんなに読み込めてないんでは。
書いてあるのかもしれないですけど、あんまり書いてなさそう。
結構やっぱ、いろんな解釈できるよなみたいな感じなんですよね。
アリストテレスが言ってるのって。
だからこそ、いろんな構成に誤解がめっちゃあるみたいなこと言われてるんだろうなっていうのは、
すごいよくわかるなって感じなんですけど。
なんかこう、系層質量、系層質量、系層質量つっていって、
なんでも系層は質量になり得るよ。
何かの系層因の質量になり得るよみたいな、そんな話はあるわけだけど、
じゃあ死体は何っていうね。
そうだよね。
死体はまあ、その意味では多分死体っていうような系層になっちゃうっていうことなんでしょうけど、
どう捉えればいいんですかね。
土に戻る。死体は土に戻るとかそう。
わかんない。その辺も多分アリストテレスは語ってないから、よくわかんないんですけど。
何からできてるって。
元タダレはアリストテレスも4幻想を言ってたんですよ。
火とね、水と、空気と、土か。
それから基本的に質量因の原因はそれだよみたいなことを言いつつ、
それらの組み合わせによってできてるみたいなことを言ってるんだけど、
魂と質量の関係
それはあくまで質量で、大事なのは系層なんだっていうことを強調してるって感じですね。
なるほどね。すみませんね。
いやいやいやいや。でも本当わからないところが多すぎるんですけど、
まあまあまあそんな感じで。だから、
わりと魂と肉体は系層と質量の関係なんだから、
一体のものであって分離することはできないんだよっていうことを、
わりと強調してるような感じなんですよ。
だから当然輪廻転生とかあり得ないわけですね。
その系層質量っていう関係でいくと、
ミソさんという系層、つまり魂のことですよね。
アリストテレスの論に従うと。
そのミソさんを形成するオリジナルな肉体という質量によって、
その魂はその系層として現れてきてるわけなんで、
だからさらにその肉体はミソさんのオリジナルのタンパク質とかね、水とか、
そういう質量によってっていう関係だったわけです。
だから全部がオリジナルだからこそ、
モーさんの魂がミソさんに入ることもできないし、
輪廻転生もできないっていうような理屈で言ってるわけ。
アリストテレスの魂の構成要素
アリストテレス的には。
っていうのをめっちゃ強調してたんですね、前半部分で。
だけどなんか最後の方にここであれ?ってなったんですけど、
ちょっと難しい言い方になるんですけど、
アリストテレスも、死、知性のこと。
死、知性は一種の実体であって、
身体のうちに生じるが滅びることはないようであるとかって言ってるんですね。
さらには死、知性は一層神的な、神的なものであるとか、
知性は不変に属するものみたいな言い方をしてるんです。
これが急に出てくる。
どっかで聞いたような、
完全にプラトンの知性の部分は不滅って言ってるのと
同じじゃね?みたいなところが出てくるわけですよ。
だけどやっぱりアリストテレスはプラトンを参考にしてるとは言わないし、
ある人たちが言うにはこんな説があって、
確かにそうかもしれないみたいな言い方をしてるんですよね。
揺らいじゃったのか。
揺らいじゃったというか、
たぶん、やっぱり魂には厳密にいろいろ、
知性の部分もアリストテレスはもっと細かく、
知恵とかね、知識とか技術とか、もっと細かくいろいろ言ったりしてるんですけど、
分類したりしてるんですけど、
やっぱ確かに魂と肉体は一体なんだけど、
知性は違うよねっていうのは思ったみたいなんですよ。
滅びないってこと?滅びないってことだよね。
刑事上学と存在の問い
身体と一緒には。
だから言ったら情報みたいなもんじゃないですか。
みそさんもね、イデアは情報かもしれないみたいな話をされたと思うんですけど、
その技術とかもそうだし、
そういうのを伝承していったりするし、
知識とかね、
信仰心とかもそうなんでしょうけど、
そういう部分はやっぱ不滅だって考えざるを得ないなって思ったんでしょうね。
一体だっていうのを強調しつつ、そこは不滅だよということを言ってるの。
でも言っちゃっても、それだけは独立していいけど、何にもつなげられないからどうしようって感じだよね。
説明がつかないというか。
だからやっぱね、この辺が自然学、前回もそうなんですけど、
自然学っていう、自然をいろいろ探求してた、物理学的な物理現象を探求してた中から、
いやそれだけだとちょっと説明つかないなみたいな部分が、不動の動者とかもまさにそうなんですけど、
そういうのはもう経時状学っていう、
メタピュフィスっていう物理学を超えるメタな存在に、
そこで考えることだよね。
ちょっと別枠っていうところで、知性とか動者とか、そういうのは考えることだよみたいな感じで経時状学っていう、
ちょっとイデア州のする扉を開いていくみたいなところがあるわけですよ。
結局ちょっと説明できなかったんだよみたいな感じだよね。
それもあるんでしょうけどね。結局だからそこに求めざるを得ないっていうところなんでしょうね。
でもなんかね、わかるような気がすんだよな。仕事とかで資料とか作ってるんです。
作ることとかって、サクッとまとめたいなと思って。
サクッと1ページものにまとめたいなみたいな感じで作っていくと、
いやこことここやっぱ分解して考えないとわかんなくねって言って2ページになり、
さらに2ページ目を作ってるときに、
いやここもこれ別の視点で見ないと多分理解できねえべつって3ページになりみたいな。
なんかそういうのを結局繰り返していくみたいな話があるのですよ。僕なんかも。
なんかそれと同じで、やっぱ考えて表現しようと思ったときに、
ここ別のやっぱり枠として考えないと無理じゃねえみたいなのっていうのが、
発生してくるっていうのはなんかわかんなっていう感じがする。
はいはいはい。真剣に考えたからこそ出てきて、
そっから哲学といえばこの刑事上学みたいな感じに逆にみんななってくんね。
存在とか何かみたいなところに行くって感じだね。
だけどこうアリストテレスがやっぱ残ってんのも断片的すぎるし、
そもそも結構謎めいてる部分が多いんで、
不動の動者も本当に何が言いたかったのかっていうのは、
なんかよくわかってないっぽいっていうか、
いろんな解釈がやっぱりあり得たりとかするらしいんで、
それが逆に後の哲学者たちの想像力を掻き立てるような感じになっていく、
みたいな話はありますね。
刑事上学をもう一回ちょっと説明してもらってもいい?
説明してもらえないんですけど。
だいたいでいいんだけど。
私も読んだりしてもいまいちよくわからない。
そうですね。刑事上学っていうのは、
メタピュシスなんで、自然学を超える。
もともとは超えるっていう意味はなかったんじゃないかなみたいな話もあるらしいんですけどね。
メタっていうのは、
その前のみたいな意味合いもあったりするみたいな解釈もあり得て、
なんか単純に自然学を考える前に考えなきゃいけないよねっていうふうに、
アリストテレスは解釈してたんじゃないかみたいな話もあって、
だから存在とは何かを問うためには、
だからファルミネレスのあるはあるみたいな、
形相である魂の探求
それをちゃんと考えないと、
その先やっぱり行けなくね?みたいなニュアンスですよ。
それを第一の哲学とかって読んでて、
その後に自然学考えないと、
なんでその軽層質量って言ってたけど、
最終的にどこに行き着くのかっていうのが、
やっぱ説明できなかったっていう感じだと思うんですよね。
あとはどうしても質量に原因を求めたくなかったっていうのが、
デモクリトスを否定したかったと思う。
だからそこには、理屈みたいのでは発見できなかった、
そこ以外のものが結晶学。
理屈は理屈なんですけど、
理屈なんですけど、
なんていうのかな、
たぶん現象界の、
この実際の現実の世界だけのことを考えていても、
分かり得ないみたいな感じだと。
あるあるが何かっていうのは、
この世界をどれだけ分解して考えたって、
分かんないですよね。
長言理論に行ったところで、
なんでこれがあんのみたいな話なわけで、
要知力学の話をしたって、
それは何なのかみたいなのが分かんない。
だからそことは別個に考えなきゃいけないっていう風に考えた。
ケージ上の存在を扱う哲学の、
現象界の奥にある世界の根本原理を、
純粋視や直感によって探求する学問であるという感じなんですけど、
そもそもケージって何って話なんですけど、
ケージとは形を持っていないもの、
超自然的なもの、理念的なものらしいですね。
なるほどね。
で、僕が前回のやつに、
僕なりに計層員とかの話をちょっと調べたんですよね、
あの後。
で、一応そこの概念的な部分っていうところが、
ケージ上学か第一哲学みたいな感じで書かれてるっていう風な部分に
言われてるからっていうので、
くっつけたっていうのがあるんですけど、
その概念的な部分が、
ケージ上学か第一哲学みたいな感じで書かれてるっていう風な部分に
言われてるからっていうので、
くっつけたっていうのがあるんですけど、
これ合ってんのかなとは思ってたんで、
ちょっと分かってなかったんですけど。
ケージ上学の本の中に書いてありますよ、
それはすげー細かく。
割と自然学のこともケージ上学の中で説明しつつ、
ケージ上学に行くって感じがありますね。
なるほどね。
まあ、よく分かんないです。
はい。
それは学問としては成り立たないってこと?
いやいや、成り立つんですよ。
それを僕みたいな凡人には分かんないんですけど、
それをちゃんと学として、
ちゃんとやりだしたのがやっぱりアリストテレスなんで、
そこがすごいなっていうところです。
それがみんな、なんでこの世界はあるんだろうねっていうのを、
ちゃんと考えるきっかけになっていくっていうか。
なんかね、真面目に向かえないですけど、
要はですね、
現象界から超越したものっていうのを扱うもの、
形のないものについて学問し探求していくのが
ケージ上学だと思うんですけど、
現象界から超越したものの概念としてやっぱり一番有名なのって
イデアだと思うんですけど、
イデアについてプラトンは曖昧にしか言ってないですか?
イデアっていうのはこういうものよみたいな、
そういうところの探求みたいなのっていうのはプラトンはしてないですか?
なんかね、プラトンはしてないかもしれないですけど、
これはあれか、パルメニデスか。
パルメニデスの後のデシノゼノンとかは、
あるはあるっていうのは、
なんか球体だみたいなことを言ったりとか、
丸いんだよみたいなことを言い出したりとかしてるんで、
割とそれに引っ張られてるところもあったりするのかなとか思ったり。
プラトンがイデアっていうものをあくまで概念として言っているのに対して、
アリストテレスはその概念をより深く分解していこうと、
分解できねえのに。
そんななんか足掻きを感じるなみたいな感じが、
ちょっと今の話聞いてた、2人の話を聞いてて。
そうです。
私はやっぱりアリストテレスは、
現実のその古物一つ一つに、
系層イデア、エイドスを見出してたわけなんで、
もうその時点で、あるとは何かみたいな問いにはなってるんだと。
目の前にあるんだよっていうことを言いたい。
それを言うためには、やっぱり刑事上学に行かざるを得ないっていう流れなんだと思うんですよね。
レポートが3枚になっちゃうっていうことと同じってことなんで、
なんとなくそういうふうに理解すればいいかなと。
もうちょっとこの辺も噛み砕いて説明できるようにしたいなと思います。
レポートは分割化だということ。
そういうことなんですね。
1枚にまとめないといけないってことですか。
いやいや、1枚にまとめなくては分割可能ということですよ。
デモクリートですよ。
そして解釈の余地を残してもいいということですよ。
そうか。
すみません、締めのソクラテスに行きましょう。
そうですね。
はい、すみません。
で、やっとソクラテスに戻ってくるんですけど、
魂への配慮
じゃあ、ソクラテスの言った魂へ配慮せよ。
魂への配慮みたいなの、何だったのかっていうところですよね。
これはもうまさにソクラテスの弁明の中、
プラトンの対話編のソクラテスの弁明の中で、
いろいろ長々と演説をしてるんですけど、
その中で有名な言葉として、
君たちアテナイ人という、
知恵と力において最も大きく最も光明な人であるにもかかわらず、
どうしたらどれだけ多くの金銭が手に入るか、
名声や名誉が得られるかということばかりに気を使って、
そんなことで恥ずかしくはないのかと。
資料や真実については、
そしてどのようにした魂ができるだけ優れたものになるかということには
気も使わず心配もしないのかというようなことを言ってると。
つまり、資料、真実、魂になぜ配慮しないのか、
魂とは形相である
そしてなぜ金や名誉にばかり配慮しているのかということを言ってるわけですね。
他にもできるだけ良きもの、資料あるものになるよう、
自分自身を気遣うよりも先に、
ただ自分に属するだけのものを優先して気遣うようなことをしてはならない、
みたいなことも言っていて。
簡単に言うと、明らかにプラトンとかアリストテレスの言う、
魂の知性の部分に配慮せよっていうようなことを言ってるわけですよ。
これもだいぶ解釈の余地があるんですけど、
簡単に言うと、そんな感じでもいいんじゃないかなって思ってるって感じですね。
自分自身だけに属する、
肉体とかね、肉体的な美しさとか、
それこそ魂の欲望の部分とか、気概の部分なんかに配慮するんじゃなくて、
知に配慮し、知を求め、知を愛すること、
知を愛することに配慮せよということを言ってるわけですよね。
つまりこれがもう哲学のすすめなわけですよ。
だからこれがもう、それこそワンピースのゴールドロージャーみたいな感じで、
この世のすべてをそこに置いてきたみたいなね、探せみたいな。
同じように、ソクラテスのなぜ魂へ配慮しないのかの一言によって、
世界は大哲学時代に突入していくみたいな。
だいぶ無理矢理な解釈な気もしなくもないんですけど、
まあまあこんな感じだと思うんですよね。
やっぱり知恵、知識とか、そこの部分になぜ配慮しないのか。
これ、いろんな言われ方はするんですけどね。
一般的には知徳一致とかって言われて、
ソクラテスは知と徳を一致させろっていうか、
同じものなんだよみたいなことを言ってたりするんですけど、
ちょっとこの説明するとややこしくなるんで、
余計わけわかんなくなるんですけど、
ソクラテスの魂への配慮っていうのは、哲学のすすめだったっていうところを
言いたいがためになかなかと説明してきましたと。
でもここでソクラテスがそういうこと言ってくれたから、
みんなが頑張って勉強しようとかって思ったりしちゃって、
それでさっき言ってた、なんか分解していく人が出てきた。
ギリシャ人の通念とのズレ
プラトンとかファリストテレスとか。
だから結局、なんか私たちが言ってるスピみたいな、
さっき言ってた、さっきじゃない、前々回で言ってた霊みたいなものとかっていうのは、
意識的には持ってなかったんだね、ソクラテスの時には。
そうかもしれない。
ソクラテスも弁明の中では神々の話とか色々するんですけど、
それこそ大門もするし、大門以外のことも、
私は神々に対してすごい誓いを立てていて、
絶対に嘘はついてないみたいなことを言ったりとかもするんですけど、
直接この魂が、やっぱりスピっぽい要素はあんまりここにはないんですよね。
ないかなっていう感じですよね。
すごいね。
それが、それが言ってなかったんですよ。
スピじゃないんです、みたいな。
ないだからか。
スピが嫌いだから、それを誤解されたくなかったってことだね。
そうですね、そうなんですよ。
それがモチベーションの一つでしたね。
スピの人だと思ってたよ、私だって。
マジっすか、ごめんなさい。
そうですよね、そうですよね。
ただやっぱり、ソクラテスが魂配慮せよ、みたいなことを言ったのが、
ギリシャ人の一般の通念とは、やっぱりあってなかったんだと思うんですよね。
だからこそソクラテスは、何言ってんだこいつ、みたいな感じに思われて、
普通に殺されるというか、殺されるというか、裁判なんですけどね。
本当にソクラテスは不正に殺されたとか不当に殺されたっていうわけじゃなくて、
通常の裁判の正式の手続きに則って、ちゃんと殺されてるんで、
プラトンとの捏造論
ちゃんと死刑を受け入れたっていう。
そうだよね。
みんなが思ってた神様に対してのこととかも、
もうちょっと、今で言う魂っぽいことをみんな信じてたかもしれないのに、
ソクラテスはそうじゃないって理解しちゃってて。
そうかもしれないかもしれないし、いや欲望のほうが大事でしょみたいなね。
だって彼らは結構派手好きだしね、戦争行く戦士とかも多いからね、
その気概の部分とかね、意思の部分のほうが大事でしょって思ってた人たちも結構いると思うんですよね。
その辺の価値観と合わなかったと思う。
あとはソクラテスも弁明の中でいろいろ余計なことを言ったりしてるんで、
料刑決めるときにプリュタネイオンだっけな、
芸品館みたいなところで、
俺にふさわしい料刑はプリュタネイオンでの食事だみたいな。
そこはオリンピック選手とかね、
オリンピックで優勝した人と戦争で活躍した人とかが行けるような場所。
そういう人が一生を食って、いいよみたいな権利を得る場所みたいなところなんですけど、
わざわざ余計なことを言うようなところがあって、
それは嫌われるようなところはあるわけですよね。
でもさっきのゴールドロジャーの例えは何となく分かったような気がしますね。
ちょっと無理矢理な感じはありますけど、そんな感じなのかなっていう。
ワンピースの?
ワンピースのね。
みんなワンピース見てるけど、3回ぐらい見てなんか分かんないから、全部見ないとダメなのかな。
いやいやいや、1回目見てる分かりますよ、ゴールドロジャーは。
最初に出てくるってこと。
じゃあ1回目見てないから、じゃあ1回目見ましょう。
1回目見てない。
途中なんか見れば、ちょろっと。
なるほどね、そういうことか。
そうなの。
これでこう、血を愛するということへの端緒を開いていったんだという感じのことを伝えたかったんですね。
なるほどね。
で、今のソクラテスの言葉はプラトンの捏造ではないの?
捏造の可能性は十分あります。
十分ありますけど。
分かんないよね。
考えるとプラトンすごいね、さっきのピタゴラスの話に関してもね、プラトンがかなりフィルターかけてる説もあるみたいなとか、ソクラテスの言ったことは大体プラトンが愛だと思ってるとか。
ギリシャ哲学の研究について
多分、だからプラトンは自分が魂の部分説みたいなのを持ってたんで、それに当てはまるように言ってるみたいなところも当然あると思うんですよね。
本当にこう言ってたかどうかは分からないけど、この辺も本当哲学者によってだいぶ解釈がかかれる。
いや本当にソクラテスはこう言ってて、プラトンはちゃんとそれに忠実にノットって書いてるんだみたいな人もね、中にはいるって感じです。
だからそんなことどうやって分かんだよみたいな感じだった。
プラトンすげえな、なんかね、初回の時かなんかに全ての哲学はプラトンの注釈であるみたいな、なんかそんな言葉を言っていたような気がしますけれども。
あれもね、ちょっと間違ってたんですよ。
それ言ってた?
あのね、注釈じゃなくて脚注でした。
注釈だ、注釈じゃん。
なんかね、正確には脚注らしいですね。
まあどっちもいいんですけど。
でもすごいよね、それ言ってた?1回目に。
言ってた気がする、だいぶ前にね。
プラトンの全て注釈であるという風に言われてますが、が違うんですよ。
パルメディディスの注釈をみんなつけてるね、そういう話をしてましたね。
密学者トモキの。
だってこの前言ったかもしれないけど、なんかほんと哲学とか大事なやつで、パルメディディディス出てこなかったからね。
そうですよね。
びっくりしちゃった、ほんとに。
そうなんだ。
だいたいこうなんか、ちょっとまとめましたみたいな系にはあんま出てこないです。
ね、ほんとに。だからすごい面白いよね、それ。
なんかそれ普通読むじゃん、普通の人は、多分。
まあね、もっとまあ普通はね、近代以降に重きを置いてると思うんで。
こんな古代の技術者哲学についてがっつりやるってあんまないと思うんですよね。
でもね、今の言ってる人たちのことを理解するには、やっぱこの辺をちゃんとしてないと本当に、何言ってんだっけって思っちゃうよね。
いや、そうなんですよね。
ハイデガーとか全然知らないっていうか、全くわからないんですけど、ハイデガーとかもやっぱね、パルメディディディスとかに戻ってったりするんですよね、ヘラクレイと。
私たち結構何ヶ月もやってるんだけど、全然なんかまだ紀元前だよね。
いやいやいやだから、紀元前から脱出するのが怖いんですよ。
中世行くの怖いんですよ。
もう哲学はいつも紀元前にいるってことにしとくじゃん。
英語を回帰するかもしれない、輪廻転生し続けるかもしれない。
そうだね、そうだね、まだ全部わかってないからさ、驚かない。
今回も戻ってるしね、そもそもね。
戻ってる。
ヘルニズム行くって話どうだったんだって話だね。
しれっと戻るみたいな。
確かにね、他にも説明したいところはあるんですよね。
それこそね、得とは何かみたいなのも、それ一つだけで多分だいぶできるっていう感じがあったりするんですけど、さすがになーみたいな。
ギリシャ人の得は能力みたいな、そんな話してませんでしたっけ?
そうそうそう、力みたいなとか得意なこと、意味合いだったりするんですけどね、だいぶなんかやっぱちょっとニュアンス違いますよね。
なんか我々の得の高い人みたいな。
我々の主な儒教的な部分。
そっちの経営に当てはめる。
ラテン語とか習っちゃう?
言葉のニュアンスと語源について
いや習いたいんですよね、ラテン語とギリシャ語、習わないと多分ね、わかんないんだと思う、マジで。
そっち行っちゃう?先に進まないで。
なるほど、この3人で学んでるみたいな。
今日は悪名か。
また悪名?もう違うのにして、ほんとに。
ギリシャ語はともかくと、ラテン語って今喋ってる国ないですよ、どこも。
いやいや、古代ギリシャ語もやっぱ全然違うんですよ。
違うんだ。
だから喋ってる国はないですけどね。
でも英語を見ててもさ、全然言葉、日本語に直されちゃってるやつって、やっぱその辺のニュアンスとか違うから、やっぱりなんかついつい見ちゃうんだよね、私。
今日もトロフィー、トロフィーってそういえば何だろうと思って調べたら、ギリシャ語由来だったし。
そうなんだ。
そう、だから、うわーと思って、トロなんとかとか言ってちょっとみんな調べてくれればいいんですけど、だから、
違う、それもちょっと言えればいいね、トロフィーすごく大きいものだったの、ちっちゃくなったのが最近トロフィーって言われて、もともとはもっと大きい絵だったのかな。
だから何かと言うとやっぱりギリシャ語とかラテン語に戻んないとニュアンスが違ってたりするから、
そうしよう、もう進みたくなければ、その辺で。
エチセカへのフォローと終わりについて
だいたいの語源は全部危険前にあり、というところでございます。
あー、そうだね。
じゃあ、このぐらいで魂で言い残したことはないですか。
もう大丈夫ですよ。
大丈夫かって言ったんで、はい。
大丈夫?じゃあ終わりにする?今日は。
はい。
はい、じゃあ今日も最後までエチセカをお聞きいただきありがとうございます。
エチセカはSpotify、Apple Podcast、Google Podcastで配信している。
お聞きのアプリで番組フォローいただくと更新時に通知がきます。
エチセカお気に召しましたら高評価ボタンをポチッとしていただいたり、レビューを残していただけますと嬉しいです。
概要欄にGoogleホームもありますので、そちらからファンレターなどどしどしお寄せください。
また私とかはTwitterに住んでますので、ぜひハッシュタグエチセカでつけて呟いていただくと喜びますというかお話ししましょう。
はい。
ありがとうございます。
いやー、今日もねフィロソフィーしましたね。
どんどんどんどん地を愛していっていってるなっていう感じがね、しますよ。
名言、名言。地を愛する私たち。
地を愛してんなー。
地を愛することについて一日一回つぶやいてバズらせるか。
そういうやつなんですね。
わかんないですけどね。
Twitterハック的なね。
いろいろやってみましょう。とりあえず眠いっす。
いい時間ですね。
そうですね。
だいぶやりましたね。
エピソード終了
大木さんが一番疲れてると思います。ありがとうございます。
いやいやいや、楽しかったですほんと。
ありがとうございます、ほんとに。
はい、じゃあそんな感じでね、今日は終わります。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
35:30

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