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絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は、元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
最近の絶望は長時間労働です。 さて今回はですね、僕のアウトプットのハードルが下がった言葉ということでお送りしていきたいと思います。
皆さんは何かアウトプットしてますか?
まあ僕はこの音声でアウトプットを始めたわけですけど、かつてはブログノートをやっていたり、
Xでちょこっとつぶやいたりとかしてました。 まあ大きく分けて文章と音声と、
そういうアウトプットの仕方があるのかなと思います。 あるいはイラストだったり、アートだったり、
何かその特殊なものっていうのはあると思うんですが、基本的には文章か音声かアウトプットの仕方っていうのはあると思うんですよね。
でも今ってアウトプットせよ というメッセージめちゃくちゃよく聞くじゃないですか。
その割に世に溢れている情報は玉石根高で、 良い情報もあれば、まあなんだこれという情報もあると。
なので やっぱりちょっとアウトプットするのが怖いというか、
ちょっと二の足を踏んでしまう気持ちって、 僕はなんとなくわかるような気がしていて、
そのやっぱり批判をされるかもしれないとか、 この情報には価値はないかもしれないって思う気持ちってすごくあるなぁと思うんです。
特に今まで何もアウトプットをしてこなかった人っていうのは、 そういう気持ち強いんじゃないのかなぁと思ったりします。
なんですが、僕も同じような気持ちを抱えていたんですが、 とある言葉に出会って、ちょっとアウトプットのハードルが下がったんですよね。
なので今からその言葉というのをご紹介していきたいと思います。 実はその言葉っていうのが2つありまして、
まず、丸屋才一さんという芥川賞を受賞されている作家さん、 もう亡くなりになっているんですが、
丸屋さんが書かれた思考のレッスンという本の中で、 文筆業者とはこうあるべきという記述があるんですよね。
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そこにハッとしたのでご紹介していきます。
文筆業者はまず第一に新しいことを言う責任がある。 さらに言えば、正しくて、面白くて、そして新しいことを上手に言う、それが文筆家の務めではないか。
もっとも、正しくて、面白くて、新しいことを上手に、 と4拍子全部揃うことはなかなか難しい。
それならせめて新味のあることを言うことを心がけるべきではないか。 と言っています。新味っていうのは新しい味と書いて新味ですね。
つまり、正しくて、面白くて、新しいことを上手に言えないのであれば、 せめて新しいことを言えばいいというふうに言ってるんですよね。
まあ、文筆業者というのが作家のことをおっしゃっているのかわからないですが、でももうノートとかで有料ノートを発売している人もいますし、
広い意味で言えばアウトプットする人はとも捉えられると思うんです。 この言葉に僕はハッとして、
そう、だからせめて新しいことを言えばいいんじゃないかと思ったわけです。
それともう一つ、これは僕のとある友人が言っていた言葉なんですけど、 最低限筋が通っていればそのアウトプットには価値があると言っていたんですよね。
つまり、もう筋が通っていない端には価値がないけれども、筋さえ通っていればそのアウトプットには何らかの価値があると。
確かにこれもあるなぁと思うんですよね。 確かに誰かを傷つける言葉だったり、
誰かが不利益を被る情報、例えば間違った医療情報をアウトプットするだとか、 そういうことでない限りは、もしかしたら誰かのアンテナに引っかかるかもしれない。
僕はその言葉にやっぱりハッとして、 発信をちょっとずつ始めた節があるんですよね。
それで、あのなんだかんだ音声配信まで始めているという。
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でもなんだろう、最初にマリアさんがおっしゃっていたように、 正しくて、面白くて、新しいことを上手に言うと。
言うことも、もちろんアウトプットをする上では意識しなくてはいけない部分だと思うんですよね。
でもこれって両立するというか、どちらも正しいなと思っていて、 つまりアウトプットのハードルを下げるためには、
新しいことを言えばいいし、筋さえ通っていればいいという側面もあれば、 アウトプットする限りは、正しくて、面白くて、新しいことを上手に言う必要もあると。
どちらも正しいんですよ、この2つの言葉っていうのは。 3つか、3つの言葉というのは。
だから最初のうちはね、あえて自分にハードルを下げる最小目標として、 筋さえ通っていればいい、新しいことを言えばいい。
なんだけれども、アウトプットしていく中で最大の目標、 最大というか、
もうちょっと負荷をかけた目標としては、 より正しくて、より面白くて、より新しいことをより上手に伝える必要があるんじゃないかなと思っています。
なんで僕もこの音声配信もね、 まだまだお聞き苦しい点はあると思うんですが、
より良いアウトプットを目指して、 頑張っていきたいなと思っております。
というわけで今回は、僕のアウトプットのハードルが下がった言葉というテーマでお話ししていきました。
最後までご静聴いただきありがとうございました。 ではまた。