デザインの重要性
絶望カフカの何者かになりたいラジオ。この番組は、元アスリートのカフカが、日々の絶望と、些細なヒントをお送りするラジオです。
さて今回はですね、デザインと具体と抽象、というテーマでお話をしていきたいとおもいます。
最近デザインについて考えることが多くてですね、 まあいろいろあるんですけれども、一番はですね、
次回のマーケティング勉強会。大手町のランダムウォーカーさんと企業分析博さんがやられている勉強会。
これのテーマが画像生成AIなんですよね。 実は前にも話したんですけれども、少しお手伝いをさせていただいているということで、
僕自身もそのナノバナナというモデルなんですが、 触ってみて、これは確かにすごいなっていうふうに思っています。
ただちょっとまだ使い切れてない感じがしてはいるんですけれども、 まあそんなこんなでデザインについていろいろ考えている中で、
あれこれってもしかすると抽象化した時にビジネスパーソンに必要な能力ってこういうことなのかもしれないってふと思ってたんですよね。
その話をしていきたいと思います。 それはビジネスパーソンに必要な
能力って抽象化してみると、 作る、変える、消すっていうこの3つにまとめられるなって僕は思ったんですよね。
それはデザインにしても、仕様作成にしても、いろんなプロジェクトにしても、 全てこの3つにまとめられるなっていうふうに思ったんです。
例えばデザインの現場だと、作るっていうのは新しいアイデアや形を生み出していくことですよね。
01を作っていくこと。 そして変えるっていうのは、色とか配置を調整する。
もしくはポーズを調整する。変えること。 そして最後の消すっていうのは余分なものを削ぎ落とすっていう行為なのかなって思いました。
なので抽象化をすると、作る、変える、消すに分けられる。 これって例えば文章を書くときでも一緒なんですよね。
01を作って書き出すこと。 そして文章を遂行して変えていくこと。
そして余分な文章を消して本当に必要なエッセンスだけを残していくこと。 そうすることで自分が本当に作りたいものが作れてくる。
画像生成AIの進化
アウトプットがあるものに関しては全てこの作る、変える、消すなんじゃないかなというふうに思うんですよね。
やや飛躍しますが、ランニングだってそうです。 最初にランニングのトレーニングを作って、そこから自分に合うように調整をしますよね。
変えていく。 で、時には臨機応変に変更して、やっぱりそのトレーニングはやめようと消していく。
でまた作って変えて消していく。 だからやっぱり抽象化すると作って変えて消すっていうことなんだろうなっていうふうに思うんです。
そこで冒頭にお話した画像生成AI、ナノバナナですが 詳細はね次回のマーケティング勉強会で僕は学んでいきたいなって思っているんですけれども
作る、変える、消すのうち変えると消すという能力が段違いに上がったなっていうふうに僕は思いました。
今までチャットGPTで変えて消していたものというのがあまり精度が良くなかった、正直。
でもこのナノバナナはかなり精度高くしかもスピーディーに
できるので 簡単なプロンプトでも
かなり違和感ない画像が作れちゃうんですよね。 例えばスマホを持っている人を
そのスマホを本に変えてってやると本を持っている人 違和感なく作れますし男の人を女の人にしてって言っても
あの違和感なくできますね。あと昼を夜に変えてとかね できますよね。
いやそうするとですね本当に 変えるという作業が
AIにした方がかなりクオリティ高いものができる 時代になりつつあるのかなっていうふうに感じました。
だからこそ僕はその変える消すという能力が一段階ぐんって上がったからこそ
その作るというのが 何かこう人間がやってきたものを
AIが変えてしまうその倫理の壁みたいなところをちょっと んって思う
違和感を感じてしまう部分っていうのが若干あったんですよね。 それは
ゼロイチを見出すのは確実に人間なわけじゃないですか。 AIってのはLLM
大規模言語モデルといういろんな情報の中から最適解を選び出すという作業をしているだけなので
まあそのいろんな情報の中の大部分は人が作ったもののわけです。 だからちょっと違和感を感じてしまった部分というのが僕の中にはありました。
だからより著作権的なものっていうのを ちゃんとしないといけないんだろうなぁっていうふうには思ったりするんですよね。
ただ、ただなんですよね。 このナノバナナという画像生成AIが出てきたっていうことは
社会のルールが変わりつつあるっていうことなんだと思うんです。 そうだとすると冒頭話した通り
ビジネスパーソンにとって大事な作る、変える、消すっていう能力のうち 変える、消すっていう能力が
今後高いレベルが求められるってなった時に やっぱりデザインの領域でもある程度
画像生成AIっていうのは使いこなせていった方がいいんだろうなっていうふうに個人的には 感じたりしますね。
具体的なデザイン能力
それは作るという過程をないがしろにするっていうわけでは決してなく、 最初に作ってくれた人にはリスペクトを持ちつつ
その変える作業を自分なりに磨いて能力を上げることで誰かの役に立つたらいいなっていうふうに思ったりするんですよね。
結局ビジネスでやってるっていうのは誰かの役に立つっていうことなので。
社会のルールが変わったってことはそのルールに合わせて 自分なりに能力を磨いていけたらいいなっていうふうに思ったりするんですよね。
そして抽象化すれば 作る、変える、消すっていう3つ
なんだと思うんですけれども でも
ちゃんと自分の商品を持って売りたいとか
自分が何か届けたいものがあるっていう時には そんな荒い抽象化したスキルでは足りなくて
例えばその商品誰に届けたいのかとか
どう魅力的に見せたいのかとか どんな思いでそれを作ったのかみたいなことを
ちゃんとデザインに落とし込む能力が必要だと思うんです。 それがきっと
変えるの抽象とから降りてきて かなり具体化した能力
具体的なデザインのスキルだったり 微調整をする変えるの能力だったりするんだと思うんですよね。
はっきり言ってそこまで行くとやっぱり対人 デザイナーさんが直接クライアントとやり取りをして作っていく
クリエイティブの方が 優れていると思います。
でもみんながみんなデザイナーさんに頼めるわけではないじゃないですか。 かつ自分でデザインまでやらなければならない
そういうシチュエーションだってあると思うんです。 だからこそこの画像生成AIを学んで
誰かが届けたいものを自分で自分の力でなるべく届けられるようになる その能力を身につけるっていうことは
かなり価値があることなんじゃないかなーって思ったりしています。 というわけで今回はデザインと具体と抽象という話をしていきました。
なんか僕今業務でデザインをする仕事ちょっとだけあるんですけどほぼないんですよね。 ただ
小学生の時とか結構自分で絵を描いていたりなんか写真撮るの好きだったなーっていうのを 今になって思い出したりするんですよね。
そういう意味で言うと今デザインのことをちょっとでもやっているっていうのは なんか自分の中でワクワクするような楽しい気持ちになったりしますね。
はい という余談でした。
はい最後までお聞きくださりありがとうございました。ではまた