1. 絶望カフカの何者かになりたいラジオ
  2. #39 あの人の絶対悲観主義
2024-02-26 09:27

#39 あの人の絶対悲観主義

「絶対悲観主義」楠木建
悲観の壁を越えるのは、あなたのフィードバックかもしれない/
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絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
最近の絶望は寒暖座です。さて今回はですね、絶対悲観主義の壁のお話をしていきたいなと思っております。
絶対悲観主義というのは、楠木健さんが書かれた5本になります。
楠木健さんは、一橋ビジネススクールの教授でいらっしゃいます。
僕、楠木健さんの5本をいくつか読ませていただいて非常に好きなんですけれども、
この絶対悲観主義は新章として出ていて、なかなかユーモアあふれるエッセイのような形で書かれていて、とっても面白い本です。
その絶対悲観主義というものがどういうものかというのを簡単に説明していきたいなと思っています。
悲観主義ではなくて絶対悲観主義です。
これはどういうことかというと、仕事の種類とか性質とか状況に関わらず、
うまくいかないだろうなぁと悲観的に構えておくやり方主義になります。
これだけ聞くと、ただのネガティブ思考と思われるかもしれないんですけれども、
楠木健さんはですね、絶対悲観主義をマトリックスに分けているんですよね。
4商言に分けていて、それは事前にうまくいく、いかない、とやってみたらうまくいく、いかない、の4商言に分かれているんですよね。
それぞれを説明すると、事前にうまくいくと思っていて、やってみたら、うまくいった。
これは最高のパターンですよね。
事前にうまくいかないと思っていて、やってみたら、うまくいった。
意外といったじゃんっていうパターンですよね
それは絶対悲観主義としてokだと
そして3つ目
事前にうまくいくと思ってやってみたら
うまくいかなかった
これは最悪だなと
クソの危険さんは言ってるわけです
だったら4番目の
事前にうまくいかないと思っていて
やってみたらやっぱりうまくいかなかった
こちらの方が心へのダメージは少ないだろうと
つまり事前にうまくいかないと思っていて
その上で新たなチャレンジを
いろいろすることが大事なんだ
というふうに
クソの危険さんはおっしゃってるんですよね
そしてこの絶対悲観主義には
いろんな功用があるというふうに言っています
03:00
例えばどうせうまくいかないんだからと思うから
いろんな仕事に着手しやすくなる
というふうに言っていらっしゃるんですよね
これは確かにどうせうまくいかないから
やってみるかという形で
なんかチャレンジする気持ちが沸いてくる
というのは分かるような気がします
そして失敗した時の体勢に強くなる
ということも挙げられてますね
うまくいかない前提で
チャレンジをするわけですから
失敗は常に想定内だと
どうせ失敗するだろうという前提だから
失敗したとしても
まあそりゃそうだという形で
前に進められるというような話をされていたりします
そして長期的にこの絶対悲観主義をやっていると
どうなるかというと
逆に自分の能力や才能が見えてくる
というふうにおっしゃっているんですよね
この部分が僕非常に面白いなと思っていて
悲観的な予想が
逆に良い方向に裏切られ続けることで
そのうまくいくことがどんどん出てくることによって
その分野に自分の才能があるということが分かるじゃん
っていうふうに
楠木健さんは言ってるんですよね
絶対悲観主義者は何々が上手ですね
とか何々が得意ですねとか言われても
まあどうせ自分は失敗するんだから
と真に受けないのそうなんですよね
でもその絶対悲観主義者は決して謙虚なのではないと
自分の能力を信用していないから
その言葉が受け入れられないと言っているんですよね
でもそういう評価を複数の人から繰り返しもらい続ける
あるいは成功体験を積む
そうすることでようやく悲観の壁を突き破って
ようやく楽観が入ってくる
そうやって入ってきた楽観というのは
自分にとって地に足のついた自信になる
ようやく自信が持てるようになる
それは独りよがりのプライドではない
っていうふうにおっしゃってるんですよね
まあ僕は絶対悲観主義者ではないんですけれども
この考えちょっとわかるなぁと思って
まあちょっと笑ってしまったんですけれども
確かに自分には得意なことなんてないよなぁと思いながらも
複数の人から
あれカフカさん何々がやっぱ得意ですよねって言われ続けると
あれもしかして複数の人に言われるってことは
そうなのかもしれないって思うことってあるじゃないですか
まあ自己評価と他者評価のギャップみたいなものもありますよね
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でその悲観の壁を突き破るっていう表現が
なんか僕はすごくいいなぁと思ったんですよね
悲観というのは決して悪くはないと
そうやって自分を守る鎧のようなものをつけることで
どんどんとチャレンジができる
でもそれだけだと
やっぱり自分の自信というのはついてこない
だからその悲観の壁であり鎧を突き破ってくれるような
他者の声かけだったり
成功体験が必要ということなんですよね
僕は音声配信が得意だねとは言われたことはないんですけれども
言われたことはないんですけれども
文章を書くのはちょっと得意ですねみたいなことを
何人かに言っていただいたことはあって
それはなんか僕の中でちょっとだけ自信になった部分はあったんですよね
まさに悲観の壁を突き破って
僕の楽観であり自信にたどり着いた
それが悲観の壁を越えてきてくれたからこそ
ちょっとちゃんとした
血の足についた自信になっている
みたいな部分があるなぁと思っていて
なんかそんな風に考えるとですね
やっぱりおべっかを使うわけではないんだけれども
相手に対してあの人は本当にこういうことが得意だよなぁとか
あの人の能力こういうところの能力っていうのはすごいよなぁって思った時に
やっぱり相手に伝えるっていうことは大事なんだろうなぁって
思ったわけです
まあ相手が絶対悲観主義者なのかは分からないけれども
まあ仮にそうだった時に悲観の壁はやっぱり分厚いですからね
自分一人の言葉だけではない
いろんな人の言葉を経て
その人の悲観の壁を突き破るのかもしれない
だから褒めることを意識するというよりは
ああいいなこの人のこういうところと思ったら
素直にですねやっぱり言ってあげる
言ってあげるって言ったら
上から目線になるのかもしれないけれども
純粋な意見として相手に伝えるということは本当に大事なんだなぁ
ということを僕はこの絶対悲観主義を読んで思ったんですよね
皆さんはそういう絶対悲観主義の壁はお持ちでしょうか
あるいはその悲観の壁を突き破って
自分に出てきた自信のようなものありますでしょうか
もしよかったらコメント欄に書いていただけたら嬉しいですし
あの僕の僕のあの悲観の壁を突き破って
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カフカさんこういうとこ得意ですよね
ってコメントを書いてくれたら
僕はとっても嬉しいです
なければ書かなくて大丈夫です
というわけで今回はあの人の絶対悲観主義
というお話をさせていただきました
最後までお聞きくださりありがとうございました
ではまた
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