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2024-06-04 09:09

#72 ②自分のパラドックス(矛盾)と向き合う

パラドックス思考/安斎勇樹・舘野泰一

感情パラドックスを編集する手順
①犠牲のストーリーを特定する
②自らの感情を深掘りする
③感情A,Bの関係性について整理する
④両立のストーリーを検討する
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絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが、日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
最近の絶望は、冷房です。
さて今回はですね、前回に引き続き、
アンザユウキさんとタテノヨシカツさんが書かれたパラドックス思考を用いて、僕自身の感情パラドックスって何があるんだろうっていう話をしていきたいと思います。
皆さんも自分の感情パラドックス、どんなものがあるのかというのを考えながらお聞きくだされば幸いです。
前回の放送では、僕の感情パラドックス、仮置きとしてこんなものがあるっていう話をしていきました。
それは、まず頭に浮かぶ悩みの種を書き出して、それをマトレックスに整理をして、解決したい問題を一つに定めて、
その問題を取り巻く感情を深掘りしていって、最終的にその感情をパラドックスの形式で書いていく。
そんなことをお話していきました。
その上で僕はどんな感情パラドックスがあるのか、それをお伝えしていったんですけれども、その続きの話をしていきたいと思います。
さてでは前回の続きになりますが、僕自身感情パラドックスってどんなものがあったのかっていうのをお話していきたいと思います。
まず前回は3つご紹介しました。
自由にさせて欲しいが、ルールは決めて欲しい。
自分がスポーツで探求してきたことには意味があったと思いたいが、意味なんてないのだから次に向かわなければならない。
タフにトレーニングをしてビジネスパーソンとしても力をつけていきたいが、タフすぎるのは嫌だっていう相反する、矛盾した感情を持っていたわけです。
そのうちこの一番最初に言った自由にさせて欲しいが、ルールは決めて欲しい。
これに集中してこのパラドックスをどうやって編集してどうやって添加させていくかっていうことをこの本のワークに沿ってお伝えしていきたいと思います。
本当は実は感情パラドックスもっといっぱいあったんですけど、あまり情報量も多いと思いますし、そういうふうにしていきたいと思います。
で、この本の中でですね、感情パラドックスをどうやって編集していくかというのは全部で4つあるんですよね。
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①犠牲のストーリーを特定する。犠牲っていうのは、まあパラドックスなのでAという感情とBという感情があったわけです。
僕にとってAという感情は自由にさせて欲しい。そしてBはルールを決めて欲しい。
どっちを犠牲にしているのか、どっちを我慢して押し殺しているのかっていうのを特定するっていうことなんですよね。
で、これは2つ目一気に言っちゃいますけど、自らの感情を深掘りするっていうことです。
で、僕自身は自由にさせて欲しいという感情とルールを決めて欲しいという感情、これはもうアスリート時代からずっと思っていて、
あの自由にさせて欲しいという感情を押し殺していたなぁと思いつつ、ルールを決めて欲しいという感情も押し殺していましたね。
例えば、スポーツは決められたルールがあって、その中で自分の中でいかに改善をしていくか、強くなっていくかみたいなことなんですけれども、
まあそうですね、部の中のルールとか、そこが曖昧の中で何か動いていることにちょっと気持ち悪さを感じていたりとか、ちょっとしたフラストレッションを感じていたりとか、
あとは、そうですね、決められた枠組みがあるんだけど、それはなんかちょっと自分と違って、自分の考えと違っていたので、そこは自由にさせて欲しいなぁと思っていたとか、
まあ今あえてアスリート時代の例を挙げましたけど、まあ職場においてもそういうことって大いにあると思うんですよね。
そして感情パラドクスを編集する手順の3つ目がですね、感情A・Bの関係性について整理をするということです。
さっき言ったような、自由にさせて欲しいがルールを決めて欲しいというのは、自由にさせて欲しいというのは変化を求めている。
一方でルールを決めて欲しいというのは安定を求めている。そこの関係性になっているかなというふうに思います。
ただ一方で共通するのは、自由にさせて欲しいのも、ルールを決めて欲しいのも、どうやったらそのパフォーマンスを最大化させるか。
その目的があって、まあいずれの欲望もあるなっていうふうにも思えてくるんですよね。
そして感情パラドクスを編集する手順の最後の4つ目、両立のストーリーを検討するということなんですよね。
先ほど整理をした自由にさせて欲しいとルールを決めて欲しい。
これは変化と安定の矛盾した欲望であり、でも実は目的は成果を出すということで一致しているんだ。
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じゃあその両立のストーリーってなんだろうってことを検討していく。
僕自身は両立するってどういうことだろうなって思ったら、
これって自由にさせて欲しいっていうのは、与えられたルールの範囲内で自由にパフォーマンスを高めるためにいろいろやらせて欲しいということって、
ゲームを楽しみたいっていう感情があるんだなってことに気づいたんですよね。
それは3つ目の感情になるわけです。
感情A、Bに加えて感情Cっていうゲームを楽しみたいっていう感情が出てきた。
それが真の目的の感情になってくる。
それが両立のストーリーになるってことなのかなって僕は思ったんですよね。
そしてあくまで手段として自由にさせて欲しいというのと、ルールを決めて欲しいというもの、感情がある。
だからそういうふうに考えると、感情C3つ目が出てくることによって両立のストーリーが出来上がったっていうことなんですよね。
感情パラドックスがあるように見えたけれども、実はそのパラドックスっていうのは両立できる。
なんかこんなふうに考えると、自分はゲームを楽しみたいと思っているんだっていうことが再認識できた。
ということでキャリアにどう生かすのか、ちょっとここから先はまだ未開拓ではあるんですけれども、
でもなんか自分の欲求に一つ築けたっていうのはすごく良かったかなというふうに思います。
先ほども言った通り、これ以外にも感情パラドックスいくつか挙げられるものあるなって僕自身は感じているので、
ちょっといろんなパラドックスをどうやったら両立できるんだろうってことを考えてみたいなって思いました。
皆さんは感情パラドックス、どんなふうなものが、どんな2つの感情が思い浮かべたでしょうか。
そしてその2つの感情をどうにか両立させることはできますでしょうか。
もしかしたら感情、3つ目の感情が出てくるかもしれない。
なんかそうすると何か変わってくるかもしれないですね。
ということで、今回は感情のパラドックス矛盾に向き合うというお話をしていきました。
最後までお聞きくださりありがとうございました。ではまた。
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