1. 絶望カフカの何者かになりたいラジオ
  2. #15 自分の「得意」の解像度を..
2024-01-14 13:43

#15 自分の「得意」の解像度を上げる3つの方法

1,人に聞く
2,とりあえずやってみる
3,結果にだけ注目しない

自分の得意は〇〇ですと言えますか?/能力は分脈に依存する/
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絶望カフカの何者かになりたいラジオ。この番組は、元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
最近の絶望は、家と会社の往復です。
はい、というわけで今回はですね、自分の得意な能力の解像度を上げる方法とは何か、というお話をしていきたいと思います。
まあこのテーマは全人類が考えている問題なのではないかと思いますし、僕自身も現在進行形で自分の得意って何なんだろうって思って色々行動したりするんですが、
現時点でですね、自分の得意な能力の解像度を上げるってどうすればいいんだろうっていうことを自分なりに試行錯誤している中で、
3つ方法があるなっていうことを僕自身は今言語化できているので、それを今回はご紹介していきたいと思います。
というわけで結論から言います。
自分の得意な能力の解像度を上げる方法。
1つ目が人に聞くということ。
2つ目がとりあえずやってみるということ。
そして3つ目が結果にだけ注目しないということです。
まあこの3つだけ聞くとそんな当たり前のことかと思うかもしれないんですが、それぞれについてご説明していきたいと思います。
まず1つ目の人に聞くですね。
これはまあそんなことかと思われるかもしれないんですけど、
意外にこう自分の得意ってなんだと思いますかっていう問いを人にわざわざするって経験ってないと思うんです。
僕は少なくともなかった。
なぜならまあアスリートとして生活している中で自分の得意といえば早く走ること以上みたいな部分があったんですよね。
でもいざ引退してみて自分の得意って何なんだろうっていうことを考えるきっかけになった部分はあって、
まあそんな時にため末大さんが引退した時に自分の得意ってなんだと思いますかっていうことを100人に聞いたっていう話を聞いたんですよね。
それで100人中60人ぐらいはあなたは足が速いことが得意なんじゃないですかと答えられたそうなんですが、
まあでも身近な人にこう自分の得意な部分を改めて聞いてみるってなかなかないなぁと確かにそうだなぁと思って、
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実際に僕もそうやって聞いてみたんですよ。聞いてみました。
そして30人ぐらいかな聞いてちょっとエクセルの表にまとめて見てそんなことまでしたんですが、
確かに自分ではそんな得意だと思っていなかったことについても、
あ、人から見えるとこういうふうに見えるんだっていう気づきもあったんですよね。
例えば行動継続力がすごいとか学習継続力がすごいとか、
あと姿勢がいいとかも言われましたね。
それ得意なのかいっていう感じなんですが、
あとは人の話の拾い方がうまいとか、
そうですね探求心はあっぱれとか言っていただきました。
そうやって人に聞くことで自分が得意だと思っていないことに気づくっていう側面はやっぱりあるんだろうなーっていうふうに気づいたんですよね。
そして2つ目、とりあえずやってみるですね。
これはまさにこの音声配信もそうなんですが、
まあ得意か不得意かわからないのならとりあえずやってみようっていう精神でやってます。
はい。
まあとはいえこの音声配信はさておき、日々の仕事においても僕はこのスタンスっていうのは大事だなと思っていて、
必ずしも自分に得意な作業ばかりではないっていうのは普通のサラリーマンならそうだろうと思うんですよね。
でももちろん僕も新しい部署に移動になったりとかして、
自分が苦手かもしれないなという作業はあったりするんですが、
まあでもとりあえずやってみるっていうかやらざるを得ない。
でその中で平均点以上をとりあえず目指すっていう姿勢は大事なんだろうなーっていうふうに思うんですよね。
まあその中で自分の得意が見えてくるってこともあるんだろうなと思って今頑張ってます。
はい。
そして3つ目これは僕の中で結構思う節があってですね、
結果にだけ注目しないという点ですね。
これを詳しく説明していきたいと思うんですが、
まあわかりやすい結果が出るっていうことは、
これをやることは自分にとって得意なのではないかって思うと思うんですよ。
例えば僕はこう長距離走をやっていたと。
でまあ人よりどうやら足が速いらしいという部分はあると思うんです。
あの感じた部分はあったんですが、
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果たして足が速いことが得意なことなのかというと、
そういうわけではないんですよね。
それはあのセンスなのか努力なのかとかそういう次元の話ではなくてですね、
足が速いという結果の前にはもっといろんな変数があるということなんですよね。
つまりいろんな能力を組み合わせた結果、足が速いという結果が生まれているんですよね。
でそのいろんな変数をできる限り言語化することが大事なんだと個人的には思うんですよね。
それは僕は競技人生からも学んだことです。
例えばですね、足が速いという中でどんな変数があるのかといえば、
例えば体が頑丈であるっていうのも一つの変数、得意な変数の一つだと思います。
体が頑丈だったらタフな練習にも耐えられるという側面があります。
あとはですね、剣が長いとかそういう物理的な体のセンス、得意な部分っていうのもあると思います。
あとはですね、意外な部分で言えば内蔵が丈夫とか。
内蔵が丈夫な選手とそうじゃない選手で、やっぱり栄養の摂取の仕方で大きな差が出たりするので、そこも大きいなというふうにも思います。
まあじゃあお前はどんな能力が得意だったんだと思うと思うんですが、
僕個人として、個人評価として思うのはですね、僕は体の感覚が異常に敏感だったということに優れていると思っています。
それはどういうことかというと、今の体の状態と何かのアクションを起こした後の体の状態というのを
とても細かく敏感に感じ取ることができたんですよね。
なので自分にとって何が良いか、そして何が悪いかということがはっきりと分かるタイプの選手だったんですよね。
これは得意であり、弱点でもありということだったと思っています。
具体的に言うとですね、走るトレーニングっていうのは、実は走るトレーニング以外にもいろんなトレーニングがあります。
ウェイトトレーニングをしたり、いろんな補強と呼ばれる腹筋だったり背筋だったり、腕立て伏せだったり、もっと細かいいろんなトレーニングがあります。
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そして動き作りのトレーニングといって、ランニングフォームを矯正するための良い動きで走るためのトレーニングみたいなものもあります。
そういう多種多様なトレーニングをする中で、動きやすくなったなとか動きにくくなったなっていう感覚に優れていたんですよね。
それがすごく他の選手と比べてよく分かった。
そして自己評価としてそういう部分が得意だったと認識していたんですよね。
もしそれが自分は速く走ることだけが得意なんだという認識でいたら、なかなか速く走れなかった時に改善するためにはどうしたらいいんだろうっていうところの考えまで及ばなかったなっていうふうにも思うんですよね。
だから結果にだけ注目しないっていうことが自分の得意な能力の解像度を上げるために必要なことなんじゃないかなっていうふうには思っています。
まあ足が速いっていう例はちょっと私個人的すぎるなと思うので、ちょっとここでですね一冊の本をご紹介したいと思うんですが、
それはですね鈴木博明さんが書かれた私たちはどう学んでいるのかっていう本なんですね。
この本は実は能力っていうものは実は環境に依存するもので安定しないものであるっていうふうに書かれているところがあるんですよね。
つまり能力は安定性があって基本的にいつでも同じように働くっていうイメージを持つ人は多いと思うが決してそんなことはないっていうことなんですね。
つまり特定の状況下であなたの得意は発揮されているんですよっていうことがこの本の中で事例を交えて書かれているんです。
なので僕自身もですね、ランニングという特定状況下において体の感覚が敏感でありその前後の差分というのは分かったと。
でもそれがサッカーだったり野球だったりしたら自分の得意な部分っていうのは生きなかったなっていうふうにも思うんですよね。
だからこそもっとその結果はどうやって生まれているんだろうっていう部分にフォーカスしてじゃあ自分の得意って何なんだろうっていう部分を考えるっていうのは大事なんじゃないかなと思っています。
とはいえね、もう引退しちゃったのでまずはこうとりあえずやってみる。
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そして結果が出た時に自分の得意な領域っていうのは何でそれがどう結果に及ばせたのか。
あるいはどんな環境が自分の得意とマッチしたのかっていうことを考えるっていうのは大事だと思うんですよね。
これをお聞きの皆さんはご自身で何の能力がそしてどんな文脈で自分の得意が生きると思っていらっしゃるでしょうか。
もしよかったらですね教えてください。
そして僕の得意な部分もぜひ教えてください。
まあでもなんかあなたの得意な場所ってこういうところですよねって言ってあげるっていうのもなかなかないと思うのでそういうのって大事だなっていう風に改めて話しながら思いました。
僕もそういう風にしていきたいなと思っています。
というわけで今回は自分の得意な能力の解像度を上げる方法とはという話をさせていただきました。
僕自身もねこれからもっと解像度を上げるべくとりあえずやってみる。
そして結果にだけ注目しないっていうことをやっていきたいなと思います。
それでは最後までお聞きくださりありがとうございました。
ではまた。
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