恵子さんのボイシーと新刊
絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが、日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
好きなアイスは、パルムカフェラテ味です。
さて今回はですね、田中恵子さんのボイシーを聞いて、僕が思ったことをお話していきたいと思います。
恵子さんといえば、ボイシーパソナリティとして大変有名ですし、同時通訳者としてご活躍をされている方ですね。
今回そのボイシーを聞いてっていうのが、かなり初期の放送になります。
リンク貼っておこうと思うんですが、
シャープ75 自分の選択に迷ったらgood personというタイトルでお話をされているんですね。
なんで僕がこの恵子さんの初期の放送を聞こうかなって思ったかっていうと、
今度新刊を出されるんですね。
その新刊のタイトルが、言葉にすれば願いは叶うというタイトルになってます。
初のエッセイ本ということで、英語にまつわる、英語のフレーズにまつわるエピソードを紹介されているそうなんですね。
それが、ボイシーの初期の放送に近い内容になっているんですよねっていうふうに恵子さんおっしゃってたんですよね。
そうか、初期の放送かと思って懐かしいなって僕は思って、もう一回聞き始めたんですよね。
この放送良かったなっていう放送がありまして、それがさっき言ってたシャープ75 自分の選択に迷ったらという放送だったんです。
改めてこの放送聞くと、ちょうど今自分が置かれている状況とリンクしまして、
確かにそうだよなって思ったので、これを聞きのあなたにシェアしていきたいと思っています。
その内容は是非恵子さんのボイシー聞いていただきたいなって思うんですけれども、
その中で僕がいいなって思ったのが、恵子さんが大学時代の友人に励まされた言葉なんですよね。
当時恵子さんがご機嫌でいるためには自分のやりたいことをするのが一番だっていうふうに思われたそうなんですね。
自分のやりたいことをやっていたと。
でもそれをしすぎるのは自分のわがままなのかもしれないって迷われていたそうなんです。
でもその時、友人から恵子はgood personなんだから自分でも
I am a good personと信じていればきっと正しい判断ができるよっていうふうに言われてハッとしたんだそうなんですね。
で、このgoodっていう言葉、英単語についてこの後恵子さんが解説をされているんですよね。
つまりgood personとnice personの違いについて触れられています。
一見なんかこういい人間を目指しましょうって、自分はいい人間だと思い込みましょうって言うと、
なんかちょっとむずがゆいというか、いや自分そんなんじゃないしなって思っちゃいがちじゃないですか。
でもそうじゃなくて、そのniceとgoodに分けて自分はgoodなんだって思おうっていう話がされてるんですよね。
niceっていうのは礼儀正しいとか、親切とか、どちらかというと表面的な振る舞いの良さを指しているんですよね。
それに対してgood、good personで言えば、
人に対しての本当の意味での誠実さだったり、本当の意味での思いやり、
だから表面的にはちょっと冷たく当たっているようでも、
本当に長い目で見ればその人にとっては思いやりになるとか、
そのチームによっては良い結果に結びつくと。
あとはこれ話しながら思ったんですけれども、
人を変えることはできないけれども、想像力を持って相手と接するっていうことはできるのかなって思うんですよね。
だから自分自身が最大限想像力を持って相手とコミュニケーションを取る、
それが正義を取る、正義を持つっていうことなのかなって思います。
それがgood person、そういうことなのかなって思いました。
だからもっと深い部分で内面的な人間性という意味でgood personを目指す、
good personでいればいいんだよっていうメッセージなのかなって思いました。
その言葉に慶子さんは非常に励まされたっていうふうにおっしゃっていたんですよね。
それがすごく印象的でした。
それが今の僕の状況とどう結びついているかっていうとですね、
仕事の中で結びついているんですが、なので詳しくは言えないんですけれども、
ある種コンペを開催しているような状況なんですよね。
僕自身が。
開催する側なので、どこか一社を選ばないといけないっていうことなんです。
逆を言えば残り数社を選ばない、残念ながらあなたの会社は選ばれませんでしたってことを
お伝えをしないといけない立場にあるんですよね。
実はこれ何度か経験があるんですけれども、結構辛い部分ではあるんですよね。
っていうのも時間とお金をかけてコンペに参加してくれたっていうのもそうですし、
ある意味僕自身とも縁を感じてくれている部分っていうのもなんとなくあったりとかして、
でもそこを裏切ってしまうような感覚っていうのはなんとなく前から感じていて、
でもグッドパーソンでありたいっていうふうに改めて思ったんですよね。
それはちゃんと誠実に理由とかもそうだし、
残念ながら選ぶことができず申し訳ございませんっていう形で、
ちゃんと誠意を持った対応っていうか、コミュニケーションをしないといけないなっていうふうに思うんですよね。
選考自体は僕自身がやるわけではないので、
その選考の段階で悩む、そこもちゃんと苦しむっていうことまでやるっていうのはちょっとおこがましいかなっていうふうには思うんですけれども。
でもこれってビジネスだからといって無機質に切り捨てる、その方が認知的負荷は少ないっていうのは当然そうだとは思うんです。
でもちゃんと考えて、その情報を整理して上司に上に上げるっていうことは、
誠意を持ってやりたいなって思うし、
明らかに土俵の上に乗ってる段階でこれは違うなって思ったら、
早々にお断りするっていうのも一つの誠意だなって思うんですよね。
そしてもちろん自社の利益になるっていうことは前提にあるので、
自分たちにとって何が一番利益になるだろうっていう自分たちのことも考えつつ、
相手に対しても想像力を持ってかけてくれる時間とお金、
そして相手とのマッチング、選ばなかった企業への配慮等々、それも含めて想像力ですよね。
改めてグッドパーソンでありたいな、そんなふうに思ったお話でした。
新刊、言葉にすれば願いが叶う、も非常に楽しみだなって思っています。
というわけで今回は以上になります。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
ではまた。