素敵な出会い
絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスリートのカフカが日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
さて、今回は189回目の放送になります。
別に切りパンでもなんでもないんですが、よく189回も続けてこれたなぁと思うのと同時に、
なんか僕、2、3週間ぽっとスタッフをやらないで、急に3日連続でやったりとか不規則でやっているので、
まあ、曜日を固定したりして、週間にこの音声配信をしていきたいなぁと思ってはいますね。
どうしようかな、毎週月曜日とかにしましょうかね。
なんかそんな風に週間化したらいいかなってちょっと今思っているっていう雑談です。
さて、ここ2、3回で2025年を振り返った放送をしているんですけれども、今回は今年あってすごかった人のお話をしていきたいなって思っています。
もちろんたくさん素敵な方にお会いして本当に光栄だなって思う気持ちがあります。
仲良くしてくれる人もたくさんいて、なんで自分の中にいるとか思ったりはするんですけれども、なんかありがたいなぁと思う限りですね。
そんな中、僕がこの人に会ったのは自分の価値観がすごい広がったなって思う人がいまして、その人の話をしていきたいと思うんです。
その人はですね、生物多様性保全のアドバイザーをしてくれるおじさんです。
社内の方ではなくて、社外のとあるNPO法人のおじさんなんですけど、ビジネスとしても関わりがあるという人で、僕自身がですね、会社の中で生物多様性保全の取り組みを一番最初に始めるという時に、
まず行政の人とですね、とあるイベントで仲良くなって、その行政の人に何かアドバイザーとしてなんか適任な方もしいらっしゃったら紹介してくれませんかって言って紹介してくださったのがそのおじさんなんですよね。
実際に今社内でビオトープとか蝶を呼び込むバタフライガーデンとかを作ったんですけど、そのアドバイスの仕方がすごくてですね、その方のアドバイスをもとにいろいろな取り組みをしてます。
ただ作っただけではなくて、どうメンテナンスをしていくかみたいなこともアドバイスしてもらってますね。
それはもちろん、ボランティアでやってもらっているわけではなく、仕事としてやってもらっているんですが、だけどその仕事という枠を超えて、本当に生き物が好きなんだなっていうのが伝わってくる。
それがなんかとてつもないなって思うんですよね。
例えば、ここはもう少しこんな風にしたら生き物が来ますよとかって言い切る。
だからそんなところも専門知識を持っている専門家ではなくて、なんていうかな、そこに愛があるというか、そういう部分を感じるんですよね。
好奇心の重要性
あと、土をいじる時のためらいがないんですね。雑草素手で抜きますし、土をいじって、ここにダンゴムシいますね、いい土ですねとかって無邪気な顔をしながら笑いながらやられて、
なんかそこの壁がぶっ壊れているというか、僕のですね、僕の壁がいい意味でぶっ壊してくれている人だなというふうにも思っていて、そこがなんていうかな、ロジック、理屈で理論武装している感じというよりは、本当に純粋に生き物が好きなんだなっていう感じ。
それが伝わってきますね。そこがすごいなっていうふうに思っています。
あともう一つ印象的なのが、そのおじさんがですね、他の人にめちゃくちゃ頼りにされてるっていうことなんです。
なんかどこかこの人に聞けば大丈夫、なんかそう思われているような感じ。
まさに一番最初行政の人が、この人なら紹介しても大丈夫だろうって思ってくれてる時点ですごいことじゃないですか。
かつ話を聞いていくと、地元の、地元と言ってもすぐ近くなんですが、そこの近隣の方に対しても最初は保全活動をしているのにもあまり協力的ではなかったらしいんですよね。
でもその活動を続けていくうちに、あいつならいろいろ手伝ってやるかみたいなことを、近隣の住んでる人たちが言って、人の輪が広がっていって、なんか一つの活動になったみたいなことが起きているらしく。
本当そういうのってすごいなって思うんですよね。
さっき言っていた生き物が好きっていうのと、どこか人に信頼されるっていうところ。
その根っこにあるのって、やっぱり純粋な好奇心なんだろうなっていうふうに思うんです。
生き物が好きという純粋な好奇心、もっと知りたい、だから自分がそこを守りたい、そのためにいろんなことをやりたいっていう、その根っこの部分を手放していないっていう、だから信頼されるっていう。
普通に考えたら、その評価とか成果みたいなものが、自分はこれをしてきましたっていうものに、どこか牽引性を感じて人はついてくるみたいなところがある、そういう部分はあるんだろうけれども、
これが好きっていう気持ちを大事にしている人、やっぱりそういう人がいいなって思って、本当に僕自身はその人尊敬しているし、ビジネスパートナーとしても本当に信頼をして、これからもサポートをしてほしいなっていうふうには思っているんですよね。
僕自身が思っていても、会社とその人の会社のお付き合いというところもあるので、なかなかそこは一筋縄ではいかないところが多々あったりするんですけれども、
僕はその人の活動、その人の姿勢を見て、ますます生物多様性保全の取り組みっていうのを、もっと自分の腹に落としてやり続けていきたいし、もっと自然を身近に感じていたいっていうふうに思ったんですよね。
話があちこち行ってしまいましたが、そのおじさんに会えたのが、2025年、こんな素敵な人に会ったよっていう話でした。
はい、以上です。最後までお聞きくださりありがとうございました。
ではまた。