1. 絶望カフカの何者かになりたいラジオ
  2. #84 半径3メートルの「ゆるい..
2024-07-13 12:17

#84 半径3メートルの「ゆるいつながり」の幸福論

THE HOPE 50歳はどこへ消えた?/河合薫
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サマリー

カフカはリアルイベント参加後の感想を話しています。かわいいかおるさんと荒木ひろゆきさんの対談イベントでは、半径3メートルの人間関係の大切さについて話されています。

リアルイベント参加の感想
絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスレートのカフカが、日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
最近の絶望は、遅れてやってくる筋肉痛です。さて今回はですね、久しぶりにリアルイベントに参加してきまして、その感想なんかを話していきたいなと思っています。
何のリアルイベントに参加してきたかと言いますと、フライヤーブックラボが主催している、荒木ひろゆきさんと河合かおるさんの対談イベントになります。
そこに受講をしてきたという形ですね。非常に面白いお話が聞けたのと同時に、やっぱりリアルで聞く良さってあるよなというふうに実感をしました。
そこでいろんな気づきがありましたので、それを話していきたいと思います。
さて、先にリアルの良さというところをお話していきたいと思うんですが、実はその前日にですね、とあるロックバンドのライブを見てきまして、
その翌日には出張でとあるイベントとセミナーに受講してきまして、その足でその夜にフライヤーブックラボのイベントに参加してきたわけです。
要はリアル続きだったわけですね、僕の中では。
そうやって足を運んでリアルにその目の前でその人たちが演奏したり話をしたりするっていうのを聞く、見るっていうのはやっぱりなんか違うなっていうふうに思いましたね。
何が違うかっていうと、文章とか音声だけではない、もっと視覚情報とか体で感じる部分っていうのはすごくあるなっていうふうに思いました。
全然余談なんですけど、かわいかおるさんってリアルに見るのは初めてだったんですけれども、
なんていうか、ものすごく体が引き締まっていて、ものすごいストイックな方なんだろうなというのと、ボディメイクもかなりストイックにやられてるんだろうなっていうふうな印象を抱いたのと、
お話を聞きながら、まさに本の文章と文体が全くイメージが一緒だなっていうこともありありと感じることができました。
そうやって感じる情報ってなかなか希少だなぁと思いながら、リアルイベントの内容がですね、どうだったのかっていうのをお話していきたいと思います。
当日はですね、半径3メートルの幸福論ということで、まあご著書である、かわいさんのご著書であるザ・ホープの話をもとに、かわいさんがどんなキャリアを歩まれていたのか、
その中でかわいさんがどんな半径3メートルの人間関係を大事にしてきて、それがコネクティングドッツのようにつながって今があるのか、というお話をしてくださったんですよね。
それがめちゃくちゃ面白かったのと、これでもかというぐらいマシンガントークで具体的にお話しくださったので、話の詳細はですね、お話できない部分あるなというふうには思っているんですけれども、
半径3メートルの人間関係の大切さ
その中でかわいさんはですね、キャリアアップっていう言葉は私はすごく嫌いなんですってお話されたのが印象的でした。
つまりそのキャリアアップって階段のように駆け上がっていくイメージじゃないですか、なんとなくイメージつきますよね。
例えばA社でやっていた経験が土台になってB社でさらなる飛躍になったみたいな言い方ってされるじゃないですか。
そうじゃないんだとかわいさんは言ってるわけです。
何かその上下関係があるように見えるけれども、私はそうではなくて、確かにその全職のスキル、経験が役に立っているけれども、あくまでそれは横の関係であって何かこう縦の関係ではないんだと。
だからキャリアアップという考え方は非常に嫌ですっていう話をされていたのが印象的だったんですよね。
かわいさんは最初のキャリア、CAのキャリアを歩まれていた。華やかに見える仕事だけれども努力したいこともたくさんあったし、人間関係でも苦労されたっていう話をされていました。
それでも苦直に真面目に一生懸命に取り組んでいたら、見ている人は見てくれていたし、自分がこの先も付き合いたいなって思う人間関係はもちろん大事にした。
それだけではなくて身近な人間関係も丁寧に大事にしていった。
その結果として何かこう自分の中で培ってきたものがあるっていうふうに気づいた。
で、何か新しいことにチャレンジしたいって思って、次のキャリアで天気予報士になられた。
その前に海外に行かれたっていうこともあったみたいなんですけれども、天気予報士になられて、テレビで天気予報するキャスターになられた。
そこでも色々大変なことはあったけれども、苦直に真面目に一生懸命に仕事に向き合って、なおかつそこの人間関係も大事にしていった。
半径3メートルですよね。
そうやってやっていくうちにまた新たなチャレンジをしたいと思えるようになった。
そして今の健康社会学者というお仕事というか、一応そういう肩書きを名乗っているけれども、何でもいろんなことをやってますっていう言い方をご本人はされていましたが、
そういうCAさんになられて、天気予報士さんになられて、健康社会学者さんになられたというようなキャリアを歩んでおられる。
そこに定義はないんだと。あくまで横の関係で自分が一生懸命にやって、人間関係を大事にしていった結果、そういうふうになっていったということがとっても印象深いなぁと思いました。
僕自身に当てはめて、ちょっとおこがましいかもしれないですけど、アスリートっていうキャリアは死ぬほど一生懸命にやってきたという自負はあります。
そして引退してなお仕事は死ぬほど頑張っているっていうのは現在進行形であるなっていうふうに思っているし、
僕ならアスリート時代にもですね、半分業務としてやっていた仕事っていうのも限られた時間ではあるけれども一生懸命にやってきた。
なおかつそこの人間関係っていうのも大事にしてきたっていう部分はあったので、ある種なんかこう自分のやってきたことは間違ってなかったなっていうふうに思えた部分ではあるなっていうふうに思えましたね。
半径3メートルの人間関係を大事にした方がいいということは分かったと。
じゃあどうやってその人間関係を大事にしていけばいいのっていうのは、実はこのザ・ホープという本の中で書かれていたんですよね。
それを最後にご紹介していきたいと思います。
それは緩い繋がりと弱い繋がりの違いで、河合さんは表現されていたんですよね。
緩いと弱いの違い。そして河合さんが大事にすべきは緩い繋がりの方だというふうにおっしゃっていたんです。
先に弱い繋がりを説明していきたいと思うんですが、弱い繋がりってweak tiesって言って、社会学とかネットワーク論でよく聞かれている言葉なんですけれども、その弱いっていうのは
弱い繋がりだけれども、新しい視点や気づきを得られるネットワーク、そういう人間関係で、その主目的はあくまで生産性であり機械の拡大であると。
つまりその目的がはっきりしている弱い繋がり、言ってしまう人脈みたいなことに繋がるのかもしれないです。言葉のニュアンス的に。
そうではなくて河合さんが考える緩い繋がりというのは、むしろ無駄な繋がりであるっていうふうにおっしゃってるんです。
その無駄な繋がりが半径3メートルの人間関係には大事なのかもしれない。そんな主張されているわけです。
もうちょっと詳しく話しますね。
先ほど言った弱く繋がる繋がりっていうのは、情報を橋渡しする役目があって、一方で緩く繋がる人には何の役目もないんだというふうに言ってるわけです。
その何の役目がないことに意味があるっていうことですよね。
そこには利己じゃなくて利他の精神が生まれるし、誠実さや優しさ、思いやりといった感情が生まれる。
その緩い繋がりと弱い繋がりっていうのは、天と地ほどの大きな違いがあるんだということはおっしゃっていました。
だからその何の目的もないように見える、でもしっかりとした緩い繋がりっていうのが半径3メートルで生まれたときに、あなたは幸福になれるかもしれない。
それは引いてはキャリアに繋がるかもしれない。
なんかそんな風におっしゃってたのがとっても本の中では印象的だったし、ある種このリアルイベントで僕は補完をされたような気持ちになったんですよね。
そしてそのためにはどうしたらいいのかって言ったら、とにかく今の仕事に死ぬ気で一生懸命にやってくださいと。
そうしたら必ず人は見てくれるから、仕事においてはそういう風なことが大事ですってはっきりと言っておられたのが、僕の中ではすごく背中を押された気分になったんですよね。
皆さんはいかがでしょうか。緩い繋がりお持ちでしょうか。それは仕事の上で緩い繋がりお持ちでしょうか。
あるいはSNSや何かオンラインだったりする、そういうフィールドで緩い繋がりってお持ちでしょうか。
まあいずれにしたって自分が声を上げてこういう意見を自分は持っているんですってことを言わない限りはそういった緩い繋がりって生まれないですよね。
自分は持ちているだろうかって今話しながら思っていますが、
ひとまず仕事においては一生懸命に自分のやれるところはやっていきたいなというふうに思っています。
この音声配信も拙いけれども頑張っていきたいなというふうには思っています。
というわけで今回はフライヤーブックラボが主催されていた荒木隆さんと河合河原さんのリアルイベントに参加してみた、その感想をお話していきました。
最後までお聞きくださりありがとうございました。ではまた。
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