2020-10-03 1:09:08

Vol.129: 高橋 雄宇(NASA / JPL ナビゲーションエンジニア) 1/4

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何かとお騒がせなアメリカ大統領を見ていると、どんな生き方をしてもきっと大丈夫なんだよって逆に安心してしまうという面白くも複雑な気分になる板倉です、こんにちは。「1%の情熱ものがたり」33人目のインタビュー、最初のエピソード。高校二年生の時、N

投稿 Vol.129: 高橋 雄宇(NASA / JPL ナビゲーションエンジニア) 1/41%の情熱ものがたり に最初に表示されました。

00:01
1%の情熱物語
海外に住んでいる日本人は、日本人総数のわずかに1%。
この番組では、海外進出や起業を果たしたビジネスオーナーや経営者、
また各協会のプロフェッショナルな方々へ、対談形式でインタビューをしていきます。
日本の未来を背負うグローバルなプロフェッショナルたちの仕事哲学と、
そこに燃える情熱に、けまります。
こんにちは。
1%の情熱物語、129回目を迎えております。
元気ですか、皆さん。
元気でしょ。岡元気ですよ。元気ですか、ミツさん。
元気ですよ。沙織ちゃんは。
元気ですか。
元気ですよ。ミツさん元気ですか。
同じ始め方ばかりで。
あれですね、そうなるよね。
今これあれね、また1ヶ月ぶりの収録ですから。
そうそう、月に1回で4回分収録してるんです。
で、毎回ね、やり方を忘れるっていうね。
1回目はちょっとお許しいただいて。
で、ミツさんは最近共有事故はあります?
うちの妻が帰ってきたっていう報告をしとこうかな、ここで。
日本に行かれてたからね。
ずっとね、3月の半ばから半年ぶりぐらいに帰ってきました。
そんなに3月からだったっけ。
いろいろありましてですね。
おかげで飯がうまくて。
そうか、そうですよね。
自分で全部ご飯作ってたってことですよね。
まあね、かまたまばっかりだったけどね。
すごい量の炭水化物とタンパク質を日々摂ってたんですね。
よかったですね。
よかったですよ。
その話は置いといて、
ちょっとネタとして、これプチアメリカ情報的なネタなんですけど、
この番組にも登場してくれたアリスさんっていうソムリエの方の
Facebookで記事をシェアしてて見たんですけど、
えーと思ったのが、
03:00
おうちレストラン。
家のキッチンを使って作った料理を販売できるような法律が可決されるみたいな話。
これすごいよね。
レストランが今開けれないじゃない。
パティオだけとか、
オレンジカウンティーは25%のキャパだったら中で
お客さん入れてもいいですよってなってるんですけど、
4分の1ですからね、入れたとしても。
そうですね。
パティオがないところとかもあるし、
そういうのの救済の目的もあるみたいなんですけど、
プラス料理がすごい上手な人が、
得れるように自分が作ったものを、
だからデリバーとかで販売できるじゃん。
だからおうちがレストランになっちゃいますよみたいな。
すごーい。
すごいよね、この法律っていうかこのやり方。
どうやってやるんだろう。
一応条件としては、
食品エステーションとか、
どうやってやるんだろう。
一応条件としては、
食品衛生プログラムの受講と、
みんながレストランで働く人はみんな受けるやつね。
それと、保健局の審査を合格すればいいってやつだけなんで、
なるほど。
多分だから調理士免許とかいらないんじゃないかと思うんだけど。
こっちってその認可がすごい厳しいじゃないですか。
一応衛生上のところは厳しいよね。
だからその衛生局の認可っていうのが、
6ヶ月とかかかんないかなって思って。
そうね。期間はちょっとわからないけど、
多分家屋に来て、
食品の保存状態とか、
そのキッチンの中とかを見ると思うんだけど。
面白い。
でも本気でやってるレストランのシェフとかなんかはね、
きれいにしてるだろうし、分かってるだろうから。
分かってるだろうから。
そうですよ。
だってセレブリティシェフとかのお家って、
すごいキッチンあるじゃないですか。
そうだね。
使われてないのが多そうだけどね。
ほぼほぼね。
そうそうそうそう。
面白いですね、それ。
面白いよね。
そうなのよ。だからお家でレストランできちゃうんだと思って。
コロナおきに本当にいろんなことが変わりますね。
そうそう。だから僕の友達とかのシングルの独身の人とかも、
やっぱり飯が苦労してるんだよね。
でしょうね。
食いにも行きづらいし、食らったし。
確かに確かに。
作るって言ったってめんどくせぇしみたいな。
そういう人に作ってあげて、それで福祉のを得れるって言うんだったら、
いいよねっていう。
それは最高だって。どうしても人件費とか税金考えたら、
06:02
こっちってお弁当10ドル以下、1000円以下のお弁当ってほぼないに等しいじゃないですか。
そうね。
それを考えたらね、500円、5ドルぐらいで提供できるものがあったらね。
そうそう。
まあそんな小ネタでした。
えー面白い。パチパチパチパチ。
はい。
ということで、本編に入っていきたいと思います。
はい。
毎回ですね、一人の方のインタビューを4回に分けてお届けしているこの1%の情熱物語。
はい。
今回はまた新しい方の登場です。
そう。前回がね、覚えてるかな、セイコさんと言って、あの鴨瀬氏。
あのー面白かったね。
面白かった。そんな呼び名もあるのねっていうところから始まりましたね。
そうそうそうそう。
でね、その話してたのはあの微生物とか最近の話をしてたんですけど。
はいはいはい。
今回はですね、そのまあ真逆というかスケールアップしまして。
うん。
宇宙に関する。
いやー。
大好き。
あ、ほんと?
めっちゃ憧れます。聞くだけでね。
なんとNASAで働いていらっしゃる日本人の方で。
へー。
まあそれはいるよね。いるのは知ってたけど。
まさかインタビューできるとはって感じですけど。
すごいオポチュニティですね。
ねー、ほんとにありがたいことでご縁をいただきまして。
すごいすごいすごい。
でそのNASAのね、正確に言うとNASAの中のJPLというジェットプロプリュージョンラボラトリーか。
はい。
研究員みたいな。
日本語で言うとジェット推進研究所。JPLね。
はい。
っていうところで働いていらっしゃる高橋優さんという方にインタビューをさせていただいております。
じゃあちょっともう早速聞きたいので本編の方に行ってよろしいでしょうか。
どうぞ。
はい。
はい、1%の情熱物語。
今日が33人目のゲストになります。
今日はですね、NASAスラッシュJPLにてナビゲーションエンジニアをしてらっしゃる高橋優さんにお越しいただいてます。
優さんでよろしいですかね。
はい、優さんでお願いします。
09:01
じゃあよろしくお願いします。
お願いします。
今のタイトルの読み方で合ってましたでしょうかね。
はい、合ってます。
NASAのJPLという研究所があるんですけど、パサルナの方にあってそこでナビゲーションですね、そのエンジニアをやってます。
はい、一応ちょっと説明させていただくと、Jet Propulsion Laboratory、日本語だとJet推進研究所の略してJPLのエンジニアでいらっしゃるということで、ちょっと他のところに書いてあったんだけど、NASAで働く職員は4万人いて、その中で働く日本人はたったの20人っていうことなんですけど。
これは正しいことですかね。
まあちょっと変わってるのかな。
まあその日系の人とかやっぱり2世3世とかアメリカ国籍持ってる人とか入れるともっと当然多いと思うんですけど、
僕も日本から留学して日本生まれで、こっちで大学行ってとか行って働いてきた、働けるようになったので、そういう意味でもともと日本にいた人っていう数で考えると、
まあそうですね、職員も、ポスドクとかいろいろ研究員っていう立場もあったりするので、実際に何人っていうのはちょっと難しいんですけど、まあ100人は行ってないですね。
50人も行ってないと思います。
まあ20人、30人ぐらいだと思います。
そうですよね。
でもNASAが4万人なんですけど、JPLには6000人ぐらいしかいないので。
ああ、そうかそうか。
じゃあ6000のうちの20人ぐらいなのかな、2、30人。
そうですね。多分僕もJPLで働きだして、どれくらいかな、3ヶ月ぐらいは日本人に会わなかったので、発見されないといけないんですよね。
ああ、新しい日本人がいるみたいな。
そうです。で、ある日発見されて、それで他にいるんだっていうのを知ったので。
その時に知ったんですか。知らなかったんですか。
いや、だってもう本当に専門違うんですよみんな。
ああ、そっかそっか、やってることが。
歩いてても絶対会わないし。
うーん、なるほどなるほど。そうですね、キャンパスの中にクラスが違うようなもんですもんね。
そうですね。
そう、それでね、一応ナビゲーションエンジニアということで、ゆうさんからちょっとメールいただいてたのが、
衛星のナビゲーションというのは、現在地から目的地までの衛星軌道を描き、プランして実際に飛ばす、運用するということがあったんですけど、
衛星を飛ばす時の軌道を計算する、計算するだけじゃないかもしれないですけど、それを運用する仕事ということでいいんですかね。
12:11
皆さんのたぶん一番身近なナビゲーションのデバイスっていうのはたぶんGPSなんですけど、
GPSは別にどこに行くっていうのを教えてくれないんですよね。
あなたがどこに今いますよっていうのを教えてくれて。
スマホについてるGoogleマップとかで現在地がわかるようなやつですね。
はい、現在地がわかるのがGPSで、その後はGoogleのアプリとかが、じゃあここに行きたいんだったらこういうルートがあるよっていうのを計算するんですけど、
なるほど。
どこかに行きたいっていう、自分がA地点にいてB地点に行きたいっていう時に、まずA地点がどこかわかんないってしょうがないわけなんですよね。
どこにいるかわかんない。例えば自分がフランスにいるかもしれないし、北極にいるかもしれないし、どこにいるかわかんない時にアメリカに行こうって言っても、
どこの方向に足を踏み出せばいいのかわかんないんで、まずはこの宇宙のとっても広い、この宇宙の中で自分がどこにいますよっていう衛星がどこにいますよっていうのをまず計算しないといけない。
それがまず一つ目の仕事で、その後にじゃあここに行きたいと、例えば火星に行きたいとか木星に行きたいとか、そしたらそこにどうやったら、もう当然木星とか火星とかも動いてますし、
どうやったらそこに行けるのかなっていうのを計算する。だからそれがルート検索っていうことになると思うんですけど、さっきのGPSの例で言ったら、
それが運用するときのナビゲーションの仕事ですね。それも統計的に行きやすいルートと、行きやすいルートっていうのかな、成功しやすいルートと成功しにくいルートがあるので、
そういうのを統計的にちゃんと何%の確率で成功するとかそういうのをちゃんと計算してやるんですけど。
その失敗する、逆に失敗する理由っていうのはどういうものがあるんですか。
失敗するって例えば、もうほんと極端な話だと、遠い星になればなるほど何かの星を、惑星をすぐ旅行を通過してですね、フライバイっていうのをしなきゃいけないんですけど、
フライバイって言ったらグラビティアシストとかいろんな言い方があって、要するにその星に引っ張ってもらって加速するっていうことなんですけど。
その星が持ってる重力を利用するってことですか。
そうです。そうすると燃料がある程度少なくても加速できるのでもうちょっと遠くに行けるんですけど、そういうときに一番失敗、極端な話ですけど、もう星に突っ込んじゃって燃え尽きちゃうとか。
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星、障害物になっちゃうってことね。
はい、星というのは遠くに見えてる星じゃなくて、火星とかそういう、地球にスイングバイするときもありますし。
そういうときに例えば、軌道的にこれはもう80%の確率で地球にぶつかりますとか言ったら絶対飛ばせませんから。
そうですね。
はい。
そういう統計的な面もありますね。
そこにぶつからないように最短とか最速で行ける。
そうですね。それもいろいろトレードオフがあって、例えば今飛んでるハイアブザ2なんかはイオンエンジンっていうのを使ってて、あれはエンジンはものすごい弱いんですけど、ずっと加速、燃費がいいんでずっとつけてられるんですよ、エンジンを。
で、弱い力がずっと押してくれるんで、最終的にはものすごい加速ができるわけなんですよね。
持続力があるってことですか。
そうですね。はい。だから、例で言うと難しいけども、よく言うのは紙1枚の重さでずっと人工衛星を押すっていう、そういう例え方をするんですけど。
地球上でこんな紙に押されても別に手も動かないし人も動かないし何も動きませんけど、宇宙だったら摩擦がないので、それでちゃんと加速できるんですよね。
少しの力でいけるってことですね。
はい。で、それで何千時間、そうですね、何百時間とかずっとその力で押し続けてると軌道がうまく変われたりするんですけど、
そういうのがイオンエンジンとか燃費がいいミッションで、別に極端に言うとガソリンみたいな液体燃料っていうのを使って、そういうものを使うともうちょっと瞬間的に加速できるので、
燃費悪いですけど、もうちょっと、何て言うんですかね、
旬便に動けるというか、ここで瞬間的に軌道を変更して、それであとはもう何日かちょっと、クルーズって言うんですけど、エンジン吹かさないでじっと待ってて、
で、またこの軌道変更しなきゃいけない時にまたエンジンを吹かすみたいな、いろんなミッションの種類があるんですけど、そういうのも、例えばそのハイオブザ2とかだったら行って帰ってこなきゃいけないわけですよね。
はい。 なんで燃費が良くないともうしょうがないんですよ。
戻ってくる燃費を取っておかないといけないってことですね。
はい。
で、その、まあそうですね、4エンジンじゃなくて戻ってこれるところもあるんですけど、そういうミッションによってトレードオフがあって、燃料を少なくしたいのか、
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それとも時間を短く、例えば2年以内に帰ってきたりとか、2年以内に着きたいとか、時間の制限があったりとか、
はい。
そういうところで何のエンジンを使うのか、どんな軌道で行くのかっていうのがかなり変わってきますね。
なるほど。
ちょっといきなり話に入っちゃったけど、皆さんこれ、想像がついているだろうか。
とりあえずだから、地球からロケットで衛星を飛ばし、火星だったり木星だったりいろんな星に飛ばすときの軌道を計算するというのが、計算し運用する。
基本的には僕らは、ロケットの人たちが衛星を地球の外に送ってくれて、切り離された後の軌道を作るんですけど、
僕たちがこの星に行くにはまずここにいてくださいっていうようなことを言って、そしたらロケット屋さんが、じゃあそこまで頑張って衛星を届けますみたいに言うわけですよね。
それで、じゃあそこに着いたと仮定して、僕たちは例えば火星までどういうルートがあるのか。
着いたら着いたで、地球もそうですけど、アメリカの上通るのか、ドイツの上通るのか、ヒマラヤ山脈を見るのか、全部もう全然軌道が違うじゃないですか。
南北に飛ぶのか、東西に飛ぶのか、その高さも違いますし。
地球の回っている向きもありますしね。東に向かって飛ぶのか、西に向かって飛ぶのか。
そういうのを全部、この無限にあるトレードスペースの中で、やっぱり何かやりたい科学的理由があるわけですよね。
例えば何キロメートルまで近づきたいとか、この星。
それで、例えば太陽の当たり方はこういう角度で、ちょうど正午の時にそこを通過したいとか、いろいろあるわけですよ。
そういうのをちゃんと満たせるように軌道っていうのを作るんですけど。
僕、真っ直ぐ飛んでいるものかなと思ってたけど、じゃあ真っ直ぐ飛ぶわけじゃないんですね。
そうですね。だからイメージ的にはゴルフやってて、行きたいホールは常に動いてるんですよね。
星っていうのは動いてる。で、プラス自分も動いてるっていう。
めちゃくちゃ難しくないですか、計算っていうのも。
21:03
素人の発言ですけど。
しかも重力、引力もあるわけですよね。
引力は関係ないのか。
いや、重力計算が基本的に、それがコアな計算になってきますね。
地球だけじゃなくて、月も引っ張ってますし、木星も引っ張ってますし、太陽も引っ張ってますし。
だからそうやって引っ張られることによって、この宇宙の中を楕円で飛ぶんですけど、人工衛星っていうのは。
この楕円の形っていうのをどう組み合わせたら、目的地に将来行けるのかとかね。
そうですよね。結構数ヶ月とかかかりますもんね。
火星だったら、そうですね。火星、月だったらもう数日で行っちゃいますけど。
今飛んでますよね、火星に向けて。この間なんだったっけな。
パーサヴィアレンスっていうローバーが今向かってますね。2月に着陸しますけど。
あれも、火星はちょっと近いんで大変なんですよね。もう半年後に着いちゃうんで。
それは近い方なんだ。
長くても10ヶ月とか9ヶ月とかで着いちゃうんで。
着いちゃうってことは、それまでに準備を整えなきゃいけないので、色々チェックすることがあるわけですよ。
仕事が詰まってるわけだ。
はい。打ち上げる前と打ち上げた後っていうのはやっぱり、ロケットの振動とかって色々特性が変わってるので。
色々チェックして、ちゃんとカメラが動いてるかとかそういうのを一からチェックし直すんですけど。
それをもう半年とかで全部やるのはすごい大変なので。
なるほど。
僕のやってる今ミッションは木星ミッションがメインでやってますけど、着くだけで5年かかりましたからね。
そうなんですね。
木星ってちなみにどれくらい遠い?
地球と太陽が1だとすると、木星っていうのは太陽と木星の距離っていうのは5になります。
1対5ですね。地球と太陽の距離と地球と木星の距離が1対5。
はい。だから一番近いときは4になるし、一番遠いときは6になるっていうことです。
地球が反対側に行ったときは6になるってことですね。
つい近地下木、だから火星の次になる。
土天海明。
火星と木星の間がすごいギャップがあるんで。
火星と地球はちなみに1対2とか。
24:02
火星なんだろうな。2ぐらいかな。調べてみましょうか。
僕今絵を見ながら話してたんですけど、それぐらいの距離に火星が描いてますね。
2ぐらいなのかな。僕火星やんないんで全然わかんないですね。
もしかしたら太陽より近いのかなこれ。そんなことないか。
そっかそっか。でもそこの火星まで半年ってことは、おそらくそうですね。数年かかるってことか。木星まで。
火星は1対5でしたね。直接行くわけ、まっすぐ行くわけじゃないので。
ああ、そっかそっか。
あんまり、当然この太陽から遠ければ遠いほど時間はかかるんですけど、
直接まっすぐ行くことっていうのは難しくなってくるので、そうするとさっきちょっと言ったフライバイとかそういうのをして、
例えば、僕がJunoってやってる木星のミッションやってるんですけど、
それを1回地球に戻ってきて、地球に引っ張ってもらって、木星の方に行ったので、
そうやっていきなり行くんじゃなくって、1回何かの星に引っ張ってもらって、火星に戻ってくる。
火星に戻ってくるんだ。
なるほどね。ちなみに今までYuuさんが関わったミッションっていうのはちょっとここで言っとくと、
純惑星ミッションDawn、木星ミッションJuno、今のやつですね。
あと小惑星サンプルリターンミッション、オシリス、レックスっていうものかな、オサイリス。
英語だとオサイリスですね。
もう一つがエウロパ着陸機、エウロパランダーっていうのが関わったお仕事っていうことですね。
今、現在進行形なのがその木星ミッションのJunoになるんですかね。
木星のJunoとオサイリスレックスもやってますね、まだ。
エウロパランダーもやってます。Dawn以外はやってます。
平行してやってらっしゃるってことなんですね。
そうです。
ちなみに具体的に仕事作業ってパソコンでずっと計算をするっていう。
そうですね。基本的には僕はハードウェアやらないので、
ナビゲーションで別にものがあるわけじゃないんですよね。
ソフトウェアの方ってことですね。
計算を成り立たせるために、衛星がさっき言ったどこにいるっていうのがまず一番大事なんですけど、
27:02
自分の居場所をつかんで、それでどうやったら目的地にっていうことを考えるんで、
まずどこに自分がいるんだっていうのを計算するときに、衛星から直接データをもらわないといけないんですよね。
そうすると衛星側にももちろんレーダーが必要で、地球側にもレーダーが必要で、
そこでレーダーっていうものを作らなきゃいけなかったりするわけですけど、
僕は別にそれを作ったりする立場にはいなくて、そういうデータがもう地球に来た後に、
それはもう簡単に言ってしまえばあれですよね、もうビットの0と1の入り混じったデータですけど、
それを元に、
難しいけど、難しいな。
それを元に、その0と1っていうのは人間が読める数字に変換するんですけど、
それをした後に、そういうものがあると仮定して、
じゃあそこで使うナビゲーションのソフトウェアがあるので、
それを使って、じゃあこういうデータが来たからどうやって、
このデータっていうのが現実なんで、
現実に対して僕たちの持っている物理法則っていうのは合わせないといけないわけですよ。
なるほど。
僕たちが例えば打ち上げる前に、衛星はこう打ち上げたらこういきますよって言っても、
絶対そこに行かないので、絶対連れてるんで。
予想はするけど、合わないってことですね。
ちょっとずつパラメータが違うので、
実際にデータが意味の通るようなモデルっていうのを構築しないといけないので、
そこでそのデータから、
そのモデル、フィジックス、物理のモデルっていうのを作り上げていくっていうことを。
それは基本的にソフトウェアなんでパソコンで全部できますね。
でもさっきおっしゃってたように、飛んだ後にずれてくるから、
最初に計算してもうこの通り行けって言ってボーンじゃなくて、
飛んだ後もまた計算し直さないといけないってことなんですね。
そうです。だからそれが最初の方に行ったゴルフみたいだっていうの。
もう常にずれてるじゃないですか、ゴルフは。
そうですね。止まってても風が吹いてるし。
そうそうそうそう。
だからそういう、宇宙飛んでると太陽風っていうのが、プラズマの風っていうのかな、
そういうのでデータがめちゃくちゃになっちゃったりするわけですよ。
それで衛星が何このデータよくわかんないって思って、
セーフモードっていう、シャットダウンではないんですけど、
30:02
とりあえず今こんがらがってよくわかんないから地球からの信号を待ちますっていう、
セーフモードっていう状態に入ったりするわけですよね。
例えばそれが軌道修正したい時、エンジンを吹かせたい時に起こったりすると、
エンジンが動かせない状態にいるので、また軌道を作り直したりとか、
そういうこともいろんな宇宙でいろいろ思ってないことが起こったりするので。
すごいっすね。
でもそれが毎日あるわけじゃないですけどね。
それをみんなのチームの頭の中で同じ絵を描いてるわけですよね。
今ここら辺にいてこういう状態になっちゃってるから、ずっと想像してるわけですよね。
物を見てるわけじゃなくて。
そうですね。地球に来るデータっていうのが現実のワンスライスを見てくれてて。
結局数字をずっと見ているわけですよね。
基本的には。それをビジュアル化ある程度しないと追いつかないので。
そういうのがソフトウェアの中にあったりするわけですけど。
それはグラフィックに描かれて、絵として見えたりもしてるわけですね。
はい、そうですね。
多分NASAの適当にGoogleでJunoの軌道とかトラジェクトリーとか言ってやったら多分何か出てくるんですけど。
そういうのは僕たちがソフトウェアで計算したやつっていうのを誰かにあげるんですよ。
この誰かが僕はよくわかってないんですけど。
メディアの人とかがかっこよく仕立ててくれてビデオ作ったりとか。
一般の人が見てもわかるような状態に落としてくれるってことですよね。
ビジュアル化してくれるっていう。
僕らの段階ではそんなにかっこいい、NASAってかっこいいみたいなそういうビデオを見るってことはないですね。
割と結構地味というか。
そうですね。
華やかな感じではないのかな。普段の仕事はね。
もう旗から見てたらパソコンオタクと変わらないです。
ちなみにあれなんですか、月から金とかってレギュラーなあれがあるんですか。
基本的にはミーティング出てれば成果主義というか、プロジェクトごとに。
さっきアナウンスしていただいたミッションが僕は3つあるので、
週に何パーセントその時間にプロジェクトに使わなきゃいけないっていうのは決まってるので、
33:06
基本的にはミーティング出てれば、
僕は基本的には6時ぐらいに一回起きたらすぐメールとかチェックして、
人が邪魔入る前にある程度片付けてっていうような。
昼ぐらいにちょっと運動して休んでみたいな。
結構ミーティング以外はフレキシブルにやってます。
なるほど。じゃあいつやってもいいっていうかフレキシブルなんですね。
今日もちなみにね、コロラド、そうだそれ言うの忘れてましたけど、
僕ロサンゼルスでUさんコロラド州の、シティ名はコロラドですか?
ボルダーっていうところの近くですね。
にいらっしゃると。
じゃあそこで3時ぐらいか4時ぐらいまでお仕事されていらっしゃって、
っておっしゃってましたね。
この後も仕事しますけど。
この後も仕事しますけど。
すみません貴重なお時間をいただいております。
ボルダーってでもあれですね、山登りとかトレイルとか自然が多いイメージで。
そうなんですよ。もともとそういうスポーツのメカっていうか、
僕は大学院でここの大学に行ってたんで。
ああそうか。
それでもう土地館もあったし、クライミングとか、僕はやってないですけどクライミングは。
ランニング、マラソンとかね、そういうトレーニングではものすごい世界的にも有名な場所でですね。
スキーも有名ですよ、コロラドは。
ちなみにでも普段というかJPLはパサデナが本拠地なんですか?
そうです、パサデナなんですけど3月にコロナで全部しまったので、ちょっと逃げてきたんですよね。
逃げてきたんだ。
それはじゃあ別にどこにいても仕事はできるから、もう少し人がいないところに。
こっちの方が公園とかもいっぱいあるし。
そっかそっか、家族的にも過ごしやすいっていうのがある。
子供いるんで、初めはカリフォルニアはもうなんか、こっちはそんなにひどくなかったですね。公園普通に空いてましたけど、
いろいろ規制があったので、カリフォルニアは。こっちの方がいいやと思って。
伸び伸びはできないですもんね。
そっかそっか。
じゃあね、ちょっとごめんなさい、話が長くなりそうなんで、ちょっと今もう一つ質問させてもらうと、
今ユーザーの中で一番フォーカスしてることって何かあります?
36:01
フォーカスしてることですか?
今何フォーカスしてるかな。今ね、野球やってますね。
お休みの日に野球チームに入ってるんですか?
いや、友達で野球うまい人がいるんで、ちょっと投げ方からちょっといろいろ直してもらって。
もともとやってたんですか?
いや、もともとサッカーなんですよ、僕は。
で、ランニング、マラソンとかも結構やってたんですけど、ちょっと新しいスポーツをいろいろ、せっかくコロナで。
時間があるから。
せっかくっていうのもおかしいですね。
まあなんか自由に、自由の時間が増えたっていうわけじゃないんですけど、その配分が自由になったので、
別に8時から5時までオフィスにいるっていう必要はなくなったので、
そのこまめに休憩入れてちょっとキャッチボールやろうかとか言って。
で、バッティングとかもまあミーティングの間の体を動かしてちょっと頭すっきりするっていうか、そういう感じで。
何か新しいことやると、新しいことやるとなんかいろいろ自分の体も学ぶので、いろいろチャレンジしてます。
あとフットボール投げれるようになりたいんですけどね。
確かにね。
僕全然ダメなんですよ、あれ。
僕もダメですよ、僕手小さいし。
クルクルクルやって回たないといけないですよね、あれ。
でもあれはなんか、
そうなんですよ、あれが難しくて。
軌道がありそうですね、なんか計算できそうな、一番飛ぶ回転。
計算上はなんかね、回転させたらいいだろうって思うんだけど、手がうまく動かないんですよね。
僕はあんまり仕事のことは普段考えてないです。
野球も面白そうだな、そっかそっか。
あそこはじゃあオンオフ切り替えができるタイプなんですね。
はい。
ちなみに質問すると、情報収集の方法ってどういう、メディアに触れてる時間が一番多いとかあります?
僕は基本的にはもうなんか、このコロナの前はもう毎週のようにもう勤動は誰かにあってて、日も多分誰かにあってて、
もうなんか人にあっていろいろ学ぶっていうのをよくやってたんですけど、
自分で家で人呼んだりとか、研究者なので、僕もそういうカルテックの学生とか、
USCの学生とか、UCLAとかいろいろこう学生とか、ポスドクとか先生とか、いろいろそういう友達が多かったので、
で、こう集まって、別に課題話をするって言って集まるんじゃないですけど、
39:00
まあ、なんかどんなことやってんのとか、で、そういう話の中でこう新しい知識を得るっていうのは、
僕はやっぱり一番大事にしてたんですけど、専門家から直接学べるし、っていうので楽しみにしてたんですけど、
なんかそれができなくなっちゃったんで、今はどうですかね、今基本的にメディアは僕はNPRってナショナルパブリックレディオしか聞いてないかな。
それはポッドキャストで聞くんですか?ラジオで聞くんですか?
えっと、もうあのサイトを見るだけですね。
ああ、そっかそっか。NPRね。僕もNPRのラジオは聞いてますけどね。
車で聞いたりとか。
まあ、なんか最近はちょっと、何て言うんですかね、聞いてくると暗いニュースも多いし。
まあね、ほんとそうですよね。
カリフォルニアもだって火事が。
そうそうそう。
だから最近はなんかもうちょっと、昔、なんか本とかね、読んで。
最近またアニマルファームと1984とそれ読んで、今読んでるのはブレイブニューワールドっていう、なんか古典っていうんですかね、なんかそういうのちょっと時間ができたんで読んでますね。
ブレイブニューワールド、知らないな。
1984はね、この間ね、Appleがちょっとディスられてましたけど、ディスられてるっていうか。
あ、そうなんですか。
ディスられてるじゃないな。
フォートナイトっていうゲーム?僕はあんまり詳しくないんですけど、そこはAppleのストアで。
なんかありましたね。
その1984の映画がパロディーになってて面白かったですけどね。
あ、そうなんだ。
なるほどなるほど。じゃあ昔の映画を、映画じゃない小説を読んだりしてらっしゃるわけですね。
はい、ちょこちょこ読んで、まあそういうクラシックな知識っていうのは色あせないので。
そうですね、確かに。
いや、なんかそういう本を読むにもボールだってなんかすげえ良さそうだな、雰囲気が。のんびりしてそうで、いいですね。
気をつけてないとアホになっちゃうんで。
いやいやいやいや、だいぶ皆さんより一般人より上行ってると思いますんで。
いやいやいや。
確かにね、頭の体操はでもしないとね。
そうなんですよ。
頭使わないと本当はいかんなと思いますね。
ありがとうございます。じゃあちょっとね、今から過去のお話に入っていきたいと思うんですけど。
私のめちゃくちゃ憧れの職業です。
42:19
え、そうなの?
私は昔からNASAとかJAXAとかって言葉が大好きで、筑波のJAXAにもよく足を運んでいましたし。
そうなんだ。
そう、もう本当に憧れるんですよ。
あのね、しかも私木製が一番興味があって。
マジか。
そう、木製担当。聞きました?
いやちょっと今木製担当なんで、架線はちょっとわかんないですね。
めちゃくちゃ言ってみたいですよ、それ。
かっこよすぎますよ。
マジか、どんぴしゃだったね。
感動。もうちょっとぞっとしました。感動しちゃった。
マジで。
いやー、なかなかないですよ、こういうところでお仕事されてる日本人の方にお話し聞く機会。
本当だよね。
いやー、木製って、でも何年もかかるんだね、行くまでに。
だって、例えばマーケティングのプロジェクトをやりました。
じゃあこのインスタグラムのプロジェクトをやって、結果が出るまでに5年かかりますってことですね。
そうそうそうそう。長っ。
いやー、長っ。やっぱり忍耐がないとできないお仕事ですね。
半年とかならまだね、なんかあれだけど。
そう。
5年となるとちょっと。
そうですよ。
すごいことやってるよね、でもさ。
壮大だなー、かっこいいなー。
本当にでもさ、地球から大気圏を出たときに計算してたのとずれるって言ってたじゃない。
はいはいはい。
そっからまたさ、ちゃんとつくように計算をし直すっていうさ、めっちゃドキドキするよね、なんか。
いや、そうですよ。
それで作り終わったらどうすんの?とか思うけど。
いや、ほんとほんと。だってそれをやってみても、ちょっと試してみようとかできないじゃないですか。
そうそうそうそう。いきなりね、やべやべこんな状態になってるわっつって、そっからじゃあどっち行く?みたいなことをね、やらないといけない。
そう、ダメだったけど、ちょっとトライしてみるね、でも結果出るの3年後だけどちょっとトライしてみようかな。
そうだね。
すごいなー。ねー。
やっぱりそれぞれで分かれてるんですね。
例えば地球からロケットで発射してその目的地、切り離すところまで行く人たちとその切り離してからの人たちとっていう全く別のね、プロジェクトなんだと。
45:01
そういうことも知らないから。
いや、俺も知らなかったけどね。でも、ゆうさんのインタビューする前に何個か動画を見てね、感動したのは火星にローバーが着陸するってやつで。
それがすごい分かりやすくて、やっぱりロケット最初はね、みんなが想像するような地球のボーンって上に上がっててヒューって行って、
絶対危険、出る前に1回燃料タンクを離すじゃん、切り離すじゃん燃料タンク。
で、出てからまたもう1個の燃料タンクなのかなあれは。
外して、どんどん外して。
そうそうそうそう。
で、最後すげーお皿みたいなUFOみたいな形したやつだけになってさ。
多分そっからなんだろうね、軌道の計算は。
そうですね。そうなんですね。
地球の重力がもうかからないようなところに行ってから、じゃあどうすべって感じなんだろうね、きっと。
すごい、面白い。面白いなあ、すごいなあ。
でもさ、両方動いてんだよ、こっちとあっちと。
こっちも動いてるんでしょ。
風が吹いてきてさ、どうやって計算するんだろうね、ほんと。
なんかやりましたよね、社会人入手とか大学入手とかもあったけど、カメさんがこの速度で走ってます、うさぎさんはこの速度でもうちょっと早く、で一周回っていつ追いつくでしょうみたいな。
はいはいはい、何周目で追いつくかみたいな。
それも、そうそうそう、それも解けない。それもできない。
だよね、それの上さらにそのグランドが動いちゃってますとかさ、そういう経緯でしょ。
そうそう、右に回転しちゃってますとか、でもそれのすごい壮大なバージョンってことですよね。
そう、やばいよね。
面白いなあ、でもなんかお話聞いてて、やっぱお好きなんでしょうね、やることが。
そうだね、好きじゃないと。
そう、週末とかも違う分野の人のお話とか、ご所属の方の話とか、専門的な知識でね、思って研究されてる方の話を聞くのが楽しいって。
人に会うっていうね、意識してね。
そうそうそう、言ってたからやっぱり好きなんじゃないですかね、そういうことをされるのが。
いやこれ本当にね、後でね、第2章、3章ってかセクション2、3とかでも確か出てくるんですけど、やっぱそれをもう意識してやってらっしゃるんですよ。
僕もこのインタビューしてるのもその理由があるんですけど、やっぱり人に会うって知識の幅が広がるじゃないですか、自分が持ってない考え方とか、自分が持ってない分野でもちろん皆さんやってる話を聞けるんで。
48:04
そうですね。
それを多分意図して、自分のフィールドを広げるためになってらっしゃるっていうのが、緻密だなというか、楽しんでるんだと思うんですけど。
いやー、だって好きじゃなかったら週末までも仕事の話になっちゃうでしょ。
そうだよね、仕事の話ね。
そうですよ。
そりゃそうだよね。
確かに週末はしないからな。
よくね、シェフの方とかもやっぱお家でもご飯作ったりするとかいう人もいるし、逆にすごい切り離してる方もいるし。
そうね。だからナチュラルにそれはできちゃうんだろうね、そういう人は。
なるほどね、なるほどね。
ところ、24時間365日それを聞いていて情報を入れるって自然にできるってことですよね。
そういう自分を作るっていうのがね、もしかしたら。
なるほどね。
秘訣かもしれないね。
そういうヒントをこれからのインタビューで聞けるかも。
本当にね、考えられているっていう感じが。
考えられているって言い方おかしいんですけど、すごい効率的に合理的にというか、全てに無駄がないような気がし、一面があると思います。
無駄だらけだなって思いますね。
そういう遊びはもちろんあるんですよ。
それすらも。
それすらもでしょ。
未来に変えていくというかね。
ボーッとするときは、よしボーッとしようとしてボーッとできる人でしょ、きっと。
そうです。
気づいたらボーッとすること多いですもんね。
意図せず、ボーッとした。
そうそう、あれこれ車どうやってここまで運転して帰ってきたかボーッとしてたんだよ。
俺もあるよ、フリーウェイの出口を3日くらい通り過ぎてから気づくやつ。
嘘です、それはないですよ。
あるある。
嘘。
だいぶ家通り過ぎてるけどみたいな、あるよ。
なんだよ、ボーッとしてるってね、ありますよね。
じゃあちょっと次回はどんな話ですか。
そうそう、そんなゆうさんも一応東京の出身でね、そこからここまでたどり着いたわけですけど、そこまでの道のりというか。
今ね、子どもたちもNASAで働きたいとか宇宙の仕事したいとかって思ってる人いっぱいいると思うんだけど、
本当。
ねえ、さおりちゃんが憧れたようにね。
はいはいはい。
そういう人にもすごい参考になるお話じゃないかなと思いますが。
51:00
いいですね。
はい。
わくわくしながら楽しみにしております。
はい。
リアルアメリカ情報。
よっ。
このコーナーでは最新のビジネス生活情報をアメリカ、ロサンゼルスよりお伝えしてまいります。
はい、なんかちょっと言い方がいつもと違ったけど。
本当?
そんな感じだったっけ?
だいたい毎回違うから。
大丈夫です、大丈夫です。
今回はトランスジェンダーについて。
おお、出た。
そう、なんかね、よくここのリアルアメリカの人たちがね、
そう、なんかね、よくここのリアルアメリカの人たちがね、
LGBTQコミュニティとか、
うんうん。
とかゲイ、レズビアンとかセクシャル系の問題とかをね、取り上げたり。
今、ジェンダーフリーですね、はいはい。
うんうん、してますけれども、
ちょっと今回はトランスジェンダーというものにくぐってお届けしますが、
どうなんだろうね、トランスジェンダーって言葉って日本で認知されてるのかな?
されてんじゃないの?カタカナで。
されてるかな?
漢字で言うと、ってか日本語で言うとなんだっけ?
性同一性障害?
ああ。
病名としてはね、そういう感じになるかな。
よく、私が日本に行ったときによく聞いていたのは、
性同一性障害っていうことのほうがなんか、
多かったかな。
トランスジェンダーのほうが通ってるような気がするけどな、俺の感覚だと。
通ってるのかな、今の漢字では。
うん。
そうそう、でもトランスジェンダーとは何かと言うと、
ビキュペディアによると、
生まれたときに割り当てられた性別が、
自身の性同一性と異なる人。
自分が男の子で生まれたけど、心は女の子だとかね。
身体は男だけど、心は女の子ね。
そうそう。
性同一性は、性自認、ジェンダーアイデンティティとも呼ばれ、
自身のジェンダーをどのように認識しているかを指す。
すなわち、トランスジェンダー女性は、
女性の性同一性を持ち、出生時に男性と割り当てられた人。
でも自分自身は女の人だと思ってる。
でも、生まれたときには男として割り当てられて生まれてきたって感じ?
うん。
54:01
通常は、人を形容する言葉として、
トランスジェンダーの人、トランスジェンダー女性などなど、
人を指す名詞として使われる。
で、トランスジェンダーをトランスと訳すこともある。
ということで、アメリカでは結構トランスって言いますよね。
トランスとか、そうなんだ、みたいな感じで、
かなり認知されていて、特に日本だと、
エンターテインメント業界にLGBTQの人が多いから、
そういう意味では馴染みは深いと思いますね。
はいはいはい。
最近ね、この何年くらいでしょうね、
昔はそういうタレントさんってあんまりいなかったけど、
すごい今はね、
多いですね。
多いよね、イメージ的に。
これあんまりテレビ見ないけど。
ここ10年くらいじゃないですか、一番増えてるのは。
マツコ、デラックストっていうね。
そう、マツコさんの場合はただの女装家。
まあまあ、そっかそっか。
難しいの。
でもトランスジェンダーとして有名なのは、春菜愛さんとか。
男性として体は生まれたけれども、
自分は女性と認識している。
っていう感じで、日本の場合は実際に性転換手術をして、
女性に生まれ変わることで、戸籍を変えることもできる。
それ昔から?最近かな?
結構前からじゃないですか。
そっかそっか。
私が学生の頃はみんなそういうふうに変えられる時代でしたよ、もう。
アメリカでもそういう人は多くて、
よくここでも話題に挙げさせていただいているカーダシアンファミリーのパパ。
はい。
陸上のアメリカの金メダリストなんですけど、彼は。
ブルース・ジェナーっていう男性だったんだけど、
どれくらいかな?5、6年前に、私は女性なんだ、
自認識は女性なんだって言って、女性に変わった。
あ、そうなのね。
そう。
全然知らんかったわ。
そうなんですよ。
そうなんですね。
3人のパパ、正式には2人のパパで、あとの3人は義理の父、ステップファーザーだったんですけど、
急に女性なんですって言って、女性に変わって、今はケイト・リン・ジェナーとして活躍してます。
これでもどの時点から女性になるんだろうね、このさ、上と下とあるじゃない?
うんうんうん。
顔とかももちろんそうだけど、見た目で分かりやすいのはやっぱり胸と、このあそこですよね。
57:08
うんうんうん。正規?
正規ですよね。
そうですね。
そのどっちかだけやってる場合はどうなるんでしょうね。
全然認識だからあれなんじゃないですか、結局自分が認識。
いやそうだけど、戸籍は変えれるのかね、その時点で。
戸籍は分かんない、どういうふうになってるのかな。
難しいね。
いやそうそう、すごくなんか複雑ですよね。
だってね、別に、例えば、見た目は男性でも自分が女性って思ってて、認識してたら女性ってわけだし、みたいなね。
そうですよね。
あとさ、あれだよね、お手洗いが最近ユニセックスでは増えてて、どっち入ればいいか分かんない人が増えてるんだろうなっていうのはね、社会的に。
確かにね。
過去はだから女性なのに、なんか男子便所入って行ったぞ、今みたいなのがあるわけでしょ。
よく見ますよね、最近、男性マーク、女性マークと、あともう一個ついてるスカートが半分だけついてるマークの3つ並んでる、なんていうの、トイレ?
マークがトイレについてるから誰でもどうぞっていう。
誰でもどうぞのやつね。
そうそう、すごい増えてるなって身近でも感じますよね。
それは前なかったもんね、それもだからこの数年でしょ、2,3年とかじゃない?
うん、特にそれはここ2,3年。
特に私たちがLGBTQコミュニティの大きいカリフォルニア州ロサンゼルスにいるっていうのもあるかもしれないけど、
でもそれこそIKEAとか行っても、IKEAの広告でソファーに転がってる2人のカップルは男性同士だったりとかもするし、
もうすごい色んなものが変わってる感じはありますよね。
そうか、でもその転換手術って日本でもできるんだっけ?
どうなんだろう、私が覚えてる学生の頃は皆さんタイとかに行ってやってた気がする。
そうだよね。
今できるのかな、日本。
ね、ちょっとわかんないけど、でもアメリカはそれがすごい増えてるっていう印象があって。
そうね。
ちなみにアメリカのトランスジェンダー率っていうのを発表しているリサーチがあるんですけど、
UCLAのロースクールのウィリアムズインスティテュートのところが発表していて、
1:00:03
まずアメリカ、じゃあ三谷さんに質問。
アメリカ全体でトランスジェンダーのパーセンテージ、何パーセントでしょうか。
全人口に対して?
そう。
その、整転換をしてる人じゃなくて認識をしてる人ってことだよね。
そうですね。自分がトランスジェンダーだとアイデンティファイ、認識してる人。
3パー。
それめっちゃ多くないですか。
そしたら100人に3人になっちゃいますよ。100人に3人がトランスジェンダー。
多いか?じゃあ1パーぐらい?
0.6パーセント。だから200人に1人ぐらいはトランスジェンダー。
でも俺そんなぐらいいてもおかしくないような、あれだけどな。それはカリフォルニアだからか。
あれじゃないですか。LGBTQはもう全然多いと思いますよ、パーセンテージ。
そうかそうかそうか。それとはまたちょっと違うのか。
別なの。トランスジェンダーの人とゲイ、レズビアンとかバイセクシャルの人は全く違うから。
ちなみにね、LGBTQ。
なるほど。
どれぐらいなんだろう。で、一番、じゃあちなみに一番多い州ってどこだと思います?
まあニューヨークかカリフォルニアじゃないの?かハワイ?
と思うじゃないですか。あ、そう!ハワイ!正解!
あ、へー。
ハワイなんですって。
ハワイはな、いろいろオープンだからね。
そうそうそうそう。はいはいはい。あのね、今ね、LGBTQコミュニティの調べたんですよ。
うん。
えーとね、4.5%?
あ、へー。
ぐらいが自分がLGBTQだと思ってる。
なるほど。
多いですね、すごく。
さっきの3%にちょっと近い数字だな。
うん、近い近い。でもそういう感覚だし、まあLAだったらもうちょっといるんじゃないかと思うぐらい多いですよね。
うん、そうね。
で、やっぱりまあ年齢別で言うと、その18歳から24歳の若い世代が自分がトランチェンダーだって認識してる人が多いと。
ということはそれよりも上の人では認識してるけど言ってないっていうか、言いづらかったとかいう人もいるんじゃないの?
まあいると思いますよ、たぶん。
ね。最近はそれがオープンにできるような社会になってきたというか。
そうそうそうそう、環境とかもコミュニティーの感じとかもあるんでしょうね。
うーん。
まあ最近ね、その話題が取り上げられることが多いっていうのが理由の一つとして、
トランプ大統領がトランチェンダーはアメリカの軍に入っちゃいけないとかっていうようなことを言って、それに抗議が殺到したとかいろいろあったりしていますから、
1:03:10
で、オバマ政権はどちらかというとトランスジェンダーとかLGBTQコミュニティに対して関与だったけど、
今のトランプ政権は違うからとかって政治的な絡みもあったりするということですね。
なるほど。なんかね、聞く話によるとこのコロナになってからそういった手術をする方が増えているという話も聞きました。
まあそう、人に会わないからさ。今のうち手術してさ。
そうそう。気づいたら。
女性になったとかね。
そうそう。やりやすいじゃないけど、タイミング的にいいのかもしれない。
いいタイミングかなって感じですよね。
手術中はなんかね、いろいろ包帯、包帯じゃないけど。
晴れちゃったりとかするからね。
そうそう、ありそうだしね。
ということで、今回のリアルアメリカ情報はトランスジェンダーについてお届けしました。
はい。
決めのコーナーです。質問。
質問。さおりちゃんは宇宙人、地球外生命体はいると思いますか?
います。
お、即答ですね。
もちろん。
それはどこにいると思いますか?
いますよ。目の前にも私たち。
この話しましたっけ?
しましたっけ?
ここにもいるよって今、顔の目の前にも。
顔の目の前にもいますよ。いるし、ただ私たちが認識できる生物じゃないかもしれない。
エネルギーだけかもしれないですね。
何をもって生物とみなすからね、それは。
生物とみなすから。
だってね、私はほら、おばけも神様も信じる、スピリチュアル系を信じるから。
なるほどね。
そこも入れるとね、どこにでもいるみたい。
はあ。
みつさんは?
いや、俺もいるとは思いますよ。ただ、そういうスピリチュアルというよりももっとリアルな微生物みたいなのが。
ああ。
あの、木星だっけ?どっかの惑星に氷があるとかね、そういう話なんかちらちらあるじゃん。
ねえ、聞きますよね。水があったから生物がいるみたいなね。
そう、そう、そう、とかね。だから、この宇宙のどっかにはそれはいるだろうと思うけどね。
ねえ、でもなんか。
1:06:02
うん。
いや、この太陽系、僕らが今到達できるような範囲にはわからんけど、もっと遠くにはもっといっぱい星があるわけじゃない?
いますよ、銀河系ね。
ただ、それがもしいて、まあでもそうね、高度な宇宙人、人間のような知能を持ったものがいるかどうかはちょっとわからんけどね。
うーん、まあ確かにね。
まあでも、いてほしいけどね。
いや、いますよ。なんかいるって、この辺に頭の人とか目の前にいて。
いるんか。おるよって言ってんの。
そうそう。私のイメージでは、私たちが庭を歩いてて見るアリの大群とかアリの家族を見てる感じで見られてると思ってる。
そっか、でも見てたらさ、なんかちょっかい出したくなんない?この。
だからやっぱりいろいろ出されてんじゃないです?
UFOの目撃とか、それの。
なんかわかんない、地震とかもなんかちょっとチョンって突っついて、どう?
わかんないけど。
ちょっとビビった?みたいな。
そんで。
ちょっと違う。
なるほどね。
まあそういうの考えてると面白いよね。
面白い。そうそうそう。答えはないし、わかんないし。
いいですね。宇宙は広くてなんかワクワクしますね。
そんな感じ。
ということで、どっちからいくんだっけな。
今回お届けしているインタビューの内容、ウェアアメリカ情報のインフォメーションはブログに掲載しております。
podcast.086.comまたは1%の情熱物語で検索してみてください。
はい。皆さんからのお便りや、iTunes、iTunesじゃないのか今はもう。iTunesか。
まあまあいや、レビューをお待ちしております。
あとパトロンさんですね。
経済的支援も可能なものがありますので、ウェブサイトチェックしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、今週も聞いてくださってありがとうございました。
ありがとうございます。
また来週お会いしましょう。
じゃあね。
01:09:08

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