日曜日の特別企画
ZEROから始める、ポッドキャスト生活、かっこっかりー。
はい、このポッドキャストは、我々1.2倍速推奨夫婦が、サウナや映画、ラーメン、もしくはそれ以外について、曜日ごとのテーマで、好き勝手に喋っていこうという番組です。
はい。はい。というわけで、日曜日になりました。日曜日になったんでしたね、そういえば。なんかまだ違和感ありますけど。前回から。
そうですね。まだ違和感ある。土曜日でね、ちょっと数ヶ月やってきたんで。そう、急に日曜日って言われて、ちょっと戸惑いを隠せません。
で、今回、初の試みが。また?こないだも初の試みって言ってなかった?やっぱりさ、その新作映画を2人で見て喋るっていうことが、数週間できなかったのがあって、
いろいろ考えたわけ。だから監督トークショーやったりとか。はい、やったね。いろいろ考えたりした。今回もそういう感じ。
一応映画ジャンルのポッドキャストで、映画を飛ばしたくないなぁみたいな。中で試行錯誤して曜日を変えたりとか、いろいろ特別回、特別編やったりとかしてきている中で、
今回考えたのは、旧作会。まあ旧作会は普通にあってもいいよね。だって新作に限ったわけじゃないから。新作だって別に言ってないから。別に見た映画のレビューしてるよ、好き勝手に喋ってるよっていうだけだからさ。
で、たまたま新作映画を見る機会が多いっていうだけであった。うん。やってきただけ。だけで。で、今後は旧作会もあるよって。うん。今回が初のだけで。
っていう。まあまあ早速タイトルを。はい、じゃあタイトル、今回の映画の作品、タイトル名を教えてください。はい、今回の作品は、映画、声の形。
はい。です。 声の形ね。声の形はちょっと前っていうか結構前だね。
だって2016年9月17日、もうすぐ8年ぐらい経つわけです。もうすぐっていうかもう8年ぐらい経つ。 そんな経つんだね。なんか
4、5年前ぐらいかなって思ってたんだけど。でしょ? うん。
だから見ることにしたのに、あれ?これっていつだっけ?って思ったらさ、そんな前なの。うん。 びっくりだね。びっくりでしょ。びっくり。うん。
なんで見なかったの? なんで?他に優先する、見るものがいっぱいあったからじゃない?
だと思ったのよ、俺も。でもそれも事実。で、しかも別に映画しか見てないわけでもないじゃん。 他にも見るものもあるし、やることもあるし。
あのね、思い出した。なんか、しんどそうだ。 あの、それはあるね。確かに。そう。確かに。あらすじだけはさ、なんか予告とか、そのポスターとかに書いてあるから、わかんじゃん。
で、ただね、この原作漫画がすごいヒットしてるんだけど、原作漫画は別に読んでなかった。 うん。
だから原作ファンでもないし、なんかテーマしんどそうだなって思った。 うん。だから気合い入れないと見れないと。うん。
だから劇場で見たかったのに、劇場が終わっちゃったんだよね。 なるほどね。だから、あの配信が始まったところで、ちょっと後回ししてた。
あー、なるほど。気にはなってたけど、ちょっと気持ちが追いつかなかった。 そう。確かにそういうところあるかもしれない。
そしたら、8年経った。 タイムリープ。
ちょっとしんどいなーとか言ってたら、8年も経っちゃった。 すごいねー。
作品の評価
そんなになっちゃうんだねー。 なので、今回ですね、見たわけです。我々二人で。
なんで見たんですか? 今回なんで見たか、あれですね、まあ私見てないけど。
映画、「君の色」がね、公開されたわけですよ。 公開されましたね、つい前日。
で、あなたは見てないんだけど、俺一人で見てきて。 なるほど。
山田直子監督。 なるほど、あんまり見てこなかった。
そういえば、声の形をまだ見てない。 で、ちょっと君の色の話を一人でするよりかは、見てない声の形、
映画、声の形を二人で見て喋ろうかなと。 そういう理由で決めました。
そもそも声の形気になってはいたし、 見たいなぁと思っていた作品だったから、いいきっかけになって良かったねって感じもあるね。
ちゃんと見れて良かった。 この作品はね、まあちゃんとヒットしてるし、何だったらその
漫画?原作漫画だね。大今義時さんっていう人による、 まあまあ声の形で同じ名前の漫画。原作漫画がありまして。
があってね、それがこうマガジンに連載されて、大ヒットみたいな。 すごいヒットの仕方ではあって、当時。
あ、知ってる? 知ってる知ってる。 読まなかった? 読まなかった。 何で読まなかったの? なんか読むタイミングじゃなかったのかなっていうのと。
しんどかったんじゃない? それもある。 やっぱりね、このなんかねテーマがしんどいね。
ちょっと気軽に読める感じじゃん。手出せないなっていう 心理的ハードルがあるじゃん。
を感じてしまって、 手元にあったりとか誰かが持ってて直接お勧めされたりとか、貸してくれたりとかそういう
タイミングがあったら全然読むんだけど、自分からわざわざ読みに行くっていう モチベーションになりづらいかったのかな、当時。
なかなかしんどいね。 しんどいね。 実際この映画、こういうの買ってしもうしんどかった。 見た感想はしんどかったね、確かに。
ので、やっぱり予想は当たってた。 あ、この映画やっぱりしんどいんだと思って。
まあ見てよかったけど、見るまでね、なんかしんどそうだなぁみたいな 感じはね、してたから多分見なかったし、あなたも漫画は読まなかったです。
あるね、そういうの。 なので、まあ見たんだけど、そういえば監督のことあんま知らないなぁと思って。
で、まあ俺は君の色も見て、この度映画、声の形も見たんだけど、知らないなぁと思ったから
っていうかこの人何なんだっけと思って、ちょっとフィルモグラフィー的なやつを 振り返ったら
そもそも元々がその京都アニメーションにアニメーターとして入社している人なんだ。 アニメーターなんだ。そうなんだ。制作じゃないんだ。アニメーターなんです。 じゃあ絵描く人なんだ。そうなんです。
でね、その入社が2004年。で、2005年にエアーって知ってる? なんかタイトルは知ってる。エアーって読むのかな?
エアーで原画を担当している。だからこの人入社して1年で原画マンになってる。 あ、動画じゃないんだ。もう1年で原画マン。原画やってる。すごいね。
だからこの人、めちゃくちゃアニメーターの人なんだ。 そう。
その後に、えっと、クラナドって知ってる? タイトルは聞いたことある。クラナドで演出家デビューをしてるわけ。
1年で原画マンになって、2年で演出家デビューしてる。 さらに2009年に、あの軽音です。はいはい。
で、監督デビューです。 すごいね。だって軽音ってさ、もう社会現象的なものになった作品なわけじゃん。
ただ申し訳ないのが見てない。 見てない。全然見てない。でも社会現象になってるから知ってるじゃん。
もう軽音一大ブームみたいなさ、ことになったじゃん。 なった。それでみんなギターを買い始めてギターをやり始めるってね。
あ、そこまでか。そんなになった? なってるなってる。なってるなってる。じゃあもう社会現象だね。
で、その後に映画軽音。だから軽音の劇場版だよね。 その長編映画監督にもそこでなるわけ。だからそのテレビシリーズの監督になった後に、
2年後に劇場版の監督になる。この出世というか。 階段の登り方すごいね。すごい速すぎる。何段飛ばしで上がってない?
すごいよね。この人。普通の人からしたらすごいすっ飛ばし方でね。 飛び急してるね。
で、そのまんま行くのかなぁと思いきや2013年に タマコマーケットっていうので、オリジナル作品。だから軽音っていうのは原作があるわけ。
タマコマーケットってオリジナルなんだけど、それで 監督をする。さらに多分そこそこ人気が出てるわけじゃん。
タマコマーケットは。俺も知ってるぐらいだし。 その続編となる、これも映画。タマコラブストーリーも監督。
でまぁ、もう軽音でも賞を取ってるし。タマコマーケットってオリジナルの映画。 タマコラブストーリーだけど、でも文化庁メディア芸術祭のアニメーション部分の新人賞を受賞してる。
もうね、原作ものだけじゃないんですよと。 オリジナルでも評価されてるわけ。だからね、俺ね、君の色ってさ、オリジナル作品なわけ。
タマコマーケットとかタマコラブストーリーを見とけばよかったなと。 あーなるほどね。 軽音とかも見た方がいいんだろうけど、軽音はちょっと飛ばして。
タマコマーケット、タマコラブストーリーを見るべきだったなと。 そうだね。原作ありきじゃなくて、オリジナルがどうなのかっていう、その山田監督のオリジナリティが出るものを見とかないと、
君の色との差がわからないというか、 本質的な部分がわからないよね。
でね、あの映画、声の形だって原作ものなわけ。 そうなんだよね。原作がすごいから。
で、まあ今はね、京都アニメーションじゃなく、サイエンスサルっていうところね。 ユアサ監督で有名なサイエンスサルかな。
っていうところで、エースとか監督をやってるという人なんで、
ちょっと知らなすぎたかな。 君の色を見るには。
だし、声の形っていうのをどう考えたらいいかっていうのに関しても、 ちょっと過去作品を見てないし、この人を知らなすぎたかな。
なるほどね。じゃああれですね。もう何だっけ。 タマコラブストーリーを見るっていうところで。
以上って感じですかね。 タマコマーケットも見たほうがいいけど、これ続編なんで。
脚本も重要なの。この吉田玲子さん。 この吉田玲子さんって脚本家だしキャリア長すぎるから、
もう作品上げだしたらもうキリンないけど、めちゃくちゃいっぱいあるわけ。 テレビドラマとかも色々やってるわけ。
でも、アニメーション、例えば劇場アニメだけを揃えると、 見てわかる通り、もうめちゃくちゃ山田監督の作品をほぼ全部やってるんじゃないかな。
この人ね、ずっとタッグを組み続けてるわけですよ。 っていう関係性が見て取れるし、映画声の形っていうのは、
原作漫画はコミックにすると7巻ぐらいあるらしいんだけど、 今回は2時間ぐらいの尺の映画にさ、なってるわけじゃん。
これってもう、やっぱり脚本がどういうものになるかで、すごく作品の出来が変わってくると思うんだよね。
そうね、まあ原作読んでないから、ちょっと何とも言えない部分ではあるんだけど、 だいぶいい感じにできたんじゃない?
上から見せる。 だいぶいい感じにできたんじゃない?
わかんないけどね、原作読んでないから。 でも原作読んでない人でもわかるぐらい、わかりやすいし、 自然な感じになってたんじゃないかなって思う。
でしょ?いやもうそれだけで、もう脚本が成功していることは間違いない。 ちゃんとだって、あれって2時間に収まってたじゃん。
話が。 ちゃんと起承転結で終わってたから。 でし、なんかもうちょっとこうして欲しかったなっていうところも別にないでしょ?
そんなに。そんなにはないね。言えばあるけど。 それはね、探せばね。
だってそれはコミック7巻分だよ。 それはあるでしょ?例えばその主人公2人以外の登場人物の掘り下げ方っていうのは、だいぶ少なくなってる。
周りの友達はだいぶ薄いというか。 いきなり出てきた感とか、いきなり離れちゃったりとか。
その展開の速さみたいなところは、ちょっとすごいカットしてるなみたいなところは感じるけど、 別にそれが不満にはならないかなっていう。
まあそれはしょうがないよねっていう部分と、 メインの2人に主軸を置いてるんだろうなっていうところで、意図は読み取れるから、
映画のテーマと表現
いいんじゃないと思うけどね。 そのまとまらせる上手さみたいのは、やっぱり脚本の力感だと。 もちろん演出もあるんだろうけど、
あるんじゃないかなと思ってて、 俺はそのこのやっぱり山田監督が吉田玲子さんっていう脚本家をすごく信用してる部分なんじゃないかなってすごい思った。
今、演出の話で思ったのがさ、ちょっと感想も言っちゃっていい? 感想で言うと、結構さ、舞台が
岐阜県じゃん。大垣? 大垣って岐阜だっけ?
水のさ、最初の川、鯉にパン揚げたりとか、 水のイメージが要所要所にあって。
川がいっぱい出てくる。 川はいろんなところで出てくる。滝も出てくるし、
原作もそうなんだろうけど、それとは別に、 原作がどうなのかわかんないけど、その水っぽい水の中とか、
水の感じの場面転換の時に一瞬、イメージ映像じゃないけど、 インサート的なのとか、
そういう水っぽい表現がいいなって思った。 水に潜っていく感じの表現とか、鯉の餌をパンあげるじゃん。
パンを落とす時のパンが水に落ちていく感じの。あの感じとか。 抽象的な感じの映像がちょいちょい入ってくるんだけど、それがすごいいいなぁと思った。
それはね、おそらくアニメの演出だね。 本当に監督の演出なんじゃないかなぁと思う。
原作は漫画だから、漫画には表現しづらい部分で、 なさそうだなぁと思ったから、アニメオリジナルなのかな? アニメっていうか映画オリジナルなのかなぁと思って、いいなぁと思った。
もし要素があったとしても、アニメですごくそれは強調されてるだろうし、 やっぱりアニメオリジナルの演出だと思う。
その水の表現がいいなぁっていうのが思ったかな。 ストーリー的には?
ストーリー的には、やっぱりヘビーだよね。 ヘビーだからやっぱりちょっとつらい部分も多かったし、
ズッシンってくる話だなぁっていうところで、 見てよかったとは思うけど、難しいね。ちょっと言葉にするのが。
俺はね、ストーリーって基本的に漫画も同じ、原作も同じだろうから、 原作を読んだところで同じだと思うんだけど、
主人公を石田章也、男の子だとすると、 もっといじめっ子みたいな感じで、
まあそれがその立場逆転するみたいなことになって、っていう話じゃん。 俺ね、もうね、まさにああいう感じなんだ。少年時代。
ああ、そうなんだ。 きっつい。もうこれは経験したことがある奴だなぁみたいな。
っていうのを察して、しんどいかもって思ってた気がしてて、 ああ、やっぱりそうなんだみたいな。もちろん別にあの
聴覚障害のある少女をいじめるなんて経験はない。 そんなことしないんだけど、どっちかって言ったらいじめっ子側だよねみたいな
あの少年時代、もう本当に小学校の、 まあ、高学年まではそうじゃなかった。まあでもそうかも。まあ小学校時代からの、
だんだん浮いてくるみたいな。まあこの主人公は極端にいきなり浮いちゃったけど、 まあそういう似たような経験っていうのがあるから、
きついって思った。 これきついんだよなぁっていう。
なかなかにしんどいよね。そう、わかりみがすごいあったし、 それ見せられるってきつい。だから本当に見る人によってはあの
グサッてくるところはあるだろうし、逆の立場でもグサッと来るのかもしれないし、 見れない人も多いと思う。結構ね、あのすごいセンシティブな内容だなぁって
思うんで、当時その物議をかもした後から調べるとさ、 なんかあの賞は受賞したけど本市に載せられないみたいなことがあってからの
なんとかかんとかあって、載せることができたらすごい読者に評判が良かったみたいな。 っていうことがなんかね、後から調べて分かったけど、
まあそれはね、この当時はちょっと難しかったんじゃないかなみたいな。 まあでも絶対載せるべきだったし、発表して良かったなぁと思うし、
映画にしても良かったとは思うけど、なかなかきついよねって。 そうね、もうそれしか言えない。それしか言えないんだよな。
2016年の映画業界
きつい映画だったな。まあまあ見て良かったと思う。 いい映画ではある。
で、最後にね、これ2016年じゃん。公開。 8年前だね。そう、8年前の映画業界どうだったかなっていうのって、まあみんな忘れてると思う。
パッと出てこないはず。わかんないね。 なので、ちょっと当時の工業収入ってどうなったのかっていうのを紐解いてみたら、
なんと1位は、 君の名は。
はあ、君の名はの年だったんだ。 この年は君の名はの年なんだよ。
もう一世を風靡してますからね。 社会現象。それこそ社会現象ですよ、またも。
もうね、ずっとフィーバーしてたからね。本当に。 君の名はいやーってなったら確かに、
まあ映画、声の形が若干影が薄くなるのは仕方がない。 だって君の名は一色になってもおかしくない。
ただね、これちょっと待って。 何? これ第1位じゃん。第2位は、スターウォーズ フォースの覚醒です。
スターウォーズなの? そう。なんとこの年、この年っていうか前の年なのかな。
あの年末に、スターウォーズシリーズのですよ。 ナンバリングシリーズの新作が満を持して公開された。
これスターウォーズフォースの覚醒って、世界歴代公衆の中でもトップ10ぐらいに。 フォースの覚醒ってさ、ナンバリング的にはさ、エピソード7。
7? 1、2、3、4、5、6があれでしょ。旧作っていうか旧シリーズっていうか。
4、5、6が旧3部作。 で、その後に1、2、3があって、でも
ジョージ・ルーカスとしてはそこで終わってるわけで。 でもまた出すっていう新3部作みたいな。
なるほどね。じゃあもう何十年ぶりかの新作スターウォーズだってことで色めき立ってた年だ。
そういう年です。 なるほどね。そういうことか。じゃあ2位だわ。
で、2位だけじゃないわけですよ。 なんと
第3位 シン・ゴジラ
シン・ゴジラ来ちゃいました。 これさ、日本の実写映画界で言ったら、この年1位はシン・ゴジラでしょ?
そうだね。シン・ゴジラの実写、放画の時に言うとね。 で、君の名はもうアニメであったし
何だったらスターウォーズが新作が接見してた。 そんな年ってすごく。
映画界的に業界的にすごい年だね。 すごいんです。2016年。そうなんです。
やばい年だわ。 そんな年だったからもしかしたら、映画公演の形は我々がその時に見ることがなく
8年も経ってしまったのかもしれない。 その可能性もありますね。
まあ今回ね、君の色公開記念ということで。 公開記念なの?
ということであの急遽、旧作のレビューみたいな。 レビューって言うのかどうかわかんないけど、をさせていただきましたということで。
君の色とは結局関係なかったっていうか、あんまりよくわからなかったんだよね。 だからもうタマコマーケットを見た上で
判断しましょうっていうことですよ。 なるほど。じゃあまたタマコマーケットの時にでもお会いしましょうというわけで。
やりますか。ちょっと山田監督ね、追っかけていきましょう。 というわけでまた次回もポッドキャスターお楽しみに。それではサンキュー&ネクストムービー。