ソールライター展の印象
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はい、みなさんこんにちは。このチャンネルは、作るをテーマに空間と時間を共にした仲間がそれぞれが持つ発行させた技を対話を通して、さらに次の作るを実現する番組です。
今日も康太郎雑技団チャンネルをお聞きいただきありがとうございます。
本日はですね、先日渋谷で行われている、東京の渋谷ですけども行われたソールライター展に行った3人のメンバーでお送りしたいなというふうに思います。
まず簡単に自己紹介お願いします。千秋さんお願いします。
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はい、千秋です。よろしくお願いします。
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はい、千秋さん今日もよろしくお願いします。そしてなんとこちら雑技団チャンネル初登場でございます。トミーさんよろしくお願いします。
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よろしくお願いします。トミーです。
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よろしくお願いします。
はい、今日のテーマはですね、それぞれが感じたソールライターとはというようなことで進めていきたいなというふうに思っているんですけれど、先ほどもちょっと話をしたですね、渋谷で行われているソールライター展っていうのがあるんですけども、
そこに、その中でですね、朝吹真里子さんと小倉ひらくさんとドミニクチェンさんと森岡由悠季さんと我らが渡辺豪太郎さんがイベントがあってですね、トークイベントがあったんですけども、
その中でですね、僕らが3人がですね、他にもいらっしゃったんですけども、阿波県のメンバーが何人かいてですね、ソールライター展に参加して、ぜひこのソールライターについてそれぞれが感じたことをちょっと話をしたいよね、というようなことで今日は時間をとって話をしてみたいなというふうに思っております。
で、まずそのソールライターっていうこの写真家なんですけど、写真家についてちょっとですね、簡単にしあきさんのほうからご紹介いただければと思います。よろしくお願いします。
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はい、私もソールライターは今回のソールライター展で初めて知ったんですけども、日本では2015年ぐらいまでほぼ無名だったと言われている写真家で、
ニューヨークで自分の身の回り、すごく近い家の周りの2ブロックぐらいのところをずっと写真を撮っていたっていう写真家さんです。最初、お家が宗教家のお家だったので、お父さんからは神父になれって言われて新学校を出たんですけども、
どうしても写真家になりたいということで、家出をしてニューヨークに飛び出して、写真を教わった。で、自分でその写真を勉強して写真家の道に進んだっていう写真家さんなんですけども、
ファッションダッシュの写真なんかを撮って、それでかなり生計を立てていたってこともあり、売れっ子の写真家さんだったんですね。
もちろんちょっと絵を描いたりもされてて、絵を描いたりとか、街角のスナップなんていうのはあまり有名ではなくて、割と亡くなってから発見されたみたいなところがあって、数々の残した名言とか、街角のスナップっていうものに注目が集まって、
日本では2015年かな、文化村ミュージアムで初めての個展が行われたっていうことをきっかけに人気が出た写真家さんです。
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素晴らしい。ありがとうございます。
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分かりやすい。
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本当?
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分かりやすい。
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よかったです。
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今回ザスギダンチャンネル初のものを表現するというか、ないものをどう伝えるかみたいな、かなりハードルが高い中では本当にスタートありがとうございます。
実際これ、イベントも面白かったんですけども、イベントのことはちょっと一旦横に置いといて、それぞれがですね、ソウルライター展に行ってみて、どういうようなところがよかったかとか、
あとは横に置いといてっていう話をしたんですけど、イベントの中で登壇された方たちの言葉とかで印象に残ってる、何でもいいんですけど、
ちょっと心に残ってることをシェアしていきたいなというふうに思うんですけど、
トミさんいかがですか?
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自分からシェアさせていただきます。
ドミニク・チェンさんとソウルライターの関係性
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今回我々が参加したイベントが、7月の13日にあったイベントで、発行文学研究会によるソウルライターの写真と浮世絵というテーマなんです。
この発行文学研究会が何かっていうと、5人の方が集まって発行文学研究会っていうのを企画というか楽しまれていると。
そのメンバーが、作家の朝吹丸子さん、森岡書店の店主の森岡さん、発行デザイナーの小倉ひらくさん、情報学者のドミニクさん、
そして我らがコンテクストデザイナー渡辺幸太郎さんの5人でやっているイベントですね。
いつも各月ぐらい集まって、月に1回1冊本読んできて、それをどういうものだったかっていうのをシェアするっていうような会をされているらしいんですけど、
今回はそれをソウルライターと浮世絵っていうテーマでやられて、
かつその会、基本的にはクローズドで、この5人だけでやっていたのを一般の参加者も集めて話を聞いてもらおうっていうイベントに我々が参加したという形になります。
なので、この5人の方たちがソウルライターと浮世絵っていうテーマでどういうことを考えてたかっていうのをそれぞれの方がシェアされたっていうのが、
会全体の中で、その中で自分が一番グッときたというか印象に残ったのが、心の師匠であるドミニク・チェンさんなんですけど、
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心の師匠。
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ドミニクさん最近好きすぎてしょうがないんですが、
何がよかったかっていうと、ドミニクさんが選ばれたのが、ソウルライターの持っている茶の本に書かれている、
何でしょう、その茶の本をもらったらしいんですけど、そこに書かれていた一節にすごい注目されて、ソウルライターを深掘りされていたっていうところがあります。
そこに書かれていた、
おかくな天神の茶の本ですね。
それの英語版。
SOTでしたっけ?
そうです。
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SOT、そうか。
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そこに書かれていた、要は何でしょう、ソウルライターが何かを書いたんじゃなくて、ソウルライターに茶の本を送った人がいると。
そこに落書きじゃないですけど、ちょっとしたおしゃれな一節が書かれていたっていうのが、ドミニクさんの着眼されたポイントですね。
書かれていたことが何であったかっていうと、ちょっと英語を読めないんで日本語訳をバーッと書き写したものを読み上げますと、
真摯にお茶を配し続けるあなたへ、あなたを敬愛する茶のことを記した皇帝の子孫より、っていうコメントが書かれていたと。
これが誰が書いたものかっていうのを、ドミニクさんがいろんな情報であったりとか、自分が思うところから推測していくんですけど、
ドミニクさんとしてはソームズさんっていうソウルライターのすごい大事な方だった人が書いたんじゃないかっていうふうに考えていると。
その理由としては、こういうちょっとチャーミングなコメントをできる関係性であるっていうことだったりとか、
あと二人とも日本文化にすごい興味があって、そういう背景を踏まえるとソームズさんが書いたっていうことが納得できるよねっていうことを書かれて、
話されていたんですけど、自分がここにグッと来たポイントとしましては、このコメントが書かれたっていうのは、
ソウルライターがどういう人かっていうのを説明する上で、めちゃくちゃいい自己紹介だなって思ったんです。
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ソウルライターがどういう人かっていうのを説明するときに、いろんな表現ができると思っていて、
例えばこういう写真を撮る人とか、こういうことをしていた人みたいなふうに説明していくことで解像度を上げていくっていうことはできると思うんですけど、
それをこういう茶の本をもらっていて、しかもそこにお茶目なコメントが残されている人っていう、
そういうのを想像したときに、ソウルライターってこういう人だったんだろうなって。
例えば、お茶目なやりとりをするような関係性のすごい仲のいい人がいたんだっていうことだったりとか、
あとこの茶の本をもらえる、やりとりするっていう、なかなかハイコンテクストなやりとりを楽しんでいる二人であったっていうこととか、
そういうのがすごい想像できて。
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二人のやりとりに、見えないところでのやりとりっていうようなところにグッと来た感じだったんですか。
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そうですね。やっぱり、二人とも実は日本には来ていないですけど、日本にすごい興味があったっていうところだと思うんですけど、
それを二人とも、自分は実はソウルライターの方があまり詳しくないので、日本に来れなかった理由、
例えば、主義のようなものであったのか、時代背景的なものであったのか、そういうのはちょっとわからないんですけど、
ソウルライターについてのコメント
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少なくともそういう共通の楽しめる話題っていうのがきちんとあって、
それを本っていう形でやりとりしているっていうところが個人的にはすごい良いなという気がします。
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なるほど、確かにそこで。
恋人のソウムズさんっていう方は、そもそもファッションモデルだったらしくて、
ソウルライターがファッション誌の撮影をしている時におそらく知り合ったのかなって、
それから先はソウルライターのミューズとしてずっと一緒に過ごしてて、40年間ずっと一緒に過ごしてたらしいんですね。
へー。
狭い小さなニューヨークのイーストビリッジの部屋で、よく天窓の下に座って、コーヒーやワインを飲みながら一緒に絵を描いたり、
彼女の写真を撮ったりしてたっていうエピソードがあって、
そういうふうに創作でつながる、すごく濃密な関係性の穏やかで静かに暮らしてた2人なんだなっていう印象があって、
さっきのトミーさんのお話にもすごくイメージできるなって思った。
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確かに。
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ありがとうございます。
やりとりしてる本が茶の本っていう、結構精神的な部分も含んでいる本っていうのがまたいいですよね。
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いいですよね。
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すごい価値観が近いというか、そういうものをそういうところから感じられる気がします。
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この茶の湯の社員は誰の社員かっていうお話がミステリーっぽくありましたよね。
美術師家の方が筆跡をご覧になって、この筆跡はアンディ・ウォーフルのお母さんだねって言ったっていう話もありましたよね。
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すごい不思議な感じでしたよね。誰が描いたんだって。
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写真展の中に街角のスナップを撮って回ったコーナーの次に、いろんな方の肖像というかポートレートを撮ったコーナーがあって、
その中でいろいろな芸術家だったり、映画監督であったりの中にアンディ・ウォーフルの写真もあったんですよね。
ありましたありました。
アンディ・ウォーフルが写っているのは確か3種類あったんですけど、そのうちの一つがお母さんとアンディ・ウォーフルが2人で写っている写真があって。
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縦長にこう3枚みたいな写真が撮れたんですよね。
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お母様ともうソウルライターは近しい感じになったのかなっていう。
でからもしかしたらお母さんなんじゃないかっていう話もあったりして。
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ポートレートの写真で言うと、僕が印象的だったのはコータローキャンプの中でも話に出てきたバルセル・デュシャンが出てて、
僕はそれがすごく印象的で、顔が出てるわけでもなく背中姿というか背中から何か語るデュシャンがこれかみたいな。
デュシャンの写真自体は僕も本買って見たことがあったんですけど、こういう語り方もあるのかみたいな風にその写真展では思ったりしましたね。
写真の不完全性と鑑賞者の感覚
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スナップの中にもそういう後ろ姿の写真のスナップって結構ありましたよね。
アマさんっていうのかな、女性の教職の方たちが足早に歩いてる後ろ姿とか、メイドさんのエプロン姿の後ろから撮った写真とか。
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イベントでも言ってましたけど、意図的に隠されている不完全性みたいなところを表現している写真って結構多いなっていうのは、僕も改めて展示見て思っていて、
あえて隠しているのか、たまたま隠れているのかわからないんだけど、その中から例えば人物で言うと顔だけ写ってないとかね、体は写ってるんだけど顔だけ写ってない別のものが写っているっていう風な写真が意外とあったりとか、
影とか光って見えなかったりみたいなことは結構あって、それによって、いわゆる強い文脈と弱い文脈でいう、弱い文脈の受け手がその写真を完成させるというか、
不完全じゃないんでしょうけど、それはそれで完成されているのかもしれないけども、それによって受け手が作品に没入する感があったりするのかなっていうふうに僕も見ていたり思ったりはしましたね。
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私もなんかこの今日お話を機会をいただいて、ちょっとその岡倉天心の茶の湯のお話をちょっと調べてみようと思って、で、ちゃんと原点読んでないんですけど、フライヤーさんの要約があったので、ちょっと見てみました。
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フライヤー入らないとですね。
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そこに書いてあったのが、今まさにコートさんがおっしゃっていただいたようなことで、ちょっと読みますね。
美を見出すために美を隠し、表現することをはばかりつつほのめかすといった振る舞いこそが茶道の真髄である。これを理解する人が本当の茶人だと言える。
って書いてあって、これだって思って。
そういうことか。読まなきゃ。
ソウルライターはこれを読んでるから。
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影響を受けてるってそういうところからわかるってことですね。
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そうですよね。
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えー面白い。
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面白い。
特別な体験と創作
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なるほどねー。千秋さんは他に印象がグッときたところとかあったんですか。
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えーと、そうですね。私はもう、あの5人の中で、最も創作の権限という感じの汗吹真梨子さんのおっしゃったことがすごく刺さって、
今回のソウルライターのお話の以前に、サンディ・グジュベリの読書会をされたのかな。
その時に森岡さんが木真梨子さんに質問されたことがあって、その答えをソウルライター展のその時にお話をされてたんですけど、
それというのは、サンディ・グジュベリが、何ていうか、彼がその死因が飛行機事故で亡くなったっていうことは、
なんか皆さん多分ね、あの聞いてる方もいらっしゃると思うんですけど、
その何か彼の飛行機とドイツ空軍の抗戦記録が残ってたっていうお話があって、
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ありましたね。
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森岡さんがおっしゃったのは、創作する人っていうのは、創作のために普段できないような特別な体験をしたいと思うものなのだろうかっていうことをおっしゃってたんですよね。
サンディ・グジュベリが、より特別な体験をするために、ドイツ空軍と戦ってみようというような体験の方に向かっていったんじゃないかということで、そういうふうにおっしゃったと思うんですけど、
どうですか朝吹さんっていうふうに、前聞いたけどはぐらかされたので、今日聞きたいですっていうことでおっしゃってたんですよね。
朝吹さんがおっしゃったのは、新しい体験をしないと創作ができないということはないですっていうふうにおっしゃってて、
どこにも行かなくても、いくらでも自分の想像の世界とかまた本の世界とかで知らない体験をすることができるっていうふうにおっしゃってたんですよね。
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ソウルライターも全く同じで、私が写真を撮るのは自宅の周辺だ、神秘的なことはなじみ深い場所で起こる、何も世界の裏側まで行く必要はないのだっておっしゃってて、その言葉がソウルライター展の写真の中に展示してあったんですけど、
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朝吹真里子さんのおっしゃる特別な体験をしなくても、自分の想像の世界っていうのは、いくらでも自由で素晴らしいところに飛んでいけるというか、創作ってそういうことだなってちょっと思ったり、
ソウルライターと恋人のソウムズが日本に行ったことはないのに、私たちは日本を旅したって言葉を残していて、それに対しても、だからどこに行かなくても想像の世界で自由にいろいろ作ることができるって朝吹さんが思ってらっしゃるから、
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なんていうか、あながちその2人が言ってたことは冗談とか嘘じゃなくて、半分本当なんじゃないかっていうふうにおっしゃってて、それがなんかすごくうわーって感じりました。
今のそのくだりの中で言うと、僕の思っているアンシーンっていう、マダミンのソウルライターっていう本にもそのエピソードのくだりが一つあって、何の変哲のないものを映して、その中に特別な何かを見つけるのが好きなのですっていうことをソウルライターは言っているっていう。
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まさに弱い文脈じゃないですか。
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いやーほんとそうですよ。
すげーなーって。
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いやーほんとそうですよね。
コウタロー女子の私としては、そのお話を朝吹さんがされているときにコウタローさんがマリコさんの横顔をずっとじーっとすごく真顔で見つめてらっしゃって、
なんかソウルライターとソームズの関係性もそうだけど、すごく創作とか作るっていうことでつながってる。
そしてそのマリコさんをすごく尊敬して憧れているし、すごく大切に思ってらっしゃるんだろうなと思って、もう急運が止まりませんでした。
確かになー。
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そうですね。
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なんかその自分の、なんて言うんでしょう、経験。
ソウルライターと創作のリスペクト
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なんか知識とか経験っていうのを深掘りしていくと、なんか実際に体験したと勘違いしちゃうことがあるみたいなことを朝吹さんもおっしゃってて、
具体的に話してたのが、マティスのダンスっていう絵を大原理事たち館で見た記憶があると。
で、なんかすごい印象に残ってたから、過去に遡っていつの企画展だかを調べてもらったら、実はやってなかったみたいな話をされてたんです。
絶対あるよって言って、調べてはなかったみたいな話でしたね。
自分は朝吹さんがそこに気づいた後の解釈がやっぱりすごいなと思って、なんか普通、自分だったら間違ってたんだって思ったら、そのマティスを見たっていう記憶自体が間違っているものとして捉えちゃうと思うんですけど、そうじゃなくて、
それを確実に見た、体験がちゃんとある、実感としてある。だからそれはなかったかもしれないけど、真実なのだって考えられるっていう、
なんですかね、これも作ったものというか、自分が作った記憶という創作に対するリスペクトなのかなという気がしていて、
それぐらい強く信じられる、絶対権を持った経験っていうのは自分のものとしていいんだっていう、そこのスタンスは痺れましたね。
ここって、いわゆる唯識みたいな、一人一意識みたいな考え方で言うと、正しいのは自分の実感が全てだと思うので、
本当に信じられるんだったら、それを信じてもいいんですよね。
そういう、なんて言うんでしょう、記憶というか、作ったもの、経験したものっていうのを本当に信じられるくらいまですごい考えたっていうことがやっぱり自分にはあまりないというか、
あまりないですが、逆にやっぱりそれを信じられるっていうぐらいの朝吹さんの凄さをそこで感じました。
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あと、その前のくたりかもしれないけど、これって森岡さんが言ってたんじゃないかなって、ちょっとメモが怪しいから誰かが言ってたかメモってなかったんですけど、
ソウルライター自体内向的で、さっきも話に出た、あえて隠すみたいな話があったじゃないですか。
これをソウルライターは誰にふざけていたんだろうかみたいなことを、急というか質問として出して、
それ自体は実は誰にっていうのは目の前にいる人じゃなくて、時間を越えて受け取ってほしいみたいなところで、
時間を越えて繋がり合うことを想像してたのではないかみたいなことを話をしてたことがあって、
それが繋がることがすごく大切で、その経験というか、感覚こそすごいなみたいなことを僕も思ったりしたんですよね。
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誰に対して作っていたかっていうところで言うと、意見分かれてましたよね。
日常の風景をただただ切り取っていただけなんだっていう意見もあったと思いますし、
あとソームズさんに見せるために撮ってたんじゃないかっていう話もありましたし。
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あった。そうでしたね。大切な人のためにっていう。
ひょっとしたらN1の話かもしれませんよね。Nイコール1に向けてみたいな。
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ソウルライター展の中に2人が過ごした小さな部屋の展示があったじゃないですか。
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ありましたね。
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そこでずっと写真をスライドで写してるっていう展示が、そういうことをお話をいろいろ伺った後で、
私もう一回昨日か一昨日か展示を見に行ったんですけど、見るとグッときます。
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ソウルライター生誕100年なんですね。それを記念して今回企画されて、
皆さん8月23日まで渋谷のヒカリエ球会で開催しておりますので、
ぜひ僕らの話を聞いて興味を持たれた方は行ってみていただけたらなと思ったりしちゃったりしています。
これはぜひですね。
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ぜひですね。
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実際にさっきブックオブティーなんかも、フロア違いますけど紹介されてましたよね。
昨日と言ったら、
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なかった。
なかった。
なかった。
ソウルライターが持って、自分の所蔵をしていた日本の書っていうか浮世絵だったり、
日本の本っていうのが8階のフロアに展示してあったんですけど、
今もうちょっとそれはもう今なくなってました。
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ちゃんと足を運ばないといけないってことですね。
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そういうことですね。
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でもあの当日は、
ソウルライターをイメージしたどら焼きを皆さん配られて、
それもすごく素敵でしたよね。
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イベント参加者にお土産ですって言って、
皆さんの一人一つずつ配っていただいたんですよね。
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ソウルライターがコーヒーが好きだったからコーヒー&どら焼きでしたよね。
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そうでしたね。
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ほろ苦い。
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よろしくいただきました。
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ということで、
もうすでにこれだけでも30分過ぎてしまいましたけども、
言いたいことがあれば、
何か他にも印象に残ったことがあれば、
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2人一言ずつ。
そしたら、
今回発行文学研究会で、
初めてのイベントだったんですけど、
自分としては、
この発行文学研究会のイベント自体が初めてだったっていうところが、
結構面白かったなと思っていて、
この会自体の発行を取得は2020年の2月らしいんですね。
なので3年ぐらい、
その5人だけでずっとやっていたものを、
ついに世の中に出す時が来た。
その初めてに立ち会えたっていうところ、
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そういうこと?
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なんです、本当に。
自分としては、
もっと早く見たかったなって思う一方で、
どこか早いタイミングで、
こういう開かれた会にしちゃったら、
ソール・ライターを料理に例える
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この5人の良さっていうのは、
こんなに出てこなかったんじゃないかっていうのを思いました。
ドミネクさんも確かおっしゃってたんですけど、
クローズドにして、
自分たちのやり方みたいなのを、
作ってから世の中に出すことができた、
っていうふうに言っていて、
オクラヒラクさんかな、
終わった後のTwitterかなんかのコメントで、
いつも通り好き勝手喋っちゃったけど、
これって楽しかったのかなみたいなことを、
つぶやかれてたんですね。
我々からしたら、
もうめちゃくちゃ面白かったじゃないですか。
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面白かったです。
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ソウルライターという題材を、
5種類のすごい贅沢な料理にして、
食べさせてくれたみたいな。
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すごい良いこと言うドミさん。
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いやいや、
本当に良いものを、
ごちそうさまでしたとしか言いようがない感じなんですけど、
やっぱそこは5人が、
それぞれの我流の技を、
自由に使うわっていうのが、
今まであったから、
それを世に出した時に、
面白くなったっていうことなのかなっていう気がしていて、
つまり、
関世界を閉じるっていうのも、
結構大事なのかなって。
これドミニクさんも関わられている、
情報関世界っていう本の中に、
えっと、
4つかな、
4つに章が分かれていて、
一番最初の本を、
伊藤浅さん、美学者の伊藤浅さんが書かれてるんですけど、
まず、関世界を閉じようって書いてるんですよ。
そこで一旦閉じる。
で、それを作ってから、
ドミニクさんの章に移って、
じゃあ分かり合おうというか、
繋げるんだ、どうしたらいいかみたいな、
こう展開していくんですけど、
やっぱその一番最初に閉じておく、
自分たちらしさを作っておくっていうのを、
我々から見たら、
すごいハイレベルな5人ですらも必要なんだなっていうのを、
改めて感じたっていうのが、
自分の思ったところです。
えー、すげー。
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ありがとうございます。
しあきさんは、
言い残したことは。
言い残したことは。
写真と絵画のアプローチの違い
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ユニゴンみたいな。
その写真展についてなんですけど、
絵画も描いてらっしゃるので、
絵もすごく色使いが美しくて、
いくつもの柔らかい色を組み合わせた、
すごく綺麗な絵だったり、
でもソウルライターは、
写真をやっていたから、
絵がそこまで上手ではないし、
絵だけやってたら、
写真は撮れなかったっていう風に言ってて、
写真と絵画のアプローチの違いっていうのも、
言語化して残してらっしゃるんですよね。
写真っていうのは、
その瞬間を切り取って、
絵っていうのはゼロから生み出すものっていう風に、
創作でもスタンスとか、
似たような表現方法に見えるけど、
絵と写真の生み出し方の違いというか、
そういったことも面白かったし、
ネットで調べると、
ソウルライターの主曲の名言集とかってあって、
残した言葉たちも、
今の私たちにグッとくるような、
素晴らしい言葉たちなので、
もしソウルライター展に行かれる前に、
チラッと覗いてから行かれると、
より楽しいかなと思います。
おー、もう素晴らしい宣伝ですね。
素晴らしい。
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1円ももらってないけど、
もう一回行こうよ。
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もう一回行こう、もう一回行こう。
確かにそうですね。
本当にそうなんだよな。
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やっぱり写真と絵をやられてるからこそ、
みたいなところがありますよね、きっと。
僕らには分からない世界かもしれませんけど。
我々も、でも、
阿波県で何か作るってことにチャレンジしていて、
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自分の格好良い分野じゃないことや、
新しい何かにチャレンジしてみようみたいな、
すごく小さいことだけど、
やってみようっていうふうにしてるから、
わりと響くというか、つながる気もするし、
そういう視点を得ることができた気がしてます。
そうですね。
本当に素晴らしいですね。
本当に素晴らしいですね。
本当に素晴らしいですね。
たしかに。
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最後、しっかりと阿波県につないでいただいたということで。
さすがですね。
さすがちやきさん。
でも本当に、
今まで作っちゃいけないよ、みたいなところを阿波県では、
いいよ、みたいなふうに許しを得た、みたいなところがありますからね。
それと同じようなところがあるかもしれないですね。
なるほど。
今日はこんな感じで、
終わりでいいですか?
はい。
ありがとうございます。
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またこんな感じのシリーズをやりたいと思いますので、
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よろしくお願いします。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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ありがとうございました。