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2024-07-16 19:11

Vol.77「美しさとは❸たかさんとMasato語る回」康太郎雑技団チャンネル

今回も前回の続き。たかさんとMasaと美しさについて語る。それぞれの経験をなぞりながら語り合う回です。チャンネル初。ホストのCOTAが天候の関係で娘を迎えにいき不在となります!たかさん、Masaすみませんでした!

サマリー

高さんと正さんは、美しいものを捉えることや写真の美しさについて語っています。デジタルとアナログの違いや再現性のありなしによる儚さの価値にも触れています。デジタルの世界でも儚さや感動を求めていると感じながら、美しさにはさまざまな要素があると話されています。

美しいものの捉え方
康太郎雑技団チャンネル始まりました。今回も、たかさんとまさで前回の続きになります。
最後、康太はどこかへ行ってしまいまーす。
すごいなぁ、描くことにも素振りかぁ。
うん、ちょっとびっくりしたもんね。
もしかしたら、美しいものを捉えるとか、
美しいものって流れているのかもしれないですね。
いやぁ、ちょっと今のたかさんの一言で僕は思い出したのは、
写真とか映像とかって、やっぱデジタルよりもアナログの方が美しく感じるはずだと思ってるんですね、僕。
デジタルって結局点の集合でしかないから、どんだけ精細なものであっても、どこまで行っても点だけど、
アナログっていうか、実際こうやって見てる世界は全部波なんで、光線だから。
だから切れてない。だからリアルで見た方が間違いなく美しく感じるだろうなって僕は思うのは、
よくデジタルでももう精緻すぎて、人間の目には差はわからないとか言われるけど、
けどやっぱりリアルの方が満足するんじゃないかなと思うのは、
やっぱりその波、何の情報も失われてないし、もちろん色んなチャンネルが一気に来るからってのもあると思うんですよね。
視野、見ることの波もそうだし、音も一気に波で来るしっていう、
この複数のチャンネルで波が来るっていうのが美しさを保管させる要因の一つかもしれないけど、
ドットなのか、点なのか波なのかっていうのが大いにある気がして。
太田さん家にシルバープリントの写真あるんですか?
そうなんですよ。
投稿で見たんですけど。
そうなんですよ。
小林さんっていういつも家に撮ってくれる人の作品なんですけれど、
通常写真は紙に銀円を乗っけて写真を作るじゃないですか。
その人は埼玉の和紙を使って、そこに銀じゃなくてプラチナを使って、
乗っけていくっていう感じなんですよね。
写真って色を合わせるみたいな言葉があるみたいな感じで、
日が経つと薄れていったりするじゃないですか。
その作品はどんだけ日に当てても色が変わらないし、変わっていくことはないっていう作品なんですよ。
そういう作品で。
で、その人はコンセプトは矢をよろずの紙がコンセプトで、
自然のバックグラウンドがあって。
だから一枚として同じものはないんですよね。
和紙の形が違うから、気風が違うから、
同じものでもちょっと凹凸感で違うし、見え方も違うし、見る角度によっても違うし。
完全にデジタルとは、デジタルの写真を扱う人なんですけど、
それは何だっけ、エイト倍転でみたいな感じで、
ガッシャッみたいな感じで撮るっていう作品。
で、日本では、
もう、あんまり営業を展開するのはやめようかなって言って、
今ちょうどアメリカに行ってますし、ヨーロッパですごく受けていたりとかしてましたね。
写真もこう、もちろん何をどういうコンセプトで撮ったかっていうこと自体は、
楽しめたりしてるところはめちゃくちゃあると思ってるんですけど、
やっぱりその、プリントされたもの、作品っていうものを見ると、
なんかこう、じわーっとくるものが違うような気がするというか、
なんかそういうことはよく思わされたりするなぁとは思いますね。
なんか、昔はそんなことないと思ってたんですけど、
最近こう、写るんですが、コンビニでも写ったりするじゃないですか。
確かに。
えー、そうなんだ。懐かしいな。
懐かしいでしょ。
あれがまた、2、3年前にブームになって戻ってきていて、
えー。
パシャって撮って、パシャって撮るじゃないですか。
まあまあまあ、パシャってどこでもいいんだけど。
ガリガリガリ、ガリガリガリって回しながらパシャって撮って、
で、写真屋さんに持ってって、それこそパーフェクト・デイズの世界の話だけど、
こう、下手したら、まあ今1時間くらい待つけど、
撮った後に、全部、全部撮った後に写真屋さんに持ってくから、
時間が経った後にこう、現像化されてくる。
で、現像されてきた写真を見ると、
なんかピントがボケボケで、みたいな写真が出た時も、
昔はなんか、あ、失敗しちゃったぐらいで終わってたんだけど、
今はなんか、なんでこうなったんだっけみたいな、
そこにこう、なんか不自由さの美しさみたいなものを感じたりする時ありますよね。
感じますね。
うん。
デジタルとアナログの違い
なんか、不自由さもそうだし、なんだろう、やっぱり写真って、
最近アラーキーの、その、写真を撮り出した話を動画で色々見てたんですけど、
すごくこう、彼は自分の家族を撮るっていうことで、
写真って言い出して、
もともと広告代理店のカメラマンだったんだけど、
カメラマンとしているときにそのコンセプトを持ってやられてて、
それって全部、昔、僕が大学生ぐらいの時見てた時に、
なんか切ないなーってずっと思ってたんですよね。
奥様が亡くなった前の旅の写真と亡くなった時の写真とかを撮ったりとか、
なんか、死とすごく隣り合わせの写真すぎるってすごく思ってて、
写真に収めるっていうのは儚いもので、
なるべく永遠に近づけたいみたいなものがありそうだなと思ってて、最近。
花を撮るって、なんで花撮るねんってすごい思ってたことあったんですけど、
花って美しいっていう時ってすごく短いし、
特に雨上がりの花とか葉っぱとかって、
もうその時しかないみたいなやつがあったりしてて、
儚いなと思ってて。
その儚いものを収める行為っていうのは、
なんとなくみんな、スマホのカメラじゃないのかもって思ってるんでしょうね。
儚さが消えるというか、なんでしょう。
同じなんですけどね、カメラ向けてる動機は。
なんだけど、よりその一瞬を捉えた感。
2枚複製するみたいな。
編集複製するみたいなのが余裕でできて、
3枚、4枚、5枚、そういうんじゃないっていう。
その、プリントしたものは、もちろん根があるんだけれども、
プリントは1枚であるみたいな話。
とかの、儚さというか美しさみたいなものに
惹かれてるのかもしれないなと、今初めて思いました、聞いてて。
それに気づいたのかもしれないですね。
なんかあの、テクノロジーの発達で、
その昔はだからパシャパシャってゴリゴリゴリパシャで撮ってて、
たまにうまく撮れなかったのが、
もう今、スマートフォンのカメラが美しすぎて、
かなり正確に撮れるし、再現性がもうほぼ間違いないものになってきた時に、
あれでも、これって儚さないな、みたいなことが生じてるのかもしれず、
だから逆戻りするというか、
まあなんだろう、こう、再現性が完全に保証されていることを1として、
儚い、完全に儚い状態を0とすると、
この間をこう、なんだろう、
真ん中に行こうとしている動きがあるのかもしれないって。
なんか僕、さっき甲田さんが言ってた自由さと不自由さっていう表現を聞くときに、
同じことを違う切り口で言うなら、再現性のありやなしやだと思ったんですよね。
うんうんうん。
完全に再現できちゃうかそうじゃないか。
うん。
で、なんかその再現できるというか、
できちゃうかそうじゃないか。
うん。
で、なんかその再現できないことにも、なんかこう、人間の美しさを感じるのかもしれず、
それがだからその儚さということなのかもしれないけど、
再現できないこと。
あー、それはあるかもしれない。
その一瞬、一瞬の、その今の瞬間みたいなのは、
うん。
本当再現性がないし、だからこそみたいな。
うん。
そういうのはあるかも。
ありそう。だからなんか、デジタルかアナログかって言うけど、
アナログの中には、その再現性のなしっていうことというか、
そこにしかないっていうことの儚さの価値というか、
美しさみたいなものに惹かれている。
うん。
だから、パーフェクト・デイズの人はフィルムカメラで撮っているんです。
あれ、iPhoneで撮ってたら意味ないんですね、きっと。
意味変わっちゃうんですね、きっとね。
デジタルの世界と美しさ
ここだけ違うぞ、話がみたいになっちゃう。
確かに。
いや、多分デジタルの世界でも僕、なんか同じ動きある気がしてて、
ちょっと前までドラッグホップで、例えばインスタがめちゃくちゃ流行っていましたと。
で、インスタってむちゃくちゃフィルターもあるし、もちろん素音準備をして撮影もできるから、
だからスマホで撮る用の電気が、ライトが売れたりとかしたけど、
今も流行ってるんだっけ、ちょっと前のBリアルっていうアプリができて、
もう時間制限がありますみたいな。
ちょっと前だったらスナップチャットとかもそうだったと思うんですけど、
そういったリエちゃうみたいな。
漏れないみたいなね、Bリアルなんかは。
デジタルの中でさえもその儚さを求める動きは一定見えるなって、今話聞きながら思いました。
どっかからフィルムカメラみたいに写真に日付入れるやつ出ましたよね。
iPhoneで撮るんだけど、写真の右下かなんかに日付、2024年6月2日とか。
そうなんだ。
やつができて、この日っていうものを埋め込みたいっていう。
デジタルなものだけどって。
なんかあれはすごく印象的だったなと思ってて。
なるほど。
今いないんだって言いたいんだろうなって、そう思ってたんですよ、そこは。
そこはなんでしょう。
面白い。
儚い一瞬を切り取ったんだよっていうことが、日付には隠されてる気がするんだ。
そういう意味だと、美しさの話でいくといろいろと多分できちゃうんだろうけど、
僕らが今感じてるのは感動とか儚さみたいなのを求めてるのかもしれないですね。
そうなんだろう。
そうですね。感動の方はそうですね。
圧倒的な自然の存在だったりとか。
感動に結びついてる美しさもあれば。
僕がたぶん中盤ぐらいで言った知恵とか歴史とかにも美しさのようなものを感じるって言った方は結構結晶度の強さみたいなものにも美しさを感じる。
これはちょっと感動じゃないんだよな。
言葉の美しさだけ。一言で端的に表したときにすごいって思えるものとか。
なんかコントロール。
僕らもそうなんですけど。
そうですよね。日曜日とかコントロールできるって話もあったけど、その領域における宣伝されたとか研磨されたものっていうのの美しさみたいなのはすごいありそう。
まさに宣伝だ。宣伝されたものに美しさを感じてるんだ。
宣伝されたものの美しさで言うと、一行のBluetoothのやつじゃないけど、やっぱ俳句?
ルームで僕の大学の友達とかもすごく今ハマってて、NHKのやつに投稿して取り上げられたとか言って投稿をすごいたくさんしてるんですけど、
あと番組でもブレバトっていうやつで俳句の番組コーナーあって、やっぱり盛り上がってるなと思いながら、その先生の解説を聞いてると、
短い言葉の中に映像を浮かび上がらせることが大事っていうのをすごい言ってて、
場面が一番初めの575の5で何々っていう手元にフォーカスをして、その後カメラがパンして次の7で全体の風景が分かります。
最後にその人が何を思ったかを入れてますね、みたいなことを解説してて、
そうこんなことがこれだけの文字数でできるの?みたいな、なんかこれってすごくさっきの話で言うと洗練された文字の扱いなのかなって思ったけど、
コウホータさんはいなかった。レコーディングが続いてる。
コウホータさんが。
むすめんさんの帰りとか。
そうそう。
アイクなんかまさに、アイクは言葉を操っていると思うんですけど、言葉の結晶度の高さと、
でもそれを表現しようとするものは、例えば、自然の圧倒的な美しさだったりとか、
そうですね。
人間関係の、人間関係の美しさがあるんだよな、多分。
特に和歌とかそうだと思うけど、それこそ今大河ドラマでやってる源氏物語のようなものとか。
なんかね、情緒的な美しさっていう領域があるなぁとは思ってたんですけど。
そうだ、情緒だ。
人の優しさを感じた行為とか、なんか文章とかで美しいと思ったりするっていうのはなんかあるなぁと思ってて。
なんかなんだろう、情緒的な美しさなのかなぁみたいな。
確かに。
そうか、だから感動にいろいろあるってことだな。
うん。
人と自然の美しさ
人から出て生まれてくる、人が洗練させた美しさと、自然にある美しさと。
人と自然ってこんな簡単に対立概念みたいなの持ってきていいのかなぁと思いながら。
そう、僕はそれも多分捉え方がいろいろある気がしてて、あくまでも人間は自然の中の一部なのであるっていう風に考えている前提での捉え方もあれば、多分対立構造として捉えているものもある気がして。
なんか冒頭にタカさんが言ってた、ゴーさんが言われてるような天然住宅って多分、自然の中に人間がいるよねっていう、ある種そこに従属関係を感じていると思うんだけど、一方で対立じゃないけど、戦いに行ってるようなものも多分あって。
捉え方によって生まれるものが変わってくる気がしました。
どっちが上下とか、どっちが支配関係にあるとかっていうよりも、やっぱり人から見たっていう話と、人が受け取ったっていう話の2つでしかないのかな、もしかしたらってちょっと言いながら思いました。そのBBについては。
この辺でレコーディングを終わりにしましょうか。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
19:11

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