東京は東中野にあるCRAFT BEER BAR PODCAST STUDIO、雑談からライブでお届けするトークイベント、SPOTLIGHT。SPOTLIGHTでは、雑談がお勧めする今聴くべきポッドキャストについて深掘りお届けします。
ということで、今回もこの方にお越しいただいております。
シリアルリスナーのTAKANAと申します。
シリアルリスナー。
今日、それでいこうかな。
いいですね。
シリアルリスナーとシリアルポッドリスナー、迷ったんですけど、一応シリアルリスナーで。
いいと思います。
じゃあ、今日もTAKANAさんにお勧めポッドキャストエピソードを選んでいただいております。
一つ目のポッドキャスト。
日本語上手ですね。
with ミッキー&ネルソンから、タイトルを変えたい放題。放題問題の回。
2022年9月28日。
と、フォーリナーフレンドリーwithマットvsジャパン。
2024年4月28日のエピソードなんですが、
こちらは国内外のニュースを国内視点で、最新の海外エンタメ情報、解説が聞ける、
ネルソンとミッキーによるバイカルチャー社会&エンタメポッドキャストですが、
こちらはどのような番組なんでしょう。
そうですね、こちらは主にコンテンツとしては、
映画とか海外ドラマを語るシリーズと、あとテック系と、あとジジ。
この3つプラス、フォーリナーフレンドリーというシリーズがあって、
そちらは海外出身の方で日本に暮らしている方の同行をゲストに呼んで、
そういう視点で何かを語っていくようなシリーズになっていて、
この4本柱が基本メインの番組ですね。
なんか英語系ポッドキャストかと思っちゃうかもしれないんですけど、
こちらはネルソンさんとミッキーさんによる日本語で伝えるカルチャーポッドキャストって感じだよね。
そうですね。このタイトル自体も若干皮肉みたいなのが込められていて、
よく日本語上手ですねって込められてるんだけど、
実際それは若干馬鹿にされてるんじゃないかみたいなことを2人感じてらっしゃって、
特にミッキーさんの方はハーフでアメリカ育ちではあるんですけど、
そのお母様の方が日本人の方で、家では日本語を喋られていて、
お父様の方が家では英語を喋られていて、
両方ともお互いの言語をあまり喋れないという家庭関係で育っていて、
その影響もあって英語も日本語もめちゃくちゃナチュラルに話せる方。
実際ネルソンさんもミッキーさんも日本でいろんな活動されていて、
例えばネルソンさんとかは最近はアベマプライムとかに出演されていて、
日本語勉強コミュニティに向けたチャンネルっていう傾向があるみたいなんだけど、
海外の日本語を勉強するコミュニティって、
そういえば日本人でこうやって暮らしていると、
ほぼ意識しないコミュニティだから、
やっぱこういう人たちが中心になって、
世界中の人たちに広めてってるんだろうなっていうのは感じるよね。
初、すごいロジカルにやってるっていう驚き。
日本人が聞いてもびっくりするっていうね。
ピッチアクセントの話をすごくされていて、
ピッチアクセントっていう言葉自体があんまり聞きなじみはないんですけど、
主に日本の標準語、東京弁みたいなものは4つのパターンからあっている。
中々音みたいな、
なんとか聞いたことあるようなないような言葉があって、
一応そういう発音の辞書みたいなのもあるらしいんですけど、
でもその発音辞書みたいなものには関西弁は載ってないと。
だから自分は自分の裸でマスターするんだみたいな。
最初に言ってたのが東京じゃなくて、
まず最初に大阪に行って大阪の外語大学に入られるんですけど、
その標準語はパターンが4つあるんだけども、
関西弁は8つあると。
それを、自分は関西弁をマスターしたいみたいなこともおっしゃっていて、
このすごいロジカルに探求していく姿勢がめちゃくちゃすごいなと思って。
僕らのような母語話者って、
自分たちの話してる言葉やアクセントっていうものを文法だったりとか、
ピッチアクセントみたいな感覚で感じてないから、
それは改めて外の目から解析して体系化してるのを聞くと、
なんか本当日本人なんだけどもすごい新鮮っていうね。
それから印象に残ったのがミッキーさんがそのリアクションとして、
確かに言われてみると、
ツンの時に喉が開いてるよねって言ってました。
何それみたいな。
びっくりだよね。母語話者がびっくりだよね。
実際にネルソンさんもミッキーさんもめっちゃ日本語上手で、
それこそ日本でガンガン活動されてるぐらいの日本語話者なんだけれども、
彼らもリスペクトしてる感じを、
言葉の橋橋にすごい感じるよね、この人の。
そうですね。
ミッキーさんもネルソンさんも、もともとはお二人の出会いが、
NHKの英語学習講座みたいな番組で知り合ったというのもあって、
多分そういう言語とか学習みたいなのは、
割と関心とかミソとかかなりあるお二人だと思うんで、
そういう目線からマツさんに深掘りしていくっていう、
もう番組というか、この会話めちゃくちゃ良かったですね。
良かったですね。
初めてこの日本語上手を聞き始めるんだったら、
確かに今回高名くんが選んでくれた、
この二つのエピソードから聞き始めるのは本当にお勧めかなと思うので、
特に今回のこのマットvsジャパンの回なんかはね、
驚きの連続みたいなね。
あと他のホールナリー・フレンドリーの回で、
似たニュアンス言うと勝家都心のカルマラジオとかも結構お勧めですね。
割とカタリ的にはふだっさんに近いかなと思うので。
確かに確かに。
なんかこの辺のいわゆるサイエンス系のポッドキャストもね、
本当に豊富。
ジャンル的に豊かだなと思うし、
あとこのタイトル、
番組名ではリサーチャット.fmっていう、
.fm文化みたいなものを最初に作り上げたのがリビルドだったりするとこもあって、
ただしさんも実際自分でも言われてるんですけど、
この英語のタイトルのスタイルってリビルドをオマージュしてるって言ってるので、
さっきの僕の言ったカッコいい、
ポッドキャスト的なカッコよさってリビルドから継承されているこのカッコいいスタイルもあったりするので、
その辺もちょっとしたこぼれ話として覚えておいてもらえると。
リビルド系は結構多い。
リプリカンとかfmとかもそうですし、
あとin our lifeっていうのも割とそっち系というか、
割とそのベースがもうパッと見でリビルド系というか家系みたいな感じですごい。
実際僕もポッドキャストアワードでちゃんとカバーしきれなかった価値っていうのが、
そのリビルドさんが生み出した系譜っていうのがあって、
それは今も脈々と受け継がれている、
日本のポッドキャスト史の中に1個ある流れだよね。
濃厚なので2時間とかいっぱいあるので、
濃厚な分なかなか広がりにくい側面もあるのかなと思いつつ。
この2、3時間の尺のテック系だったりサイエンス系っていうのは、
ほぼこの流れから来ているものですよっていう。
あとコミュニティの作り方とかマニタイズの仕方のスタイルとかも、
やっぱりリビルドさんたちが開拓していった流れっていうのが継承されているし、
その辺もぜひいつかそういうのが詳しい人に解説してほしいよね。
あとやっぱりすごいのが、皆さんリビルドに対するリスペクトがすごいっていう。
本当にすごいです。
しかも軽い、軽いというか、
ウェットにならないリスペクトを皆さん表明されていて、
そういうとこもかっこいいなと思う。
ちょっとアート系によったりすると、
なんか都定性だったりとか、ウェットなとか先輩後輩みたいな、
そういう空気って出るもんだけども、
このジャンルの人たちのこの軽やかなリスペクトの捧げ方とかもすごいかっこいいよね。
いやーめちゃくちゃいいです。
ちょっと僕もリサーチャットに関してはすごく語りたいことの多い人なので、
いい機会を与えてくれてありがとうございます。
なんかパッと見で理系みたいなのにあんまり距離感感じる人も、
ぜひ一回聞いてみていただけるとって感じですね。
概要欄はすごく細かく書いているポッドキャストなので、