でもさ、今日ね、すげえこの話できるなと思ったのが、
都知事選っていう話もしてたからちょっと選挙にくっつけるんだけど、
現状リベラルとかって、僕ら的な生き方にはすごく相性のいい、
あるパーティーではあるんだけど、
僕がどうしてもリベラル側に、
ちゃんと軸足を置いてるって宣言したくない気持ちっていうのが一個あって、
それがさっきの社会規範と逸脱の部分があって、
野党って、与党がいないと動けない人多くね、みたいな。
結局そういう批判もあって、今回票落としたりとかしてるみたいな、
自分たちで自由をクリエイトするっていう力によって結束したんじゃなくて、
さっきの学校の話に戻すと、文句を言いたい先生や、
拘束っていうものがあって光る存在みたいな、
そこの受け皿になってるみたいな印象をあまりにも多く受けてると、
そこのバッジ、僕は付けたくないなって気持ちが起きちゃう。
みたいなのが結構近いよね。
それはおっしゃる通りだなと思って、
おっしゃる通りっていうか、僕今回の都知事選の結果が出るまで、
全くそれを理解していなかった。
っていうのは、僕にとって左派的であることとかリベラルであることっていうのは、
まさに自由な社会っていうのを作り出すための
政治的立ち位置に他ならなかったからで、
保守系の人たちが言う、彼らは批判ばっかりだという批判の意味が全くわからなかったんだけれども、
でも確かにそうなのかもしれないって今回すっごく思ったんですよね。
だから、僕が本当に何かを成したい、何か身のある行動を取りたいと思った時に、
どっちを仲間につけたいかっていう気持ちを正直に考えると、
今そっちの色がついている人たちと組むと心もとないなっていう気分になっちゃう。
自由を勝ち取るでもいいし、別にわがままを実行するでもなんでもいいんだけど、
どっちの人と実行力のある動きを取れるのかっていうことがやっぱり見ちゃうよなって。
これは政治的な総括話じゃなくて、さっきの学校の話に紐付けた比喩なんだけど。
だからその平凡と非凡って、僕はどちらが善でどちらが悪じゃなくって、
自分のポジションとして保守とリベラルと同じく、自分は平凡か非凡、どちらを望むのかっていうことって、
ある意味、室さんの前回の言い方だと引き受ける。平凡を引き受けた存在なのか、
でも、自由な意思を持った主体っていうものがそれでも公共性を保とうとすると、徳を持つしかねえんだなって思ったんですよ。
もうなんかね、いきなり日に近づいたよそれ。
もうかなりそれ、かなりそれなんですよ。
ちょっともっとさ、そこを具体性を帯びさせていこうよ。
でも本当それだと思ってて。
だから会社組織の中で自立分散ということと売上の維持っていうものを両立させようと思うと、
その両立する感覚っていうのを個人個人のメンバーが持たざるを得ないんですよね。
で、それを持ったメンバーっていうのは徳がある振る舞いができるはずなんですよ。
あなたの主体性も維持するんだけれども、我々は売上も大事だよねっていう話をすべてのメンバーとできるようになるわけで、
そうするとその点においてどんなに政治的なものとか過去の意向とかがあっても、
その徳のポイントでアラインできるはずなんですよね。
例えばだけど、個人で自立できた人がチームにおいて徳を積むっていうことが、
要はウィンウィンになってきたって話だと思うんだけど、
それの例でいくと、かつては本当に成功した人っていう例がわかりやすくて、
その人って本当に成功してしまったからこそ、彼らの行動原理の中に寄付をするとか、
そういう徳の積み方っていうことはしょうがなくやってるんじゃなくて、
彼らにとっても良きこととして寄付という形の福祉活動をやることになっちゃうんですか。
ああいうものが民主化されてきてるんじゃないかなと思っていて、
なぜなら全体的な生活、マズロー的な意味でいくと、
生命の危機みたいなものっていうのの起きにくさっていう意味でいったら、
ずいぶんボトムアップしたからこそ、
人がそういう貴族のような個人にそれぞれになってきていて、
個人はそれぞれ尊き民として何かのプロジェクトに関わる。
そこでの自分に対する損得、損得っていう意味での得って、
結局今の得を積むの方の得になる。
僕よく言う言い方だと、マーケティング的な思考からブランディング的な思考に
人ってならざらを得なくなった時って得を積むんですよ。
だから今個人がマーケティングをやってた時代がモダンだとしたら、
ポストモダンはブランディングをしていく時代になった。
だから得を積むっていうことが正しいんじゃないかっていうところに
品のキーワードがあるんじゃないかな。
そうなんですよ。
だから新自由主義的な倫理によって自己利益を追求してる人って
品がないから、得がない、公共の感覚がないので、
支持されなくなっていくんだろうなと。
そういう人と働きたい人もいなくなっていくし、
そういう人の作った製品を買いたい人もいなくなっていくし、